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    1. 誰でも分かるコーキング工事①紙テープで仕事が決まる?!~分かりにくいところ解説します!~

      塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の内容をご紹介していますが、今回はコーキングです!

      コーキング動画はこちら!

      ↓↓

      ☆一般の方にとって分かりずらいシーリング(コーキング)工事を徹底解説!Part1☆

       

      実はこのコーキング解説動画は現在①~③まであります。

      今回は①の「紙テープで仕事が決まる!編」をご紹介。

      順番に②と③も今後紹介していきますよ~。

       

      ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にありますよ!

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      コーキングは紙テープで仕事が決まる!

      現場のあるお宅は愛知県可児市。

      社長の実家から自転車で10分くらいのところだそうです。

      こちらの戸建ての現場からコーキング工事をご紹介。

      では職人さんのお仕事を見ていきましょう!

      今日は職人さんが3人で当たっています。

      手順は、既存の撤去→養生→シーリングを打つ箇所にプライマー(接着剤)を塗る→材料を充填→ならし作業、です。

      このぐらいの規模だと3人で2日間はかかります。

      コーキング(シーリング)とは隙間やつなぎ目にシーリング材を入れて埋めていく工事。

      ところでシーリングとか、シール工事、コーキングだとか聞いたことがあると思いますが、これ全部同じものだということをご存じですか?

      いろいろな言い方があるのですが、全部同じ物を指します。

      なぜ統一していないのでしょうか?

      もともと、シーリング材と油性コーキング材という2つの材料がありました。

      ざっくりいうと油性コーキング材以外の材料を全てシーリング材と分類されています。

      シーリング材を使用した場合はシーリング、油性コーキングを使用した場合はコーキングと呼んでいたのですね。

      しかし、今は油性コーキングをほとんど使用しないのです。

      名前だけ残っていて、シーリングもコーキングもどちらの呼び名も使用しています。

      同じ工事で同じ材料を使用するので、施工費用ももちろん同じです。

      どちらの言い方でもちゃんと伝わりますよ。

      さて、シーリング工事のことが分かった上で、職人さんの手元を見ていきましょう。

      今回は養生をしているところを撮っていますよ。

      紙テープでシーリングを打つ箇所を養生していくわけですね。

      養生というのは他の部分が傷んだり汚れたりしないように、カバーをかけて保護することです。

      この場合はシーリング材が他の場所にくっつかないようにするため、シーリング材を打つ箇所の周りに紙テープを張っていますね。

      青いテープなのですが、強粘着のものだそうです。

      色で粘着力が分けられていて、ホームセンターなどでも販売されているものだそうですよ。

      興味のある方はホームセンターに行ったら、見てみてくださいね。

      この粘着力の強いテープを使う理由は、ずばり良く付くから。

      壁が汚れていると弱い粘着テープは付きが悪く、すぐ剥がれてしまうのだそうです。

      弱い粘着テープの方がよい箇所もあるそうですが、きっちり付いて最後まで工事できる方が効率が上がります。

      シーリングを打っている最中に剥がれてきては工事が中断してしまい、失敗してはみ出る、貼り直しなどになっては時間ばかりかかってしまいますよね。

      そして紙テープを取る時も一気にサッと剥がせる方がいいので、あえて強粘着を使用したりするそうです。

      2秒かかるところを1秒で済むように、と考えられているのです。

      たかだか1秒ぐらいで何が変わるのか」と思いますがその箇所に関しては1秒でも、全体で考えると大きな時間になります。

      秒単位が作業効率を上げる」と信念をもって仕事に取り組んでいる姿勢がとても格好いいですね!

      さて、作業に戻りましょう。

      窓枠に紙テープを2本張っていますよ。

      枠の方には2枚重ねて、くっ付かないようにしています。

      張った間には既存のシーリング材が残っているのですが、今回は撤去はなし。

      段になっているところは基本的には撤去はしないのだそうです。

      肉厚になるようにシーリングを打つので、このままでいいとのこと。

      なるほど~。

      その窓のすぐ下に化粧帯があるのですが、ここも撤去せずに増し打ちです。

      帯の下にはサイディングボードがあり、目地があります。

      この目地の底面は撤去してありますよ。

      そして、くっつかないように養生してあるのですがわかりますか?

      水色のものが上から下まで張ってありますね。

      これはボンドブレーカーと呼ばれるもので、絶縁テープともいいます。

      三面接着になるのを防ぐために張るのですが、なぜ三面接着にしてはいけないのでしょうか。

      社長が説明してくれていますよ!

      壁と壁の間にシーリングをしますが、奥にくっついてしまうとシールが伸びなくなってしまいます。

      建物は動くので、奥がくっ付いていると左右の引っ張りで割れてしまうそうです。

      それを避けるためにも三面接着はしてはいけない!

      壁と壁の間は三面接着はダメ!」覚えておきましょう!

       

      シーリングはどこまでする?

      次はサイディングボードの上の帯ですが、帯下にシーリングします。

      これは最初からシーリングされていたので、同じようにシーリングするそうです。

      同じ帯が上の壁にもあるのですが、その帯下はシーリングされていませんね…?

      なぜでしょうか?

      社長、解説お願いします!

       

      上の帯下は、元々シーリングが打たれてないので打たない

      シーリングをして欲しい、とお客さんに言われることもあるそうなのですが、明らかに手抜き工事だな、という時以外は打たない!

      いろいろな建物の仕組みがあるので、新築時に合わせるのが鉄則だそうです。

      この上にある帯は化粧(デザイン)として付いているので、雨水が上から入ってきた場合、下に逃げれるようにわざとシーリングを打ってないそうです。

      下のサイディングボードの帯は水が入っては困るので、上下ともきっちりシーリングされているわけです。

       

      紙テープの貼り方のコツ

      職人さんが紙テープを簡単そうに張っていますが、コツはあるのでしょうか?

      実は慣れだそうです。

      しかし、張る順番があります。

      重ね方にも順番があり、同じように撤去しやすいように張っていくのです。

      社長も何回かトライしたことがあるそうなのですが、職人さんのスピードは3倍くらい早いそうですよ!

      おかしな順番で張ってしまうと、撤去の時にシールが剥がれてしまったりするので、とても大事なことなのです。

      コーナー部分などはテープを切らず、1枚で張ります。

      2枚で張ると2回剥がさなければなりませんが、1枚ならば一気に全部剥がせますからね!

      今回は帯のところにクラック(ひび割れ)があったので、見積りには入っていませんが補修をしてくれます。

      職人が現場判断で、見積りになくてもきちんと行いますよ。

       

      雨漏りしたら末期?!

