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    1. シーリングガンの掃除も自分で!塗り替え道場の珍獣・山口くんが解説します!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「シーリングガンの分解・掃除についてです!

      あまり見かけない塗り替え道場の珍獣こと、山口くんがシーリングガンのお手入れをたっぷり解説してくれます。

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      シーリングガンの分解・掃除!!塗替え道場の珍獣・山口の意外な真面目さ、そのギャップにファン急増なるか!?【外壁塗装は塗替え道場】

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      防水工事に欠かせないシーリングとは?

      現場は愛知県あま市で、戸建てのALC壁でシーリング工事しています。

      出演は小林社長と、塗り替え道場の珍獣ことシーリング班の山口くんです!

      山口くんは、あまりYouTubeに登場しないレアキャラですよ!

      早速、本日の動画、いってみましょう!

      今回はシーリングのやり方ではなく、使用している道具のご紹介です。

      ちょうど社長が現場を訪れたら、もう工事は終わりで片づけの時間でした。

      なので滅多に見られないシーリングの道具を分解・掃除しているところを見せてもらいましょう!

      シーリングはどのようなもので充填しているかご存じですか~?

      ガン」と呼ばれるシーリングをムニュ~と出す道具で充填しています。

      なんだか大きい注射器みたいですね!

      この中にシーリングを入れて使うようですが、よくホームセンターで見かけるシーリングと違うな~、って思った方いるのでは?

      ご自分でDIYして「キッチンや洗面台の周りにシーリングしたことあるよ!」という方、結構いると思うのですが、その時に買ったシーリングとは違っていませんか~?

      恐らく、ホームセンターで購入した物はカートリッジと呼ばれるものでガンにセットしたらすぐ使用できる1液性の材料だと思います。

      山口くんのようなシーリング職人が使用する材料は2液性

      主剤と硬化剤が別で使用するたびに混ぜていくタイプです。

      1液性と2液性って塗装で何度か出てきているワードなので、覚えていらっしゃる方もいますよね?

      シーリングにも1液性と2液性の2タイプあるのです。

      塗り替え道場の職人さんたちは2液性を使用して施工しています。

      2液性は塗装も同じなのですが、主剤と硬化剤を混ぜて、使う分だけ作り足りなくなればまた作って、ということを何度も繰り返していくちょっと面倒な材料です。

      撹拌も10~15分しっかり撹拌機を使用して混ぜなければいけなくて、それだけでも、一仕事。

      手間はかかりますがその分、持ちも良く、使い勝手も良いので2液性を使用しています。

      硬化してしまうので、すぐ使用しなければなりません。

      1液性のカートリッジは予めチューブのような容器に入っているので、蓋を閉めておけばすぐに乾くことはないのですが、2液性は2時間ほどしか持たないそうですよ。

      だと2~3時間は硬化を遅らせることができる遅延剤というものを混ぜて約2時間ほどだそうです。

      これは忙しいですね!

      たくさん、材料を作ってしまうと2時間で使いきれず無駄になってしまうので、使いきったらまた必要な分を作って施工をしていくのです。

      これも塗料と同じで、2液性の大変なところではないでしょうか。

      しかし、「ロスが少ない」というメリットが!

      材料を充填して仮押さえをしてから仕上げるのですが、均していくと左右に材料がはみ出してきます。

      このはみ出たものがロスなのですが、1液性はチューブに戻せません。

      2液性はガンを開ければまた材料を詰め直しができるので無駄がないのです。

      滅多に出演しない山口くんが真面目に解説していますよ!

      そして、このガンはいろいろなサイズがあり、それぞれ入る量が違うそうです。

      今、山口くんが使っているのは前に使っていたものより小さいサイズ。

      使い勝手を考えて、変えたそうですよ。

      職人さんにとって、道具は大切な相棒ですものね!

       

      シーリングガンの掃除手順

      では掃除を見ていきましょう。

      まず、ガンの蓋を取ります。

      シンナーの入った缶にガンを入れて吸い上げていきますよ。

      これで中を掃除していきます。

      1液性と2液性は硬化の仕方が違い、1液性は表面から硬化し、2液性は内側から乾燥です。

      主剤と硬化剤を混ぜることで化学反応を起こして固まりますので、よく混ぜないと硬化不良を起こしてしまうことも。

      最近はこの硬化不良を避けるために1液性のシーリングを使う業者も増えてきたそうです。

      2液性は色を変えることもできるのですよ。

      売られている1液性は、もう色が決まっていてだいたい白っぽい色が多いようですね。

      さて、社長が解説している間、山口くんがどんどん掃除していきます。

      シンナーをしっかり吸い上げ、しっかり中を洗っていますね。

      2~3回、シンナーを通して中を洗いますよ。

      次にハケを使ってガンの周りに付いた材料を取ります。

      その後、ウエスと呼ばれる布(いらない端切れや軍手など)でしっかり拭きましょう!

      ここで、社長が質問。

       

      一般の人は2液性のシーリングは使えるのか?

       

      それ、聞きたかったですよね!

      そんなに持ちが良い材料なら、大変でも「DIYの時に使いたい」と思う人がいるのでは?

      答えは…「できないと思う」とのこと。

      山口くんの経験ですが、塗装経験のある方が2液性でやろうとしたところ手に負えなくて、「やってくれないか」と言われたそうです。

       

      もしやるなら1液性の方がいいかも…?

       

      残念ながらそれもおすすめしません。

      どうしてもやるなら1液性の方が確かにいいかもしれないのですが、「プライマーがないから無理」だそうです。

      プライマーとは、シーリング専用の接着剤みたいなもの。

      シーリングを充填する前に必ず、プライマーを塗ります。

      これを塗らないとシーリングを充填してもくっ付かない!

       

      じゃあ、プライマーはどこで売っているの?

       

      いわゆる材料屋さんで手に入るようなのですが、使用するシーリングの材料によってプライマーが違うそうです。

      また、材料のメーカーのものを使わないとくっ付かない

      このメーカーのこの材料にはこれ、と決まっているので、前に使ったプライマーがあるから新しく買った違うメーカーのシーリングに使用する、というのはできません。

      その都度、使用する材料に合わせてプライマーも用意する必要があります。

      これはなかなか大変ですね!

      まず、どれが対応しているのか調べて、どこで売っているのかも調べて購入となると、手軽にDIYするには手間がかかり過ぎ…。

      やってみよう、ではできないのですね。

       

      やっぱりシーリングはプロにお任せ!

      このシーリンガン、毎回使うたびに洗います。

      それだけでも、素人ができるとは思えません…。

      やはりプロに任せた方がいいですね。

      自分でやって失敗してしまうと、ぐちゃぐちゃになってそれが固まってしまいます。

      固まってしまったものは取れなくなっちゃう

      たまにお客様でもご自分でやって、固まったものを撤去して欲しいという方がいるそうです。

      実はこれ、取れません

      固まったらもう壁を削るしかないそうですよ。

      しかも材料によっては上からの塗装ができないものもあり、キレイにすることもできなくなってしまいます。

      そうならないためにも、シーリングは塗り替え道場に依頼してくださいね!

      ぜひ見積りを取ってみてください。

      さて、ガンの掃除の最終です。

      ガンの先は材料が詰まっているのでウエスをシンナーに漬けたものを裏から入れて通しましょう。

      2回目は渇いたものを通してからぶきです。

      これでキレイになりました!

