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    1. 雨漏りが室内にしてきたらどうする?対策と修理は名古屋の塗替え道場にお任せ!

      台風やゲリラ豪雨で天候が悪くなる前にメンテナンスをしよう

      酷暑で過ごしにくい日々が続きますが、台風シーズンに突入ですね。

      メンテナンスはきちんと行っていますか?

      雨漏りする前に対策をするのが大事ですよ!

      雨漏りの対策と修理はどこに頼む?

      部屋でくつろいでいたら、なんだか冷たいものが…。

      ポタポタと水滴が垂れているけど、これってもしかして雨漏り

       室内に雨漏りしてきたら、どうしたらいいのでしょうか?

       

      とりあえずバケツを置く?

      水が垂れているところにビニールシートを張る?

       

      バケツもビニールシートもすぐいっぱいになってしまいますよね。

      雨水が垂れているところを塞がないことには雨漏りは止まりません。

      これはもう自分でどうにかできるレベルではないですね。

      とにかく修理を頼まないといけませんよ。

       

      そういえば雨漏りの修理ってどこに頼むのがいいの?

       

      近所の工務店?

      ネットで調べた防水屋さん?

      〇〇建設って書いてあるところでもやってくれる?

       

      検索するといろいろ出てくるかと思います。

      工務店でも防水屋さんでも建設会社でも、依頼をすれば修理を引き受けてはくれるでしょう。

      しかし「金額が高い」・「なかなか来てくれない」・「きちんと修理が行われずまた雨漏りしてしまう」ということも。

      そうならないためにも、専門の防水職人がいる業者に依頼をしましょう。

      では、どこに頼むのがいいのか?

      専門の防水職人がいる業者はどうやって見つければいいのか。

      防水専門店に頼むのが一番いいような気がしますよね。

      なんといっても防水専門といっているわけですから。

      でも実際、連絡してみたら「個人宅は…」と受けてもらえないことがあるのです。

      なぜかというと、防水専門店は下請けを主に行っている業者さんで、新築の建物に防水施工をすることが多いのです。

      引き受けてくれるところもありますが、あまり修理が得意でなかったりすることもありますので、できるのかどうかよく聞いてみましょう。

      ならば工務店や建設会社はどうでしょうか?

      こちらも同じく下請けが多かったり、新築物件専門だったり、ということがあります。

      雨漏りの侵入経路を特定して修理をする、ということが不得意な業者さんだったりもしますので、依頼をする時によく確認してみてください。

      そして、下請けの下請けに出されて、金額がとても高くなる場合もありますので見積りは必ずとりましょう。

      結局、どこに頼めばいいのでしょうか?

      それは、防水職人がいる塗装屋さんに頼むとスムーズに修理をしてもらえます。

       

      塗装屋さんも防水ができるの?

       

      はい、できます!

      しかし全ての塗装屋さんが防水施工をしてくれるわけではありませんよ。

      防水職人を抱えている民間の塗装専門店を探してみてください!

      もしかしたら、そんなに数はないかもしれませんね。

      愛知県や三重県など東海地方ならば、塗り替え道場が承ります。

      塗装やメンテナンスの予定があるなら、ついでに雨漏りの具合なども一緒に依頼をしてみてください。

      せっかく足場をかけて塗装を行うならば、悪い所をいっぺんに直しましょう。

       

      室内に漏れるのはシーリングが原因かも

      ところで、雨漏りはどこから漏れているのでしょうか?

      天井ですか?それともからですか?

      室内に雨漏りがしてきた時は必ず、侵入経路があるはずです。

      ほとんどが、シーリング(コーキング)劣化したことによって起こっていると思いますよ。

      溝や隙間を埋めているゴムのようなものがシーリングです。

      このシーリングが経年変化で機能を持たなくなり、剥がれたり、隙間が空いてしまってそのわずかな隙間から水が入り込む。

      特にサッシ周りやスリーブやダクト周りのシーリングが取れてしまうことはよくあります。

      スリーブやダクト、というのはエアコンの管や排気口の穴のことです。

      穴が空いているから漏れるわけで、そこをシーリングで塞ぎ、漏水を防いでいますから当然ですよね。

      どこから漏れているのか?」と思ったら、まずは穴が空いているところを見てみてください。

      シーリングが機能しなくなっている場所ありませんか?

      そこが侵入経路かもしれませんよ!

      他にも笠木の下が空いている、樋の水受けが詰まっていたりと様々な原因が考えられますが、まずはシーリングを疑ってみましょう。

       

      修理期間はどれくらいかかるの?

      雨漏りの修理依頼をしたいけど、どれぐらい工事に時間がかかるの?

      これ、すごく気になりますよね!

      今まさに漏れているから止めて欲しい!と思っているのに、工事期間が1週間なんてことになったら意味がありません。

      とりあえず漏れているところだけ、応急処置をしてもらって後日きっちりと修理をしないと後々、大変なことになりますよ!

      雨漏りの侵入経路が分からなかったり、穴を塞いでも雨漏りが止まらなかったりしたら、工事期間はもっとかかってしまいます。

      その間にどんどん水が室内に侵入して、大切な家屋が傷んでしまう…。

      では、通常どのぐらいで修理は可能なのでしょうか。

      ここのシーリングが原因、この穴から漏れている、など明らかな症状で部分修理で済むのならば、数時間で終わるはずです。

      しかし、屋根も修理が必要である、ウレタン防水やFRP防水の再施工、となると数日かかる場合も。

      また、ウレタン防水やFRP防水は塗膜防水なので、乾かさなければなりません。

      お天気が悪い時は渇きにくくなるので、雨の日は施工できないこともあります。

      1日ぐらいで終わる工事も2~3日かかる場合もありますので、天候を見ながら工事をする必要があるのです。

      足場を組んで行う屋根や外壁の工事はそれだけでも期間がかかりますので、いつ頃修理をしたらよいのか、よく考えて依頼をしましょう。

      応急処置で済ませても、いずれ雨漏りはします。

      今だけよくても少しずつ家屋を傷めて取り返しのつかない状態になってしまいますので、雨漏りが気になる、と思ったらメンテナンスをしましょう。

      天井のシミ、水が垂れる音、室内の壁が湿っているなど目視で確認できる症状があれば雨漏りの可能性がありますよ。

      ダメージが進めばそれだけ工事期間も長引きますので、早期発見が大事です!

       

      台風シーズンに備えて雨漏り対策をしよう!

      そういえば雨漏りしていたな…、と台風情報を見ながら思い出したらメンテナンスのタイミングですよ!

      これからの季節、台風シーズンに突入します。

      毎週のように台風が上陸するような季節になりますので、「雨漏りで室内が水浸しになった!」なんてこともあるかもしれません。

      そうなる前にも早めに対策しましょう。

      早期発見ならば、費用も安く、工事期間もあまりかからず終わらせられますよ。

      完全に全修理になってしまうと足場を組んだり、再施工になったりととにかく大変!

      ウレタン防水やFRP防水のような被膜防水は早めに対策を取れば、トップコートの塗り替えで済む場合がほとんどです。

      これが、防水層まで劣化が進んでしまうと、再施工となり費用もかなりかかります。

      塗膜防水やシーリングなどは、天気が悪い時は渇きづらいのでいつまでも終わらない、なんてことも。

      台風が上陸したり、ゲリラ豪雨で不安定な時はなかなか工事も進みませんね。

      依頼をしたら混んでて、すぐに対応してもらえなかった」ということもあります。

      何でも、早めの対策が家屋を守ることになりますので、メンテナンスをきっちり行って悪い所は直しちゃいましょう!

      雨漏りした!」と慌てる前に、早めに見積り依頼をしてみてくださいね。

      室内に雨漏りしているということは、穴を塞ぐだけでは済まない可能性があります。

      大がかりな工事にならないように、対策を練りましょう!

       

      次回は「錆止め」の動画をご紹介していきます。

      我が塗り替え道場の人気ユーチューバー寺西くんが丁寧に解説!

      お楽しみに~☆

       

    2. 防水はどんな会社に頼むといい?~建設会社~

      建物を建てるプロは雨漏りを直してくれる?

