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    施工材料がごまかされてるかも?!すぐ分かる手抜きチェックポイント

    防水施工方法手抜きのチェック方法

    なんだかベランダの床に穴が空いている…。

    端っこがめくれている…

    これって、もしかしたら防水工事をしないといけない?!

    こんな症状を見つけたら、防水リフォームを考えましょう!

    もちろん、水が垂れてきているような雨漏りがあれば、すぐに対処しないといけませんよ。

    雨漏りは放置することが一番、ダメージを増幅させてしまうので見つけたらすぐに対策を!

    今回は、手抜き工事で行われる、ごまかしを見抜くポイントをお伝えしていきま~す!

    絶縁工法と密着工法の違いで値段が違う?!

    FRP防水やウレタン防水のような塗膜防水とシート防水の施工方法には、絶縁工法と密着工法の2つがあります。

    覚えていますでしょうか…?

    防水の種類を前回3回に渡って、シリーズでお伝えしています。

    人の手で塗っていく塗膜防水とシートを貼っていくシート防水。

    そして、施工方法が2つありましたね。

    この2つの工法は施工場所によって、できる所とできない所があります。

    そして、かかる費用にも差があるのですよ。

     

    ・絶縁工法(通気緩衝工法):下地に防水層を密着させず浮かせる工法

    ・密着工法:下地に防水層を密着させる工法

     

    絶縁工法は防水層と下地の間が空いているので水分を逃がすことができます。

    膨れの心配がある場所に適している工法。

    密着工法は下地に直接、防水材を塗ったり、シートを貼ったりするので水分の多い場所にはできないのです。

    もし密着工法で行ってしまうと…?

    膨れがでてきてしまうのです。

    そして、何よりも密着しない!ということがよくあります。

    この密着工法は絶縁工法に比べると低コスト。

    工期も短期間で行えて、既存の防水層の上からも施工が可能ですが、どちらの施工も5年置きぐらいでトップコートの塗り替えは必要です。

    初期費用は違いがあるのですが、メンテナンスの頻度や工程は同じなのですね。

    対して絶縁工法は、軽歩行は可能で、重歩行は出来ません。

    どこにでも施工できるわけではないので、注意が必要。

    防水工事を行いたい場所が、どちらの施工に適しているのかも考えてみましょう。

    間違った工法で施工されて「雨漏りが直らない」・「再施工が必要」なんてことに、ならないようにしたいですね!

     

    手抜きの一番は材料費

    そして、やはり手抜き工事の一番のやり口は材料ごまかすこと。

    ごまかされていても分からないのが、材料です。

    特に塗膜防水は防水層を何度塗っているかは、見た目で判断することができません。

    業者が用意した材料を見ても多いのか少ないのかなんて、分からないですよね~。

    「この場所にこの量が適正である」というのは素人が判断するのは難しいこと。

    つまり、「いくらでもごまかせる!」ということなのですよー。

    では、見極めはどうしたらよいか。

    それは、工程表を見ることです。

    工事が始まる前に、業者から工程表を貰えることをご存じですか?

    工程表には、工事の内容が載っています。

    そこには、防水塗料の塗る回数も載っているのです。

    なので、ぜひそこをチェックしてみてください。

    一般的には、3回の塗装(下塗り・中塗り・上塗り)をすると記載されているはずです。

    この回数を減らすのは、よくある手口。

    材料を3缶使うところを2缶で済ます、ということをする業者もいます。

    完成後を見ても、何度塗ったのかは分かりませんよね。

    明らかに薄いとか、雑に塗られているとかならば見て分かりますが、均等に塗られた物の厚みまでは分からないと思います。

    騙す方も、そんな明らかに分かるようなヘマはしません。

    「何回塗っているかそばで見てればいい!」

    そうは思っても、これはちょっと現実的には無理がありますね。

    だって、そんなに暇じゃありませんよね?

