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    1. ローラーで塗れない所はハケで!職人のハケの使い方を解説します

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から「ハケの使い方」の解説動画!

      塗装班職長・寺西くんが解説します!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      刷毛裁きをお見せします。刷毛を使えるようになったら一人前位といいますが寺西先生が解説します。

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!                     

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      ハケとローラーの違い

      今回はハケの使い方を解説です。

      出演は社長と寺西くん、そして新しいカメラマンに変わりました~。

      塗替え道場にようこそ~

      なんと芸能人の撮影を行っていたプロのカメラマンです。

      ちょこちょこ天の声としてツッコミしてくれているのでご期待ください!

      さて、現場は下塗りが終わったので、これから中塗りをするところです。

      窓にしっかり養生されていますね。

      塗る時はローラーを使用するのですが、壁の際や窓枠などをローラーで塗ると上手く入らない。

      塗残しも出ますし、必要以上に塗料が着いてしまうなんてこともあります。

      しかし、塗れないからといって、勢いよくやるとテープを潜って養生の中に塗料が入ってしまう!

      そうならないために、ローラーを使用する前にハケを使って隅や線を引いて塗っていきます。

      ピコ!

      これをハケ取りといい、ローラーで入らないところを全部塗っていくのです。

      ピコ!

       

      社長のパワハラが!ピコピコハンマーがうるさい…。

       

      寺西くんは慣れているのでスルーです!

      めげずに頑張ってくださいね!

       

      今回の現場で軒天も塗っています。

      軒天は外壁から伸びている屋根側の天井のことで、ここも外壁と同じように塗装していますよ。

      別な塗料が塗ってあり、外壁をこれから塗るところです。

      通常、軒天を塗る時に真っすぐ塗るためにテープを軒天側に貼ります。

      1本、ピッーと貼って真っすぐ塗れるようにするのですが、今回の軒天は密着があまり良くなかったので、テープを貼っていません。

      テープが強すぎて、剥がれてしまったりすることがあるので、テープ無しで線を引いて塗るそうです。

      真っすぐ引くのって難しそうですね…。

      ここもハケで真っすぐ線を引いてからローラーで塗っていきます。

       

      水性と油性ではハケも違う?!

      いつも紹介している塗料は油性なのですが、アパートやマンションなどの集合住宅は匂いが気になったりするので、水性を使用したりします。

      今回使用している塗料も水性で、水性と油性塗料はハケも違う!

      水性は素材がナイロン製です。

      油性は天然の動物の毛が多いのですが、水性用は化学繊維

      動物の毛は馬や豚、タヌキ、ヤギなどがあります。

      また、使用している毛が何処の部位なのかで値段や使用感が変わる。

      ヤギは顎の毛、腕の毛、しっぽなどがあるそうです。

      値段ももちろん、違いますよ。

      使用感も違えば、ハケの素材で塗る物も違ってきます。

      ザラザラ、ボコボコしているリシンという壁の模様があるのですが、そういった壁を塗る時は硬い毛のハケを使用。

      ブタの毛が硬いので、よく使うそうです。

      ハケの種類については前回ご紹介済みの水性塗料動画でも解説していますよ!

      動画はこちら!

      ↓↓↓

      水性塗料でも高耐久!ラジカル制御型塗料?外壁塗装は基本的に塗り替え道場では油性を使用しますが、アパートやマンションの塗装で匂いが出ない水性を使用するときがあります。

       

      こちらの動画もぜひ見てみてくださいね。

      さて、水性塗料のハケですが、ナイロンの特製として、塗料を含ませると、いっぱい着きます。とても厚みが出やすい!

      水性塗料は液体自体に厚みがあるのが特徴です。

      含ませてすぐに線を引こうとすると、塗料がいっぱい出てきてしまいます。

      別な所で寺西くんがハケを押し付けて見せてくれました。

      グッと押し着けると、塗料がいっぱい出てくるのが分かります。

      カメラマンも思わず、おぉ~~!と声が出るほど!

      天の声、良い声していますね!

      職人によりやり方が違うとは思いますが、線を引くところの下で、一回伸ばして線を引く準備をします。

      これがキレイに線を引くコツです。

      着いている塗料を減らすことで毛先も細くなるわけです。

      これできわどい線も引きやすくなりますよ。

      また、塗る際はハケを押しつぶして引きましょう。

      置いたら上に引き上げるようにします。

      毛先を送る、というそうですよ!

       

      社長「角がでるみたいだからカタツムリみたいだね!」

      天の声「ハっ!

       

      思わず天の声、鼻で笑ってしまいました(笑)

      社長の例え、どうでしょう…。

       

      押すことで毛先が出てくるので引きやすくなります。

      寺西くんが線を引きますので、見てみましょう。

       

      キレイですね!さすがです!

      カタツムリみたい(笑)に毛先出して引いていますね!

      これは素人がやるのと職人がやるのでは全然、違うそうです。

      ローラーは割と誰でもそれなりにできるそうなのですが、ハケはやはり職人技。

      やってみようではできなさそうですね。

      やっぱり職人はすごいですね~。

      最初の位置を決めて固定してしまえば、速く動かしても大丈夫。

      右に左に一直線。

      とってもキレイに引けています。

       

      窓枠やインターホンなどもハケ取り

      壁だけではなく、窓枠などもハケ取りしていきます。

      寺西くんがサッとサッと塗っていきますが、意外と大胆にいきますね。

      これには社長もびっくり!

      ちょっと入っているのでは?と思っちゃいますが、これぐらいは大丈夫だそうです。

      塗る時、ちょっと養生を押さえてやる方がいいそうですよ。

      このような個所をローラー使用して塗ると結構、潜って塗料が入ってしまいます。

      ここで、寺西くんから提案。

       

      ローラーとハケ、どっちが潜ってしまうか検証しましょうか?

       

      それ、面白そうですね!ぜひやって欲しいです!

      ハケ取りはちょっと面倒で手間がかかりますが、やるとやらないでは全然違いますよ。

      けれど、全ての塗装をハケで行うのは時間がかかり過ぎて無理ですよね~。

      塗料の吸い込みがハケとローラーでは全然違います。

      ハケは毛の部分だけしか吸い込めないですからね。

      対してローラーは全部に塗料を吸い込めるので、その分多く塗れるのです。

      お客様にもローラーで塗るだけだから早く終わるでしょう?と、言われる時があるそうなのですが、ハケ取りしていますので、そんなに簡単には終わりませんよね。

      細かいところもしっかり、やっていますので時間もそれなりにかかるのは、ある程度は仕方のないこと。

      養生もしっかりやらないと、キレイには塗れませんのでこれも省けませんね。

      逆にすぐ終わる作業は、ちゃんと塗っていない証拠かもしれませんよ。

      ハケで全部は大変すぎてとても塗れませんので、広い面はローラーで、細かい所をハケと使い分けて塗っていきます。

      養生さえしっかりしておけばハケで細かい所を、どんどん塗っていけますね。

      窓以外ではインターホンも同じようにハケ取りして塗りましょう。

      たっぷりと塗料をハケに着けたら、インターホンの上に置きますが、塗料の玉というものが着きます。

      この塗料の玉というのは、塗料を置いた時に溜まってしまうものです。

      そのままにしておくと段差が着いてしまうので、しっかり伸ばしておきましょう。

      先にハケ取りをするので、次にローラーをする時までに乾いてしまうのです。

      乾くと段差が目立つので、伸ばすのをお忘れなく!

       

      次回は「」について解説します。

      雨樋ってじっくり見たことありますか?

      台風や大雨後に樋の点検も忘れずに。

      溜まった雨水が溢れてしまうと大変ですよ!

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

       

       

       

    2. 鉄部塗装はケレン作業と錆止めが命!下塗りの色も重要です~塗装なら名古屋の塗替え道場で!~

      やっと台風シーズンを抜けて、寒くなってきましたね。

      あっという間に冬がやってきそうです。

      大雨に見舞われたご自宅も少しずつ修繕ができている頃でしょうか。

      これからのシーズンはそんなに雨で悩まされることはないと思いますが雨の後、よくご自宅を見てみてくださいね。

      気が付かないところ、被害が出ていませんか?

      例えばバルコニーやベランダの手すり、外階段、トタンなど。

      錆が増えている、なんてことないでしょうか。

      今回は鉄部塗装に欠かせない錆止めについてお伝えします。

      しっかり塗装することで予防が可能ですよ。

      気になったら塗り替えを検討してみましょう。

       

      鉄部塗装に必要な準備

      ベランダ・バルコニーの手すり、久しぶりに見たらなんだか汚い…。

      錆がいっぱいになっていた!

       

      鉄でできている部分を鉄部といいますが、手すりや外階段など錆びていませんか?