      お疲れ様で~す!

       

      次回は「雨漏り」シリーズでお送りします。

      台風・大雨が増えてきましたね。

      備えて雨漏りを防ぎましょう!

      お楽しみに~☆

       

    2. 住宅の外壁は防水工事した方がいいの?効果と耐用年数の違いも教えます!~外壁塗装は名古屋の塗り替え道場で!~

      台風シーズンに突入しましたね!

      お住いの家屋は雨漏りしていませんか?

      「今は無事だけど、そろそろメンテナンス必要かも…」

      そう思っていたら外壁塗装の塗り替えベストタイミングですよ。

      塗り替え道場にお任せください!

      今回は塗装の種類や外壁についてご紹介してきます。

       

      住宅の外壁はDIYで防水工事ができる?

       

      外壁なんて自分で塗れるのでは?

       

      実際、ご自分でDIYされている方も多いですよね!

      ホームセンターに行くと、ありとあらゆる材料が揃っています。

       

      どれを使用すればいいのか性能も何も分からない…。

      何を揃えればいいのか、道具もどうしたらいいのか…。

       

      そう思っている方もいると思います。

      そもそも塗装は塗るだけでいいのでしょうか?

      確かにハケやローラーに塗料を付けて塗れば、「塗る」ということはできますね。

      「塗装」となると塗るだけではないのを知っていますか?

      塗装職人が行っていることは「塗る」作業だけではないのです。

      塗ることで得られる機能がありますよ。

      それは防水効果と補修です!

      まず、塗料は防水効果のあるものを選びます。

      そしてそれに合わせて、下塗り材を用意。

      下塗り材は主に2種類です。

       

      ・フィラー:ヨーグルト状。接着力は弱くトロミがある

      ・シーラー:水っぽい塗料で接着力が強い。シャバシャバしている塗料

       

      シーラーは接着剤の役割を持っているので、塗料の密着性を高める働きがあります。

      この下塗り材を塗って、上から塗料を塗ると塗膜の剥がれなどを防げるという訳です。

      ではフィラーは何の役割があるのでしょうか?

      接着力が弱いのでシーラーとは別な働きをします。

      外壁を塗る時、防水効果を持たせるのはもちろんですが、補修をすることが何よりも大切です。

      補修というのは外壁の「劣化を直す」、ということ。

      主に壁のひび割れやシーリングなどです。

      シーリングは防水工事になりますので、塗装で直すことはできません。

      これは別な施工、作業となりますので防水工事として行いましょう。

      けれど、小さなひび割れは塗装で補修が可能。

      ここでフィラーが大活躍するのです!

      塗料を塗る前によく外壁を見てください。

      クラック(ひび割れ)無いですか?

      大きなクラックはシーリングできちんと埋めないといけません。

      ひびの隙間から雨水が入り込んで雨漏りの原因となりますよ!

      目立ったクラックが見つからない、全然ひび割れしていない、ということなら塗装できますが外壁に近づいてよ~く見てください。

      薄~いクラック、無いですか?

      ヘアクラックと呼ばれる、髪の毛ぐらいの細い薄いひび割れがあるかもしれませんよ。

      このクラックをシーリングで一つ一つ埋めていくの、大変だと思いませんか?

      実はフィラーを塗ると、このヘアクラックが埋まるのです!

      フィラーは凹凸を埋めることができる材料なので、下塗りにこれを塗るのをおすすめします。

       

      外装用塗料の防水効果はどれぐらい?

      さて、塗装材料のご紹介をしましたが、これらの塗料は本当に雨水を防いでくれるのでしょうか?

      外壁に塗っただけで水が染み込まないものなのでしょうか。

      様々な塗料がメーカーから販売されていますが、「防水塗料」と書いてあるものは間違いなく防水機能を発揮します。

      しかし、ただ塗るだけとはいえ、「1回塗るだけで良し」というものではありません。

      ザーッと塗って終わり、という訳にはいきませんよ。

      塗り方にも手順があり、塗り残しがないように塗らなければ意味がありません。

      主に塗る時は「3回塗り」といわれる塗り方をする必要があるのです。

      前の項目で下地のご紹介をしていますが、この下塗りをするかしないかでも仕上がりは変わってきます。

       

      ①下塗り②中塗り③上塗り

       

      この3回塗りをすることで塗料の機能が発揮されます。

      また、塗料によっては遮熱効果のあるもの、防カビ機能、透湿性(湿気を放出する)がある製品もありますよ。

      防水と一緒にこれらの機能を併せ持った塗料を使うことで、大切な住宅を守ることができます!

      また、塗装をすることで外観を美しくすることができますので、お好みの色でオシャレにできますね。

      色は決められないほどたくさんありますので、迷ったら業者に相談してみてくださいね。

      手元で見るサンプルと実際の色、大きな壁に塗った時のイメージはかなり違ってくるはずです。

      好きな色だからと塗ってみたら思っていたのと違った、なんてことも。

      せっかく塗るのであれば、あなたの住宅に合った素敵な塗装をしましょう。

      美しくするだけが塗装のメリットではありません。

      防水はもちろんですが、何といっても塗装をすることで住宅の劣化を防げます。

      雨水が入り込まないようにすることも劣化を防いでいますよね。

      外壁が汚れないようにする機能がある塗料もありますよ。

      そういったもので大切な住宅を守りましょう!

       

      耐用年数は材料で変わる

      防水効果のことを長々紹介していますが、これらの塗料はどれぐらいで塗る替えるべきなのでしょうか?

      実は耐用年数は使用する塗装材料で変わります。

      一般的によく使われるのがウレタン・シリコン・フッ素の3つ。

      これらはそれぞれ特性があり、耐用年数も違います。

       

      ウレタン:ウレタン樹脂の塗料。

           雨樋などの付帯部にも向いている。耐用年数は約10年

      シリコン:遮熱効果や防汚効果などの機能を併せ持つ製品もある。

           耐用年数はウレタンより長く約15年

      フッ素:汚れを弾き、滑り落ちやすい性質があるので、外装に向いている。

           耐用年数は約20年と一番長く、耐久性優れた特徴がある。

       

      これだけ見てもかなり差がありますね!

      値段もウレタンが一番安価で、フッ素高くなります。

      ウレタンの2倍ほどの耐久年数がフッ素にはありますので、長い目で見るとそんなに高くはない?!

      細目にメンテナンスをするのであればウレタンでもいいと思いますが、頻繁にメンテナンスをするのは面倒だな、ということであればフッ素がおすすめです!

      色褪せすることもなく、紫外線にも強い。

      防水性はもちろん、耐熱性にも優れていますよ。

      カビの発生を抑える効果もあり、良いことづくめですね!

      メリットばかり紹介していますが、デメリットはないのでしょうか?

      ない!」わけないですよね~。

      最大のデメリットは価格が高いこと!

      まだ一般住宅で使用実績があまりないので、請け負う施行業者が少ないです。

      きちんと下処理を行い、塗装していかなければフッ素の性質を活かせません!