      ここで、外壁に穴を発見しました。

      これは雨漏りが原因だそうです。

      シールから雨漏りした場合は、ひび割れてバキバキの状態になっているそうで分かりやすいそうですがこの時、家の中はどうなっているのでしょうか。

      実は家の中は分からないのだそうです。

      壁の中は断熱材などがあるので、なかなか雨漏りがすぐには染み出してこないのですね。

      もし、家の中に雨漏りがあったらそれは病気で言うなら末期がんの状態!

      すぐに工事しないと手遅れになりますよ!

      早期発見はとにかく外から見るしかないので、業者を呼んでしっかり点検してもらいましょう!

      メンテナンスが大事ですよ!

      コーキング(シーリング)についてお分かりになりましたか?

      紙テープが仕事を左右するとは驚きでした。

      動画はここまでで終わりですので、コーキング工事はに続きます!

       

       

      次回は「誰でも分かるコーキング工事②プライマー解説」でお送りします!

      では、また見てね~。

       

    2. 見た目も美しい!トップコートの役割とは?

      最後の仕上げはトップコート

      防水工事に欠かせないトップコート」。

      メンテナンス時などにもトップコートの塗り替えなのか、再施工なのか、と度々登場しますよね?

      見積もりにも防水施工にセットになって、載っているかと思います。

      このトップコートは思っている以上に大切な物で、するのとしないのでは雲泥の差があります!

      雨漏りをさせないためにもトップコートをきちんと施工しておくことがとても大事になってくるのですよ~。

      今回は「トップコート」について詳しくお伝えしていきます。

      この知識があれば、次のメンテナンス時に役立つこと間違いなしです!

      ぜひ、覚えておいてくださいね

       

      そもそもトップコートってなに?

      トップコートそのものには防水性能がないことをご存じでしたか?

      上から塗ればそれで「雨漏りが止まる」というものではないのですね~。

       

      「何のために塗るの?」

       

      実は防水層を守る「保護」の目的でするものなのです。

      防水層は雨水の侵入を防ぐために塗っていますよね。

      その上にトップコートを塗るので、何重にもなっているのです。

      ベランダなどに防水層を何度も塗って作っていき、その上からまたトップコートを塗って仕上げます。

       

      「塗らないとどうなるの?」

      「その分、お金がかかるでしょ?」

       

      防水工事をする際にトップコートだけを塗るという工事も確かに存在しているので、別料金なイメージがあるかもしれないですね。

      しかし、新規で防水工事をする時や防水層の再施工の場合はトップコートを塗るまでが、工事にセットされています。

      それだけ、「トップコートを塗る」ということは大事な工程で、省くことはできないのです。

      ベランダなどの屋外は、常に直射日光に晒されていてダメージを受けやすい場所。

      紫外線によるダメージが何よりも強いのです。

      そこに雨風によるダメージも加わりますので、防水層に劣化が生じてきます。

      ダメージが進むと当然、雨漏りしやすくなりますので気がついたら「家の中に雨水が侵入していた!」となるのです。

      雨漏りのような気づきやすい症状ならばいいのですが、内部に染み込み腐敗の原因になっていたら大変!

      大切な家屋がどんどん傷み、住めなくなってしまいますね。

      そうならないためにも、防水層を「守る」ということが必要になるのです。

      しかし「トップコートさえしておけば劣化がでなくて安心」ということではありません。

      防水性能はトップコートにはありませんよ。

      トップコート自体にも寿命があり、塗り替えが必要なのです。

      毎年やらなければならない、というほど軟なものではないのでご安心ください!

      メンテナンスが大変なものではないですよ~。

      だいたいの寿命は5年ほど。

      防水層自体の寿命は10年ぐらいなので、途中でトップコートの塗り替えが出てきます。

      5年ぐらいのスパンならば、そんなに面倒と感じるほどではないですよね。

      もちろん、雨漏りなどのトラブル発生時はすぐ対処しないといけませんよ。

      まだ、そんなに年数経ってないから~」と放置してしまうのが一番、良くありません。

      何も無くても、5年ぐらいでメンテナンスをして家屋を守りましょう!

       

      被膜防水には絶対必要!

      防水工事にはウレタン防水・FRP防水といった、塗り重ねて施工する被膜防水が主として行われていますね。

      防水層を塗って作るので、手間も時間もかかり、施工する職人も熟練度が求められます。

      特にFRP防水は「防水施工技師」でないと施工が行えません。

      施工が難しく、キレイに仕上げるのが大変なのです。

      これだけ大変な施工ですから、その状態をキープしたいですよね!

      なので、トップコートは必ずしないといけません。

      紫外線が防水層をダメにしてしまうので、ベランダなどは特に気を付けなければならないのです。

      FRP防水は主材料がプラスチックのため、紫外線にはめっぽう弱いですよ!

      トップコートで保護をしておかないと、あっという間に劣化してしまいます。

      防水層がダメになってしまうと、再施工になりますので工事費用も桁違いに…。

      まして、雨漏りまでしてしまったら損害は大変な物です。

      そんなことにならないように、トップコートはケチらず必ずしましょう。

      実はこれ、DIYでも可能です。

      たったこれだけの劣化で業者に頼むのも面倒だな…」と思ったならば、劣化している部分だけトップコートをして、しのぐことできますよ。

      節目のメンテナンス時期の前に、劣化を見つけた時ならば「とりあえず」で行うことをおすすめします。

      もしかしたら、防水層が劣化しているかもしれません!

      見ただけでは分からない不具合が生じている可能性がありますので、必ず業者にメンテナンスを依頼して、きちんと見てもらってくださいね。

      さて、トップコートですが、いろいろなメーカーが作っていて材料の違いで値段も変わってきます。

      ウレタン防水で一般的に広く使用されているのが「アクリルウレタン系」です。

      使用寿命は5年ほど。

      そして「フッ素系」のトップコートもあります。

      耐用年数はなんと10年

      フッ素はとても高性能なので、長持ちしますよ。

      しかし、高額なのであまり一般化していません。

      業者に頼む際もどちらがいいか、よく相談してみてください。

      メンテナンスを10年しなくてもよいのはとても魅力的ではありますがその分、高額。

      業者にも勧められることもあるかと思います。

      日当たりがよく、紫外線の劣化が心配であるならば、この丈夫なフッ素はかなりお勧めです。

      しかし、本当にこの場所に必要なのかどうか、よく考えてみてくださいね。

      FRP防水の場合は「ポリエステル系」と「アクリルウレタン系」の2種類あります。

      ポリエステル系は新築工事によく使用され、割れやすいので再塗装ではあまり使用されません。

      主にアクリルウレタン系をメンテナンス時には使用されます。

      伸縮性に優れているので、割れにくい性質があるのでほとんど、塗り直しにはこちらが使われていますよ。

      どちらも5年ほどで塗り直しが必要なものなので、劣化を見つけたら「そろそろかな」と検討してみましょう。

      トップコートを塗布しても、10~12年ぐらいがFRP防水の寿命になります。

      その間に5年スパンでメンテナンスがあると思ってください。

      これを怠ると、防水層まで傷める結果になってしまいますから要注意です。

       

      シート防水にも大活躍

      「うちの屋上はシート防水だから関係ない」

      「被膜防水でないなら必要ない?」

       

      いいえ、そんなことはありませんよ!