    自宅にいる奥様は家事や育児で忙しかったり、食事をしたりトイレに行くこともあります。

    だからと言って、お子さまに見張らせる訳にもいきません。

    ご主人がお仕事を休んでまで家にいなければいけない、なんてことも実際はできるとは思えません。

    じゃあ、いったいどうすればいいの?

    そこで工程表です。

    先ほども説明しましたが、工程表には工事内容が記載されていますので、進捗状況を説明と写真付きで提出させて報告をしてもらいましょう。

    「でも、くれなかったら?」

    「嫌だと言われたら?」

    これは、ごく一般的に行われていることなので、信頼できる施工業者であれば拒むことはないはずです。

    もしダメだと言われたら、「もしかしたら騙されている?」と疑ってもいいかもしれません。

    その時点で、不信感を持ちますよね。

    この報告書には「今何をしている」・「これから何をする」と工程表に沿った施工状況が載っているはずです!

    素人でもある程度は、見て分かると思います。

    もちろん、分からないことや疑問に思ったことはドンドン質問をして、説明を受けてください。

    ここが大事ですよ!

    その際に少しでも、曖昧な答えが返ってきたり、料金の上乗せを匂わせてきた場合は、ごまかしがあるかも!

    素人だから、と説明を省かれたりしないように注意することが大事です。

    最初の見積もりより高額になっていたり、追加で請求されたり、また雨漏りしてしまったり、ということがないように、しっかりチェックして手抜き工事を見抜きましょう!

     

    こんな防水ではすぐ雨漏りしてしまう!

    せっかく防水工事をしたのに、手抜き工事で雨漏りをしてしまったら意味がありません!

    疑わしいポイントを把握しておきましょう。

    ポイントを押さえておけば、騙される前に気づくことができますよ。

    すぐに分かるポイントは以下の3つです。

    ・膨れや亀裂がある

    ・金額がとても安い

    ・工期がとても早い

    まず、見た目で分かる状態は「膨れや亀裂」。

    施工してから何年も経っている場合に劣化症状として現れるもので膨れや亀裂があります。

    これは数日で出てくるようなものではありません。

    例えば、FRP防水を施工したベランダが「ボコボコとしている」場合。

    明らかに施工不良ですよ!

    手で剥がせるような状態も同じく施工不良です。

    このまま放置してしまうと、防水層を傷めてしまい、やがて雨漏りをしてしまいます!

    今は雨漏りが無くても、紫外線に長い間、晒された状態が続くと更に劣化がひどくなり防水層からの再施工になることも。

    「手抜き工事だった!」と後から気づくのでは遅いですね。

    そして2番目のポイント、とても「金額が安い」場合も要注意!

    「安い方ところを探していた」

    「安い方がいい!」

    飛びついて依頼した結果、材料を半分の量で施工されては意味がありませんね。

    すぐに剥げてしまったりするので、雨漏りの原因となります。

    また、シート防水のシートをきっちり貼っていない・シートを貼る前の工程を省いているなど、手抜きがよくあります。

    最後の3つ目は「工期が異常に早い」ということです。

    「早く終わるのは助かる」

    「仕事が早いのはいいことでは?」

    こう思いますよね。

    しかし、一日に何件も工事予定のある業者は決められた工程をこなしていないのではないでしょうか。

    材料をごまかしている時と同じになりますが、防水材を3回塗らなければいけないところを1回で済ます、塗る前の工程を行っていない、などが考えられます。

    3回のところが1回ならばかなり時短はできますよね。

    でも当然、規定の基準を満たしていないので、劣化が早まり雨漏りの原因になっていきます。

    しかもこれで請求は3回分の材料費が載っているかもしれませんよ!

    このような施工を行っている業者の場合は、手抜き工事をしている可能性がありますので、騙されないよう見極める必要があります。

     

    ポイントを押さえておけば、ごまかしに気づくことができますね!

    騙す方が悪いのは当然ですが、騙されないように気を付けることも大事です。

    悪徳業者に騙されないよう、しっかり見極めて信用のおける業者に依頼をしてくださいね。

    次回は「水漏れ箇所」についてお話しま~す(^_-)-☆

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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