      なので、まずは業者に「フッ素を使用したことはあるのか」を聞いてみましょう。

      また、どのような塗料を使用するのかも聞いてみてください。

      粗悪な塗料で塗られたら、外壁が傷んでしまいますからね。

      自分でDIYする時も、塗料はよく選んでくださいね。

      安いからと粗悪なものを選ばないように!

       

      塗装はプロに任せるのが一番!

      塗装は3回塗り、とお伝えしていますが塗装をする前にしなければいけない準備があります。

      これを怠ると塗れないだけではなく大変なことに!

      まず順番ですが、①洗浄②養生③補修④下塗り・中塗り・上塗りとなります。

      洗浄というのは外壁をキレイに洗うことです。

      高圧洗浄機などで外壁をきちんと洗いましょう!

      そして養生です。

      養生シートをくまなく貼って塗りたくない場所(窓や置いてある車)を守りましょう。

      クラックがあったらシーリングで補修です。

      ひび割れは放っておくと雨漏りの原因になりますからね!

      そして下塗りです。

      中塗りをしましょう。

      上塗りもきっちり行います!

      以上の工程を全部行うのですが、DIYでできますか…?

      この壁だけ、と一部分のみならばチャレンジできると思います。

      しかし、外壁全部となるとなかなか大変な作業ですね。

      なので、ここはプロに任せましょう!

      塗り替え道場が適切は方法、材料で施工いたします。

      まずは見積を依頼してみましょう。

      他の業者にも依頼して見比べても構いません。

      そして、ご自分の住宅に合った価格・方法の業者に塗装依頼をしましょう。

      見積りは無料ですし、分からないことを相談するのも無料です。

      くれぐれも見積り、相談でお金を要求してくる悪徳業者に依頼はしないよう気をつけてくださいね。

       

      次回は「ムラなく塗る方法」の動画をご紹介です。

      人気の塗装動画で丁寧に解説していきますよ!

      お楽しみに~☆

    3. 雨漏りが室内にしてきたらどうする?対策と修理は名古屋の塗替え道場にお任せ!

      台風やゲリラ豪雨で天候が悪くなる前にメンテナンスをしよう

      酷暑で過ごしにくい日々が続きますが、台風シーズンに突入ですね。

      メンテナンスはきちんと行っていますか?

      雨漏りする前に対策をするのが大事ですよ!

      雨漏りの対策と修理はどこに頼む?

      部屋でくつろいでいたら、なんだか冷たいものが…。

      ポタポタと水滴が垂れているけど、これってもしかして雨漏り

       室内に雨漏りしてきたら、どうしたらいいのでしょうか?

       

      とりあえずバケツを置く?

      水が垂れているところにビニールシートを張る?

       

      バケツもビニールシートもすぐいっぱいになってしまいますよね。

      雨水が垂れているところを塞がないことには雨漏りは止まりません。

      これはもう自分でどうにかできるレベルではないですね。

      とにかく修理を頼まないといけませんよ。

       

      そういえば雨漏りの修理ってどこに頼むのがいいの?

       

      近所の工務店?

      ネットで調べた防水屋さん?

      〇〇建設って書いてあるところでもやってくれる?

       

      検索するといろいろ出てくるかと思います。

      工務店でも防水屋さんでも建設会社でも、依頼をすれば修理を引き受けてはくれるでしょう。

      しかし「金額が高い」・「なかなか来てくれない」・「きちんと修理が行われずまた雨漏りしてしまう」ということも。

      そうならないためにも、専門の防水職人がいる業者に依頼をしましょう。

      では、どこに頼むのがいいのか?

      専門の防水職人がいる業者はどうやって見つければいいのか。

      防水専門店に頼むのが一番いいような気がしますよね。

      なんといっても防水専門といっているわけですから。

      でも実際、連絡してみたら「個人宅は…」と受けてもらえないことがあるのです。

      なぜかというと、防水専門店は下請けを主に行っている業者さんで、新築の建物に防水施工をすることが多いのです。

      引き受けてくれるところもありますが、あまり修理が得意でなかったりすることもありますので、できるのかどうかよく聞いてみましょう。

      ならば工務店や建設会社はどうでしょうか?

      こちらも同じく下請けが多かったり、新築物件専門だったり、ということがあります。

      雨漏りの侵入経路を特定して修理をする、ということが不得意な業者さんだったりもしますので、依頼をする時によく確認してみてください。

      そして、下請けの下請けに出されて、金額がとても高くなる場合もありますので見積りは必ずとりましょう。

      結局、どこに頼めばいいのでしょうか?

      それは、防水職人がいる塗装屋さんに頼むとスムーズに修理をしてもらえます。

       

      塗装屋さんも防水ができるの?

       

      はい、できます!

      しかし全ての塗装屋さんが防水施工をしてくれるわけではありませんよ。

      防水職人を抱えている民間の塗装専門店を探してみてください!

      もしかしたら、そんなに数はないかもしれませんね。

      愛知県や三重県など東海地方ならば、塗り替え道場が承ります。

      塗装やメンテナンスの予定があるなら、ついでに雨漏りの具合なども一緒に依頼をしてみてください。

      せっかく足場をかけて塗装を行うならば、悪い所をいっぺんに直しましょう。

       

      室内に漏れるのはシーリングが原因かも

      ところで、雨漏りはどこから漏れているのでしょうか?

      天井ですか?それともからですか?

      室内に雨漏りがしてきた時は必ず、侵入経路があるはずです。

      ほとんどが、シーリング(コーキング)劣化したことによって起こっていると思いますよ。

      溝や隙間を埋めているゴムのようなものがシーリングです。

      このシーリングが経年変化で機能を持たなくなり、剥がれたり、隙間が空いてしまってそのわずかな隙間から水が入り込む。

      特にサッシ周りやスリーブやダクト周りのシーリングが取れてしまうことはよくあります。

      スリーブやダクト、というのはエアコンの管や排気口の穴のことです。

      穴が空いているから漏れるわけで、そこをシーリングで塞ぎ、漏水を防いでいますから当然ですよね。

      どこから漏れているのか?」と思ったら、まずは穴が空いているところを見てみてください。

      シーリングが機能しなくなっている場所ありませんか?

      そこが侵入経路かもしれませんよ!

      他にも笠木の下が空いている、樋の水受けが詰まっていたりと様々な原因が考えられますが、まずはシーリングを疑ってみましょう。

       

      修理期間はどれくらいかかるの?

      雨漏りの修理依頼をしたいけど、どれぐらい工事に時間がかかるの?

      これ、すごく気になりますよね!

      今まさに漏れているから止めて欲しい!と思っているのに、工事期間が1週間なんてことになったら意味がありません。

      とりあえず漏れているところだけ、応急処置をしてもらって後日きっちりと修理をしないと後々、大変なことになりますよ!