      シート防水もトップコートをすることで、寿命をグン!と伸ばすことができるのです!

      合成ゴムや塩ビを主材料とするシート防水ですが、高度な技術で施工をします。

      このシートをきちんと保護して状態をキープできるようにするためにはトップコートが不可欠。

      水性タイプのトップコートを使用します。

      こちらも5年ほどで塗り替えが必要となりますが、他の防水工事と同じスパンでのメンテナンスなので、「扱いが面倒」といったこともないのでご安心を。

      トップコートを塗らない場合もあるのですが、日当たりが良い場所は紫外線で劣化が進みますので塗った方が長持ちします。

      紫外線はどの材料にも損傷を与えますので、屋上などは特にチェックしていかないといけませんね!

      遮熱効果もあるので、ぜひ点検して塗り替えをしてください。

       

      トップコートにスポットを当ててお伝えしてきました!

      するのとしないのでは、明らかに差が出ますので家屋を守るためにもぜひメンテナンス時にはトップコートの塗り替えをしましょう。

      塗り替えをするだけで、防水層を守れるのでメンテナンスにかかるお金も安く済みますよ。

      再施工にならないように、業者にきちんと見てもらってくださいね。

      次回は「劣化の種類」についてご紹介です☆

    3. 防水はどんな会社に頼むといい?~建設会社~

      建物を建てるプロは雨漏りを直してくれる?

      建物を建設するのが建設会社でゼネコンという呼び名もありますね。

      ゼネコンとは建設会社のことでGeneral Contractor(ゼネラル・コントラクター)からきています。

      総合建設業者のことを差し、建設の全てを請け負います。

      ビルや商業施設、その他公共工事など何でも手掛けている建設会社ですが、もちろん住宅も手掛けていますよ。

      大きいところから小さいところまで会社の規模は様々ですが、分譲マンションや建売住宅などの物件を手掛けており、デベロッパー(売主の不動産会社など)の下で、建築を行います。

      スーパーゼネコンなどと呼ばれる、大手の建設会社もありますね。

      CMなども良く流れていますので、きっと名前もご存じだと思いますよ!

       

      「でも、うちはそんな超有名なスーパーゼネコンの施工じゃないな…」

       

      小規模の建設会社でも大丈夫!

      きちんと施工した建物に対して、責任もってトラブルに対処してくれますよ。

      なので、マンションなどの集合住宅の場合は特に、建設を手掛けた建設会社に連絡をとるとスムーズなのです。

      戸建ての場合も同じです。

      まずは施工した会社に連絡しましょう。

      物件を購入して売買契約を交わした後に、取扱説明書などの書類と一緒にアフターサービスについての書類も手渡されます。

      困った時はここに連絡」となっているのが一般的で、管理会社に連絡の場合も。

      管理会社に連絡した場合でも、そこから建設会社に連絡がいくのできちんと対処してくれるはずですよ。

      なので、全く自宅の建設に関わっていない建設会社に依頼をするのではなく、まずアフターサービスの窓口に連絡をするといいのです。

       

      「それで肝心の雨漏りは直してくれるの?」

       

      対処はもちろんしてくれます。

      防水専門店や塗装専門店に依頼した場合と何が違ってくるのでしょうか?

      どういう風に進んでいくのか、お伝えしていきま~す。

       

      1.そもそも現場の品質をわからない監督が多い

      アフターサービスの連絡先が分からない

      どこの建設会社なのかが分からない

       

      こういった場合でも、ともかく雨漏りを止めたいので施工ができる業者に依頼しないといけませんね。

      では一般の建設会社に直接依頼はできるのでしょうか?

      修理依頼すること自体は可能です。

      しかし、建設に携わっていないので分からない、というのが本音でしょう。

       

      「建物の作りなんて全部同じでしょう?」

       

      「マンションの作りなんて違いがない」

       

      そう思いますよね~?

      実際はそれぞれ違い、設計図を見ないとどのように作られているか分からないのも事実。

      だいたいの構造は同じように決まった手順で行われますが、設計図・施工計画書に沿って行われるものなので、その設計図がなければ細かい部分は分かりません。

      見ただけでは予想はできますが、内部までは分からないので設計図が必要になります。

      たぶんこうであろう」とあくまで、予想で修理計画をたてなければなりませんので、荷が重いかもしれませんね。

      当然、修理をしてもらうこちらとしても、そんなあやふやな感じで担当されるのは、不安です。

      そして、それを担当する現場で指揮をとる監督が、頼りない人物であったら、どう思いますか?

      建設会社では、現場経験が少ない担当者がリニューアル工事や、リフォーム工事を担当することがよくあります。

      新築物件の担当ばかり務めてきた現場監督がリニューアルやリフォーム部門に移動することが建設会社ではよくあることなのです。

      実際の現場監督としての経験が少なかったり、部下に任せっきりであったりと品質を理解していない監督も少なくありません。

      もちろん、全ての建設会社がこのような体制を取っているわけではありませんし、担当者が現場を理解していない人ばかりではありませんよ!

      しかし、こういう頼りない監督が担当をすることもよくあること。

      そのような監督が防水屋さんを連れて、雨漏り現場を見に来ても原因を突き止めるのは難しい、というわけです。

      元受けである建設会社が下請け業者の防水屋さんを連れて雨漏り現場を見に来ます。

      防水屋さんは監督に従い、言われた通りの施工をするのですが、指示をするのは監督ですので、この指示が的確でないと、漏水を止めることができませんね。

      これは当然の結果

      建設を携わっていないので分からない、というのは仕方がないことではありますが、それなりにキャリアもあるのに、分かっていない監督も結構いるものなのですよ。

      防水施工そのものをきちんと把握していて、経験も豊富な現場のことを分かっている監督に見て欲しい、と思いますよね~?