      雨が多い日が続くとよりひどくなりますよね。

      これはだからしょうがないのかな、と思う前にその錆、予防ができますよ!

      そもそもとは何でしょうか?

      プラスチックや陶器には発生しませんよね。

      なぜ鉄だけ錆びてしまうのでしょうか?

      それは鉄の原料にあります。

      鉄鉱石というものが鉄の原料なのですが、最初の状態は酸素と結びついているので錆だらけ。

      加工をして酸素を取り除くとになります。

      酸素と結びつく、つまり酸化することで錆ができて鉄は最初の元の状態に戻ってしまうのですね。

      よく濡れると錆びる、といいますが全く濡れない状態でも実は錆びます!

      水分は空気中にもありますよね?

      それは水蒸気

      なので、雨に濡れない場所でも錆は発生するというわけなのです。

       

      じゃあ、何もしなくても錆びるならどうすればいいの?

       

      錆びないようにするためにはどうするか?

      それは錆止めが有効です。

      鉄部塗装には錆止めが必須になります。

      もしDIYで塗ってみよう!と考えているのであれば錆止めは必ず用意してくださいね。

      ホームセンターでも購入可能ですよ。

      きちんと錆止めをして上塗りをして、と工程が増えますがそれで鉄部が守られます。

      キレイに仕上げるためにも3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)はしましょう。

       

      するのとしないのでは大違い!ケレン作業とは

      手すりが錆びている!すぐ錆止めを塗ろう!

       

      待って!塗っちゃダメ~~~!

      錆びているからといって、その上から錆止めを塗るのは大間違いですよ。

      発生した錆の内側には空気の層ができてしまっています。

      なので、上から塗料を塗ってもその下でどんどん錆が増えていってしまうのです。

       

      じゃあ、手の施しようがないの?

       

      いいえ、錆びを落とせばいいのです!

      落とすというと、汚れを落とすように拭き取ったりするイメージですよね。

      錆落としは基本、こすります

      こすってこすって、ひたすらこする!

      ケレン作業と呼ばれる掃除があるのですが、聞いたことがありますか?

      そのケレン作業を、錆止めを塗る前に必ずしましょう!

      何度かケレン作業もお伝えしてきていますよね。

      塗装前に清掃して下地処理をすることをケレンと呼びますが、なぜそう呼ばれるかというと「英語のclean(クリーン)がケレンに聞こえたから」だそうです。

      嘘みたいな由来ですね~。

      では具体的にケレンは何をするのでしょうか。

      必要なケレン作業に使用する道具はマジックロンと皮漉き

      この2つは必須ですよ。

      マジックロンというのは簡単にいうと固いスポンジです。

      とても硬い不織布でできたスポンジと状のもの。

      錆取り用の汚れ落としで、好きな大きさに切ってゴシゴシできますよ。

      皮漉きは缶切りもできるヘラのようなものです。

      これも錆や汚れを削り取ることができますので用意しておくといいですね。

      なぜケレン作業が塗装前に必要かというと、もちろん鉄部塗装の時は錆取りが目的ではあるのですが、それ以外にも塗料を染み込みやすくするという目的があります。

      染み込みやすくするというのは塗料の密着度を高める、ということです。

      わざと傷をつけてザラザラにすることで塗料が入りやすくなる!

      密着度が増すことで塗料の持ちも良くなります。

      汚れを取り、錆を取り、傷をつけることで鉄部に塗料を密着させるのがケレン作業というわけです。

      なので、いきなり錆止めを塗ったり、錆止め無しで塗料を塗っても上手く塗れないので必ずケレン作業は行いましょう。

       

      下塗りの錆止めの色は何色がいい?

      ケレン作業を終えたら錆止めを塗ります。

      ここで問題です。

      錆止めは何色だと思いますか?

       

      やはり錆を隠すなら茶色っぽい?

       

      茶色の錆止めももちろんあります。

      白も黒も赤も、実はいろいろなカラーがあるのです。

      なので、好きな色で塗ってもOK!

      ですが、上塗りの色は何色なのかによって、下塗りのカラーが決まります。

      上塗りの色が白っぽい場合、例えば白、クリーム色、薄いピンクなど。

      下塗りが茶色や黒だと、いくら上から塗料を重ねても透けて見えてしまうのです。

       

      いっぱい塗れば大丈夫では?

       

      基本、3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)で行いますので、更にもう一回上塗りをすれば良いと思いますよね。

      その時は確かに隠れて、見えなくなるのですが時間が経つと段々下の色が出てきてしまうのです。

      せっかく塗ったキレイな白が、黒っぽくなってきたり色が沈んで見えたりしたら嫌ですよね!

      そうならないためにも、白っぽい色の時の錆止めはが良いのです。

      また、黒っぽい上塗りの色ならば、錆止めも黒か茶色など濃い色が合います。

      きちんと、上塗りの色に合ったものを選ぶ業者は信用できる業者でもありますので、もし塗装を頼むのであれば見てみるといいですよ。

      自分でDIYで塗る時も下塗りの色はよく考えて選んでください。

       

      ケレン作業をしない業者がいる?!

      鉄部塗装の準備、分かりましたか?

      外壁を塗る時と違いますよね。

      ただ塗ればいいわけでは無いので、ご自分で行う時もケレン作業と錆止めをしましょう。

      業者に頼む時、見積りで見て欲しいのがケレン作業です。

      もし、見積りに入っていなかったら聞いてみてください。

      やらなければならない工程です。

      省くような業者は信用できないと思います。

      また、「サービスします」なんて甘いことを言う業者も要注意

      ケレン作業はとても大変で、それこそ一日かかる時もあります。

      しっかり行わないと錆も取れませんし、塗装の準備としては不十分。

      そのまま塗ってしまっては持ちも悪く、後から塗り直しなんてことにもなりかねません!

      見積りきちんとケレン作業と入っている場合は、ひとまず安心です。

      人が行う作業ですので、人工という単価がかかってきます。

      これを省いていたり、サービスということは塗料のランクが低かったり3回塗りをしないとなど何かしら削っているかもしれませんよ!

      他の業者からの見積りも取り寄せてよく比べて見てください。

      入っているべきものが抜けていて、後から請求されるパターンもあるので、よく検討しましょう。

      騙されないコツでもありますので、それぞれの見積りで工程を比べることをしてくださいね。

       

      塗替え道場でも鉄部塗装は承っています。

      ケレン作業はもちろん、塗装も3回塗りできちんと行いますよ。

      ぜひお見積りをご請求ください!

      お待ちしておりま~す。

       

       

      次回は「ハケについて」の動画紹介です。

      塗装職人が使用する道具紹介シリーズでお送ります!

      以前、ローラーの紹介をしていますが職人が使うハケも気になりませんか?

      プロの道具とテクニックをご紹介です。

      お楽しみに~☆

       

    3. チョーキングを抑える?!聞いたことがないラジカル制御型塗料を解説します

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から「ラジカル制御型」という水性塗料の解説動画です!

      聞きなれないものですが、一体どのような塗料なのでしょうか?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      水性塗料でも高耐久!ラジカル制御型塗料?外壁塗装は基本的に塗り替え道場では油性を使用しますが、アパートやマンションの塗装で匂いが出ない水性を使用するときがあります。

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      水性と油性の違い

      さて、現場はアパートで出演は塗装班職長・寺西くんです。

      寺西先生の塗装講座、はじまりはじまり~。

      今までいろいろな塗料をご紹介していますが、覚えていますでしょうか?

      油性の2液性のものが大半で、クリーンマイルドシリコンやクリーンマイルドフッ素といったものがよく登場していました。

      今回はアパートということもあり、水性塗料で塗装を行っています。

      水性塗料って、塗替え道場で出てくるのって珍しくないですか?

      あまり、話の中でも登場していないですよね。

      なぜアパートだから水性塗料を使用しているかというと、住人の方が匂いを気にされるのでその辺りを考慮してのことだそうです。

       

      普段、「油性油性」っていっているのに急に水性塗料?

      油性と比べて性能が落ちるんじゃないの?

       

      マジックでも水性より油性の方がなんだか強いイメージがあるかと思います。

      本当に水性は油性より性能が落ちるのでしょうか?

      確かに昔の水性塗料は劣化が激しく持ちが良くありませんでした。

      一番よくある劣化症状は、ツヤが急に落ちることです。

      そして油性に比べて持ちが悪くて、チョーキングが出やすい。

      チョーキングというのは白い粉が発生してくる劣化症状です。

      この白い粉が発生すると塗膜劣化のサインですので、メンテナンスのタイミングですよ。

      今、この壁は塗ったばかりでまだ1回目なのですが、ピカピカでツヤツヤじゃないですか~?

      いつも使用している油性に見劣りしないくらいキレイですね。

      どのような塗料を使用しているのでしょうか?