      雨漏りの侵入経路が分からなかったり、穴を塞いでも雨漏りが止まらなかったりしたら、工事期間はもっとかかってしまいます。

      その間にどんどん水が室内に侵入して、大切な家屋が傷んでしまう…。

      では、通常どのぐらいで修理は可能なのでしょうか。

      ここのシーリングが原因、この穴から漏れている、など明らかな症状で部分修理で済むのならば、数時間で終わるはずです。

      しかし、屋根も修理が必要である、ウレタン防水やFRP防水の再施工、となると数日かかる場合も。

      また、ウレタン防水やFRP防水は塗膜防水なので、乾かさなければなりません。

      お天気が悪い時は渇きにくくなるので、雨の日は施工できないこともあります。

      1日ぐらいで終わる工事も2~3日かかる場合もありますので、天候を見ながら工事をする必要があるのです。

      足場を組んで行う屋根や外壁の工事はそれだけでも期間がかかりますので、いつ頃修理をしたらよいのか、よく考えて依頼をしましょう。

      応急処置で済ませても、いずれ雨漏りはします。

      今だけよくても少しずつ家屋を傷めて取り返しのつかない状態になってしまいますので、雨漏りが気になる、と思ったらメンテナンスをしましょう。

      天井のシミ、水が垂れる音、室内の壁が湿っているなど目視で確認できる症状があれば雨漏りの可能性がありますよ。

      ダメージが進めばそれだけ工事期間も長引きますので、早期発見が大事です!

       

      台風シーズンに備えて雨漏り対策をしよう!

      そういえば雨漏りしていたな…、と台風情報を見ながら思い出したらメンテナンスのタイミングですよ!

      これからの季節、台風シーズンに突入します。

      毎週のように台風が上陸するような季節になりますので、「雨漏りで室内が水浸しになった!」なんてこともあるかもしれません。

      そうなる前にも早めに対策しましょう。

      早期発見ならば、費用も安く、工事期間もあまりかからず終わらせられますよ。

      完全に全修理になってしまうと足場を組んだり、再施工になったりととにかく大変!

      ウレタン防水やFRP防水のような被膜防水は早めに対策を取れば、トップコートの塗り替えで済む場合がほとんどです。

      これが、防水層まで劣化が進んでしまうと、再施工となり費用もかなりかかります。

      塗膜防水やシーリングなどは、天気が悪い時は渇きづらいのでいつまでも終わらない、なんてことも。

      台風が上陸したり、ゲリラ豪雨で不安定な時はなかなか工事も進みませんね。

      依頼をしたら混んでて、すぐに対応してもらえなかった」ということもあります。

      何でも、早めの対策が家屋を守ることになりますので、メンテナンスをきっちり行って悪い所は直しちゃいましょう!

      雨漏りした!」と慌てる前に、早めに見積り依頼をしてみてくださいね。

      室内に雨漏りしているということは、穴を塞ぐだけでは済まない可能性があります。

      大がかりな工事にならないように、対策を練りましょう!

       

      次回は「錆止め」の動画をご紹介していきます。

      我が塗り替え道場の人気ユーチューバー寺西くんが丁寧に解説!

      お楽しみに~☆

       

    4. ウレタン防水工事は塗装職人でもできる!密着工法と絶縁工法で職人が違う!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回は「ウレタン防水は塗装職人でもできる!」をご紹介します!

      防水職人でもない塗装職人がウレタン防水の施工を行いますよ!

      工法によって職人が違いますが、塗装職人は何をするのでしょうか…?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      ウレタン防水工事は塗装職人でもできる!密着工法と絶縁工法で職人が違う!

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      塗装職人がウレタン防水を施工するわけとは?

      今回の現場は名古屋市中村区。

      戸建てのお家の前に車を停めて撮影しています。

      ウレタン防水の施工なのですが、なぜか塗装班職長・寺西くんがいますよ。

      防水職人でもないのになぜでしょうか…?

      実は塗り替え道場では塗装の職人が防水施工をします。

      ウレタンやFRPなどの密着工法を塗装職人、絶縁工法シート防水は防水職人が手掛けているのです。

      恐らく、塗装職人が防水施工をすることはあまりないのではないでしょうか?

      ちょっと珍しいかもしれませんね。

      なぜ塗装職人がやっているのでしょうか。

      それは、密着工法が「塗る」施工だから。

      塗るとは何を塗っているか分かりますか?

      ウレタン防水は密着工法と絶縁工法の2種類あり、施工方法がそれぞれ違います。

      防水機能を持たせるためにウレタン樹脂を使用するのは同じなのですが、密着工法は下地となる場所にウレタン樹脂を直塗りします。

      なので、塗装職人が塗った方がキレイに仕上がる!

      仕上がり重視の防水施工は塗装職人が行って、難しい防水施工は防水職人がやっているのです。

      2つの工法がありますが、そもそもウレタン防水とはどのようなものなのでしょうか。

       

      ウレタン防水とは?

      ここでウレタン防水をご説明します!

      ウレタン防水」とはその名の通り、液体のウレタン樹脂を使用して施工をします。

      1液性と2液性があり、塗装用の材料と同じく化学反応で硬化させ、ゴム状の弾力のある防水層を作るのです。

      密着工法と絶縁工法の2種類の工法があります。

       

      ・密着工法…下地に直接ウレタン樹脂を塗りかさねて防水層を作る工法。

               下地の影響を受けやすい。

      ・絶縁工法…通気緩衝工法ともいう。通気性の良いシートを貼り付けて

               その上から防水材のウレタンを塗り重ねる工法。

               蒸気化した水分による膨れなどを防ぐ。

       

      このウレタン防水の良い所は、材料が液状なのでシームレスな連続塗膜が形成でき、工期も短期間でしかも低コスト。

      既存の防水層の上からでも塗ることできます。

      しかし、職人が手作業で行いますので、均一な塗膜にすることが難しいと言われます。

      密着工法の場合は下地の影響を受けやすいので、下地調整が欠かせません。

      膨れやひび割れなどは、この下地調整が不十分だと起こりやすくなりますよ。

      特に水分が多い場所は、密着工法は適しません。

      寿命は10~15年ぐらいと言われています。

      絶縁工法は通気緩衝シートを貼るので、下地の影響を受けることが少ないです。

       

      水分が多い場所に打って付けですが、歩行には適しません。

      どちらも上からトップコートをしないと、紫外線などで劣化が進んでしまします!

      5年置きぐらいでトップコートの塗り替えが必要です。

      メンテナンス時にはトップコートの塗り替えをしましょう!

      防水層まで劣化が進むと再施工となってしまいます。

      10年ほど長持ちする寿命の長いフッ素系のトップコートもありますので、紫外線がよく当たる日当り良好な施工箇所ならばフッ素系がおすすめ。

      価格は高くなりますが、業者に相談してみましょう!

      何度も塗り重ねることで防水層を形成するのですが、ただ塗るだけでは下地に付きません。

       

      材料の作り方お見せします!

      では動画に戻りましょう。

      材料の作り方をお見せします!

      今、プライマーを塗り終わったところだそうです。

      プライマー」とは下塗りの材料で、接着剤の役割があるもの。

      1液性なので、混ぜて作る必要はありません。

      そのまま使えますので、施工箇所に塗るだけです。

      ①下塗り(プライマー)・②中塗り・③上塗り・④トップコートの順番になります。

      この①下塗りが終わったところなので、これから中塗り材を作りますよ。

      中塗り材はウレタン層になる部分で、使用する材料は「DSカラーゼロ」。

      ウレタン樹脂になります。

      ここで社長が今日のために特別に作ってもらったウレタン樹脂を取り出しましたよ…?

      これはウレタンを固めた15cmぐらいの厚みのあるものです!

      凄いですね!重そう!

      叩くと重たい音が響きます。

      キン消しみたい(笑)

      若い世代は「キン消し」知らないですよね…?