      このようなことを避けるためにもまず、アフターサービスの利用を考えてみてください。

      また、デベロッパー(売主)に確認をとることも可能ですよ。

      自宅を購入した時に戸建ての建売やマンションの売買契約書に、必ずデベロッパーの会社名と施工会社が記載されているはずです。

      書類の見直しをして、どこに依頼すべきか確認をしてみてください。

      施工会社、管理会社、デベロッパー、この三社のどこかしらで必ず対応してくれるはずです。

      管理会社でもデベロッパーでも、担当した建設会社に連絡をしてくれるので関係のない別な建設会社が見に来ることはありません。

      図面を見ながら、当たってくれますので安心ですよ。

      また、金額もアフターサービスとして扱ってくれることがほとんどなので、無料であることもあります。

      これはとても嬉しいですね!

      もし費用がかかったとしても、安い料金で施工してくれます。

      ごまかされて騙される、なんてこともありません。

      それだけでもかなり安心ですよね。

      なので、関係のない建設会社に依頼をする前に確認をすることをおすすめします。

       

      2.金額が高くなることが多い

      「書類も手元に無くて、施工会社が分からない!」

       

      その場合はとにかくどこかに依頼して、工事をしてもらわなければいけません。

      では、建設会社に依頼をした場合、金額はどのくらいなのでしょうか。

       

      安いのでしょうか?高いのでしょうか?

       

      金額は高くなることが多い」と言わざるを得ません。

      なぜかというと、建設会社に依頼をするとその内容にあった業者を手配し、その業者と一緒に建設会社の監督が現場確認にきます。

      つまり、下請け業者に頼むわけですね。

      そこで監督と防水業者が施工計画を立てて、それに見合った見積もりを防水業者が建設会社に出し、建設会社が顧客に出す、という流れになります。

       

      元請け(建設会社)→下請け(防水業者)→孫請け(職人)

       

      このように下請けがたくさん続き、中間マージンがかさむ仕組み。

      直接、防水業者とやり取りを進めるわけでは無いので、金額が高くなるのですね。

      時間もかかります。

      下請けに聞いてから、返事をするわけですからすぐに回答がきません。

      間に建設会社が入る以上、仕方のないことではあります。

      しかし、建設会社に依頼したからと言って悪いことばかりではありませんよ。

      雨漏りの場所が複数である」、「特定できない」といった時など、あらゆる業者に見てもらえます。

      サッシから雨漏りしている時ならばサッシ屋、屋根は屋根職人、外壁ならば塗装業者とそれぞれに合った施工業者があてがわれるのです。

      いっぺんに複数の修理ができるのならば、新たに別業者を探す必要がないので負担が減りますね。

      もちろん、それぞれに見積もりが出るので金額が高くなりますが今回、本当に必要な工事なのかよく見極めることが大事です。

      分からない監督に現場を見てもらっても、漏水の穴を塞ぐ程度の施工しかしないようでは根本的な解決とは言えませんよ!

      原因を探って完全に修理をしてもらうようにしましょう。

       

      建設会社といっても、いろいろな会社があります。

      規模も実績も違いますので、信用できる建設会社に見てもらいましょう。

      次回は「トップコート」についてお伝えします♪

    4. 防水はどんな会社に頼むといい?~塗装専門店~

      防水専門店とは違う塗装専門店とは?

      防水専門店に防水工事を依頼するお話を前回はお伝えしました~。

      戸建ての工事は防水屋さんはあまり得意でないわけですが、建設会社などと一緒にタッグを組んで工事に当たってくれるので状況を見て依頼するのがいいですね。

      さて、防水専門店と同じような業種で塗装専門店があります。

      防水専門店と並び、塗装専門店もよく耳にする業者です。

      塗装と防水はなんだか似ているようにも思いますよね。

       

      「塗る作業だから材料が防水のものならできるのでは?」

       

      なんて思いませんか?

      実際は材料の違いだけではなく、作業工程も技術にも違いがあるのですよ。

      けれど、もし雨漏りを塗装専門店に依頼したら請け負ってくれると思いますか?

       

      答えは…「できる業者とできない業者がいる」です。

       

      「???」

       

      ちょっと何を言っているか分からない、って感じですよね~。

      なぜできる・できない、があるのでしょうか。

      その違いを一つずつご紹介してきます!

       

      1・下請企業に依頼することが多い

      塗装専門店はその名の通り、塗装を専門とする業者です。

      外壁や屋根などに塗料を塗って施工をします。

      外装工事を引き受けている施工業者ではありますが、「防水工事」ができるのかと言われれば、できません。

      防水を専門としていないからです。

      もし、依頼をしても下請けの防水専門店が施工を引き受けることとなるので、

      金額が高くなる」・「時間がかかる」、ということがあります。

      私たち顧客と「防水専門店」の間に「塗装専門店」が入っているので、全て塗装専門店を通さなければ話が進みません。

      場合によっては仲介手数料が発生することもあります。

      やり取り自体は防水専門店とできますが、見積りや現場確認などは両方の業者としなくてはならず、スムーズに話が進まず正直、面倒…。

      また、防水専門店を紹介してくれる塗装専門店もいます。

      その場合は見積りから現場確認など、防水専門店と行えるので塗装専門店がノータッチとなり、工事もスムーズにいきますね。

      しかし、塗装専門店から「紹介料を請求される」・「指定材料を使用する条件を入れられる」など、見積り金額が高くなってしまうことがあるのです。

      全ての業者がこのような形をとっているわけではないので、そんなに心配することはありませんよ。

      きちんとした説明を受けて見積りの確認をすれば、知らない間に金額が上乗せされていた、なんてことにはなりません。

      防水施工ができるのか、できないかは最初の依頼時にしっかり確認すべきです。

      できる場合は、「どのように進めるのか」・「紹介料がかかったりしないのか」、なども聞いておきましょう。

      曖昧にされる・分からない、となった場合は他の業者も探してみてください。

      何社からも見積もりを出してもらい、比較検討をするのはとても大切なことですよ。

       

      2・防水の知識が浅いことがある

      塗装専門店が防水専門店に下請けを依頼することもありますが、そもそも塗装専門店はどれぐらい防水施工を知っているのでしょうか。

      防水施工と塗装は全く違うもの。

      例えば、FRP防水は国家資格である「防水施工技能士」の技能試験に合格した技能士のみが行える施工です。

      塗装業者がこの防水施工技能士の資格を持っているかは分かりません。

      恐らく、持っていないですよね~。

      中には資格を持っている職人もいるかもしれませんが、そういう職人はそんなにたくさんはいないと思います。

      シート防水も熟練の職人でなければできない施工。

      経験豊富でなければ中々できない難しい施工なので、塗装業者が全てわかっているとは思えません。

      確かに、塗装剤の中に防水効果のある薬剤が含まれている材料はあります。

      そういった材料を使用すれば、その外壁は防水効果が得られますが塗った場所のみの効果。

      この塗料を、雨漏りしている箇所に塗れば漏水が止まる、ということではありません。

      これだけならば、DIYでどうにかなりますよね。

      わざわざ、業者に依頼する必要もなくなります。

      けれど、どこから漏れているのか分からない場合は塗りようがありません。

      部屋にポタポタと垂れてきたからその場所に塗る、ということでは何も解決できないのです。

      これでは垂れている雫の下に洗面器を置くのと変わらないと思いませんか?