       

      チョーキングを起こすラジカルとは?

      今回使用している水性塗料は「エスケープレミアムシリコン」です。

      ハイブリッドシリコン樹脂塗料というもので、ラジカル制御型塗料になっています。

      ラジカルというものを制御する機能、性能がついた塗料なのです!

       

      はて?ラジカルとは?

       

      実はこのラジカルというものがチョーキングを起こす原因。

      つまり悪いものなのですが、これを抑えてくれる性能がこの塗料には付いているのです!

      塗料の中に白の顔料として酸化チタンが使われています。

      紫外線を浴びるとラジカルという物質を出し、塗膜の劣化を促進させるのです。

      これによってチョーキングが起こるという仕組み。

      ラジカルにより塗料の寿命も短くなりますので、ラジカル制御型を使用することで油性と同じくらいツヤも出て長持ちします。

      素晴らしい塗料ですね!

      しかし特別な性能があるということは、扱いは変わるのでしょうか?

      基本、油性も水性も塗り方自体はさほど変わりはありません。

      ただ、水性には油性に無い特徴があり、そのあたりが難しいようです。

      ます、水性の特徴は塗っている時ではなく塗った後に色味が出ます。

      塗っている最中は色味が薄く出るのです。

      確かに、寺西くんが塗った箇所、薄いですよね

      色の上りが後から来るので、塗っている時は明るく見えます。

      そして後からだんだんと濃くなってくるのです。

      これはおもしろいですね!

      油性にはない現象です。

      乾くと色が濃くなりますので、2回目の上塗りの時に差が出ます。

      塗っている時に色の違いが、目で見られるという訳。

      乾くとちゃんと同じ色になりますよ。

      本当に色が違うのでびっくりですね。

      これなら塗り残しなく完ぺきに塗れますね!

       

      乾きが早い!水性塗料の特徴

      ラジカルについては分かりましたね!

      水性塗料には他にも乾きが早いという特徴があります。

      特に夏場は乾燥時間がかなり短くなり、とっても早い!

      指で触れるくらいの指触乾燥(表面の乾燥)は炎天下で直射日光が当たっていればなんと20分ほどで乾くそうです。

      これはすごい!

      けれど、塗っている時からどんどん乾いていくので、ムラが出やすいというデメリットが。

      今回のこの現場は、そういったことも踏まえて複数人で作業しているそうです。

      上下作業にする、なるべくつないで塗る、といった工夫をして行うそうですよ。

      また、塗料によって乾くスピードも違います。

      それぞれ塗料の説明書きにちゃんと乾燥時間が載っていますので、塗る時はよく読みましょう!

      早く乾く水性塗料ですが、湿度が高い時は乾きづらくなります。

      水で希釈する塗料なので、空気中に水分が多いと薄くなったりすることも。

      塗る際も早くつなげないと毛羽立ちという状態になり、ツヤが引いてしまうのです。

      それが水性塗料の難しいところですね。

      なので、半乾きの時はあまり触らないようにした方が良いですよ。

      でも、滑りが良いのでスッーと塗れます。

      もし、DIYで塗装をするならば水性の方が扱いやすいですよ。

      油性は準備ももちろんですが、終わった後の処分も大変!

      匂いもきつく、汚れもシンナーでないと落ちません。

      火事の元にもなりやすいのでかなり気を使いますね。

      その点、水性塗料は簡単に落ちます。

      肌に付いてもお風呂で擦れば落とせますので、DIYには水性塗料がおすすめです!

       

      プロはハケも使い分ける

      水性塗料と油性塗料の違いは結構ありましたね。

      使用している道具は何か違いがあるのでしょうか。

      ここからは寺西くんがハケに付いて熱く語ってくれます。

      まず、水性塗料のハケはナイロン製です。

      いわゆる化学繊維で作られた人口毛でフワフワとしています。

      対して油性塗料用は獣毛で、ヤギの毛が多いそうです。

      他にもタヌキ、馬、ブタ毛などがありますよ。

      またどこの毛なのかにもよって、値段が変わります。

      ヤギですと、腕の毛、顎の毛、しっぽなど。

      そういえばヘアブラシや歯ブラシなんかも毛の種類があるのをご存じですか~?

      使用感の違いや、値段も差がありますよね。

      塗る対象物でハケの毛の種類が変わるそうです。

      例えばブタの毛ならば、硬いのでリシン仕上げなどにGood!

      リシン仕上げというのは外壁の種類で骨材が入っている表面がザラザラ・ボコボコしている壁です。

      そういったザラザラには柔らかい毛では負けてしまうので、硬いブタ毛がいいそうですよ。

      塗る物の種類によってハケも使い分けているなんて、さすがプロですね!

      メーカーによっても違いはあるそうで、適した使用法などはちゃんとハケの説明書きに記載されています。

      購入する際はよく読んで参考にしてくださいね。

      また、毛の長さも種類があるそうですよ。

      好みもあり、短い方が使いやすい人もいれば、長い方が上手く塗れる、という人も。

      寺西くん愛用のハケはGPフレッシュというものです。

      2,000円ぐらいでちょっとお高め…?

      けれど使い捨てではないので、洗って手入れをして大事に使用しています。

      1本で半年ぐらいは使用したいので丁寧に扱うようにしているそうです。

      雑に扱うと固まってしまい使えなくなってしまうので、手入れは大切ですね!

      このGPフレッシュは毛先が細いので線が細くキレイに塗れるそうですよ。

      お高めではありますが、やはり道具にはこだわるのがプロですね。

      寺西先生、解説をありがとうございました~。

       

      次回は「錆止め」についての解説です。

      台風が落ち着きましたが、大雨もまだありますね。

      鉄部塗装についてお話しま~す。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

       

    4. 塗装道具紹介パート2!塗装職人の道具を公開します! 

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から前回の道具紹介動画の第2弾!

      工具などのご紹介で~す。

      塗装する時はどのような道具を使用しているのか、お見せします!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      外壁塗装に必要な道具ご紹介!塗装職人なら誰でもわかる工具を塗り替え道場流にご紹介します。

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      道具紹介パート2

      今回はプロの塗装職人が使用している道具類のご紹介ですが、実は前回紹介済みの動画の続きになります。

       

      パート1はこちら↓↓↓

      道具紹介!塗替え道場の塗装班道具紹介!外壁塗装のプロの使う道具を解説します。

       

      前回はテープ類をご紹介しました。

      マスカーやマスキングテープなど色々ありましたね~。

      その時に紹介しきれなかった他の道具をお見せします。

      どのようなものがあるのでしょうか…?

      最初に登場したのは、「証拠写真用カード」です。

      これは他の動画でも何度か見たことあるかもしれませんね!

      塗替え道場のHPにも現場写真が掲載されているのですが、そこにもちゃんと写っていますよ。

      手のひらぐらいのサイズで、単語帳のようにリング留めしてあります。

      塗装中」や「塗装完了」、「下塗り完了」などいろいろなパターンが揃っていますね。

      これを塗装しているところで一緒に映して、証拠写真を撮っているのです。

      お客様に進捗具合を報告する時に写真を一緒にお出ししています。

      これすごく分かりやすくていいですよね!

       

      使いやすさ重視!刃物類

      次は刃物類のご紹介。

      腰に付けられる専用のポケットのようなものにたくさん入っています。

      まずは、養生する時などに必要なカッターです。

      寺西くんはTAJIMAというメーカーがお気に入りだそうですよ。

      大き目の刃で切れ味抜群!

      しかもこのカッター、なんとお尻の部分に缶開けが付いるのです。

      刃先の方にはマイナスドライバーも付いていますよ!

      多機能でとっても便利ですね。

      職人さんに人気のあるカッターのようです。

      柄もカラバリ豊富らしく、寺西くんはを愛用。

      動画に何度か登場しているブリキくんだそうです。

      刃はシルバーのものが入っていますが黒い刃があるそうで、それの切れ味がすごく良いそうですよ。

      スッーと切れて気持ちがいい!

      やなり刃物は切れ味が要です。

      同じように刃物でハサミも持っています。

      このハサミは特別な物ではなく、なんと100円ショップのSeriaで購入!

      糊も付きにくく、切れ味も良いということです。

      見つけると買い占めるそうなので、寺西くんおすすめの逸品ですよ。

      ぜひ皆さんも購入してみてください。

       

      ケレン作業にはこれ!

      こちらも他動画で何度かご紹介していますが、ケレン作業に必須な革漉きです。

      あまり見かけない道具かと思いますが、形はヘラに似ていますね。

      缶を切って開ける時や、サビ取りをする時などに使用するものです。

      寺西くんが2つ手に持っていますが、1つが違いますね~?