      建物を建設するのが建設会社でゼネコンという呼び名もありますね。

      ゼネコンとは建設会社のことでGeneral Contractor(ゼネラル・コントラクター)からきています。

      総合建設業者のことを差し、建設の全てを請け負います。

      ビルや商業施設、その他公共工事など何でも手掛けている建設会社ですが、もちろん住宅も手掛けていますよ。

      大きいところから小さいところまで会社の規模は様々ですが、分譲マンションや建売住宅などの物件を手掛けており、デベロッパー(売主の不動産会社など)の下で、建築を行います。

      スーパーゼネコンなどと呼ばれる、大手の建設会社もありますね。

      CMなども良く流れていますので、きっと名前もご存じだと思いますよ!

       

      「でも、うちはそんな超有名なスーパーゼネコンの施工じゃないな…」

       

      小規模の建設会社でも大丈夫!

      きちんと施工した建物に対して、責任もってトラブルに対処してくれますよ。

      なので、マンションなどの集合住宅の場合は特に、建設を手掛けた建設会社に連絡をとるとスムーズなのです。

      戸建ての場合も同じです。

      まずは施工した会社に連絡しましょう。

      物件を購入して売買契約を交わした後に、取扱説明書などの書類と一緒にアフターサービスについての書類も手渡されます。

      困った時はここに連絡」となっているのが一般的で、管理会社に連絡の場合も。

      管理会社に連絡した場合でも、そこから建設会社に連絡がいくのできちんと対処してくれるはずですよ。

      なので、全く自宅の建設に関わっていない建設会社に依頼をするのではなく、まずアフターサービスの窓口に連絡をするといいのです。

       

      「それで肝心の雨漏りは直してくれるの?」

       

      対処はもちろんしてくれます。

      防水専門店や塗装専門店に依頼した場合と何が違ってくるのでしょうか?

      どういう風に進んでいくのか、お伝えしていきま~す。

       

      1.そもそも現場の品質をわからない監督が多い

      アフターサービスの連絡先が分からない

      どこの建設会社なのかが分からない

       

      こういった場合でも、ともかく雨漏りを止めたいので施工ができる業者に依頼しないといけませんね。

      では一般の建設会社に直接依頼はできるのでしょうか?

      修理依頼すること自体は可能です。

      しかし、建設に携わっていないので分からない、というのが本音でしょう。

       

      「建物の作りなんて全部同じでしょう?」

       

      「マンションの作りなんて違いがない」

       

      そう思いますよね~?

      実際はそれぞれ違い、設計図を見ないとどのように作られているか分からないのも事実。

      だいたいの構造は同じように決まった手順で行われますが、設計図・施工計画書に沿って行われるものなので、その設計図がなければ細かい部分は分かりません。

      見ただけでは予想はできますが、内部までは分からないので設計図が必要になります。

      たぶんこうであろう」とあくまで、予想で修理計画をたてなければなりませんので、荷が重いかもしれませんね。

      当然、修理をしてもらうこちらとしても、そんなあやふやな感じで担当されるのは、不安です。

      そして、それを担当する現場で指揮をとる監督が、頼りない人物であったら、どう思いますか?

      建設会社では、現場経験が少ない担当者がリニューアル工事や、リフォーム工事を担当することがよくあります。

      新築物件の担当ばかり務めてきた現場監督がリニューアルやリフォーム部門に移動することが建設会社ではよくあることなのです。

      実際の現場監督としての経験が少なかったり、部下に任せっきりであったりと品質を理解していない監督も少なくありません。

      もちろん、全ての建設会社がこのような体制を取っているわけではありませんし、担当者が現場を理解していない人ばかりではありませんよ!

      しかし、こういう頼りない監督が担当をすることもよくあること。

      そのような監督が防水屋さんを連れて、雨漏り現場を見に来ても原因を突き止めるのは難しい、というわけです。

      元受けである建設会社が下請け業者の防水屋さんを連れて雨漏り現場を見に来ます。

      防水屋さんは監督に従い、言われた通りの施工をするのですが、指示をするのは監督ですので、この指示が的確でないと、漏水を止めることができませんね。

      これは当然の結果

      建設を携わっていないので分からない、というのは仕方がないことではありますが、それなりにキャリアもあるのに、分かっていない監督も結構いるものなのですよ。

      防水施工そのものをきちんと把握していて、経験も豊富な現場のことを分かっている監督に見て欲しい、と思いますよね~?

      このようなことを避けるためにもまず、アフターサービスの利用を考えてみてください。

      また、デベロッパー(売主)に確認をとることも可能ですよ。

      自宅を購入した時に戸建ての建売やマンションの売買契約書に、必ずデベロッパーの会社名と施工会社が記載されているはずです。

      書類の見直しをして、どこに依頼すべきか確認をしてみてください。

      施工会社、管理会社、デベロッパー、この三社のどこかしらで必ず対応してくれるはずです。

      管理会社でもデベロッパーでも、担当した建設会社に連絡をしてくれるので関係のない別な建設会社が見に来ることはありません。

      図面を見ながら、当たってくれますので安心ですよ。

      また、金額もアフターサービスとして扱ってくれることがほとんどなので、無料であることもあります。

      これはとても嬉しいですね!

      もし費用がかかったとしても、安い料金で施工してくれます。

      ごまかされて騙される、なんてこともありません。

      それだけでもかなり安心ですよね。

      なので、関係のない建設会社に依頼をする前に確認をすることをおすすめします。

       

      2.金額が高くなることが多い

      「書類も手元に無くて、施工会社が分からない!」

       

      その場合はとにかくどこかに依頼して、工事をしてもらわなければいけません。

      では、建設会社に依頼をした場合、金額はどのくらいなのでしょうか。

       

      安いのでしょうか?高いのでしょうか?

       

      金額は高くなることが多い」と言わざるを得ません。

      なぜかというと、建設会社に依頼をするとその内容にあった業者を手配し、その業者と一緒に建設会社の監督が現場確認にきます。

      つまり、下請け業者に頼むわけですね。

      そこで監督と防水業者が施工計画を立てて、それに見合った見積もりを防水業者が建設会社に出し、建設会社が顧客に出す、という流れになります。

       

      元請け(建設会社)→下請け(防水業者)→孫請け(職人)

       

      このように下請けがたくさん続き、中間マージンがかさむ仕組み。

      直接、防水業者とやり取りを進めるわけでは無いので、金額が高くなるのですね。

      時間もかかります。

      下請けに聞いてから、返事をするわけですからすぐに回答がきません。

      間に建設会社が入る以上、仕方のないことではあります。

      しかし、建設会社に依頼したからと言って悪いことばかりではありませんよ。

      雨漏りの場所が複数である」、「特定できない」といった時など、あらゆる業者に見てもらえます。

      サッシから雨漏りしている時ならばサッシ屋、屋根は屋根職人、外壁ならば塗装業者とそれぞれに合った施工業者があてがわれるのです。

      いっぺんに複数の修理ができるのならば、新たに別業者を探す必要がないので負担が減りますね。

      もちろん、それぞれに見積もりが出るので金額が高くなりますが今回、本当に必要な工事なのかよく見極めることが大事です。

      分からない監督に現場を見てもらっても、漏水の穴を塞ぐ程度の施工しかしないようでは根本的な解決とは言えませんよ!

      原因を探って完全に修理をしてもらうようにしましょう。

       

      建設会社といっても、いろいろな会社があります。

      規模も実績も違いますので、信用できる建設会社に見てもらいましょう。

      次回は「トップコート」についてお伝えします♪

    3. 防水はどんな会社に頼むといい?~塗装専門店~

      防水専門店とは違う塗装専門店とは?

      防水専門店に防水工事を依頼するお話を前回はお伝えしました~。

      戸建ての工事は防水屋さんはあまり得意でないわけですが、建設会社などと一緒にタッグを組んで工事に当たってくれるので状況を見て依頼するのがいいですね。

      さて、防水専門店と同じような業種で塗装専門店があります。

      防水専門店と並び、塗装専門店もよく耳にする業者です。

      塗装と防水はなんだか似ているようにも思いますよね。

       

      「塗る作業だから材料が防水のものならできるのでは?」

       

      なんて思いませんか?

      実際は材料の違いだけではなく、作業工程も技術にも違いがあるのですよ。

      けれど、もし雨漏りを塗装専門店に依頼したら請け負ってくれると思いますか?

       

      答えは…「できる業者とできない業者がいる」です。

       

      「???」

       

      ちょっと何を言っているか分からない、って感じですよね~。

      なぜできる・できない、があるのでしょうか。

      その違いを一つずつご紹介してきます!