      まずは原因を突き止めて、それに最適な施工を行うことで雨漏りを防ぐことができます。

      また、その場しのぎで漏水を食い止めても、すぐに雨漏りしてくるようでは意味がありません!

      耐久性も大事です!

      すぐに施工やり直し、とならないようにしっかりと施工してもらわなければなりませんね。

      雨漏りを止めるだけではなく、漏水によって被害が出ている箇所の修繕も必要ですよ。

      その為にも防水施工のノウハウがある業者に依頼するのがベストとなるのです。

       

      3・防水の職人を抱えている民間の塗装会社に頼むとよい

       

      「防水専門店もダメ、塗装専門店もダメ、ならばどこに頼めばいいの?」

       

      ネットなどで調べても、防水専門店か塗装専門店で修理ができる、と紹介しています。

      得意・不得意がある両専門店ですが、自宅の状況にあった業者がどちらなのか分かりませんよね。

      しかし、ピッタリくる業者がいます!

      それは、何だと思いますか~~?

       

      実は防水職人を抱えている塗装業者なのです!

       

      雨漏りの原因を突き止めることができる知識と経験を持った職人が防水職人

      塗装をするのが塗装職人

      この職人がいる業者に頼むと全て解決する、というわけです。

      ネットで調べていると情報が多すぎて、どの業者に頼めばいいのか分からなくなって検索難民になりがち。

      防水で検索すればいいのか、塗装で検索すればいいのかも悩むかと思います。

      雨漏りだから防水でまず調べますよね。

      でも、見つけた業者が戸建ての案件を引き受けてくれるかどうか、ホームページを見ただけでは分からない…

      価格も載っていなとなれば、依頼を迷ってしまいますね。

      細かく載っているのであればいいのですが、「まず見積りを!」とそればかり言っている業者も多いです。

      それではなかなか、「依頼してみよう」とは思いませんよね。

       

      「しつこく連絡がきたらどうしよう」

      「必要のない契約をされるかも」

       

      こういった心配もあると思います。

      なので、ホームページの見方としては、今までの施工案件を載せているかどうかを見てみてください。

       

      ・屋根修理や雨漏り修理の案件が写真付きで載っている

      ・外壁塗装と一緒に雨漏りの時はこういった施工をする、という事例ケースが載っている

       

      その内容に防水施工の種類がきちんと記載されていて、防水職人がいるとなっていれば安心できる業者ではないでしょうか。

      もちろん、それだけで優良業者がどうかは断定できませんが、1つの目安となります。

      その内容を見て、防水のことも塗装のことも分かっている業者だと判断出来たら、見積りを取ってみましょう。

      2~3社に依頼をして見比べてみるといいですよ。

      また、依頼したい塗装業者に防水に詳しい職人がいるのかどうかを直接、聞いてみてもいいですね。

      その時に、「別会社に依頼をする」と回答があったら、自社で防水職人を抱えていない業者です。

      防水施工の知識もあまりない可能性がありますので要注意ですよ。

      依頼する業者を決めたら、打ち合わせ・工程の説明を受けるのも忘れずに。

      きちんと納得した形での施工契約を結ぶようにしてくださいね!

       

      防水専門店と塗装専門店の違いは分かりましたか~?

      似ているようで違う業者ですが、今自宅に必要なのはどういった工事なのかをよく考えて依頼を決めましょう!

       

      次回は「建設会社」についてお伝えしていきます(^^)

    5. 施工材料がごまかされてるかも?!すぐ分かる手抜きチェックポイント

      防水施工方法手抜きのチェック方法

      なんだかベランダの床に穴が空いている…。

      端っこがめくれている…

      これって、もしかしたら防水工事をしないといけない?!

      こんな症状を見つけたら、防水リフォームを考えましょう!

      もちろん、水が垂れてきているような雨漏りがあれば、すぐに対処しないといけませんよ。

      雨漏りは放置することが一番、ダメージを増幅させてしまうので見つけたらすぐに対策を!

      今回は、手抜き工事で行われる、ごまかしを見抜くポイントをお伝えしていきま~す!

      絶縁工法と密着工法の違いで値段が違う?!

      FRP防水やウレタン防水のような塗膜防水とシート防水の施工方法には、絶縁工法と密着工法の2つがあります。

      覚えていますでしょうか…?

      防水の種類を前回3回に渡って、シリーズでお伝えしています。

      人の手で塗っていく塗膜防水とシートを貼っていくシート防水。

      そして、施工方法が2つありましたね。

      この2つの工法は施工場所によって、できる所とできない所があります。

      そして、かかる費用にも差があるのですよ。

       

      ・絶縁工法(通気緩衝工法):下地に防水層を密着させず浮かせる工法

      ・密着工法:下地に防水層を密着させる工法

       

      絶縁工法は防水層と下地の間が空いているので水分を逃がすことができます。

      膨れの心配がある場所に適している工法。

      密着工法は下地に直接、防水材を塗ったり、シートを貼ったりするので水分の多い場所にはできないのです。

      もし密着工法で行ってしまうと…?

      膨れがでてきてしまうのです。

      そして、何よりも密着しない!ということがよくあります。

      この密着工法は絶縁工法に比べると低コスト。

      工期も短期間で行えて、既存の防水層の上からも施工が可能ですが、どちらの施工も5年置きぐらいでトップコートの塗り替えは必要です。

      初期費用は違いがあるのですが、メンテナンスの頻度や工程は同じなのですね。

      対して絶縁工法は、軽歩行は可能で、重歩行は出来ません。

      どこにでも施工できるわけではないので、注意が必要。

      防水工事を行いたい場所が、どちらの施工に適しているのかも考えてみましょう。

      間違った工法で施工されて「雨漏りが直らない」・「再施工が必要」なんてことに、ならないようにしたいですね!

       

      手抜きの一番は材料費

      そして、やはり手抜き工事の一番のやり口は材料ごまかすこと。

      ごまかされていても分からないのが、材料です。

      特に塗膜防水は防水層を何度塗っているかは、見た目で判断することができません。

      業者が用意した材料を見ても多いのか少ないのかなんて、分からないですよね~。

      「この場所にこの量が適正である」というのは素人が判断するのは難しいこと。

      つまり、「いくらでもごまかせる!」ということなのですよー。

      では、見極めはどうしたらよいか。

      それは、工程表を見ることです。

      工事が始まる前に、業者から工程表を貰えることをご存じですか?