      端が丸くくり抜かれていますね。

      これは何に使うのでしょうか?

      実はローラーをしごくのだそうです。

      洗う時などに、これでしごくと塗料を吐き出させられる優れもの。

      専用の革漉きです。

      革漉きの柄もいろいろ種類があり、寺西くんは樹脂派だそうですよ。

      握った時に手が痛くなりにくいそうです。

      こだわりも人それぞれですね。

      木製の柄が多いみたいで、お尻の部分が金属になっている物もあるそうです。

      金属のは、ハンマーで叩けるようにできているのでそれも便利そうですね!

      普通のホームセンターで販売されているので、欲しい方は見に行ってみてください。

      こういったものは全部布製のケースに入れ、ベルトに通して仕事しています。

      そして次は電動工具のサンダー

      グラインダーと呼ぶこともあるのですが、本来は研磨用がグラインダーでサビ落とし用のサンドペーパー(紙やすり)を付けたものはサンダーといいます。

      すごく似ているのですが用途が違い、工具自体も別物なのですね。

      ヒダヒダになっているサンドペーパーを付けて電気で動かします。

      めちゃくちゃ取れそう!

      ひたすらサビ落としが続く時などに、これを使用しています。

      手でやるのは大変そうですからね。

      コードレスバッテリー式もあるそうで、そちらは短時間用

      一部を削る時に使用します。

      ずっとサビ落としが続く時はコードの方を使用です。

      鉄部塗装をする時は必ずケレン作業が必要ですので、一日中サビ落としの時はこれが一番!

      サンドペーパーを強力な物に変えて使用しています。

      次はスクレーパーです。

      これはあまり見たことがないですね。

      革漉きに形が似ているのですが、先の部分がカッターの刃になっています。

      危なそ~!

      よく切れそうじゃないですか?

      塗料を剥がしたい時に使用するものです。

      浮いているもの限定だそうですが、よく取れるそうですよ。

      傷が付くので、傷ついても良い場所に使用したりします。

      サイズもいくつかあり、小さいものをよくケレン作業では使用しているそうです。

      便利な寺西くんおすすめの道具なので、使てみてはいかがですか~?

       

      何でもあります!

      ここまで刃物やケレン道具など、塗装屋さんっぽいものが出てきましたね。

      後は何があるのでしょうか~?

      ちょっと変わったものを紹介。

      次に寺西くんが見せてくれたのは、テープ。

      前回のマスキングテープと同じようなものと思ったら、これは「配管保護テープ」なのです。

      エアコンのホースに巻かれているテープで、塗替え道場がサービスで行っています。

      現場に行って、エアコンのホースがボロボロになっているのを見つけるとサービスで巻き直ししますよ!

      営業から圧力がかかっているそうなので、やらない訳にはいかないですよね(笑)

      けれど、あんまりたくさんあると大変です…。

      テープつながりで次は「ペンキ塗りたてテープ」。

      貼るだけで注意喚起ができるので、とっても便利です。

      おすすめテープですよ~。

      そして、小物を外す際に使用する「ソケット」もあります。

      六角になっているもので、フェンスを外す時などに使用するものです。

      格子が付いている窓がありますよね?

      塗りにくくて邪魔だな~、中側が塗れないな~という時に外したりするそうです。

      邪魔だから塗れない、で塗らない訳にはいかないのでそういった時に使用してしっかり塗装を行っています。

      もう1つ金具があるのですが、こちらは足場のクランプを外す道具です。

      足場材があって塗れない時などに、外して位置を変えたりもします。

      ハンマーも持っていますよ。

      ちゃんと足場班が塗装しやすいように組んでくれているのですが、塗装班でもこっちの方がやりやすいと思った時には足場を組みかえたりすることも。

      他には塗装する際に無くてはならないもの、はかりです。

      このはかりデジタルで、とっても見やすい!

      塗替え道場の塗料は2液性なので、主剤と硬化剤、シンナーを混ぜる時に使用します。

      デジタルはいいですよ!

      計った後に“0”に戻せるので、乗せたまま次の材料を計れます。

      最重量は15kgぐらいのものがおすすめ。

      一斗缶1本分より多い量が計れるはかりが使いやすいです。

      シーリング材も持って行くことがあります。

      後から、クラックが出た時にちょっとした補修もしているそうです。

      アルミテープも持っていて、トタンに穴が空いている時などに補修します。

      塗装と関係ないものも用意しているのですね。

      実は樋交換もできて、付け替えや勾配の取り直しなども行います。

      塗装屋さんは「なんでも屋さん」ですね!

      塗るだけではなく様々なことができますので、ぜひ塗替え道場にご依頼くださ~い

       

       

      次回は「水性塗料について」の動画をご紹介します。

      水性塗料ってあまり登場しないですよね~。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

       

       

    5. 屋上防水工事はシート防水がおすすめ!トップコートも雨漏りの補修もできます~名古屋の塗替え道場で防水工事を!~

      台風が頻繁に発生する季節で差こそあれ、各地で被害をもたらしています。

      雨も続いていいますが、最近屋上を見ましたか?

      久しぶりに屋上に上がってみたら「草が生えていた」・「シートのめくれを発見した」なんてことがあるかもしれませんよ。

      このまま放っておくと、防水機能が低下して雨漏りしてしまうかも!

      そうなる前に今こそメンテナンスのタイミングです。

      普段あまり気にしていない場所こそ、メンテナンスをしないと手遅れになってしまう!

      ぜひこの機会に、屋上を確認してみましょう。

      今回は、屋上防水工事でよく行われているシート防水についてご紹介していきます。

      気になった今こそベストタイミングですよ!

       

      屋上防水工事といえばこれ!

      ベランダやバルコニーなどはウレタン・FRPの塗る防水、塗膜防水が主流ですが屋上には他にも防水施工があるのをご存じですか?

      それはシート防水です。

      シート防水はその名の通り防水性のあるシートを張っていく施工で、屋上のような広い場所に適しています。

      マンションやアパートの屋上などにもよく施工されていますよ。

      特に改修工事で行うことが多いのですが、下地の状況が悪くても施工でき、丈夫で長持ち。

      使用するシートはルーフィングシートと呼ばれ、素材も種類があります。

      塩ビシートゴムシートがあり、最近は塩ビシートの方が良く使われているようです。

      ゴムシートは塩ビシートに比べると薄いので、鳥害(鳥などの突っつきによる被害)などに弱い

      外部からの衝撃に弱いので穴が空きやすかったりします。

      価格はゴムシートの方が安価ですが、寿命はどちらも変わりなく13~15年ほどだそうです。

      工場で生産されたシートは厚さや幅・長さなどのばらつきが少ないので、防水層は均一に近い状態で形成できます。

      塗膜防水ですと人の手で行うので、塗膜が均一にならないのですが、シートは全部同じ物なので均一になるのですね。

      そして、塩ビシートは耐久性もバッチリ!

      耐水性・耐熱性に優れていて、紫外線にも強く、雨風にも負けません。

      鳥害にも強いので、歩行も可能です。

      ゴムシートは紫外線に弱いのでメンテナンスが必要になってきます。

      それぞれメリット・デメリットがありますが、施工場所によってどちらが向いているのかが変わりますので、業者に相談してみてください。

      施工法はどちらも2つあるのですが、既存の防水層の上にかぶせることもでき、下地の状態が悪くても大丈夫というメリットも。

      マンションの屋上などの改修工事などでよく用いられています。

      工期も短く低コストでできますよ。

      凸凹したところには向いていませんが、何も無い屋上にはピッタリの防水工事です。

       

      シート防水の施工法

      さて、シート防水の施工法ですが、2つあります。

      密着工法機械式工程工法です。

      2つともケレン作業(清掃)を行い、下地の状況を確認します。

      名の通り、密着工法はシートと下地を接着剤でくっつけるので下地の状態が悪いと施工できません。

      機械式工程法はディスクと呼ばれる固定金具を入れてシートを張っていくので下地の状況が悪くても、既存の防水層の上からでも施工できます。

      施工法の大きな違いはそこです。

      まず、密着工法ですが下地処理のためにプライマーと呼ばれる下地処理剤を塗布します。

      ボンド(接着剤)はシートに塗布です。

      このプライマーがあるおかげで密着がよくなるのですよ~。

      シートを張って、上からローラーできっちり押えます。

      しわや空気が入ってしまうと膨れや破れとの原因になりますので、しっかりと張らないといけませんね。

      機械式工程法は水たまりができるような場所にも施工ができます。

      水たまりができるような不陸(凸凹で水平でないこと)は補修をしますよ。

      勾配に問題がある時も調整が必要です。

      上からシートを張るのは同じですが固定金具を使用してシートを固定するので、水分や湿気を逃すことができます。

      既存の防水層を撤去しなくてもよいので、撤去作業代の節約もできますよ。

      工期の短縮もできますね。

      平らな場所に適したシート防水は、ドレン(排水溝など)周りや、立ち上がり部分は施工が難しいです。

      端っこから漏水する可能性があるので、端の処理がきちんとされていないと雨漏りの原因となります。

      このような部分の施工で業者の良し悪しが決まりますので、見極めが必要です。

      また、シートとシートの結合部分も、しっかりと施工されていないと隙間から漏水してしまいます!