      キン肉マン消しゴムです。興味があったらググってみてください(笑)

      話は戻りますが、塗装と一緒で1液2液に分かれている2液性を使用します。

      塗装の材料と違うのは、主剤より硬化剤が多い所。

      見本の屋根材を見てみましょう。

      主剤の方が塗装材料は多いのです。

      屋根材も一斗缶に対して、硬化剤は小さい缶ですね。

      防水材料DSカラーゼロは主剤:硬化剤が9:18

      1:2ということですが、9:18である意味はちょっと分かりません…。

      硬化剤が主剤に対して2倍の量なのですね。

      ちなみに価格は防水材料の主剤の方が安いそうですよ。

      トップコートが高いのです。

      防水は厚みがないといけませんので、厚みが付くように塗ります。

      1平米3kgと言われているそうなので、主剤+硬化剤で27Kgあるので9平米分です。

      結構、厚みを付けられます。

       

      まぁ、塗り替え道場では毎回このサンプルぐらいの15cmは付けますけどね~(ウソ)

      こんなに厚み付けちゃったらお客様に怒られてしまいますよ(笑)

       

      そしてこの材料は季節によって使い分けます。

      気温によって硬化の時間が変わってくるので、「春用」と「冬用」があるのです。

      今回は冬用を使用します。

       

      かくはんが大事

      では実践です!

      主剤は0.9kg、1割分を入れました。

      ウレタン樹脂はどのような見た目なのでしょうか?

      水飴みたいですね!

      透明トロトロしています。

      なんだか美味しそう…。

       

      飲んだら死にます!!!

      ご注意ください!

       

      体の中で固まると防水効果が発揮されるかも?

      ダイエットにいいかも?

       

      そんなことはありませんよ!

      飲用禁止です!

       

      主剤:硬化剤は9:18でしたので、2倍の量を入れます。

      0.9kgの主剤なので、硬化剤を1.8kg入れましょう。

      入れる時は缶の口をにして注いでください。

      缶の口が汚れてしまいますので。

      では入れましょう。ドポドポドポ…。

      次はシンナーを入れます。ウレタンはトルエンという強いシンナーを1~0.5割。

      0.9kg+1.8kg=2.7kg

      これの0.5割なので0.13kgです。

      かくはんします!

      インパクトを使用して混ぜ合わせますが、このサイズ(量)で大きいかくはん機を使用すると溢れてしまいますので小さいものを使用。

      最初はゆっくりで徐々に速めますよ。

      4~5分ほど、長めに混ぜてください。

      かくはん不足硬化不良が起きて固まらない時があるので、かくはんはしっかり行いましょう。

      トロトロなので手では絶対混ざりませんよ。

      かくはん機がないとできませんので、しっかり混ぜてくださいね!

       

      材料の作り方は分かりました~?

      工事で心配事や疑問に思ったことなどがあったら、ぜひコメントを!

      また、寺西くんに「解説して欲しい!」・「聞いてみたい!」ことなどもコメントを入れてくださいね!

      よろしくお願いしま~す。

       

      次回のご紹介動画は「ベランダ防水」についてです!

      この動画でご紹介しているウレタン防水を実際に塗っているところをお見せします。

      また社長と寺西くんコンビでお送りしますよ~。

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    5. 防水施工の劣化はどこから?

      劣化には種類がある!

      防水施工には被膜防水のウレタン防水・FRP防水、そしてシートを貼っていくシート防水がメジャーなもの。

      今まで、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどをお伝えしていますね!

      施工するのに最適な時期や、トップコートの種類などでよく登場していた再施工をする際の大きなトラブル、「劣化」を今回は取り上げてみたいと思います。

      目に見える劣化が現われたらメンテナンスや再施工のサイン、と言われていますが、実際はどんな状態を劣化とみなすのでしょうか?

      それぞれ劣化には種類・特徴があるのですが、トップコートの塗り直しで済むぐらいの劣化や、完全に「アウト!」なものも…!

      この状態が出たらメンテナンス、と思えるものをご紹介していきます。

      早く見つけて、最適なメンテナンスを行いましょう♪

       

      膨れ・浮き

      目で見て分かる劣化といえば、膨れ浮き剥がれ、そしてクラックと呼ばれる「ひび割れ」があります。

      まず膨れですが、ウレタン・FRP防水などの被膜防水の素地と被膜の間に水が溜まってしまう、というものです。

      どこから水が入ったのか、と気になるところですが膨れている物は撤去して補修しないといけません。

      全体的に膨れがあるようなひどいものは大規模修繕となりますので再施工となるケースが多くみられますが、小さいものは撤去後にその部分だけ補修をすれば大丈夫なケースがあります。

      雨水の侵入口があっての漏水ならば塞がないといけませんが、建物の湿気や水分が出てくる下地の場合は特に起こりやすい劣化なのですよ。

      気温が上がった時にあって、下がると無くなるような場合と、常に膨れている場合があるのですが、どちらも下地と密着していないことで起こります。

      膨れ部分を剥がして、下地をきちんと不陸調整して施工すれば補修完了です。

      この膨れ、密着工法でよく起こる劣化ですので何度も出てくるようならば、絶縁工法がおすすめ!

      きちんと再施工しなおせば今後は起こりにくくなりますよ。

      絶縁工法は下地の状態を気にせず施工が可能ですので、建物の湿気で膨れが起こる時などにとても有効なのです。

       

      「被膜防水だけの話?」

      「うちはシート防水だから関係ない?」

       

      いいえ、シート防水にも「浮き」と呼ばれる劣化現象が起こります!

      やはり密着工法で起こるものなのですが、シートの間に水分が入って膨れてきたり、浮きあがってきたりするのです。

      これが出てきたら、メンテナンスを考えた方がいいですよ。

      部分的に補修もできますが何度も繰り返し出るいくつも出てくる、とういうような時は絶縁工法での再施工をおすすめします!

       

      クラック・剥がれ

      次に多い劣化は「クラック」と「剥がれ」です。

      クラックとは「ひび割れ」のこと。

      表面にひびが広がり、そして剥がれてくることがあります。

      その隙間から雨水が侵入して雨漏りに繋がるのです。

      トップコートの表面だけがひび割れているのなら、トップコートの塗り替えで済むのですが、防水層までひび割れている場合は再施工になってしまいます!

      被膜防水に多い、劣化なのです。

      ひび割れは放置しておくとどんどん広がり、やがて防水層まで傷めてしまいます。

      もちろん、工事代も高額になりますよ!

      メンテナンスをかかさず、早期発見で適切な処置をしましょう!

      このひび割れはシート防水にもあります。

      材料の塩ビシートは「可塑剤(かそざい)」というものが添加されているのですが、この可塑剤は経年により失われていくのです。

      可塑剤は柔軟性を持たせるためのもので、ホースや輪ゴムといったものにも使用されています。

      この可塑剤のおかげで柔らかく曲がるのですね~!

      輪ゴムを引っ張った時にブチッと切れたことはありませんか?