       

      1・下請企業に依頼することが多い

      塗装専門店はその名の通り、塗装を専門とする業者です。

      外壁や屋根などに塗料を塗って施工をします。

      外装工事を引き受けている施工業者ではありますが、「防水工事」ができるのかと言われれば、できません。

      防水を専門としていないからです。

      もし、依頼をしても下請けの防水専門店が施工を引き受けることとなるので、

      金額が高くなる」・「時間がかかる」、ということがあります。

      私たち顧客と「防水専門店」の間に「塗装専門店」が入っているので、全て塗装専門店を通さなければ話が進みません。

      場合によっては仲介手数料が発生することもあります。

      やり取り自体は防水専門店とできますが、見積りや現場確認などは両方の業者としなくてはならず、スムーズに話が進まず正直、面倒…。

      また、防水専門店を紹介してくれる塗装専門店もいます。

      その場合は見積りから現場確認など、防水専門店と行えるので塗装専門店がノータッチとなり、工事もスムーズにいきますね。

      しかし、塗装専門店から「紹介料を請求される」・「指定材料を使用する条件を入れられる」など、見積り金額が高くなってしまうことがあるのです。

      全ての業者がこのような形をとっているわけではないので、そんなに心配することはありませんよ。

      きちんとした説明を受けて見積りの確認をすれば、知らない間に金額が上乗せされていた、なんてことにはなりません。

      防水施工ができるのか、できないかは最初の依頼時にしっかり確認すべきです。

      できる場合は、「どのように進めるのか」・「紹介料がかかったりしないのか」、なども聞いておきましょう。

      曖昧にされる・分からない、となった場合は他の業者も探してみてください。

      何社からも見積もりを出してもらい、比較検討をするのはとても大切なことですよ。

       

      2・防水の知識が浅いことがある

      塗装専門店が防水専門店に下請けを依頼することもありますが、そもそも塗装専門店はどれぐらい防水施工を知っているのでしょうか。

      防水施工と塗装は全く違うもの。

      例えば、FRP防水は国家資格である「防水施工技能士」の技能試験に合格した技能士のみが行える施工です。

      塗装業者がこの防水施工技能士の資格を持っているかは分かりません。

      恐らく、持っていないですよね~。

      中には資格を持っている職人もいるかもしれませんが、そういう職人はそんなにたくさんはいないと思います。

      シート防水も熟練の職人でなければできない施工。

      経験豊富でなければ中々できない難しい施工なので、塗装業者が全てわかっているとは思えません。

      確かに、塗装剤の中に防水効果のある薬剤が含まれている材料はあります。

      そういった材料を使用すれば、その外壁は防水効果が得られますが塗った場所のみの効果。

      この塗料を、雨漏りしている箇所に塗れば漏水が止まる、ということではありません。

      これだけならば、DIYでどうにかなりますよね。

      わざわざ、業者に依頼する必要もなくなります。

      けれど、どこから漏れているのか分からない場合は塗りようがありません。

      部屋にポタポタと垂れてきたからその場所に塗る、ということでは何も解決できないのです。

      これでは垂れている雫の下に洗面器を置くのと変わらないと思いませんか?

      まずは原因を突き止めて、それに最適な施工を行うことで雨漏りを防ぐことができます。

      また、その場しのぎで漏水を食い止めても、すぐに雨漏りしてくるようでは意味がありません!

      耐久性も大事です!

      すぐに施工やり直し、とならないようにしっかりと施工してもらわなければなりませんね。

      雨漏りを止めるだけではなく、漏水によって被害が出ている箇所の修繕も必要ですよ。

      その為にも防水施工のノウハウがある業者に依頼するのがベストとなるのです。

       

      3・防水の職人を抱えている民間の塗装会社に頼むとよい

       

      「防水専門店もダメ、塗装専門店もダメ、ならばどこに頼めばいいの?」

       

      ネットなどで調べても、防水専門店か塗装専門店で修理ができる、と紹介しています。

      得意・不得意がある両専門店ですが、自宅の状況にあった業者がどちらなのか分かりませんよね。

      しかし、ピッタリくる業者がいます!

      それは、何だと思いますか~~?

       

      実は防水職人を抱えている塗装業者なのです!

       

      雨漏りの原因を突き止めることができる知識と経験を持った職人が防水職人

      塗装をするのが塗装職人

      この職人がいる業者に頼むと全て解決する、というわけです。

      ネットで調べていると情報が多すぎて、どの業者に頼めばいいのか分からなくなって検索難民になりがち。

      防水で検索すればいいのか、塗装で検索すればいいのかも悩むかと思います。

      雨漏りだから防水でまず調べますよね。

      でも、見つけた業者が戸建ての案件を引き受けてくれるかどうか、ホームページを見ただけでは分からない…

      価格も載っていなとなれば、依頼を迷ってしまいますね。

      細かく載っているのであればいいのですが、「まず見積りを!」とそればかり言っている業者も多いです。

      それではなかなか、「依頼してみよう」とは思いませんよね。

       

      「しつこく連絡がきたらどうしよう」

      「必要のない契約をされるかも」

       

      こういった心配もあると思います。

      なので、ホームページの見方としては、今までの施工案件を載せているかどうかを見てみてください。

       

      ・屋根修理や雨漏り修理の案件が写真付きで載っている

      ・外壁塗装と一緒に雨漏りの時はこういった施工をする、という事例ケースが載っている

       

      その内容に防水施工の種類がきちんと記載されていて、防水職人がいるとなっていれば安心できる業者ではないでしょうか。

      もちろん、それだけで優良業者がどうかは断定できませんが、1つの目安となります。

      その内容を見て、防水のことも塗装のことも分かっている業者だと判断出来たら、見積りを取ってみましょう。

      2~3社に依頼をして見比べてみるといいですよ。

      また、依頼したい塗装業者に防水に詳しい職人がいるのかどうかを直接、聞いてみてもいいですね。

      その時に、「別会社に依頼をする」と回答があったら、自社で防水職人を抱えていない業者です。

      防水施工の知識もあまりない可能性がありますので要注意ですよ。

      依頼する業者を決めたら、打ち合わせ・工程の説明を受けるのも忘れずに。

      きちんと納得した形での施工契約を結ぶようにしてくださいね!

       

      防水専門店と塗装専門店の違いは分かりましたか~?

      似ているようで違う業者ですが、今自宅に必要なのはどういった工事なのかをよく考えて依頼を決めましょう!

       

      次回は「建設会社」についてお伝えしていきます(^^)

    4. 防水はどんな会社に頼むといい?~防水専門店~

      修理はどこに頼む?

      「雨漏りしてきた!どうしよ~~~!」

      こんな場合は大至急、修理しないといけませんね!

      業者にすぐ連絡しましょう。

      ところで、その業者はどうやって探しますか?

       

      「すぐスマホで探す!」

      「そういえば電話帳が家にあったような…。」

      「家の近所に工務店があるなぁ。」

       

      考えてみると、修理を頼めるところが1つではない気がしますね~?

      どこに頼むとスムーズに修理をしてもらえるのでしょうか。

      今回は、防水工事が頼める会社をご紹介していきます!

      主に依頼できる業者は以下の3つ。

       

      ・防水専門店

      ・塗装専門店

      ・建設会社や工務店

       

      それぞれ得意なことや、できることが違うのでメリット・デメリットも交えてお伝えしていきます。

      また、修理だけではなく新築工事の時に依頼すると良い業者もいるのですよ。

      建て替え時などに役立ちますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

      まずは防水専門店をお伝えします。

       

      防水工事はやっぱり専門店がいい?

      防水工事を請け負っている専門業者は「防水専門店」です。

      いわゆる、「防水屋さん」と呼ばれる業種で、防水工事を一手に引き受けてくれる業者さんですよ。

       

      「防水屋さんに頼めば全部直してくれる!」

       

      そう思いますよね?

      実は、得意不得意があり場合によっては対応しきれない、ということもあるのです。

      オールマイティにできるわけではないのが、ちょっと残念です…。

      では、メリット・デメリットは一体何でしょうか?