      経年劣化で接着力が弱まってきますので、このような場所から劣化してくるのです。

       

      トップコートで長持ち

      塗膜防水と違ってシート防水はトップコート必須ではありません。

      特に紫外線に強い塩ビシートは塗らなくても大丈夫な場合が多いのですが、ゴムシートの場合はトップコートが必要になります。

      ゴムは紫外線に弱いので、トップコートを塗らないと劣化してしまいますよ!

      トップコートにも寿命がありますので経過する前に塗り替えをしましょう。

      また、塩ビシートにトップコートをする場合もあります。

      ルーフバルコニーのような紫外線が強い場所などはトップコートをした方がシートの寿命が伸ばせますので、業者に相談してみてくださいね。

      材料にもよりますがトップコートは5年ぐらいが寿命です。

      10年ほど持つトップコートもありますので、これも業者に相談を。

      もちろん価格も上がりますので、見積りをおすすめします。

       

      雨漏りもきっちり補修

      シート防水の劣化はどこから始まるのでしょうか?

      一般的にシートの寿命は13~15年ほど。

      その間は定期メンテナンスが必要です。

      まず、目視で確認できる劣化はシートのひび割れ、めくれ、膨れなど。

      これは見れば分かるので、すぐ対応できますね。

      特に膨れは、中に溜まった水分が水蒸気となっています。

      そのまま放っておくといずれ破けてしまったりするので要注意です。

      また、シートの破れですが、台風のような強風で物が飛んできてシートを傷つけることも。

      屋上に置いておいたものが飛んでしまったり、柵が倒れてしまったりすることで、シートを傷つけることがあるので台風後はよくチェックすることをおすすめします。

      次に多いのはシートの張り合わせた部分です。

      きっちり張り合わせていても、壁などの立ち上がり部分はどうしても剥がれやすくなります。

      剥がれてきた部分から雨水が侵入してしまうと雨漏りの原因となるのです。

      そして、その剥がれてきたところからだんだんとシートの密着性が弱まり、剥がれやすくなります。

      このタイミングで台風などの強風が吹いた時、シートが全部めくれてしまうことがあるのです!

      そうなったらもう再施工になってしまいます。

      当然ですが、補修をするレベルではないので費用もかかってきますよ。

      なので、定期メンテナンスは本当に必要なのです。

      小さい劣化ならば早期発見でき、補修ができます。

      ご自分でも見つけることはもちろん、可能です。

      普段から屋上に上ってメンテナンスは大変かとは思いますが、台風や大雨の翌日などはチェックしてみましょう。

      また、やっぱり自分では分からない、ということであれば塗替え道場にお任せください!

      雨漏りチェックもできますので、ぜひ見積りを!

      何事も早期発見が家屋を守りますので、気になるところがあったらご相談ください。

      お待ちしておりま~す。

       

      次回は「塗装用工具ご紹介!」の動画紹介です。

      大人気ユーチューバー塗装班・職長寺西くんが解説しま~す!

      前回の道具紹介に引き続き、職人の道具をぜひ見てください。

       

      お楽しみに~☆

    6. 塗装の必需品マスカーやテープをご紹介!~寺西先生の塗装講座・道具紹介編

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「塗装職人の道具」についてご紹介ですよ!

      プロの塗装職人が使う道具、気になりませんか~?

      全てご紹介するわけではないのですが、いつも車に積んでいる必需品から何点かピックアップ!

      ぜひご覧くださ~い!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      道具紹介!塗替え道場の塗装班道具紹介!外壁塗装のプロの使う道具を解説します。

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      塗装職人が使う道具とは?

      今回は塗装班職長・寺西くんがプロの塗装職人が使用する道具紹介をします!

      いつも車に積んでいる必需品をとりあえず並べていますが、今回はテープに的を絞ってお送りしますよ。

      視聴者の皆様からも「道具紹介をしてほしい!」とよくコメントをいただいていますので、満を持して、道具紹介の回でございま~す!

      現場が飛行機がよく通るところのようで、音声が聞き取りにくいのですがご了承ください。

      ノイズが多めです、スミマセン!

      社長自らピンマイク持って音を拾っております。

      では寺西先生の塗装講座・道具紹介偏で~す。

       

      養生にはこれ!マスカー

      やはり塗装屋さんが使う道具といえばこれ!

      マスカーです。

      何度か塗装動画でも登場しているのですが、覚えていますでしょうか~?

      ガムテープとビニールシートが一体化している養生用の道具です。

      これならばビニールシートをいちいちテープで留めなくてもいいので作業が楽そうですね。

      ビニールシートを貼るだけで広げることができる、とても便利な道具。

      しかも、このビニールシートはただのビニールシートではないのですよ。

      なんと静電気加工がしてあります。

       

      え?静電気?ビニールシートが手にまとわりついて邪魔じゃない?

      バチッとして嫌じゃない?

       

      静電気と聞くと、どうしてもマイナスなイメージがありますよね。

      特に冬はバチバチするので苦手な方も多いはず。

      なぜこのような加工が施されているかというと、まず窓などにくっつきやすい!

      ペタッと静電気でくっつくので貼りやすいですね。

      これは素人でもすぐに分かることですが、それだけのために加工がしてあるわけではありませんよ。

      塗料がくっ付きやすいようになっているのです!

      どういうことかというと、塗料は粉状になって飛んでしまうのをご存じでしょうか?

      その粉状になった塗料がビニールシートにくっ付くように静電気加工されているわけです。

      これすごいですよね!

      さすがの社長も知らなかったようです。

      塗装専用、となっているのはそういう意味なのですね!

      そしてサイズもいろいろあります。

      塗替え道場で使用している物は5501100の2種類。

      ガムテープの色も種類があるそうですよ。

      パッと見でこれが550、こっちが1100と分かるように色分けして使用しています。

      ちなみにだいたい塗装屋さんは550をで使用しているそうなのですが、塗替え道場は逆です。

      茶色5501100

      なぜかというと…。

       

      発注間違えちゃった!!

       

      今更変えるとみんな混乱してしまうので、ずっとこれでいくそうです(笑)

      これらを窓や養生するものに対してサイズを使い分けています。

       

      マスキングテープといえばカモ井

      お次はマスキングテープです。

      これは動画内でいつも紙テープと呼んでいるものですね。

      養生する際には必ず使います。

      塗装班で使用しているのはKABUKIという名前のものです。

      名前がすごく格好いい!

      SASUKEもあるそうで、それぞれ幅が違うのだそうです。

      メーカーはマスキングテープで有名なカモ井加工紙株式会社

      mtというマスキングテープを見たことありませんか?

      マステ女子もいるくらいマスキングテープは様々なものがありますね!

      寺西くんはKABUKIの太いのと細いのを使用しているそうです。

      太いのは「軒天と壁の取り合い」で使用している、と言っているのですがちょっと分かりにくいので補足します。

      色を変えます、という時にテープを貼るのですが細いテープだとハケで塗る際にはみ出しやすい!

      勢い余ってハケが飛び出した時に、太ければその分被害が最小限になる、とうわけですね。

       

      じゃあ、全部太いのを使用すればいいんじゃない?

       

      ところが太いのは小回りが利かず、場所によってはちょっと使いづらいところもあるのです。

      例えば角を取ったりする時、太いとやりづらい!

      サッシなどは細い方が使いやすいそうです。

      そしてこれ一番、大事!

      値段も違います。

      コスト面を考えると、使い分けした方が無駄もないのですね。

      このKABUKIは割と粘着力が強いタイプで、弱いものも使用しているそうです。

      弱いのは何に使うのかというと、既存のものに貼る時に使用します。

      既存というのは色分けをする時の元の壁などのことで、粘着力が強いとそこの塗料を剥がしてしまったりするそうです。

      そうならないためにわざわざ弱いものも用意しています。

      紙テープといえども、きちんと用途別に使い分けているなんてさすがプロですね!

      それと、弱い粘着力のものは剥がす時に破れやすい!

      そうなると残ったものを取るのが大変なので、一発で剥がせるものを普段使用しています。

      スッと剥がせると作業効率も変わりますからね。

      そういえばシーリング班も紙テープ使っているのをご存じですか?