      これは可塑剤が失われたことで起こるのです。

      塩ビシートもこの可塑剤が経年で徐々に失われていくことで、ひび割れを発生させるのですね。

      なので、シートに寿命があるというわけです。

      そして剥がれは、シート防水に多く起こる劣化。

      被膜防水にもトップコートの剥がれるという劣化があります。

      剥がれが現われたら、トップコートの塗り替え時期と思ってください。

      そのままにしておくと紫外線でどんどん傷み、防水層までダメになってしまいますからね。

      シート防水の場合は、シートが破れたり、剥がれたりしたことで雨水が侵入して雨漏りしてしまうのです。

      また、破れなどがなくてもシート防水はつなぎ目が劣化して、そこから雨水が侵入するケースも多く見られます。

      何枚もつなぎながら施工しているので、どうしてもつなぎ目は劣化が出てしまうのです。

      シート防水のデメリットともいえる場所ですね。

      暑い時は伸びて、寒い時は伸縮するシートの塩ビシートの特性上、避けられない劣化ではあります。

      経年と共にどうしても起こる劣化ですので、このような状態が現われたらメンテナンス時期ですよ!

      放置はしないように、雨漏りする前に対処しましょう。

      そして、つなぎ目以外で劣化が目立つのは、ドレン周りやパラペット(低い塀壁)の立ち上がりの部分。

      端っこというのはどうしても処理が難しく、劣化につながりやすいのです。

      腕の良い職人に施工をしてもらいたい場所ナンバーワンですよ!

      末端処理がきちんとできる職人を抱えている業者にぜひ依頼してほしいです。

      メンテナンス時には、こういった場所から確認して劣化を見つけてください。

       

      草木の成長

      久しぶりに屋上を見に行ったら、なんだか見慣れない物が…。

      端っこのパラペットの付近に緑色のものが揺れている?

       

      「もしかして草が生えている~~~!?」

       

      種も土も無いのになぜ生えているのでしょうか?

      こういった屋上を見たことありませんか。

      風で種が飛ばされて屋上に着地するのは分かるのですが、土など栄養も何もないのになぜ生えてくるのか、不思議ではないですか~?

      それはなぜかというと…があるからなのです!

       

      水がある=雨水が溜まっている

       

      もしかして、シート防水のシートの剥がれた所や、ドレン周りの隙間などにが溜まっていませんか?

      緑色のが生い茂ったりしていませんか?

      植物が生えているということは、そこに水分があるということなのです。

      そういった水分が雨漏りの原因となります。

      草が生えていたらメンテナンスを考えてみてください。

      今、なんともなくても水分があるということは分かっているので、そのままにしておくといずれ雨漏りしてきてしまいますよ!

       

       

      衝撃によるダメージと鳥害

      「穴が空いている!」

      「シートが破けている!」

       

      このようなシート防水のシートの穴や、破れを見つけたらすぐメンテナンスですが、これらの穴や破けは、なぜできるのでしょうか?

      何もないところに穴が空くわけはないですよね…?

       

      「屋上に滅多に行かないのになんで?」

      「誰も歩いたりしていないのに」

       

      この穴を空けている犯人はちゃんといます!

      それは…!

       

      風などで飛ばされてきた石やゴミ、そしてです!

       

      台風の時のような強風で石やゴミが飛ばされて当たったことで穴が空く・破れる、ということがよくあります。

      シート防水で使用されるゴムシートは1.2~2mm、塩ビシートでは1.5~2.5mmぐらいのとても薄いシートなのです。

      衝撃に弱いため、石などが当たると破れることがよくあります。

      また、鳥のくちばしでついばまれたことで穴が!

      鋭いくちばしで突くので、穴が空いて破けてしまうのです。

      鳥害の被害はよく目撃されていますので、知らない間に穴が空いていたらのせいかもしれませんね~。

      定期的に確認をして穴や破れを見つけましょう。

      被害を最小限にするためには劣化をいち早く見つけることが大事です。

       

      次回からはYouTubeシリーズと題しまして、「塗替え道場TV」の内容をご紹介していきます!

      ためになる情報や思わず笑ってしまうことまで、さまざまな内容をお伝えしてきますのでお楽しみに~☆

    6. 雨漏りしやすい場所がある?!~セルフチェックもできる確認ポイント~

      一番雨漏りするのはどこ?

      どの防水工事もきちんと施工されていれば雨漏りを防げますが、経年劣化などで雨漏りしてくるのは仕方のないこと。

      漏水している以上は原因を突き止めて補修をしなければなりませんね。

      放置していても被害はひどくなる一方!

      そのままにしていても、直ることはありませんので無かったことにはできませんよ。

      見つけたら、速やかに処置をしなければ大切な家屋が傷む一方です。

      では、どのような場所から雨漏りはしていくのでしょうか。

      実は、雨漏りしやすい場所というのがあります。

      その場所を最初に疑うことで早期発見ができて、大規模な補修になる前に着工することができるのです。

      定期的な点検を行うこと、劣化の進行具合をストップさせることができますよ。

      早めに劣化を把握して、補修費用を抑えましょう。

      しかし、いきなり点検となっても素人には判断しかねますよねー?

      「どこを見ればいいか分からない」

      「劣化しているのかどうか見ても分からない」

      そんな時に役立つポイントをご紹介します!

      目安になるポイントを押さえてさっそく確認してみましょう。

       

      最初のポイント:ドレン周り

      確認ポイントとして最初に見てほしいのが「ドレン周り」。

      この「ドレン」を知っているでしょうか?

      あまり聞きなれない言葉かな、と思います。

      「ドレン」いうのは排水溝のことです。

      そして「ドレン周り」になると、も含まれます。

      樋は上から流れてきた雨水を下水に導くもの。

      なので、ゴミなどで流れが妨げられると行き場を失った水が樋から溢れ出てしまいます。

      排水溝もゴミが溜まっていると流れなくなりますよね?

      こちらも樋同様、雨水が流れないと溢れてしまいます。

      特に台風のような大雨の時に水が溜まってしまうと、この雨水が室内に侵入する…なんて恐ろしいことにもなりかねません!

      また、水が常に溜まっている状態ですと防水層を傷めてしまいますので、ひび割れなどを起こして、雨漏りの原因を作ることもあるのです。

      知らない間に枯れ葉や洗濯バサミなどの異物、子どもの玩具などが入っていて詰まりを起こしている場合もよくあります。

      定期的に確認をしてみましょう。

      手が届く範囲であればゴミを取り除き、詰まりを解消させてください。

      ベランダの排水溝は見えるので、掃除がしやすい場所なのですが、樋は上の高い所を通っているので手が届かないところです。

      手が届かない、と思ったら無理に作業をしていけませんよ!

      二階などからうっかり落ちる、なんて事故につながりかねません。

      くれぐれも気を付けて行いましょう。

      もしできないようであれば業者を頼ることをおすすめします。

       

      見た目も良い:笠木

      また、知らないワードが出てきましたね!