       

      1.下請工事・新築工事をメインに請負っている

      防水専門店は確かに防水工事が得意です。

      しかし、建設会社の下請けであることが多く、新築工事を主に手掛けているところが。

      建築中に「この部分を防水したい」という要望に応えて、防水施工を行っていきます。

      何もない所に防水施工をすることに慣れているのですね。

      個人宅に出向いて仕事をするというよりも、受注した現場に施工に行く場合が多いのです。

      どちらかというと、「雨漏りしたから防水施工をしに行く」というケースはあまりありません。

      何もないところからスタートする施工が得意であると、いうわけです。

      また、屋上などの防水施工を多く請負っている業者はシート防水を得意としますので、ウレタン防水やFRP防水は対応できない、なんていうこともあります。

      逆にベランダなどのウレタン防水を得意としている業者は、シート防水は請負えない、というケースも無きにしもあらず。

      防水施工する箇所によって、業者を選ぶ必要があります。

      今、してほしい防水工事がどのような施工が妥当なのかを見極めなくてはいけないのです!

       

      「だから、それが分からない!」

       

      となりますよね~。

      だから業者を呼ぶわけですから、まずは相談をしてみましょう。

      特にネットですと、困りごとのQ&Aなどがあります。

      自宅の雨漏りが、どのような状態なのかを入力するだけで、対処方法を教えてくれるものもありますよ。

      便利なので、ぜひ利用してみてください。

       

      2.防水工事は建設会社などから指示を受けて行っている

      さて、新築工事を得意とする防水専門店ですが、改修・修繕はできるのでしょうか?

      答えは「不得意である」です。

      建設会社の下請けが多く、新築工事を主に請け負っているのが防水専門店。

      雨漏りしているから直してほしい」と言われても分からないことが、よくあります。

      シートのめくれや膨れなどの、見てすぐ分かる劣化には対処できます。

      しかし、雨漏りの原因や経路を特定することには対応しきれない、という業者も。

      例えば、建設会社から雨漏りしている建物の修繕を請け負った場合、

       

      「ここから漏れているからシーリングして」

      「シートの張替えをして」

       

      と、こう言った指示を受けた施工は問題なくできます。

      部屋に侵入している雨漏り経路の特定などは、「たぶんここだろうな…」と予想はできるのですが、断定はできません。

      修繕そのものはできるのですが、建物の構造を全て理解しているわけでは無いので、そこは専門外となってしまいます。

      防水施工が仕事である防水屋さんは単独で動くことはあまりないので、建設会社などから指示を受けて工事を行うケースが圧倒的に多いのですね。

      こうして指示を受けて動く防水屋さんは、個人宅に新規で訪れることは少ないので依頼をしても引き受けてもらえないかもしれません。

       

      3.戸建てが不得意な場合が多い

      建設会社からの受注が多い防水専門店ですが、戸建てよりもマンションなどの集合住宅を請負うことが圧倒的に多い!

      特にマンションブームなどもあり、あちこちで新築マンションの建設が行われていますよね。

      マンションが建設されれば、防水専門店も大忙し!

      受注も増えて、10年スパンぐらいで改修工事も行われます。

      アフターサービスも含め、長い期間の受注が見込めるので、防水専門店も建設会社からの仕事は実入りが良いのです。

      こうしたことで、集合住宅での防水施工の依頼が多いので、戸建ての受注をあまり請負わない業者も増えつつあります。

      また、戸建てとマンションでは構造自体が違う

      防水施工にも違いがあるのですよ。

      一般的には、マンションはRC構造(鉄筋コンクリート造)、戸建ては木造で建設されます。

      例えば、木造の家にアスファルト防水のような高熱の材料を使用する施工をすることはありません。

      また、戸建てにはない共有部がマンションにはあり、マンションにはない屋根裏などが戸建てにはあったりしますので、漏水の原因も様々。

      戸建ては専門ではないので分からない」、という業者も中にはいますので構造を分かっているのか、防水施工ができるのかどうか、予め確認してみましょう。

      分からないまま工事を進められて不具合が出ては困りますからね!

      確認は特に大事です。

       

      防水専門店に頼むのは間違っている?

      「結局、防水専門店は直してくれないの?」

      必ずしもそうではありませんよ!

       

      雨漏りした!→防水専門店に連絡!

       

      と、なる前に考えてみましょう。

      雨漏りの状況はどんな感じですか?

       

      「どこから漏れているの?」

      「生活できないほどひどい?」

       

      漏れている箇所も、どんな防水施工が施されているかも見て分からないと思います。

      防水専門店に依頼をするのであれば、電話やネットなどで「状況」をきちんと伝えましょう。

      自宅が戸建てなのか、マンションなのか。

      どこから雨漏りしていて、どんなふうに濡れてしまっているのか。

      築何年経過しているかも伝えるといいかもしれませんね。

      その間、メンテナンスは行っていたか。

      もし、雨漏りではなくてメンテナンスの依頼をする時も同じように、現状を伝えてみましょう!

      防水専門店のHPでセルフチェックができるものもあります。

      こういったものを使うと、今何をしたらいいかが分かるので業者を依頼する時にも役立つと思います

      よ。

      でも、調べるのもちょっと面倒な時ありますよね…。

      そういう時は自宅を施工した業者に連絡を取ってみてください!

      建売住宅でも、注文住宅でも施工した会社がありますよね?

      その会社に、「雨漏りしてきた」と連絡をしてみましょう。

      そうすると、工務店や建設会社を通して、防水屋専門店の業者が対応してくれますよ!

      構造のプロと防水のプロが一緒に雨漏りを見てくれます。

      どこから漏れているのか、その場合はどうすればよいのか、いち早く答えが出て解決。

      またアフターサービスなどが適応できる場合もありますので、よく確認してみてください。

      料金が発生せずに修理をしてもらえることもあるので、ぜひ利用しましょう。

       

      次回は「塗装専門店」についてご紹介。

      「防水専門店と何が違うの?」

      できること、できないことを詳しくお伝えしていきま~す。

       

       

       

       

    5. 防水工事に最適な時期は?~施工は気候が良い時に!~

      施工には最適な時期とメンテナンスの目安間隔がある

      防水施工の種類やよくある雨漏り箇所などをお伝えしてきていますが防水のこと、だいぶ分かってきましたよね~?

      漏水を見つけた時に、最初に見るべきポイントを押さえておけば、手遅れにならずに原因を探ることができます。

       

      「水が染み出ている!」

      「雨漏りしてきた!」

       

      こんな、突発的なアクシデントの場合はすぐに業者依頼をしてくださいね!

      しかし、「そろそろ塗り替えかも…」という、メンテナンスはいつ頃行えばいいのでしょうか?

      今でなくてもいいけど…」と思っているのなら、最適な時期があります!

      最適な時期に行うことで、快適に過ごすことができるのですよ。

      時期とメンテナンスの間隔をお伝えしてきます。

       

      1年間で最も防水に適した時期がある?

      急に雨漏りしてきた時のようなアクシデントが無い限りは、施工してからの経過年数目視で分かる劣化が目立ってきたらメンテナンスのタイミング

      そろそろかな」、と思ったらすぐ業者依頼をしたいところではありますが、雨漏りなどの「今すぐどうにかしたい!」と言う状況でなければ、時期を考えてみてください。

       

      今の季節は夏?冬?

       

      雪が降るほど寒いとか、とんでもなく酷暑ではないですか?

      雨が降る梅雨時台風が頻繁に発生しやすい季節ではないですか?

      防水工事は建物を雨水から守るために行う施工ですよね。

      なので、適した季節や天候があるのです。

      猛暑日が続くような夏、雪が降りそうな極寒の冬。

      これは普段の生活も過ごしにくい季節ですから、施工者も大変です。

      とても、適した時期とは言い難いですよね。

      では、暑くてもダメ、寒くてもダメな理由は

      それは使用する防水材料に関係があります。

      FRPやウレタン防水などの塗膜防水は防水塗料を塗って、防水層を作っていきます。

       

      覚えていますか?

       

      何層も重ねて、層を厚くしていく施工ですね。

      被膜防水は乾燥させる工程が必ずあります。

      この「乾燥させる」という工程が季節に左右されるのです。

      寒いと雪が降るほど気温が下がることがありますよね。

      そうなると材料が凍る可能性があります。

      なんと、冬は乾燥する前に凍結してしまうことがあるのです!

      暑い時はどうでしょうか?

      また、夏は暑さでシート防水の材料が伸びてしまうことがあります!

      暑くても寒くても材料が硬化しなかったり、伸びたり、やり直したりと、上手くいかないのです。

      やはり適度な温度下で行うのがいいのですね。

      現在の材料はそういったことも、ちゃんと加味されているので暑い寒いで施工できないようなことはないそうです。

      しかし、人の手で行う施工ですので、極端な気象状況で行うのは大変だと思いませんか?