      昔、社長は在庫管理が楽なるから、全部同じ物を使用して欲しいと頼んだことがあるそうなのですが、作業自体が違うので同じ物は使えないと言われたそうですよ。

      今そんなことを言うと「社長は何も分かってない!」とコメント荒れてしまいますね!

      ちゃんと社長はそれぞれの仕事を理解していますよ!

      YouTube撮っているだけではなく夜はちゃんと社長業に勤しんでいます。

      お疲れ様です!

       

      粘着力比べをしてみよう

      次にご紹介するのは、ガムテープとパイオランです。

      パイオランとは一般的に養生テープと呼ばれている粘着力が弱く、手で簡単に切れるテープのこと。

      ガムテープは粘着力も強く、尚且つ糊残りも強いそうです。

      直射日光が当たってしまったりすると糊がべとべとに残って、それをキレイに取る作業がすごく大変!

      なので、サッシなどには使用しません。

      さぁ、ここでこれらテープの粘着力を試してみたいと思います。

      社長のヘルメットに貼って、どれぐらい違うのかを音を拾って確かめてみましょう。

      寺西くん、お願いします!

       

      ヘルメットに貼ります…グルッと一周して…

      更に一周して…鼻と口をふさいで…

       

      おっと!やり過ぎました!寺西くん、やらかしましたね!

      もう社長は声も出せないくらい、いい感じに巻けました(笑)

      でもこのまま強度を解説してくれています。

      ベリっといい音、拾えましたね。

      2人の仲良し具合をお届けしました~。

      次、パイオランテープです。

      引っ越しの時などによく使う養生テープですね。

      ちょっと切ってみましょう。社長、お願いします!

      あれ、意外と切れない…。すぐ切れますが、ちょっとコツがいるようです。

      粘着力はだいぶ弱く、地面には付きません。

      ヘルメットに…期待していますよ!

      やめてよ!と社長から振り来ていますからね!

      テープ伸ばしてビリッ…。

       

      やらんのか~い!

       

      そこはいかないと!まだまだの寺西くんでした!

      では剥がしましょう。

      ぺりぺり…。

      やっぱり全然、強度が違いますね。

      これはどんな時に使用するのかというと「あまり使いません」とのことです…。

      これだけ遊んでおいて、使わないとはビックリ!

      たまに使用するので常備しておくのですね。

      いろいろ道具を揃えていましたが、またの機会に他のものもご紹介します。

      ご期待くださ~い!

       

      次回はシート防水について解説していきます。

      列島を縦断していった大型台風でしたが、ご自宅で傷んでいるところありませんか?

      屋上の防水をご紹介します。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

    7. 雨漏り原因はベランダ・バルコニーの笠木かも?!シーリングで防水処理をしよう!~名古屋の塗替え道場はシーリングもやります!~

      台風による被害が大変多い季節です。

      大雨・強風による雨漏りも多発していますね。

      屋根などに穴が空くような雨漏り被害は見た目ですぐ分かりますが、部屋に雨漏りしてきて「どこから漏れているのか分からない」という状況はありませんか?

      壁やサッシは大丈夫なのに雨漏りしてくる、という時は“アレ”から雨水が侵入しているかも!

      今回は意外な雨漏り原因をお伝えします。

      気にしたことがないあの場所を、ぜひ確認してみてくださいね。

       

      ベランダ・バルコニーから雨漏りしている時はここを疑え

      確かに雨漏りしているのだけど、どこから漏れているのか分からない

      壁がしっとりしていて雨漏りしているような気がするけど、窓は何ともない

       

      こんな症状ありませんか?

      どこから雨水が侵入しているのか分からず防ぎようがない、そんな状況が続くと壁や躯体が傷み、家屋が大変なことに!

      雨漏りは放っておくわけにはいきません。

      では、この雨漏りは一体どこから?

      窓も壁も異常がなければ、ここを見て欲しいという場所があります。

      まず、雨漏りしている部屋の上の階はなんでしょうか?

      やっぱり部屋ですか?

      もしかしたらベランダやバルコニーではないでしょうか。

       

      でも、ベランダ・バルコニーの床は見た目に異常がなく雨漏り要素はないけど…

       

      そんな時は“ここ”を見てみてください。

      それは手摺や腰壁の上にある笠木です!

       

      笠木はこんな場所にもある!

      え?笠木とは?

       

      あまり耳にしたことがないものかもしれませんね。

      笠木というのはベランダ・バルコニーの手すり壁の上を覆っている仕上げ材のことをいいます。

      他にも塀、パラペット(屋上などの立ち上がり部分)、室内にもあり階段の手すり壁やキッチンの腰壁などです。

      材質はいろいろあるのですが、ベランダ・バルコニーに多いのは金属製の笠木がよく使われます。

      室内は木製が多いですね。

      塀などはセメントやモルタル製がよく使われていますよ。

      何のためにあるのかというと、1つはデザイン性

      カラーもいろいろありますので、建物に合わせたオシャレな外観にすることができます。

      室内の笠木は主にデザイン性にこだわったものが多いのですが、塀・ベランダ・バルコニーは機能重視です。

      デザイン性も重視していますが、塀の笠木はブロックの落下防止という役割を持っています。

      ベランダ・バルコニーの笠木は実は雨漏りを防ぐ、という役割があるのですよ。

      雨水が手すり壁の内部に侵入することがあるのですが、それを笠木が防いでいます。

      直接、雨風の影響を受けるベランダ・バルコニーはそれだけ雨漏りしやすい箇所で、しっかり防水処理をしておかないと建物を傷めてしまうのですよ。

      つまり、笠木がなければ雨水がどんどん入り込んで雨漏りをしてしまう!

      それを防ぐために、笠木はとても役立っているのです。

      雨水で湿った木材は白アリの絶好の餌食に。

      白アリは湿気のある木を餌にしますので、どんどんかじられていきます…。

      もちろん強度も耐久性下がりますね。

      侵入した雨水も室内に壁を伝って入ってきますので、雨漏りもしてしまいます。

      これは木造の建物の場合です。

      では、RC構造(鉄筋コンクリート)ではどうでしょうか。

      クラックと呼ばれるひび割れが起こりやすいのがコンクリートのデメリットで、そのクラックから雨水が染み込み…。

      中の鉄筋を錆びさせてしまうのです!

      そうなるとコンクリートの強度は下がりますので、建物として致命的ですね。

      木造でもRC構造でも雨漏りは放置するわけにはいかないのです。

      雨漏りを見つけたら、早急に補修をしないといけませんよ。

      一刻も早く、業者に依頼をしましょう!

      腰壁などに乗っているだけの笠木はどこから雨水が侵入してくるのでしょうか?

      それは笠木の取り付け方と形が関係してくるのです。

       

      シーリングで防水処理をしよう

      笠木は壁の上に乗っかっているのですが、壁にピッタリくっ付いているわけではありません。

      湿気や雨水を吐き出すために空間があります。

      建物は呼吸をしているので、あちこちに穴が空いていたりするのですよ。

      例えばサイディングボードなどはボードとボードの間は隙間があります。

      外壁塗装の時、その隙間を埋めて欲しいと言われる方がいますが、塗料で自然に埋まってしまう隙間以外は基本、埋めません。

      ある程度、隙間がないと湿気などがこもってしまい建物によくないのです。

      それと同じように笠木も隙間があります。

      必要な空間なので、無理に埋めようとしなくても大丈夫ですよ。

      その隙間から雨水が侵入している、というわけではありません。

      ではどこから入り込んでいるのでしょうか?

      空いているところから入らないのなら、どこに侵入経路があるのでしょうか?

      雨水の侵入経路として考えられる場所はいくつかあります。

      まず、笠木と笠木のつなぎ目コーナー部分です。

      つなぎ目を止めているボルト穴もあります。

      初めと終わりの壁に付いた部分、つまり笠木の両端も侵入経路として考えられますよ。

      笠木と笠木のつなぎ目というのは、施工場所のサイズに合わせて複数置いた際のつなぎ目です。

      1つでは長さが足りない場合は2枚使用したりして加工をします。

      そのつなぎ目の部分にジョイントカバーがしてあるのですが、そのカバーが劣化していませんか?

