塗替え道場の小林です。ブログの更新頻度急上昇中です!
今回は外壁を塗装する時に必要な注意箇所について書かせていただこうと思います。
まずは何と言っても
- 塗料を何を使用するかではないでしょうか?
- 塗料を何缶使ってくれるか?
- 付帯部の塗料は何を使用するか?
- シーリング(コーキング)はしっかりとしてくれるか?
- 屋根の塗装でどのような塗料を使用してくれるか?
すぐに思いつくのはこれくらいですがどれも書き出すと長文になりますので今回は
塗料を何を使用するかではないでしょうか?
について書かせていただきます。
まず塗料をどんなものを使用するかは結構重要です。みなさんももちろん塗料については注意していると思いますが
みなさんが知っているのは
「ウレタン」「シリコン」「フッソ」などの塗料名ではないでしょうか?
このような塗料について聞いたことがあると思いますが、案外知らないのが
塗料には大きく分けて
水性塗料や油性塗料
があります。この二つで塗料の性質が大きく変わってきます。
水性塗料と油性塗料の大きな違いは書いて字の通り、水性と油性の違いです。
絵の具でも水性と油性がありますよね。最近ではサインペンなども水性サインペンなども増えてきたと思いまが基本的に水性塗料とは施工側が便利な塗料です。
水性塗料は塗料が飛んだ時だのにすぐに取れるのはもちろんですが、なかなか乾かない、保存が効く。匂いが出ない。などの特徴があります。
また塗料には
1液性塗料と2液性塗料
などがありますが書いたとおり塗料を1液で現場で封を切ったらそのまま使えるものと現場で二つの塗料を(詳しく書くと主剤と硬化剤)現場でかき混ぜて使うものがあります。
「水性だからダメ油性だからいい」「1液だからダメ2液だからいい」
とは一概に言えませんが通常は油性の方が耐久力があり2液の方が耐久力があります。
このように書くと塗料メーカーからぶつぶつ言われそうで正直怖いですがあくまでも一般論です。
またシリコン一つを取っても一つの塗料メーカーからたくさんのシリコン塗料が出ていますが、どこのメーカーも水性、油性、1液、2液を出しています。また同じ1液の水性シリコンのなかでも何種類もあるのが現状です。
SK化研さんでも水性シリコンの中に、
-
「水性セラミシリコン」
-
「プレミアムシリコン」
-
「水性コンポシリコン」
-
「水性セラタイトSi」
などあります。ここには書きませんがまだまだSK化研の水性シリコンだけでもたくさんあります。
また塗料について大きな落とし穴があります。それは塗料メーカについてです。これ結構重要だか「赤」使っちゃいます!!
塗料メーカーは本当にたくさんあります。
わたし達が見積りをさせていただくと本当にたくさんの塗料の見積りが出ていますが正直どこも同じような塗料を開発しているので余り商品に違いは無いと思うのですが、
明らかに!見積り対策用塗料というものがたくさん世の中に出回っています!
まずは自社開発塗料です。
自社開発塗料と名乗ってたくさんの塗料が世の中に出回っていますが、正直私の会社にもたくさんの塗料メーカーから営業が来たので私が思う自社開発塗料の大半は糞以下だと思います!
なぜなら自社開発塗料の販売は塗装会社に取って大きな2つのメリットがあります。
まず一つは
お客様が何社か見積りを取っても塗料が同じになるリスクがありません。
そして2番目に
協力業者に塗料まで含めて請負をさせるような訪問販売系の塗装会社は自社開発塗料なのでその塗料を施工業者に売りつけることが出来ます。
この二つのメリットは私が塗装会社を営んでいるので真剣にいままで何度も悩むぐらい塗装会社にとってメリットが大きいです。
大小はあるにしろ1万円の塗料を平気で何倍にも価値のある塗料に変更させることができるのです。
例えば1万5千円ほどするシリコンがあったとします。
仮に『普通の水性シリコン』という名前だとします。
しかしこの塗料を私たち塗り替え道場だったら『スーパー無敵シリコン塗り替え道場プレミアム』などと名前をつけて見積りが出したらみなさんどう思いますか?
他の会社は
『普通のシリコン塗料』
塗り替え道場は
『スーパー無敵シリコン塗り替え道場プレミアム』
です。同じ見積りの値段なら結果は歴然です。
しかも!
さらに協力業者に法外な値段で塗料込みの値段で工事を以来していたらどうなるでしょうか?
結果は見えています。
また自社開発とは違いこんな問題もあります。
ここ数年増えてきたのが
会員制や登録制でないと塗料が買えない塗料です。
塗料メーカーも1流から3流までたくさんありますが、つまり私たちが明日買いたいというと登録してください。と言われる塗料です。
このような塗料は塗料メーカーの戦略だと思います。
なぜかというとやはり自社開発塗料と同じで見積りで他社が出してくるリスクが少ないから小さな塗装会社さんがこぞってこのようなところに会員になってこのような塗料を使用します。
私が知っている限りほとんどこのような制度を引いているところに素晴らしい塗料会社はないと思います。
私の頭が悪いだけなのかもしれませんが
このような制度を塗料メーカーが作る理由は
そうしないと塗装の施工店が塗料を買ってくれないなんらかの理由がある
と思うのです。
塗装の施工店がメリットがないとないと買わないのは当たり前です。
しかしその理由は塗料の性能が高のではなく、
私は相見積もり対策としか考えられません。
こんな時代だからネットで塗料の値段はすぐにわかります。
だから
「値段が調べられない塗料」「相見積もりで出てこない塗料」
が必要になってくるのではないでしょうか??
しかし本当にそのようなことが必要なのでしょうか??
私も見積りに何度も足を運んだことがあるので少しはわかるつもりですが、
一体、飲食店ん行って
「食材がいくらなんだからこの料理は高い!!」
という方は何人いるのでしょか??
私の姉も旦那さんと一緒にフランス料理の飲食店を営んでいるのでわかりますが、食材なんかではなくお客様は料理の味や雰囲気を楽しみにして来店しているのではないでしょうか?
私たち外壁塗装店も塗料の値段ばかり気にしずにどんどんそのような発想になったらもっと業界が活性化するのではないかっと思います。
話は逸れてしまいましたが、塗料について少し書くだけでも色々と業界には問題があります。
外壁塗装をするために注意する箇所
とタイトルでかかせていただきましたが今度はこの続きを書かせていただこうと思います。
以上、外壁塗装専門店!塗り替え道場でした!