塗替え道場の小林です。
前回のブログに引き続き、シーリング(コーキング)工事の紹介にさせていただきます。
シーリング(コーキング)工事はどこの会社も見積りがあいまい。
値段がばらばら。工事内容が怪しい。
と書かせて頂きましたが、
私も現在シーリング工事を学ぶため定期的に現場に出させていただき、
実際の職人達と作業をしています!
実際に見て聞いて、十分シーリング(コーキング)について熟知しているつもりでしたが、
単純!?な作業だけに奥が深く多くを学んでいます。
まずシーリングについて簡単におさらいさせて頂きます。
■シーリング(コーキング)は外壁の目地(継ぎ目)なので
建物内部に水が浸入するとしたら、屋根、屋上を抜いたらほぼ90%程はここからでしょう。
(統計データがあるわけではありませんが・・)
■新築時はむき出しになっている建物が多い(外壁がサイディング)ので劣化速度が速い。
そして改修工事・外壁塗装工事後は塗膜によって保護されるので劣化速度は5倍以上。
■色々な材料があるが必要以上に高価な物(現在色々な塗装会社様が提案していますが)は必要ない。
「材料は高価な物が良い」のではなく「部位や施工方法に適切な物を使用するのが良い」です。
■塗料については一般的に「ウレタン」より「シリコン」が良いとなっていますがシーリングについては全く違います。
「シリコン」の方が安価な物が多いです。
■そして一番勘違いされている所が外壁塗装の塗料に必要な物は
耐候性、太陽光の赤外線や紫外線から劣化を防ぐことですが、
シーリングは改修工事や外壁塗装工事では耐候性ではなく
弾力性をいかに保持できるかと塗料との密着性です。
※表面の塗料が取れてしまったらたちまち劣化が進むため
まだまだ書き足りませんが簡単に言ったらこんな感じではないでしょうか。
それでは次回この続き、どんなことに注意したらいいかを書かせていただきます。