      劣化して穴が空いている、浮いていて隙間があるなどしていませんか。

      そういったところが雨水の侵入経路となるのです。

      そして、コーナー部分ですが、1枚で作ることができませんので2枚を加工して角を作ります。

      2枚を合わせていますのでそのつなぎ目に隙間ができて侵入経路に。

      また笠木を止める際にはボルトを使用していますので、そのボルトの穴が錆びてしまいそこから雨水が入り込む、ということもあります。

      壁の取り合い(笠木の両端)も隙間ができていると侵入経路になりますよ。

      これらの部分に劣化があると雨漏りの原因となるのです。

      もし見つけたら補修をしないといけませんよ。

      ではどのようにするのでしょうか。

      それらの部分はきちんと防水処理を施さないといけません。

      有効手段はシーリングです。

      つなぎ目やボルト穴、笠木の両端などにシーリングをすることで防水できます。

      また、シーリングがされているのに隙間が空いている、ということがあればシーリング自体が痩せたり、取れたりしているのかもしれませんよ。

      すぐにチェックしてみてください。

      シーリングが劣化してダメになっている場合もシーリングを充填し直す必要があります。

      修理は自分でもでき、シーリングそのものはホームセンターで購入して見様見真似でもできないことはありません。

      しかし、場合によっては笠木の交換もしなければならないかもしれませんね。

      そして、部屋に雨漏りしているならばそちらの補修も必要です。

      こういったことを踏まえると、やはりプロに任せた方がいいと思いませんか?

      一時しのぎでシーリングをすることはできますが、そのシーリングもすぐ取れる様な施工では意味がありません。

      上手く充填できず失敗していろんな場所に付いてしまうと、取ることもできなくなってしまいます。

      そうなってから業者に依頼となると逆に高くついてしまうかも…。

      ぜひ、雨漏りの疑いがあったならばご自分で判断せずプロにご相談ください。

      塗替え道場は防水工事も承っております。

      雨漏り診断も行いますので、まずは資料請求・見積りをしてみてくださいね。

      お待ちしておりま~す。

       

       

      次回は「塗装道具の解説」の動画をご紹介します。

      塗装班・職長寺西くんが解説しますよ!

      職人が使用している道具、気なりますよね~。

       

      お楽しみに~☆

    8. 屋根はどうやって葺くの?塗替え道場専属の屋根屋さん登場です!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「屋根工事」についてです!

      前回から屋根についてご紹介していますが、今回は実際にスレート屋根と呼ばれる屋根材の工事をお見せします!

      屋根屋さんと一緒に塗装班職長・寺西くんが慣れない作業にチャレンジ!

      ぜひご覧くださ~い!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      屋根工事!塗り替え道場の鉄板屋根やさん!北野瓦店さん登場

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      専属屋根屋さん「北野瓦店」登場!

      またまた屋根の上からお届けです!

      前々回の動画紹介では、屋根の温度はどれくらいあるのか検証した動画でした。

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓↓

       遮熱塗料の実際の性能を屋根の上からご紹介!ありえない暑さで仕事をする男たちが解説します!

       

      前回も屋根の雨漏りについてご紹介。

      そして今回も屋根です!

      台風の多いこの季節、雨漏りなども非常に多く発生すると思います。

      今回は実際の屋根工事の模様をお見せしますよ!

      出演は毎度おなじみ塗装班職長・寺西くんと、塗替え道場専属でやってもらっている北野瓦店さん。

      ひろぴょんきたぴょんのお二人です!

      見慣れない方々ですが、屋根屋さんですよ~。

      お二人ともYouTube慣れしていますよね。

      喋りが上手で、寺西くんタジタジ(笑)

      動画撮影の許可が出たので、屋根の上からお届けです。

      素に戻ると恥ずかしくなっちゃうので、解説行きましょう!

      屋根工事スタートです。

      まず、北野瓦店さんですが、瓦屋さんだけど屋根のことなら何でも承ります。

      今回の屋根はスレート屋根というもので、一般的にカラーベストやコロニアルと呼ばれる屋根材の屋根。

      この屋根工事をしている時に寺西くんが出演をお願いしたそうです。

      寺西くんグッジョブ!

      今、屋根の上にいますが、劣化して沈んでいる一角を補修しています。

      ぐにゃぐにゃしているそうで、雨漏りもあったそうですよ。

      これは直さないといけませんね。

      かなり割れている状態だったので、全部めくってコンパネから貼り直してルーフィングシートを施工したところ。

      コンパネとはコンクリートパネルの略でベニヤ板のような板のことです。

      ベニヤ板よりは厚みがあり、基本サイズが900mm×1800mmと決まっています。

      コンクリートを流し込む時のコンクリート型枠として使用されるそうです。

      そして、ルーフィングシートは防水性のあるシートで、いわゆる防水シートのこと。

      どちらも屋根に使われる一般的な屋根材になります。

      これらを貼り直して雨漏りを防いでいくのですね。

      この上からカラーベストを貼っていきます。

       

      スレート屋根とは

      ここで屋根のご説明です。

      スレート屋根はカラーベスト、コロニアルといろいろな呼び名があるのですが、全部同じ物です。

      カラーベストとコロニアルはスレート屋根の商品名。

      セメントを主原料とした板を屋根に貼って施工していきます。

      昔はアスベストが使われていたそうなのですが、今は使用されていません。

      ご安心ください。

      工法は「カバー工法」と「葺き替え」の2つがあり、費用も施工期間も変わってきますよ。

      カバー工法は古い屋根を撤去せず、下地調整もせず上からガルバリウム鋼板を乗せていきます。

      ただし、野地板が傷んで腐っている場合はできません。

      築30年ぐらいの屋根ですと、できない場合が多いのでご相談ください。

      雨漏りなどでかなり傷んでいる場合もできません。

      その時は葺き替えになります。

      スレート屋根からスレート屋根に吹葺き替える方法と金属屋根に葺き替える方法がありますよ。

      どちらがいいのかは屋根の状態で変わりますし、金額も変わっていきますので、こちらもご相談くださいね。

      もし雨漏りしているのならば一刻も早く補修をしなければいけませんよ!

      放っておいても直りませんので、すぐ業者に依頼をしてくさいね!

      このカラーベスト、天然の材料もあります。

      もともとスレートとは石のこと。

      ヨーロッパでよく使われており、お城などに石のスレートが葺かれていたそうですよ。

      天然スレートとは本物の石を使用したものを指します。

      しかし、天然スレートはとても価格が高いです!

      耐久性も高く、色褪せもしない

      見た目もいいので、東京駅のにも使用されるほどです。

      なかなか、自宅に天然スレートを使用するのは難しいかもしれませんね。

      重量もあるので、耐震性が悪いというデメリットもあります。

      確かに東京駅のような特別な建物でないと、使用しにくいのかもしれません。

      でも、石の屋根は素敵ですね!

      現在使用されるスレートは化粧スレートと呼ばれるもので、軽く、施工も早い、低コストというメリットがあります。

      スレートそのものに防水性があまりありませんので、塗装をして防水性を高めるのが一般的。

      10年ぐらいのスパンでメンテナンスをしてくさいね。

       

      寺西くんがチャレンジ!

      ではここで、屋根工事を寺西くんにやってもらいましょう!

      屋根材を釘で打ち付けていきます。

       

      トンカチで(笑)

       

      今はハンマーと呼ばれますよね~。

      トンカチ死語!!

       

      でも通じますので、トンカチでもOKです(笑)

      今回は復旧工事なので、古い材料も使用します。

      ピッタリ貼って釘を打ちましょう。

      おっとここで寺西くん、ひろぴょんのを!

      やっちゃいました~?労災!労災!

      なんて、遊んでいますが本当に危険なので、気をつけてくださいね!

      安全第一お願いしますよー。

      材料は下から順番に貼っていきます。

      屋根屋さんはやはり台風後が一番、忙しいそうです。

      去年も台風、多かったですよね。

      さて、割れている材料は新しいものに交換。

      しかし、ひろぴょん釘打ちめちゃくちゃ早いです。

      指打ったのに~?

      貼る手順はスターターと呼ばれる板をまず、軒下から敷いていきます。

      その上に本体のカラーベストを貼っていきますよ。

      貼るのも適当に乗せるわけでは無く、ちゃんとが付いていて、それに合わせます。

      スターターの上のとカラーベストの印を合わせるとピッタリになるようにできている!

      それに合わせて重なるように置いていくのです。

      寺西くん改め、てらぴょんも負けていられませんよ!

      釘打ち頑張ってくださ~い。

      打った感触は硬いそうです。

      これを全面に貼っていくの大変そうですね。

      ひろぴょんは指を打ってしまったのでお休みです(笑)

       

      知られざる屋根の世界

      ここで、きたぴょんから屋根についてお話を聞きましょう。

      一日でどれぐらい貼れると思いますか?

      なんと今回の現場、足場が20スパンぐらいあるそうなのですが屋根半面を2人で貼れるそうです!

      1スパンは約1.8mだそうなので、1.8m×20=36m

      すごいですね!

      しかも2人でできるなんて!

      枚数だと800枚くらいは貼れるということです。

      ルーフィングシートを貼る施工からカラーベストを貼るとこまで全部できる!

      北野瓦店、すごいですね!