      工程表には、工事の内容が載っています。

      そこには、防水塗料の塗る回数も載っているのです。

      なので、ぜひそこをチェックしてみてください。

      一般的には、3回の塗装(下塗り・中塗り・上塗り)をすると記載されているはずです。

      この回数を減らすのは、よくある手口。

      材料を3缶使うところを2缶で済ます、ということをする業者もいます。

      完成後を見ても、何度塗ったのかは分かりませんよね。

      明らかに薄いとか、雑に塗られているとかならば見て分かりますが、均等に塗られた物の厚みまでは分からないと思います。

      騙す方も、そんな明らかに分かるようなヘマはしません。

      「何回塗っているかそばで見てればいい!」

      そうは思っても、これはちょっと現実的には無理がありますね。

      だって、そんなに暇じゃありませんよね?

      自宅にいる奥様は家事や育児で忙しかったり、食事をしたりトイレに行くこともあります。

      だからと言って、お子さまに見張らせる訳にもいきません。

      ご主人がお仕事を休んでまで家にいなければいけない、なんてことも実際はできるとは思えません。

      じゃあ、いったいどうすればいいの?

      そこで工程表です。

      先ほども説明しましたが、工程表には工事内容が記載されていますので、進捗状況を説明と写真付きで提出させて報告をしてもらいましょう。

      「でも、くれなかったら?」

      「嫌だと言われたら?」

      これは、ごく一般的に行われていることなので、信頼できる施工業者であれば拒むことはないはずです。

      もしダメだと言われたら、「もしかしたら騙されている?」と疑ってもいいかもしれません。

      その時点で、不信感を持ちますよね。

      この報告書には「今何をしている」・「これから何をする」と工程表に沿った施工状況が載っているはずです!

      素人でもある程度は、見て分かると思います。

      もちろん、分からないことや疑問に思ったことはドンドン質問をして、説明を受けてください。

      ここが大事ですよ!

      その際に少しでも、曖昧な答えが返ってきたり、料金の上乗せを匂わせてきた場合は、ごまかしがあるかも!

      素人だから、と説明を省かれたりしないように注意することが大事です。

      最初の見積もりより高額になっていたり、追加で請求されたり、また雨漏りしてしまったり、ということがないように、しっかりチェックして手抜き工事を見抜きましょう!

       

      こんな防水ではすぐ雨漏りしてしまう!

      せっかく防水工事をしたのに、手抜き工事で雨漏りをしてしまったら意味がありません!

      疑わしいポイントを把握しておきましょう。

      ポイントを押さえておけば、騙される前に気づくことができますよ。

      すぐに分かるポイントは以下の3つです。

      ・膨れや亀裂がある

      ・金額がとても安い

      ・工期がとても早い

      まず、見た目で分かる状態は「膨れや亀裂」。

      施工してから何年も経っている場合に劣化症状として現れるもので膨れや亀裂があります。

      これは数日で出てくるようなものではありません。

      例えば、FRP防水を施工したベランダが「ボコボコとしている」場合。

      明らかに施工不良ですよ!

      手で剥がせるような状態も同じく施工不良です。

      このまま放置してしまうと、防水層を傷めてしまい、やがて雨漏りをしてしまいます!

      今は雨漏りが無くても、紫外線に長い間、晒された状態が続くと更に劣化がひどくなり防水層からの再施工になることも。

      「手抜き工事だった!」と後から気づくのでは遅いですね。

      そして2番目のポイント、とても「金額が安い」場合も要注意!

      「安い方ところを探していた」

      「安い方がいい!」

      飛びついて依頼した結果、材料を半分の量で施工されては意味がありませんね。

      すぐに剥げてしまったりするので、雨漏りの原因となります。

      また、シート防水のシートをきっちり貼っていない・シートを貼る前の工程を省いているなど、手抜きがよくあります。

      最後の3つ目は「工期が異常に早い」ということです。

      「早く終わるのは助かる」

      「仕事が早いのはいいことでは?」

      こう思いますよね。

      しかし、一日に何件も工事予定のある業者は決められた工程をこなしていないのではないでしょうか。

      材料をごまかしている時と同じになりますが、防水材を3回塗らなければいけないところを1回で済ます、塗る前の工程を行っていない、などが考えられます。

      3回のところが1回ならばかなり時短はできますよね。

      でも当然、規定の基準を満たしていないので、劣化が早まり雨漏りの原因になっていきます。

      しかもこれで請求は3回分の材料費が載っているかもしれませんよ!

      このような施工を行っている業者の場合は、手抜き工事をしている可能性がありますので、騙されないよう見極める必要があります。

       

      ポイントを押さえておけば、ごまかしに気づくことができますね!

      騙す方が悪いのは当然ですが、騙されないように気を付けることも大事です。

      悪徳業者に騙されないよう、しっかり見極めて信用のおける業者に依頼をしてくださいね。

      次回は「水漏れ箇所」についてお話しま~す(^_-)-☆

    6. 防水施工をする時に知っておきたいこと

      防水施工をするなら

      防水と聞いて連想するものはありますか?

      プールや屋上、駐車場、自宅のベランダ、屋根と、様々な場所に用いられていますね。

      それぞれの場所に適した施工があり、手掛ける職人も違ってくるのですが防水のことをどのぐらいご存じでしょうか。

      何かを塗ったり貼ったりする、と言うことは想像がつくと思います。

      しかし、この施工がどのように進められているかまでは分かりませんね。

      「いつするといいの?」

      「どの場所にもできるの?」

      「施工費用がすごく高そう」

      「工事に時間がかかるのは困る」

      知りたいことがたくさんありませんか?

      一言に防水と言っても、種類は4つあります。

      「FRP防水」・「ウレタン防水」・「シート防水」・「アスファルト防水」ですが、最初の3つの施工は耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。

      よく用いられる工法なので、ベランダなどにも使用される一般的ものです。

      それぞれの防水施工には、特徴、メリット・デメリットがあります。

      知って得する情報や、悪徳業者に騙されないポイントなども交えてお伝えしていきますので、大切な家屋を守るために役立ててくださいね。

      強度と耐水性に優れているFRP防水

      FRP防水という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

      ガラス繊維などの強化材・補強材で補強されているプラスチックのことで、「繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」が正式名称。

      この英語名の頭文字を取って、FRPと呼ばれているのです。

      耐久性と耐水性にとても優れています。

      このFRPに、ポリエステル樹脂に硬化剤を加えたものを混合し、塗膜防水として使用します。

      特徴である耐久性が証明されたものと言えば、富士山気象レーダーの「レーダードーム」にもこのFRPが使われていたのですよ。

      今は役目を終えていますが、約36年間も厳しい気象条件に耐え抜きました。

       

      FRP防水の特徴

      このFRP防水がどこに使用されているのか分かりますか?