      また、湿度の強い梅雨時期、強風の台風が頻繁に来る初秋も適してはいません。

       

      「じゃあ、いつだったらいいの?」

       

      それは春と秋

      人も過ごしやすい気候の季節ですよね~。

      覚えやすくて分かりやすい!

      しかし、日本列島は南北に長~い島国なので、地方・地域により差がでるものなのです。

      地域によって湿度や温度が違いますので、良く考慮し施工を行えるように業者に相談をしてみましょう。

       

      防水をやり替える期間はどれくらい?

      ちょうど良い季節と気候は分かりましたね。

      では、目立った劣化も無く、雨漏りもしてない時のメンテナンスはどうすればいいでしょうか。

      目安がありますが、それは何だと思いますか?

      前回の「雨漏りしやすい場所」でもチラッと出てきましたよ~。

       

      それは「施工年数」です。

       

      1つの目安となるのがこの施工年数なので、防水工事を行ってどのぐらいの年月が経っているのかを、思い出してみましょう!

      一般的にFRP防水・ウレタン防水は約10年、シート防水は約15年の寿命です。

      これはあくまで目安になので、これ以上の長い期間使用できることも、もちろんあります。

      逆に、これ以下の期間で再施工、というケースも。

      環境や使用条件により前後はしますが、だいたいこのぐらいで「そろそろかな」と、覚えておいてください。

      もちろん、目視で分かる劣化が生じている時はメンテナンスをしなければなりませんよ。

      放置が一番、家屋を傷めますので、見つけたらすぐ対処しましょう。

      そして、塗膜防水のFRP・ウレタン防水は上からトップコートを塗布し完成させるものです。

      防水層自体の寿命は10~15年ですが、このトップコートは5年ぐらいで塗り替える必要があります。

      紫外線にとても弱いので、専用のトップコートで保護をするのです。

      トップコート自体には防水性能はなく、保護をするのが目的。

      上からトップコートをしておかないと、脆くなり防水層が劣化してしまいますよ!

      金額を考えると、トップコートの塗り替えと再施工では差があります。

      きちんとメンテナンス時にトップコートの塗り替えをすることで、施工金額を押さえることができますよ。

      このトップコートも5年ぐらいを目安に塗り替えとなりますが、10年ぐらい耐久性のあるフッ素性のものや、遮熱効果がある製品もあります。

      通常の物より割高ですが、メンテナンスの回数や施工場所の環境などを見て業者に相談してみましょう。

      長い目で見ると、こちらの方がコストを抑えられるかもしれませんよ。

      特に遮熱効果のあるトップコートは光熱費の削減にもなります。

      検討してみてもいいですね。

      また、シート防水にも保護目的のトップコートがあります。

      塗膜防水と同じで、5年ぐらいのスパンでの塗り替えで防水層の寿命を延ばせますよ。

      メンテナンス時にはトップコートの塗り替えで済むのか、はたまた再施工なのかをよく見るのが大切です。

      費用を抑えるためにも、時期などを見ながら上手にコストダウンして建物を長持ちさせましょう。

      もし費用に不安を感じたら、見積を取って業者に相談するのが改善策です

       

      もしかして自分でできる?!DIY補修

      時期やメンテナンス期間で一番気になるのは「コスト」と「時間」ではありませんか?

       

      「シート防水の端っこがめくれている」

      「ウレタン防水のあちこちに穴が空いている」

       

      こういった劣化を発見したらすぐに対処したいものですが、なかなか忙しくてできない方も多いですよね。

      しかし、そのまま見て見ぬふりをしていても、劣化は進む一方で良くなることはありません。

      自然治癒する「」とは違い、悪くなることはあっても完治することはない「虫歯」と一緒ですよ!

      放っておいてはいけません。

       

      「工事のために仕事を休むことはできない」

      「修繕費用がない」

       

      こういったお悩みは、いつも付きもの。

      ちょっとした穴のために業者を呼んで、見積を出してもらって工事をするのは大変そうだな~、と思いますよね。

      来年が10年目だからその時にしようと思っていた、なんて時に小さな劣化を見つけてしまって気になる…。

      そんな時に応急処置として自分で補修をする、という方法があります。

      ウレタン防水ならば、ホームセンターなどで材料が手に入るのですよ。

      これを使ってDIYすることができます。

      インターネットでも購入可能です。

      FRP防水は「材料が手に入りにくくて扱いにくい」、「素人が施工するには難しすぎる」、といったことがありますので使いやすいウレタン防水がおすすめです。

      塗るポイントは4つ!

      ・ムラが出ないように塗る

      ・古い防水被膜を剥がしてから塗る

      ・よく乾燥させる

      ・使用量を守る

       

      素人が行うことですので、完ぺきに仕上げることはできないと思いますが最低限、この4つのポイントを守れば上手くいくと思います。

      しかし、これはあくまで応急処置

      とりあえずDIYでしのぐことはできますが、見た目がキレイでも施工自体が上手くできているかは分かりませんよ。

      知らない間に漏水していた、ということにならないように。

      然るべき時がきたら、時期を見て必ず業者にメンテナンスを依頼しましょう!

       

      防水の最適時期のお話でした☆

      次回は「防水施工はどこに頼むべき?」をお送りしま~す。

    6. 雨漏りしやすい場所がある?!~セルフチェックもできる確認ポイント~

      一番雨漏りするのはどこ?

      どの防水工事もきちんと施工されていれば雨漏りを防げますが、経年劣化などで雨漏りしてくるのは仕方のないこと。

      漏水している以上は原因を突き止めて補修をしなければなりませんね。

      放置していても被害はひどくなる一方!

      そのままにしていても、直ることはありませんので無かったことにはできませんよ。

      見つけたら、速やかに処置をしなければ大切な家屋が傷む一方です。

      では、どのような場所から雨漏りはしていくのでしょうか。

      実は、雨漏りしやすい場所というのがあります。

      その場所を最初に疑うことで早期発見ができて、大規模な補修になる前に着工することができるのです。

      定期的な点検を行うこと、劣化の進行具合をストップさせることができますよ。

      早めに劣化を把握して、補修費用を抑えましょう。

      しかし、いきなり点検となっても素人には判断しかねますよねー?

      「どこを見ればいいか分からない」

      「劣化しているのかどうか見ても分からない」

      そんな時に役立つポイントをご紹介します!

      目安になるポイントを押さえてさっそく確認してみましょう。

       

      最初のポイント:ドレン周り

      確認ポイントとして最初に見てほしいのが「ドレン周り」。

      この「ドレン」を知っているでしょうか?

      あまり聞きなれない言葉かな、と思います。

      「ドレン」いうのは排水溝のことです。

      そして「ドレン周り」になると、も含まれます。

      樋は上から流れてきた雨水を下水に導くもの。

      なので、ゴミなどで流れが妨げられると行き場を失った水が樋から溢れ出てしまいます。

      排水溝もゴミが溜まっていると流れなくなりますよね?

      こちらも樋同様、雨水が流れないと溢れてしまいます。

      特に台風のような大雨の時に水が溜まってしまうと、この雨水が室内に侵入する…なんて恐ろしいことにもなりかねません!

      また、水が常に溜まっている状態ですと防水層を傷めてしまいますので、ひび割れなどを起こして、雨漏りの原因を作ることもあるのです。

      知らない間に枯れ葉や洗濯バサミなどの異物、子どもの玩具などが入っていて詰まりを起こしている場合もよくあります。

      定期的に確認をしてみましょう。

      手が届く範囲であればゴミを取り除き、詰まりを解消させてください。

      ベランダの排水溝は見えるので、掃除がしやすい場所なのですが、樋は上の高い所を通っているので手が届かないところです。

      手が届かない、と思ったら無理に作業をしていけませんよ!

      二階などからうっかり落ちる、なんて事故につながりかねません。

      くれぐれも気を付けて行いましょう。

      もしできないようであれば業者を頼ることをおすすめします。

       

      見た目も良い:笠木

      また、知らないワードが出てきましたね!