      笠木」と言う部分をご存じでしょうか。

      読み方は「かさぎ」です。

      聞きなれないとは思いますが、もともとは冠木(かぶき)と呼ばれていました。

      神社などにある鳥居や門の「上縁の横に渡す木」を意味するものだそうです。

      この冠木が住宅の手すりなどの頂部に用いられるようになました。

      そして、用途は躯体を腐食から保護する為の物に変化していったのです。

      室内にも使用されているので見たことがあると思いますよ。

      対面キッチン腰壁・階段の手すりなどの仕上げ材などこれら全て、総称として笠木と呼ばれているのです。

      そして、この笠木ですが、ベランダ・バルコニーの手すり上部に使用されています。

      つなぎ目もありますので、そこに隙間ができたりしてしまうのです。

      劣化による隙間ができることもあります。

      そこから、雨水が入り込んで腐食を起こす、ということがよくあるケースです。

      しかし、屋外にある物ですから気を付けていても、劣化していくのは仕方ないですよね~。

      実は、材質により耐久性と防水性に差が出て、劣化年数にも違いが出ます。

      木製・金属・セメント製など色々とあるのです。

      この劣化具合は目視で確認できますよ。

      塗装の剥がれや錆びなどが現われたら要注意!

      また、ベランダの手すりがぐらついているといった場合は、ビス部分の劣化です!

      見つけたら、腐朽する前にメンテナンスを行ってください。

      腐朽が進むと笠木そのものを交換しなければならなくなります。

      早めに対応ができればコスト削減にもなりますので、全交換にならないよう普段から目を配っておきましょう。

       

      角を覆う:コーナー部分

      コーナー部分というのは」の部分です。

      ベランダの手すり上の笠木の角もそうですし、ドレン周りの一段下がった溝にも角があるのですよ。

      特に笠木の角というのは、左右から合わせているので一枚で加工することができません。

      どうしてもつなぎ目ができるものなので、そのつなぎ目から雨水が染み込んでしまうのですね。

      それが漏水の原因になっていきます。

      隙間から雨水が知らない間に入っていて、そのまま部屋にポタポタと雨漏りしてくる、なんてこともありますよ!

      腐朽した箇所からの雨漏りの場合は、見た目で原因が分かるので対処しやすいのです。

      しかし、このコーナー部分からの漏水は分かりづらいので要注意ポイント

      また、ウレタン防水などを施すドレン周りのコーナー部分は、他の場所に比べると塗膜が薄くなってしまうという欠点があるのです!

      角に防水塗膜を重ね塗りしても、やはり薄くなるものなので、ここから劣化していくパターンが最も多く見られます。

      メンテナンス時には確認すべき最大ポイントですので、忘れずチェックしてみましょう。

      シート防水も、やはりコーナー部分は収まりが悪いものなので、浮きが目立ってくることが多くあります。

      浮いたシートの間に雨水が入り、溜まって雨漏りしてしまう!

      これはよくあるパターン。

      防水施工をする際には、このコーナー部分が一番の難所になります。

      メンテナンス時には「角を見る」というのが大事なポイントですよ!

      セルフチェックでも見つけやすいので、「雨漏りしてるかも」と思ったら、まずは角を確認してみてくださいね。

       

      漏水はほとんど無し:平場

      コーナー部分やドレン周りは漏水が見つかりやすい場所。

       

      「ベランダは雨漏りしないの?」

      「屋上は?」

       

      雨漏りの心配をする時に思い浮かぶのは平場ではないですか?

      平場とは平らな所で、ベランダや屋上などをそう呼びます。

      実は、平場からの漏水というのは、あまりありません

      平面であるベランダなどは塗膜防水も重ね塗りしやすく、シートも貼りやすい!

      なので、コーナー部分のような劣化が出にくい箇所なのです。

      シート防水の場合はピッタリと貼りますので、穴が空く、「浮きが出る」というような、明らかな劣化が無い限りは漏水しにくいものなのです。

      何も無いところから漏れているとは考えにくいですよね?

       

      「紫外線が当たる場所は劣化しやすいのでは?」

       

      確かに屋上やベランダは紫外線に晒されているので、劣化の進み具合も他の部分と比べると早い!

      そうならないためにはどうすればいいのか?

      それはトップコートです!

      しっかりとトップコートで保護されていますので紫外線に晒されていても、何年も劣化せずに保てる、という訳です。

      きちんと施工が行われていれば劣化することはあまり、ありません。

      しかし、これが手抜き工事で施工されていれば何らかの形で劣化が現われますよ!

      年数が経っていないのに目視で確認できるほど「劣化が目立つ」・「雨漏りしてきた」ということがあれば手抜きであった、と判断できます。

      繰り返しになりますが、手抜き工事で無い限りは平場からの漏水は、ほぼ起こらないと思っていてください。

      また、漏水の原因は別な場所にあるはずにもかかわらず、調査もせずに平場の再施工を提案する業者がいたら、騙されているかもしれませんよ!

      防水を全てやり直しした方がいい、と言われたら怪しいです。

      劣化が見られず、漏水もしていない。

      それなのに再施工を勧めてきたら「もしかして…?」と疑ってみるべきです。

      手抜き工事の1つの目安にもなりますので、平場からの雨漏り起こりにくいとぜひ、覚えておきましょう。

       

      以上、漏水ポイントのご紹介でした!

      セルフチェックもできますので、ぜひ覚えて最適な施工を依頼しましょう!

      次回は「工事時期」をお伝えしていきます☆

    7. 防水施工をする時に知っておきたいこと~パート3~

      防水種類3つ目

      FRP防水・ウレタン防水をご紹介してきましたが、いよいよ3つ目の防水施工です。

      今までを思い出してみてください。

      塗って防水する(被膜防水)防水でしたよね!

      今回のはなんと、貼る防水なのですよ。

      それはシート防水

      その名の通り、シートを貼って防水する施工です。

      シートを貼るだけなんて簡単そう!」なんて、思いませんか?

      ところが、そんな楽にはできない防水施工なのです。

      工法も2つあり、貼れる場所も決まっていて、どこにでもできるわけではありません。

      さっそく、特徴とメリット・デメリットを1つずつご紹介していきます!

       

      広い面に最適!シートを貼り付けるシート防水

      今までの被膜防水と全然違った形状の施工をする防水、「シート防水」です!

      名前は聞いたことがありますか?

      割とメジャーな防水法なので、改修工事などで聞いたことがあるかもしれませんね。

      その名の通り、シートを貼り付けていくわけですがシートなので、広い面に最適です。

      材料が2つあり、塩ビシートゴムシートを使用します。

      塩ビシート防水は「塩化ビニールシート」を使用して張り付けていく施工方法。

      ゴムシート防水は「加硫ゴム」(生ゴムに硫黄などを加え、弾性・強度を持たせたもの)のルーフィングシートを使用するのが一般的です。

      施工方法2つあるので、それぞれ材料の特徴と共にお伝えしていきます。

       

      シート防水の特徴

      使用する塩ビシートとゴムシートの特徴を説明していきますね。

      塩ビシートの一番の特徴は、耐熱・耐侯性に優れていること。

      そして、紫外線に強く、耐摩耗性にも優れているので劣化が少ない。

      厚みは1.5~2.5mmぐらいで、寿命は13~15年ほど。

      この塩ビシート防水は長期利用が可能なので、今は主流の施工となっています。

      カラーバリエーションも豊富なので屋上などをオシャレに施工することもできますよ。

      そして、施工方法は「接着工法」・「機械固定工法」と2つあります。

      対して、2つ目のゴムシートの特徴としてはまず、安価であること。

      軽量で、柔軟性・伸縮性もある材料です。

      けれど、厚みが1.5~2.0mmと薄いシートなので鳥害などの衝撃に弱い!