      つなぎ目無しの防水効果と車両が乗っても耐えうる耐久性が一番の特徴です。

      かつ軽量であり、耐熱性と耐食性にも優れています。

      この耐久性を活かして屋上駐車場やプールに使用されることが多く、つなぎ目無しで施工ができるため浴槽や船などにも使用されているのですよ。

      施工時に臭気が出るのですが、屋内施工の場合は臭気の少ない環境対応型FRP防水が使用されます。

      浴室などは屋内施工になりますので、臭気が少ないのは安心ですね。

      屋外の駐車場やプールではさほど気にならない臭気でも、一般家屋などではやはり気になりますよね。

      戸建て住宅のバルコニーやベランダにもFRP防水は向いており、こちらも環境対応型が使用されます。

       

      メリット・デメリットについて

      メリットは以下の5つ。

      ・住宅のバルコニー・ベランダに使用される

      ・耐久性がある

      ・防水層上の歩行が可能

      ・繋ぎ目が無い(シームレス)

      ・施工期間が短い

      耐久性に優れいるので防水層上の歩行も可能です。

      なので主にベランダにはこのFRP防水を使用しています。

      住宅の90%以上で使用されている、とても一般的な防水施工です。

      硬化するのがとても早いので施工期間を短縮することも。

      ベランダなどの施工期間は1日で完了することができるのです。

      短期施工できるということが最大のメリットとですね。

      繋ぎ目なしのシームレスに施工できるので浴槽にも向いた施工です。

      見た目もキレイで施工が早い、こんな良い事づくめのFRP防水にも、もちろんデメリットもありますよ。

      以下3点がデメリットになります。

      ・紫外線に弱い

      ・伸縮性がない

      ・施工できる職人が少ない

      原料がプラスチックなので紫外線に弱いのです。

      ベランダなどは紫外線に長時間さらされます。

      やがて劣化していき、ひび割れを起こす原因となるのです。

      また、伸縮性がないため地震などの揺れにも弱いので、ひび割れを起こしてしまいます。

      すぐにひび割れるようでは、防水施工の意味がありませんね。

      劣化を防ぐためには、上から保護目的のトップコートをする必要があります。

      このトップコートをすることまでが、FRP防水の施工となりますよ。

      豊富なカラーバリエーションがあるのでトップコートをすることで外観をキレイにすることもできます!

      しかし、トップコートも永久的に使用できるわけではありません。

      5年に1度ぐらいの頻度で塗り替えが必要となってきます。

      トップコートも万能ではないので、劣化するのは仕方ありませんね。

      美しさや耐久性を保つためにはこのぐらい定期的に行うのがベスト。

      そして、3つ目のデメリットにもありますように、FRP防水施工を行うのは簡単ではありません。

      誰でもできる、というものではなく国家資格である「防水施工技能士」の技能試験に合格した技能士のみが行える施工なのです。

      専門性を要求される資格なので、職人が少ないのが最大のデメリットであるとも言えますね。

       

      注意点とその他

      次は注意点とその他、役立つ情報をご紹介します。

      自宅修繕をしようと思ったら、どこに頼めばいいのでしょうか?

      防水施工をしてくれる会社はたくさんありますが、何を基準に選べばいいか分からないですね。

      知らないで悪徳会社に捕まって騙される、なんてことも良くある話です。

      では、何に注意して施工会社を見極めればいいのか?

      施工を依頼する業者を決める際、ネットで調べたり、自宅近くの店舗に依頼したり、郵便受けに入っていたチラシを頼りにしたり、と方法はいろいろあります。

      業者を決めたらまず最初にすることは、見積りをしてもらうことです。

      その時に見積りでチェックするポイントがあります。

      特に多いごまかしはこちら。

      トップコートの塗り替え作業を、さもFRP防水を最初からやり直すかのような見積もりを出し、法外な金額を請求する業者がいるのです。

      素人だから分からないだろう、とあの手この手で専門用語を並べて言いくるめのが手口。

      これは防水施工に限らず、リフォームの依頼をした時などにも起こりうる事ですね。

      なので、施工内容が本当にFRP防水を施工し直さなければならないのか、トップコートをするだけで良いのかを見極める必要があります。

      そして、いざ工事が始まった時も、行われている作業が防水施工をしているのか、トップコートをしているのかをきちんと見なければいけません。

      しかし、ずっと傍で施工中に監視をしているわけにはいきませんね。

      そういう時は、進捗状況の報告書を提出してもらうといいですよ。

      ごく一般的に行われていることなので、拒まれることはないはずです。

      もし拒まれたら、その業者はあまり信用ができない可能性があります。

      報告書には専門用語も多いので、読んでも分からない場合もあると思いますが、分からないことはどんどん質問をしましょう。

      曖昧な答えが返ってきたり、別な工事を進められたりしたら騙されているかもしれませんよ。

      しかし、トップコートも5年頻度ぐらいで塗り替えなければいけないのは本当です。

      なので、今回の施工は塗り替えで済むかも、と一度疑ってみてください。

      では、どのような状態になると再施工になるのでしょうか。

      実はタイミングは、目視で分かるのです。

      表面が色褪せたり、クラックと呼ばれるひび割れが起きたり、ガラス繊維が見えたりと、明らかな異常が出てきた時はトップコートを上塗りしても効果が得られません。

      防水層を作らねばならないぐらいのひび割れがある場合は、再施工ということになります。

      メンテナンスの方法はいろいろありますので、まずは信頼のおける専門業者に依頼をして、診断してもらいましょう。

       

      次回は「ウレタン防水」の特徴とメリット・デメリットについてお伝えします。

       

       

    7. ベランダ防水 排水の構造・改修用ドレン

      こんにちは!塗替え道場 緑店アドバイザーの木村です!

       

      もう年の瀬ですね。師走とはよく言ったもので、本当に瞬く間に

      12月は日々が過ぎていきます。実は10月から、本社所属から古巣の緑店への所属となり

      豊田市や刈谷市や岡崎市など、三河の地方を車を走らせ、

      景観を楽しみながら、日々営業しております。笑

       

      さて、本題へ入ろうかと思います。

      今回は、ベランダ防水や屋上防水の中でも、特に排水についてです。

       

      ベランダ裏にシミが??!

      写真をご覧いただくと・・・

      シミが広がっているのが、お分かりいただけますでしょうか?