      笠木」と言う部分をご存じでしょうか。

      読み方は「かさぎ」です。

      聞きなれないとは思いますが、もともとは冠木(かぶき)と呼ばれていました。

      神社などにある鳥居や門の「上縁の横に渡す木」を意味するものだそうです。

      この冠木が住宅の手すりなどの頂部に用いられるようになました。

      そして、用途は躯体を腐食から保護する為の物に変化していったのです。

      室内にも使用されているので見たことがあると思いますよ。

      対面キッチン腰壁・階段の手すりなどの仕上げ材などこれら全て、総称として笠木と呼ばれているのです。

      そして、この笠木ですが、ベランダ・バルコニーの手すり上部に使用されています。

      つなぎ目もありますので、そこに隙間ができたりしてしまうのです。

      劣化による隙間ができることもあります。

      そこから、雨水が入り込んで腐食を起こす、ということがよくあるケースです。

      しかし、屋外にある物ですから気を付けていても、劣化していくのは仕方ないですよね~。

      実は、材質により耐久性と防水性に差が出て、劣化年数にも違いが出ます。

      木製・金属・セメント製など色々とあるのです。

      この劣化具合は目視で確認できますよ。

      塗装の剥がれや錆びなどが現われたら要注意!

      また、ベランダの手すりがぐらついているといった場合は、ビス部分の劣化です!

      見つけたら、腐朽する前にメンテナンスを行ってください。

      腐朽が進むと笠木そのものを交換しなければならなくなります。

      早めに対応ができればコスト削減にもなりますので、全交換にならないよう普段から目を配っておきましょう。

       

      角を覆う:コーナー部分

      コーナー部分というのは」の部分です。

      ベランダの手すり上の笠木の角もそうですし、ドレン周りの一段下がった溝にも角があるのですよ。

      特に笠木の角というのは、左右から合わせているので一枚で加工することができません。

      どうしてもつなぎ目ができるものなので、そのつなぎ目から雨水が染み込んでしまうのですね。

      それが漏水の原因になっていきます。

      隙間から雨水が知らない間に入っていて、そのまま部屋にポタポタと雨漏りしてくる、なんてこともありますよ!

      腐朽した箇所からの雨漏りの場合は、見た目で原因が分かるので対処しやすいのです。

      しかし、このコーナー部分からの漏水は分かりづらいので要注意ポイント

      また、ウレタン防水などを施すドレン周りのコーナー部分は、他の場所に比べると塗膜が薄くなってしまうという欠点があるのです!

      角に防水塗膜を重ね塗りしても、やはり薄くなるものなので、ここから劣化していくパターンが最も多く見られます。

      メンテナンス時には確認すべき最大ポイントですので、忘れずチェックしてみましょう。

      シート防水も、やはりコーナー部分は収まりが悪いものなので、浮きが目立ってくることが多くあります。

      浮いたシートの間に雨水が入り、溜まって雨漏りしてしまう!

      これはよくあるパターン。

      防水施工をする際には、このコーナー部分が一番の難所になります。

      メンテナンス時には「角を見る」というのが大事なポイントですよ!

      セルフチェックでも見つけやすいので、「雨漏りしてるかも」と思ったら、まずは角を確認してみてくださいね。

       

      漏水はほとんど無し:平場

      コーナー部分やドレン周りは漏水が見つかりやすい場所。

       

      「ベランダは雨漏りしないの?」

      「屋上は?」

       

      雨漏りの心配をする時に思い浮かぶのは平場ではないですか?

      平場とは平らな所で、ベランダや屋上などをそう呼びます。

      実は、平場からの漏水というのは、あまりありません

      平面であるベランダなどは塗膜防水も重ね塗りしやすく、シートも貼りやすい!

      なので、コーナー部分のような劣化が出にくい箇所なのです。

      シート防水の場合はピッタリと貼りますので、穴が空く、「浮きが出る」というような、明らかな劣化が無い限りは漏水しにくいものなのです。

      何も無いところから漏れているとは考えにくいですよね?

       

      「紫外線が当たる場所は劣化しやすいのでは?」

       

      確かに屋上やベランダは紫外線に晒されているので、劣化の進み具合も他の部分と比べると早い!

      そうならないためにはどうすればいいのか?

      それはトップコートです!

      しっかりとトップコートで保護されていますので紫外線に晒されていても、何年も劣化せずに保てる、という訳です。

      きちんと施工が行われていれば劣化することはあまり、ありません。

      しかし、これが手抜き工事で施工されていれば何らかの形で劣化が現われますよ!

      年数が経っていないのに目視で確認できるほど「劣化が目立つ」・「雨漏りしてきた」ということがあれば手抜きであった、と判断できます。

      繰り返しになりますが、手抜き工事で無い限りは平場からの漏水は、ほぼ起こらないと思っていてください。

      また、漏水の原因は別な場所にあるはずにもかかわらず、調査もせずに平場の再施工を提案する業者がいたら、騙されているかもしれませんよ!

      防水を全てやり直しした方がいい、と言われたら怪しいです。

      劣化が見られず、漏水もしていない。

      それなのに再施工を勧めてきたら「もしかして…?」と疑ってみるべきです。

      手抜き工事の1つの目安にもなりますので、平場からの雨漏り起こりにくいとぜひ、覚えておきましょう。

       

      以上、漏水ポイントのご紹介でした!

      セルフチェックもできますので、ぜひ覚えて最適な施工を依頼しましょう!

      次回は「工事時期」をお伝えしていきます☆

    7. 施工材料がごまかされてるかも?!すぐ分かる手抜きチェックポイント

      防水施工方法手抜きのチェック方法

      なんだかベランダの床に穴が空いている…。

      端っこがめくれている…

      これって、もしかしたら防水工事をしないといけない?!

      こんな症状を見つけたら、防水リフォームを考えましょう!

      もちろん、水が垂れてきているような雨漏りがあれば、すぐに対処しないといけませんよ。

      雨漏りは放置することが一番、ダメージを増幅させてしまうので見つけたらすぐに対策を!

      今回は、手抜き工事で行われる、ごまかしを見抜くポイントをお伝えしていきま~す!

      絶縁工法と密着工法の違いで値段が違う?!

      FRP防水やウレタン防水のような塗膜防水とシート防水の施工方法には、絶縁工法と密着工法の2つがあります。

      覚えていますでしょうか…?

      防水の種類を前回3回に渡って、シリーズでお伝えしています。

      人の手で塗っていく塗膜防水とシートを貼っていくシート防水。

      そして、施工方法が2つありましたね。

      この2つの工法は施工場所によって、できる所とできない所があります。

      そして、かかる費用にも差があるのですよ。

       

      ・絶縁工法(通気緩衝工法):下地に防水層を密着させず浮かせる工法

      ・密着工法:下地に防水層を密着させる工法

       

      絶縁工法は防水層と下地の間が空いているので水分を逃がすことができます。

      膨れの心配がある場所に適している工法。

      密着工法は下地に直接、防水材を塗ったり、シートを貼ったりするので水分の多い場所にはできないのです。

      もし密着工法で行ってしまうと…?

      膨れがでてきてしまうのです。

      そして、何よりも密着しない!ということがよくあります。

      この密着工法は絶縁工法に比べると低コスト。

      工期も短期間で行えて、既存の防水層の上からも施工が可能ですが、どちらの施工も5年置きぐらいでトップコートの塗り替えは必要です。

      初期費用は違いがあるのですが、メンテナンスの頻度や工程は同じなのですね。

      対して絶縁工法は、軽歩行は可能で、重歩行は出来ません。

      どこにでも施工できるわけではないので、注意が必要。

      防水工事を行いたい場所が、どちらの施工に適しているのかも考えてみましょう。

      間違った工法で施工されて「雨漏りが直らない」・「再施工が必要」なんてことに、ならないようにしたいですね!

       

      手抜きの一番は材料費

      そして、やはり手抜き工事の一番のやり口は材料ごまかすこと。

      ごまかされていても分からないのが、材料です。

      特に塗膜防水は防水層を何度塗っているかは、見た目で判断することができません。

      業者が用意した材料を見ても多いのか少ないのかなんて、分からないですよね~。

      「この場所にこの量が適正である」というのは素人が判断するのは難しいこと。

      つまり、「いくらでもごまかせる!」ということなのですよー。

      では、見極めはどうしたらよいか。

      それは、工程表を見ることです。

      工事が始まる前に、業者から工程表を貰えることをご存じですか?