      そしてだともっといけるそうですよ。

      瓦も釘打ちがあるので、作業がとっても大変です。

      更に、北野瓦店は漆喰工事も行っています。

      漆喰は1人で20mちょっといけるそうです。

      古いものを剥がしてキレイにする“はつる”という作業をするところから始めてそれぐらいできるそうですよ。

      只者じゃないですね!

      なんと、北野瓦店の御2人は国家資格である1級技能士の資格をお持ちです。

      かわらぶき技能士というのが瓦屋さんに必要な資格。

      屋根のスペシャリストです。

      全般行っているそうなので、屋根のことなら北野瓦店さんへ!!

      ひろぴょんもきたぴょんもカメラ慣れしていますよね~。

      YouTubeのことよく分かっている!

      本日はありがとうございました~お疲れ様です!

       

      次回は「雨漏り」シリーズです。

      ベランダやバルコニーにある“アレ”をご紹介。

      意外とそこからの雨漏りが多いのです!

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

    9. スレート屋根や折半屋根などもしっかり塗装して雨漏りを防ごう!~屋根塗装も名古屋の塗替え道場が承ります~

      暑い日・涼しい日と交互にやってきて気候が安定しませんが、突然の雨も多いですね。

      台風ももちろんですが、深夜に大雨が降っていて「朝起きたら床がビシャビシャになっていた!」なんてことありませんか?

      今まで平気だったけどもしかしたら雨漏りしているかも。

      雨漏りは放っておいても直りませんので、修理をしないといけませんよ!

      今回は雨漏り原因に多い「屋根」のご紹介です。

      使用されている屋根材やそのメンテナンスなど、お伝えしていきます!

       

      雨漏り原因は屋根ではなく天窓かも

      ポタポタと雫が垂れてきた!

      壁や天井にシミがあって、触ったらなんだか湿っている気がする…。

       

      こんな症状は雨漏りです。

      そのままにしておくと、どんどんひどくなって壁や床が腐ってしまったりするかもしれません。

      そうなる前に雨漏りの原因を突き止めて、修理をしましょう!

      しかし、どこから漏れているのか分からずどうやって止めたらいいのかも分からない…。

      漏れているところの上の階はどうなっていますか?

      屋根ですか?ベランダ?

      もし屋根なら、屋根材に穴が空いている可能性があります。

      それともう1つ、天窓が付いている場合はその天窓からかもしれませんよ。

      はめ込み式の明かり取りのも怪しいです。

      窓は壁や屋根にその面積部分だけ穴が空いていますよね。

      そこに窓枠のサッシをはめ込んでいます。

      そのサッシ周りの隙間をシーリングで埋めているのですが、もしかしたらシーリングが取れてしまったり、痩せてきて隙間が空いてしまったりしているかもしれませんよ!

      そういった隙間から雨水が入り込んで雨漏り原因となるのです。

      ある程度年数が経っているのであればそれは経年劣化となります。

      10年ぐらいでシーリングは劣化が見られますので、今何でもなくても「そろそろかな」と思ってメンテナンスをしてみてください。

      そのメンテナンスで劣化が見つかったら、見ぬふりをせず補修をしましょう。

      放置していてもひどくなるばかりです。

      家屋が傷んでしまいますので、早めに対応をおすすめします。

      また、新築なのに雨漏りしているという場合は施工不良が考えられます。

      施工元に連絡をして即対応してもらいましょう。

      ゴネる業者も中にはいます。

      しかし、保証期間もあるはずなのでそこはしっかりと伝えてください。

      部屋の中にが垂れていては生活できません!

      原因を突き止めて補修をしてもらってくださいね。

       

      折半屋根とスレート屋根は何が違う?

      雨漏り原因が天窓かも、お伝えしましたが窓がない場合はもちろん屋根に原因があると思います。

      屋根に穴が空いている、屋根材の一部が無くなっている、など様々なことが考えられますが、ご自宅の屋根はどのようなものでしょうか?

      瓦ですか?金属製?それともスレート屋根?

      実は屋根はいろいろ種類があるのです。

      その種類によってメンテナンスも変わってきますが、特徴的な折半屋根とスレート屋根のご紹介をしますね。

      まずは折半屋根ですが、名前を聞いたことはありませんか?

      折半は「せっぱん」と読みます。

      金属板を山形に加工して作られた屋根で、倉庫や体育館といった大きな建物によく使われているので見たことがあるかもしれませんよ。

      駐輪場の屋根にも使用されています。

      耐火性・防水性に優れ、価コスト。

      ガルバリウム鋼板という錆びにくい金属を使用して作られます。

      施工方法もいくつかあり、ハゼ締めと重ね工法がよく使われているようです。

      ハゼ締めは屋根材の端と端を金具に巻き込んで固定する工法。

      穴を空けませんので防水性に優れています。

      重ねは吊り子と呼ばれる金具で屋根材を固定する工法です。

      吊り子はボルト止めをして、そのボルトにキャップを被せます。

      金具があるので、ハゼ締めと区別がつきますよ。

      デメリットもあるのですが、ハゼ締めは固定力が経年劣化で緩んできます。

      外れやすくなることもあるので、メンテナンスは必須です。

      また重ねは雨漏りしやすいというデメリットが。

      固定するボルトが錆びて、その錆が屋根材に移り、全体が錆びてしまうこともあります。

      錆による雨漏りが発生しますので、ボルトの樹脂キャップが劣化していないかを確認してキャップ交換などの対策が必要です。

      そしてなんといっても錆びにくくするためには屋根塗装が一番!

      錆止めをした塗装で屋根を守りましょう。

      次はスレート屋根です。

      こちらはカラーベスト・コロニアルという商品名があるので、聞いたことがあるかもしれませんね。

      セメントと繊維材料を混ぜた薄い板状の屋根材です。

      軽くて運搬しやすいのが特徴で、施工費も安価で人気があります。

      耐火性には強く防水性が低い特徴も。

      10年ぐらいのスパンでメンテナンスが必要になります。

      紫外線・雨水で劣化が進みますので塗装は絶対に行わないといけません。

      屋根材自体には防水性はほぼないので塗装で補っているというわけです。

      メンテナンス時は塗替えをして防水性をよみがえらせましょう。

      一度でも雨水の通り道ができてしまうと、雨が降るたびそこを通り雨漏りしてきてしまいます。

      木造の戸建ては腐食して、湿気いっぱいの木材になると白アリの被害が出てしまうことも!

      たかが雨漏り、されど雨漏りですよ!

      そうなる前にしっかりメンテナンスをすることが大事ですね。

      塗替えは屋根と家屋を守りますので、10年一区切りで行うことをおすすめします。

       

      屋根塗装におすすめ遮熱塗料

      屋根の種類で折半屋根とスレート屋根をご紹介しました。

      これらの屋根の防水性を保つには塗装あってのことなのですが、どのような塗料がいいのでしょうか?

      シリコンやフッ素といったものが一般的です。

      よく聞く材料ですよね?

      フッ素が丈夫で長持ちするので、塗装する際に耳にする材料だと思います。

      このような材料に別な機能が付いた塗料があるのですが、ご存じですか?

      それは…遮熱塗料

      遮熱というのは熱を遮る機能で、通常の塗料に比べると屋根材が熱くならないのです。

      前回、屋根動画をご紹介した際にも出てきた塗料なのですがスーパー無機ガードZというものがあります。

      これは高反射の塗料で、ツヤツヤの面で熱を反射して高温にならないようにする塗料です。

      実際、どれぐらい効果があるのかというと、動画の中で検証しましたが約10℃ほど表面温度が低くなっていました。

      塗っていない屋根は70℃を超えていて、薄い靴底では低温火傷をしてしまいます。

      触ることなんてできませんよ!

      これだけ熱いと屋根材自体にも相当なダメージがあるということ。

      10年ぐらいのスパンでメンテナンスを、とお伝えしていますが塗装をしていなければ、当然こんなに持ちません。

      いかに塗装が大事か分かりますね。

      外壁も同じですが、しっかり塗ってあることで防水性や遮熱といった効果を発揮します。

      また、「自分で塗れば安い」とDIYされる方も多いと思いますが、外壁などと比べて屋根は素人が行える場所ではありません。

      いくら気になっても屋根に上るのは大変危険です!

      特に台風シーズンは、台風が過ぎ去った後も強風が続きますので屋根に上るのは危ないですよ!

      雨が降っている時も滑ってしまうので、気になりますが天気が落ち着くまで待ちましょう。

      ぜひ屋根塗装はプロに任せてくださいね。

      しっかり足場を組んで、雨漏りも点検しながら塗装をしますよ。

      塗替え道場では外壁のみならず、屋根塗装も承っています。

      何でもご相談くださいね!

       

       

      次回も「屋根」にまつわる動画をご紹介します。

      屋根職人さんと塗装班・職長寺西くんが解説!

       

      お楽しみに~☆

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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