      劣化が目立ちやすいのもゴムの特性状避けられません。

      鳥害」というのは鳥が突いたりしてシートに被害を及ぼすことを言います。

      確かにカラスのような尖ったくちばしで突っついたら穴が空きますよね~。

      ゴミ置き場のゴミを突っついて中身を出したりもできるカラスですから、シートに穴を空けるなんてことは簡単にやってしまうのでしょうね。

      寿命は塩ビシートに比べると少し短く10年ほどになります。

       

      接着剤でピッタリ!接着工法

      シートを接着剤で貼り付けていく工法なので、短期間で終えることができます。

      なので、施工費用もグッと抑えられることができますよ。

      下地に全面的に密着しますので、とても丈夫!

      雨漏りの心配も解消されます。

      手順は、プライマー(下地処理剤)を下地に塗り、乾燥後に接着剤でシートを接着していきます。

      とても耐風圧性に優れていますので、屋上などの風の強い場所に最適!

       

      ビスで固定!機械固定工法

      機械固定工法は接着剤を使用しません。

      専用機器でディスク型の金具(ビスなど)を使用して防水シートを固定していきます。

      下地処理を短縮して行えるので、施工期間を短くできるのが良い所。

      費用も抑えることができるので、改修工事などによく採用されます。

      しかし、防水シートを部分的に固定していくので、風圧の影響を受けやすい工法です。

      風圧により固定金具の数が変わることもあるので、ぜひ腕の良い施工業者に依頼をしてほしいです。

      工事をしたのにすぐ、「もう雨漏りしてきた!」なんてことになるようでは大変ですよ!

       

      メリット・デメリットについて

      シートの良さを活かした工法のシート防水。

      メリットとして以下があります。

      ・寿命が長い

      ・シート状なので厚みが均等

      ・短期間で施工できて低コスト

       

      特徴でも話していますが、15年ほど使用できるので寿命がとても長い!

      しかし、シート自体の寿命は13~15年もあるのですが、シート同士を接着剤で貼り付ける接着工法の場合は、接着剤耐用年数により寿命が短くなることもあるのです。

      接着剤が利かなくなってしまえば剥がれやすくなりますので、シートが大丈夫でも雨漏り原因になってしまいます。

      そして厚みですが、FRP防水ウレタン防水のような被膜防水は人の手で塗っていましたね。

      だから、厚みにどうしても差がでてしまい均等にならないのがデメリットになっていました。

      シート防水は品質の良いシート状の防水材を使用するので、厚みが均等の防水層を作ることができるのです。

      他の防水法に比べるとシートは低コストで施工可能、しかも機械固定工法ならば下地処理の費用も抑えられるので更にコストダウンできます。

      工期短縮もできるので改修工事には特におすすめの施工です。

      デメリットは以下の3つあります。

      ・凹凸のある場所には適さない

      ・軽歩行しかできない

      ・工事の難易度が高く施工できる業者が少ない

       

      液状の物を塗っていく被膜防水とは違い、1枚のシートなので凹凸や複雑な形には対応できず、平らな所にしか貼れないので施工場所を選びます。

      広い屋上などは、このシート防水を使用するのが一般的になっていますよ。

      このシート防水はとても薄いため、歩行することができません。

      破けてしまったりするので、屋上などあまり人が頻繁に歩行しない場所に多く用いられる施工なのです。

      バルコニーやベランダには不向きといえます。

      下地の影響を受けやすいこともあるので、ボコボコした場所には接着工法は不向きです!

      その場合は機械固定工法がおすすめ。

      けれど、風の強い場所には不向きの機械固定工法ですので、事前に業者にできるかどうかの確認をしてくださいね。

      また、難易度の高い施工方法でもあるので、職人が少ない!

      FRPと同じく、熟練職人がいる施工業者を選ぶことが大事になってきます。

      きちんと施工できていないと、すぐに剥がれたり、隙間が空いていたりして雨漏りしてしまいますからね。

       

      注意点とその他

      シート防水は膨れ鳥害などの被害が出た場合は再施工をおすすめします。

      見た目で分かるサインが現われたら、迷わず行ってほしいのが防水施工です。

      日頃からメンテナンスを行い、見つけるようにするのが一番ですね。

      見つけた劣化を放置していて、雨漏りをしてからでは遅いですよ!

      大切な家屋を守るために点検はしっかり行うことが、大切です。

      そして、注意点としてはやはり、悪徳な施工業者に騙されないようにすること。

      手抜き工事で大金を請求してくる業者は数え切れないほどいます。

      このシート防水は難しい施工なので、信頼の置ける業者であるか、技術がある職人であるかどうかを見極める必要がありますね。

      見積書は必ず取り、複数の業者と比べてみるようにしないといけませんよ!

      現在、シート防水が施されているのであれば、改修工事も同じシート防水で施工するのがベストです。

      コスト削減にもなりますし、施工期間が短くもできるので、最適な方法といえます。

      天候に左右されず施工できるのもポイント。

      元の防水施工がどのようなものでも、上から施工もできます。

      シートなので被せてしまうことができるのが良い所です。

      その場合には接着工法ではなく、機械固定工法で行います。

      少しでも知識があれば、騙されることも少なくなるはずです。

       

      3つの防水施工をお伝えしてきましたが、いかがでしたか~?

      防水のことが分かってくるとついつい、外の駐車場やマンションの廊下を見たくなりますよ!

      これはウレタン防水かな…なんて考えると面白いですよ。

      次回は「防水施工手抜きチェック法」でお送りいたします(^▽^)

       

    8. シーリング工事

      こんにちは。

      塗替え道場 春日井店 清水です。

      天気の悪い日が続き、なかなか晴れ間の少なく、

      なかなか工事が進まず、早く天気が落ち着いてほしいと願うばかりです。

       

      さて、今回はシーリング工事についてご紹介いたします。

      シーリングとは外壁サイディングのボードとボードの継ぎ目や外壁と窓の隙間にあるゴム状のものです。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      シーリングは、主に建物の隙間から雨漏りを防ぐ防水性の確保にあります。

      新築時は塗装をせずに、シーリングがむきだしの場合が多い為、

      紫外線等の影響を受けて、約5年を過ぎたあたりからシーリングのひび割れ・肉やせ・はく離等の劣化がはじまり、

      シーリングの防水性や伸縮性が失われ、雨漏りや外壁のひび割れの原因となります。

       

      そのため、外壁塗装をする際には、

      ・既存のシーリング材を撤去し、新たなシーリング材で埋める、「打ち替え工事」

      ・既存のシーリング材の上に、新たにシーリング材を足す、「増し打ち工事」

      が必要となります。

       

      シーリング材の打ち替え工事の作業手順紹介いたします。

       

      1.既存のシーリング材をカッターなどで取り除きます。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      2.余分な場所にシーリング材などが付着しないように、マスキングテープで保護します。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      3.シーリング材が目地に接着する為のプライマーを塗布します。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      4.シーリングガンと呼ばれる器具を使い、シーリング材を目地に充填します

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      5.充填したシーリング材を、ヘラを使って表面をきれいにならします。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      6.シーリング材が乾ききる前に、マスキングテープをはがし、完了です。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

      シーリング工事は、一見すると地味ですが、建物の防水機能を保ち、建物耐用年数の維持に欠かせないのがシーリング工事です。

       

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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