      工程表には、工事の内容が載っています。

      そこには、防水塗料の塗る回数も載っているのです。

      なので、ぜひそこをチェックしてみてください。

      一般的には、3回の塗装(下塗り・中塗り・上塗り)をすると記載されているはずです。

      この回数を減らすのは、よくある手口。

      材料を3缶使うところを2缶で済ます、ということをする業者もいます。

      完成後を見ても、何度塗ったのかは分かりませんよね。

      明らかに薄いとか、雑に塗られているとかならば見て分かりますが、均等に塗られた物の厚みまでは分からないと思います。

      騙す方も、そんな明らかに分かるようなヘマはしません。

      「何回塗っているかそばで見てればいい!」

      そうは思っても、これはちょっと現実的には無理がありますね。

      だって、そんなに暇じゃありませんよね?

      自宅にいる奥様は家事や育児で忙しかったり、食事をしたりトイレに行くこともあります。

      だからと言って、お子さまに見張らせる訳にもいきません。

      ご主人がお仕事を休んでまで家にいなければいけない、なんてことも実際はできるとは思えません。

      じゃあ、いったいどうすればいいの?

      そこで工程表です。

      先ほども説明しましたが、工程表には工事内容が記載されていますので、進捗状況を説明と写真付きで提出させて報告をしてもらいましょう。

      「でも、くれなかったら?」

      「嫌だと言われたら?」

      これは、ごく一般的に行われていることなので、信頼できる施工業者であれば拒むことはないはずです。

      もしダメだと言われたら、「もしかしたら騙されている?」と疑ってもいいかもしれません。

      その時点で、不信感を持ちますよね。

      この報告書には「今何をしている」・「これから何をする」と工程表に沿った施工状況が載っているはずです!

      素人でもある程度は、見て分かると思います。

      もちろん、分からないことや疑問に思ったことはドンドン質問をして、説明を受けてください。

      ここが大事ですよ!

      その際に少しでも、曖昧な答えが返ってきたり、料金の上乗せを匂わせてきた場合は、ごまかしがあるかも!

      素人だから、と説明を省かれたりしないように注意することが大事です。

      最初の見積もりより高額になっていたり、追加で請求されたり、また雨漏りしてしまったり、ということがないように、しっかりチェックして手抜き工事を見抜きましょう!

       

      こんな防水ではすぐ雨漏りしてしまう!

      せっかく防水工事をしたのに、手抜き工事で雨漏りをしてしまったら意味がありません!

      疑わしいポイントを把握しておきましょう。

      ポイントを押さえておけば、騙される前に気づくことができますよ。

      すぐに分かるポイントは以下の3つです。

      ・膨れや亀裂がある

      ・金額がとても安い

      ・工期がとても早い

      まず、見た目で分かる状態は「膨れや亀裂」。

      施工してから何年も経っている場合に劣化症状として現れるもので膨れや亀裂があります。

      これは数日で出てくるようなものではありません。

      例えば、FRP防水を施工したベランダが「ボコボコとしている」場合。

      明らかに施工不良ですよ!

      手で剥がせるような状態も同じく施工不良です。

      このまま放置してしまうと、防水層を傷めてしまい、やがて雨漏りをしてしまいます!

      今は雨漏りが無くても、紫外線に長い間、晒された状態が続くと更に劣化がひどくなり防水層からの再施工になることも。

      「手抜き工事だった!」と後から気づくのでは遅いですね。

      そして2番目のポイント、とても「金額が安い」場合も要注意!

      「安い方ところを探していた」

      「安い方がいい!」

      飛びついて依頼した結果、材料を半分の量で施工されては意味がありませんね。

      すぐに剥げてしまったりするので、雨漏りの原因となります。

      また、シート防水のシートをきっちり貼っていない・シートを貼る前の工程を省いているなど、手抜きがよくあります。

      最後の3つ目は「工期が異常に早い」ということです。

      「早く終わるのは助かる」

      「仕事が早いのはいいことでは?」

      こう思いますよね。

      しかし、一日に何件も工事予定のある業者は決められた工程をこなしていないのではないでしょうか。

      材料をごまかしている時と同じになりますが、防水材を3回塗らなければいけないところを1回で済ます、塗る前の工程を行っていない、などが考えられます。

      3回のところが1回ならばかなり時短はできますよね。

      でも当然、規定の基準を満たしていないので、劣化が早まり雨漏りの原因になっていきます。

      しかもこれで請求は3回分の材料費が載っているかもしれませんよ!

      このような施工を行っている業者の場合は、手抜き工事をしている可能性がありますので、騙されないよう見極める必要があります。

       

      ポイントを押さえておけば、ごまかしに気づくことができますね!

      騙す方が悪いのは当然ですが、騙されないように気を付けることも大事です。

      悪徳業者に騙されないよう、しっかり見極めて信用のおける業者に依頼をしてくださいね。

      次回は「水漏れ箇所」についてお話しま~す(^_-)-☆

    8. 防水施工をする時に知っておきたいこと~パート2~

      防水の種類2つ目

      前回、FRP防水をご紹介しましたので、次はウレタン防水です!

      FRP防水を覚えていますか~?

      耐久性に優れたシームレス防水でしたね。

      今回ご紹介するウレタン防水もシームレスに施工できるので、ちょっと似ています。

      混同しやすいのですが、材料が全然違う別物なのです。

      よく行われている施工なので、きっと知っている方も多いと思いますよ。

      ウレタン防水の魅力を1つずつ、見ていきましょう。

       

      どんな形にも対応!ウレタン防水の魅力

      弾力性も伸縮性もあり、どこにでも施工できるウレタン防水!

      施工法は1つではなく、なんと2つもあるのですよ。

      それがウレタン防水の特徴であり、魅力とも言えます。

      FRP防水と同じようにシームレスに施工ができるので、よく使われるのです。

      聞いたことがある!という方も多いのでは?

      では、ウレタン防水の良さを早速、ご紹介していきますね♪

       

      ウレタン防水の特徴

      防水をする際に良く聞く施工方法と言えば、このウレタン防水。

      身の回りの物にもウレタンを使用している物があるので、知っている方も多いですよね。

      でも、「ウレタンってなんだろう?」って思いませんか?

      よく耳にするのはウレタンスポンジ。

      建築材料ですとウレタンフォームなどが聞いたことあると思います。

      「ウレタン」というのは、樹脂の一種で「ウレタン結合」と呼ばれる化学反応でできています。

      配合方法を変えると性質と見た目の異なるウレタンが作れるのですよ!

      面白いですね~。

      このウレタンは防水だけではなく、塗料や断熱材、接着剤と種類がたくさんあります。

      私たちの生活の中でも、いろいろな所で活躍しているのですね。

      防水材料として使用する場合は、液体状にしたウレタン樹脂を重ね塗りすることで防水層を作れるのです。

      ウレタン防水には魅力が2つあります!

      まず、魅力1つ目は他の防水施工の素材に比べて「価格が安い」こと。

      防水工事の中でも主流となっているのは安価であるから。

      これは嬉しい魅力です。

      安いに越したことはないですから、これならやってみようと思いますよね。

      そして、魅力2つ目は「施工が簡単」であること。

      施工法は2つあります。

      ・密着工法

      ・絶縁工法(通気緩衝工法)

      密着(くっ付く)と絶縁(離れる)の違いで、材料のウレタン樹脂は両方とも使用します。

      何がくっ付いていて、何が離れているのでしょうか?

       

      ベランダには密着工法

      密着工法とは「下地に防水層を密着させる」工法のこと。

      下地にウレタン防水材を塗って、補強材→ウレタン防水材と重ねていきます。

      防水層が厚くなるように塗り重ねる工法です。

      ウレタン樹脂の防水材を直接塗るので、密着というのですね。

      「費用を安く抑えたい」・「早く仕上げたい」という時に適していますよ。

      防水工事を短期間で行うことができるので、こちらを選ぶ方が多いです。

      しかし、下地に直接防水材を塗る工法なので、下地の影響を受けやすいことがあります。

      下地の処理がきちんとされていないまま施工をしてしまうと、ひび割れや膨れと言った現象を引き起こす原因に!

      事前に、下地処理として乾燥を十分させる必要があるので、バルコニー・ベランダなどの防水工事に適した工法です。

      では、乾燥させていないまま施工した場合の不具合はどういう風に出るのでしょうか?