       

       


       

       

       

      皆様のお家は、この写真のような感じで、ベランダを下から見上げた際に

      漏水し、シミが広がってたりはしていませんか?

       

      このような状態が見られる場合、ベランダ内部の排水口の周辺が劣化し、

      本来の正しい排水の流れができていない可能性がございます((+_+))

       

       

      軒裏天井を綺麗に施工してもらっても

      漏水が止まっていない状況では、折角の塗装工事が無駄になってしまいます・・・(*_*)

      そして、躯体内部を傷めてしまいます・・・(*_*)

       

      もしくは、現状このようなシミが広がっていない状況でも

      ベランダの排水口(ドレン)が経年劣化で排水が適切にできないようになっていくと

      いずれ、この写真のように、漏水してしまう可能性もございます。

       

      そもそも排水口(ドレン)ってどのようなもの?

       

       

       

       

      こんな感じで平場面に垂直方向に設置された排水口(ドレン)や

       

       

      立上り面に横向きに設置された排水口(ドレン)が、皆様のお家のベランダにもあるかと思います。

       

      排水が上手くいかなくなる原因としては、この排水口にあるドレン金具と

      内部にはる排水管との接続(ジョイント)部において、

      経年劣化で防水層やドレン金具に変形等の動きが生じ、隙間があいてしまうことが挙げられるかと思います。

       

      具体的には、塩ビシート防水やゴムシート防水が施工してある場合、

      防水シートとドレンとの取合いの部分が破綻する等して発生した隙間から、

      水が防水シートの中や、排水管の外側を通ってしまったりで、躯体内部へ侵入するケースがございます。

       

       

       

      図の赤丸部分が排水口(ドレン)部分で、青丸部分が防水層の立上り面と平場面です。

      要は、青丸と赤丸と取合いの防水性がないと、漏水の原因に繋がりえます。

       

       

      ちなみに、ウレタン防水やFRP防水等の塗膜防水でも同様のことが言えると思います。

      排水口(ドレン)と防水層との取合い部に対し、適切な処置ができているかは

      非常に重要なことであると思います。

       

       

       

      そこで、その劣化した排水廻りの性能を、復活・補強させる救世主がこちら・・・!!!

       

      改修用ドレンの設置で排水バッチリ!

       

      ジャジャジャン!!!!

      「改修用ドレン」です。

       

       

      日常の生活の中で見かけることのないこのフォルム、

      防水工事の上では、結構大切な役割を果たしてくるわけなんです。

       

      排水口にズボっと差し込んで、確実に排水管の中を水を通してあげることができる点と、

      筒部分と周りに広がる塩ビシートは熱溶着でガッチリ接合されているので、隙間があくことを

      予防していくことにも繋がる点にメリットがございます(*^_^*)

       

       

      排水口にズボっとはめて、まずはこんな感じに・・・!!

       

       

       

      この写真は、塩ビシート防水 機械固定工法の平場面の塩ビシート防水を貼る前の状態です。

       

       

       

      そして、平場面に塩ビシート防水を貼りこんだ後、熱溶着で改修用ドレンと結合させていきます。

       

       

       

      この施工は、塩ビシート防水やウレタン防水で施工可能です。

       

      ベランダ下の部屋で雨漏りしている場合や、ベランダ裏で今回説明したような

      状況が見受けられる場合は、改修用ドレンの設置を検討されるのも、

      ひとつの方法として良いかと思います(*^_^*)

       

       

      以上、木村でした~!

       

    8. 春日井市M様邸 完成報告!

      こんにちは。

       

      愛知・岐阜・三重の外壁塗装専門店 塗替え道場春日井店のアシスタント山本です (^-^*)/

      朝晩少しずつ涼しくなってきて秋を感じるようになりましたね♪

       

      さっそくですが、先日完成したM様邸のご報告をさせていただきます。

       

      <施工前>

       

       

      数ヶ所クラック(亀裂)が見られました。

       

       

       

       

      クラックはそのままの状態が続き劣化が進みますと、亀裂が大きくなり隙間が発生して雨が浸入する恐れがありますのでシーリング材または、ALC補修剤にて補修をさせて頂き、順次塗装させて頂きます。

       

       

      また階段裏にサビの発生が見られました。

      こちらは下塗りにサビ止め材を使用ししっかり塗装させて頂きます。

       

       

      <施工中>

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      <完成>

       

       

       

       

      M様、この度は塗替え道場に大切な工事をお任せいただき本当にありがとうございました。

      また何かご相談がありましたら、お気軽にご相談ください☆

       

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    9. ウレタン絶縁工法(通気緩衝工法)

      こんにちは!!

      塗替え道場 本社営業の桝内です(^o^)

      いよいよ6月になりましたね。そろそろ東海地方も梅雨入りしそうですね、、、

      雨が続いてしまうと工事がストップしてしまうのでお客様に多大なご迷惑をお掛けしてしまうので

      出来れば雨が振ってほしくないです。。。今日、明日と天気が悪くなりそうですが、、、

       

      今回のブログは防水工事についてです。

      昨日、春日井市のとある物件で防水工事をさせて頂きました!!!!

      めちゃくちゃ途中の写真で申し訳ないです(T_T)

      立上がりにウレタン樹脂を塗っている途中の写真になります。

      通気緩衝シート(絶縁シート)↓↓

      脱気筒↓↓

       

      ちなみに今回施工させていただいた施工方法は、ウレタン絶縁工法(通気緩衝工法)で施工させて頂きました。

      特徴:防水層を下地に密着させない工法です。

      下地に密着させない為、施工する防水層が下地の影響を受けにくいというメリットがあります。

      元々の下地にクラックが発生したとしても、同じように絶縁工法で施工した部分に関してクラックが発生する

      可能性が格段に下がります。

       

      ~ウレタン絶縁工法のおおまかな流れ~

      下地処理

      プライマー塗布(接着剤のような役割があります。)

      通気緩衝シート(絶縁シート)貼りつけ

      脱気筒取り付け(通気緩衝シートの下に溜まった水蒸気や空気を逃がす為の筒)

      平場、立ちあがりウレタン樹脂塗布

      トップコート(紫外線から防水層を守るために塗るもの グレーのトップコートが多い)

       

       

      他にも防水工法は様々あります。

      ・ウレタン密着工法

      ・ゴムシート防水

      ・塩ビシート防水(機械固定絶縁工法)

      ・FRP防水

      等など弊社で施工できる防水でもかなりの数がございます。

       

      防水工事のことで気になることがありましたら、一度塗替え道場までご相談ください。

      専門のアドバイザーが専門的な知識を持ってご提案させて頂きます(*^_^*)

       

      以上、桝内ブログでした!!!!!!

       

       

       

       

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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