      乾燥させていないということは、塗れた状態に防水材で蓋をすることになりますよね。

      そして、特にベランダなどは直射日光が当たりますので、太陽熱で水分が蒸気となっていきます。

      この逃げ場を失った蒸気が「膨れ」となり結果、劣化に繋がっていくのです。

      「膨れ」とは文字通り、膨れてくることを差します。

      耐久性が低下する見逃せないサインなのですよ。

      この膨れが表れたら再施工などの検討が必要にもなりますので、注意が必要です。

       

      屋上には絶縁工法

      もう1つの施工法は絶縁工法です。

      こちらは「下地に防水層を密着させず浮かせる」工法。

      浮いているので濡れている場所にもできる、ということです。

      下地とくっ付いていない、離れているから絶縁なのですね。

      通気緩衝工法ともいい、通気緩衝シート貼り付けた上に放水材を塗って施工します。

      密着工法より費用がかかるのがネックではありますが、水分が含まれる場所に効果的ですよ。

      膨れが出そうだな、という場所にはこちらの絶縁工法が適しています。

      とはいえ、膨れが出そうな場所など素人には分かりませんよね。

      例えば、「雨漏りをしている築年数の古い建物」などがそれに当たります。

      また、「屋上などの面積が広い場所」などにも適していますよ。

       

      メリット・デメリットについて

      ウレタン防水の魅力のお話をしてきましたが、メリットは何でしょうか?

      魅力は「安い」・「簡単」でしたね。

      それ以外にも良い所があるのですよ~。

      よく使われ、防水施工の中でも主流の方法になっている防水施工。

      その最大のメリットは「樹脂である」、ということなのです。

      ・どのような形にもマッチする

      ・つなぎ目無しのシームレス

      ・トップコートを使用して長持ちさせられる

      この3点が最大のメリットとなります。

      樹脂なので、どのような場所・形にも塗れる、という訳です。

      しかも、「上塗りが何度もできる」、厚みも自由に形成できるため「つなぎ目無し(シームレス)」の美しい見た目に整えることもできますよ。

      そして、トップコートを使用することで15年ほど、長期間の防水効果を保つことができるのです。

      FRP防水と同じようにトップコートを5年目安に再塗装することが長持ちの秘訣となります。

      こんなに良いこと尽くめなんて、「どこかに落とし穴があるのでは?」と思いませんか?

      デメリットも、もちろんあります。

      それは、人の手で行う施工なので「均等に塗ることができない」ということ。

      専用の機器もを使用することもできますが、それでも最小限に抑える程度にしか施工できなにのです。

      やはり膜厚に差が出てしまうのですね。

      そして、「乾燥するまでの時間がかかる」ということ。

      その間は「立ち入り禁止」となりますので例えば、マンションの廊下部分などに施工した場合は歩けません。

      このデメリットは性能を下げるようなものとは言えないので、万能な防水施工ですよね!

       

      注意点とその他

      さて、ウレタン防水は場所を選ばず使用できる、とっても良い施工方法です。

      価格も安く、施工期間も短いのでメンテナンスをする際には、ウレタン防水をすすめられることも多いと思います。

      「安いから~」の常套句で、近寄ってくる悪徳なリフォーム会社が数多く存在しますよ!

      実はウレタン防水はごまかしがしやすい施工方法なのです。

      特に多い手口は「樹脂の量をごまかす」というやり方。

      樹脂量が「㎡辺り何㎏」と施工時に決まっているのですが、もちろん素人には分かりませんよね。

      しかも見ただけでは量が分からないものです。

      この樹脂量をごまかして請求してくる業者が最も多いですよ。

      なので、「ごまかしができる」ということをぜひ、覚えておいてください。

      見た目で判断できませんので、信用できる業者に依頼しましょう。

      ところで、施工時期はいつ頃がいいのでしょうか?

      簡単に見極められますが、何だと思いますか?

      それは期間です。

      10年以上の場合は再施工、5年の場合はトップコートの塗り替え。

      単純ではありますが、これが1つの目安。

      もちろんメンテナンス自体は早めに行った方が費用も抑えられます。

      また、目視で劣化が分かるので、表面の色やひび割れなどを見つけたら、「そろそろかな…」と思ってください。

      雨漏りや膨れと言った明らかな異常があったら、早急に対処が必要ですよ。

      放っておくと、大切な家屋が傷んでしまいます!

      室内でも、雨漏りなどは見つけやすいですから「雨漏りしているかも!」と思ったら業者に依頼をしてくださいね。

       

      次回はシート防水についてお伝えしま~す♪

       

    9. ベランダ防水 排水の構造・改修用ドレン

      こんにちは!塗替え道場 緑店アドバイザーの木村です!

       

      もう年の瀬ですね。師走とはよく言ったもので、本当に瞬く間に

      12月は日々が過ぎていきます。実は10月から、本社所属から古巣の緑店への所属となり

      豊田市や刈谷市や岡崎市など、三河の地方を車を走らせ、

      景観を楽しみながら、日々営業しております。笑

       

      さて、本題へ入ろうかと思います。

      今回は、ベランダ防水や屋上防水の中でも、特に排水についてです。

       

      ベランダ裏にシミが??!

      写真をご覧いただくと・・・

      シミが広がっているのが、お分かりいただけますでしょうか?

       

       


       

       

       

      皆様のお家は、この写真のような感じで、ベランダを下から見上げた際に

      漏水し、シミが広がってたりはしていませんか?

       

      このような状態が見られる場合、ベランダ内部の排水口の周辺が劣化し、

      本来の正しい排水の流れができていない可能性がございます((+_+))

       

       

      軒裏天井を綺麗に施工してもらっても

      漏水が止まっていない状況では、折角の塗装工事が無駄になってしまいます・・・(*_*)

      そして、躯体内部を傷めてしまいます・・・(*_*)

       

      もしくは、現状このようなシミが広がっていない状況でも

      ベランダの排水口(ドレン)が経年劣化で排水が適切にできないようになっていくと

      いずれ、この写真のように、漏水してしまう可能性もございます。

       

      そもそも排水口(ドレン)ってどのようなもの?

       

       

       

       

      こんな感じで平場面に垂直方向に設置された排水口(ドレン)や

       

       

      立上り面に横向きに設置された排水口(ドレン)が、皆様のお家のベランダにもあるかと思います。

       

      排水が上手くいかなくなる原因としては、この排水口にあるドレン金具と

      内部にはる排水管との接続(ジョイント)部において、

      経年劣化で防水層やドレン金具に変形等の動きが生じ、隙間があいてしまうことが挙げられるかと思います。

       

      具体的には、塩ビシート防水やゴムシート防水が施工してある場合、

      防水シートとドレンとの取合いの部分が破綻する等して発生した隙間から、

      水が防水シートの中や、排水管の外側を通ってしまったりで、躯体内部へ侵入するケースがございます。

       

       

       

      図の赤丸部分が排水口(ドレン)部分で、青丸部分が防水層の立上り面と平場面です。

      要は、青丸と赤丸と取合いの防水性がないと、漏水の原因に繋がりえます。

       

       

      ちなみに、ウレタン防水やFRP防水等の塗膜防水でも同様のことが言えると思います。

      排水口(ドレン)と防水層との取合い部に対し、適切な処置ができているかは

      非常に重要なことであると思います。

       

       

       

      そこで、その劣化した排水廻りの性能を、復活・補強させる救世主がこちら・・・!!!

       

      改修用ドレンの設置で排水バッチリ!

       

      ジャジャジャン!!!!

      「改修用ドレン」です。

       

       

      日常の生活の中で見かけることのないこのフォルム、

      防水工事の上では、結構大切な役割を果たしてくるわけなんです。

       

      排水口にズボっと差し込んで、確実に排水管の中を水を通してあげることができる点と、

      筒部分と周りに広がる塩ビシートは熱溶着でガッチリ接合されているので、隙間があくことを

      予防していくことにも繋がる点にメリットがございます(*^_^*)

       

       

      排水口にズボっとはめて、まずはこんな感じに・・・!!

       

       

       

      この写真は、塩ビシート防水 機械固定工法の平場面の塩ビシート防水を貼る前の状態です。

       

       

       

      そして、平場面に塩ビシート防水を貼りこんだ後、熱溶着で改修用ドレンと結合させていきます。

       

       

       

      この施工は、塩ビシート防水やウレタン防水で施工可能です。

       

      ベランダ下の部屋で雨漏りしている場合や、ベランダ裏で今回説明したような

      状況が見受けられる場合は、改修用ドレンの設置を検討されるのも、

      ひとつの方法として良いかと思います(*^_^*)

       

       

      以上、木村でした~!

       

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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