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    1. 雨漏りしやすい場所がある?!~セルフチェックもできる確認ポイント~

      一番雨漏りするのはどこ?

      どの防水工事もきちんと施工されていれば雨漏りを防げますが、経年劣化などで雨漏りしてくるのは仕方のないこと。

      漏水している以上は原因を突き止めて補修をしなければなりませんね。

      放置していても被害はひどくなる一方!

      そのままにしていても、直ることはありませんので無かったことにはできませんよ。

      見つけたら、速やかに処置をしなければ大切な家屋が傷む一方です。

      では、どのような場所から雨漏りはしていくのでしょうか。

      実は、雨漏りしやすい場所というのがあります。

      その場所を最初に疑うことで早期発見ができて、大規模な補修になる前に着工することができるのです。

      定期的な点検を行うこと、劣化の進行具合をストップさせることができますよ。

      早めに劣化を把握して、補修費用を抑えましょう。

      しかし、いきなり点検となっても素人には判断しかねますよねー?

      「どこを見ればいいか分からない」

      「劣化しているのかどうか見ても分からない」

      そんな時に役立つポイントをご紹介します!

      目安になるポイントを押さえてさっそく確認してみましょう。

       

      最初のポイント:ドレン周り

      確認ポイントとして最初に見てほしいのが「ドレン周り」。

      この「ドレン」を知っているでしょうか?

      あまり聞きなれない言葉かな、と思います。

      「ドレン」いうのは排水溝のことです。

      そして「ドレン周り」になると、も含まれます。

      樋は上から流れてきた雨水を下水に導くもの。

      なので、ゴミなどで流れが妨げられると行き場を失った水が樋から溢れ出てしまいます。

      排水溝もゴミが溜まっていると流れなくなりますよね?

      こちらも樋同様、雨水が流れないと溢れてしまいます。

      特に台風のような大雨の時に水が溜まってしまうと、この雨水が室内に侵入する…なんて恐ろしいことにもなりかねません!

      また、水が常に溜まっている状態ですと防水層を傷めてしまいますので、ひび割れなどを起こして、雨漏りの原因を作ることもあるのです。

      知らない間に枯れ葉や洗濯バサミなどの異物、子どもの玩具などが入っていて詰まりを起こしている場合もよくあります。

      定期的に確認をしてみましょう。

      手が届く範囲であればゴミを取り除き、詰まりを解消させてください。

      ベランダの排水溝は見えるので、掃除がしやすい場所なのですが、樋は上の高い所を通っているので手が届かないところです。

      手が届かない、と思ったら無理に作業をしていけませんよ!

      二階などからうっかり落ちる、なんて事故につながりかねません。

      くれぐれも気を付けて行いましょう。

      もしできないようであれば業者を頼ることをおすすめします。

       

      見た目も良い:笠木

      また、知らないワードが出てきましたね!

      笠木」と言う部分をご存じでしょうか。

      読み方は「かさぎ」です。

      聞きなれないとは思いますが、もともとは冠木(かぶき)と呼ばれていました。

      神社などにある鳥居や門の「上縁の横に渡す木」を意味するものだそうです。

      この冠木が住宅の手すりなどの頂部に用いられるようになました。

      そして、用途は躯体を腐食から保護する為の物に変化していったのです。

      室内にも使用されているので見たことがあると思いますよ。

      対面キッチン腰壁・階段の手すりなどの仕上げ材などこれら全て、総称として笠木と呼ばれているのです。

      そして、この笠木ですが、ベランダ・バルコニーの手すり上部に使用されています。

      つなぎ目もありますので、そこに隙間ができたりしてしまうのです。

      劣化による隙間ができることもあります。

      そこから、雨水が入り込んで腐食を起こす、ということがよくあるケースです。

      しかし、屋外にある物ですから気を付けていても、劣化していくのは仕方ないですよね~。

      実は、材質により耐久性と防水性に差が出て、劣化年数にも違いが出ます。

      木製・金属・セメント製など色々とあるのです。

      この劣化具合は目視で確認できますよ。

      塗装の剥がれや錆びなどが現われたら要注意!

      また、ベランダの手すりがぐらついているといった場合は、ビス部分の劣化です!

      見つけたら、腐朽する前にメンテナンスを行ってください。

      腐朽が進むと笠木そのものを交換しなければならなくなります。

      早めに対応ができればコスト削減にもなりますので、全交換にならないよう普段から目を配っておきましょう。

       

      角を覆う:コーナー部分

      コーナー部分というのは」の部分です。

      ベランダの手すり上の笠木の角もそうですし、ドレン周りの一段下がった溝にも角があるのですよ。

      特に笠木の角というのは、左右から合わせているので一枚で加工することができません。

      どうしてもつなぎ目ができるものなので、そのつなぎ目から雨水が染み込んでしまうのですね。

      それが漏水の原因になっていきます。

      隙間から雨水が知らない間に入っていて、そのまま部屋にポタポタと雨漏りしてくる、なんてこともありますよ!

      腐朽した箇所からの雨漏りの場合は、見た目で原因が分かるので対処しやすいのです。

      しかし、このコーナー部分からの漏水は分かりづらいので要注意ポイント

      また、ウレタン防水などを施すドレン周りのコーナー部分は、他の場所に比べると塗膜が薄くなってしまうという欠点があるのです!

      角に防水塗膜を重ね塗りしても、やはり薄くなるものなので、ここから劣化していくパターンが最も多く見られます。

      メンテナンス時には確認すべき最大ポイントですので、忘れずチェックしてみましょう。

      シート防水も、やはりコーナー部分は収まりが悪いものなので、浮きが目立ってくることが多くあります。

      浮いたシートの間に雨水が入り、溜まって雨漏りしてしまう!

      これはよくあるパターン。

      防水施工をする際には、このコーナー部分が一番の難所になります。

      メンテナンス時には「角を見る」というのが大事なポイントですよ!

      セルフチェックでも見つけやすいので、「雨漏りしてるかも」と思ったら、まずは角を確認してみてくださいね。

       

      漏水はほとんど無し:平場

      コーナー部分やドレン周りは漏水が見つかりやすい場所。

       

      「ベランダは雨漏りしないの?」

      「屋上は?」

       

      雨漏りの心配をする時に思い浮かぶのは平場ではないですか?

      平場とは平らな所で、ベランダや屋上などをそう呼びます。

      実は、平場からの漏水というのは、あまりありません

      平面であるベランダなどは塗膜防水も重ね塗りしやすく、シートも貼りやすい!

      なので、コーナー部分のような劣化が出にくい箇所なのです。

      シート防水の場合はピッタリと貼りますので、穴が空く、「浮きが出る」というような、明らかな劣化が無い限りは漏水しにくいものなのです。

      何も無いところから漏れているとは考えにくいですよね?

       

      「紫外線が当たる場所は劣化しやすいのでは?」

       

      確かに屋上やベランダは紫外線に晒されているので、劣化の進み具合も他の部分と比べると早い!

      そうならないためにはどうすればいいのか?

      それはトップコートです!

      しっかりとトップコートで保護されていますので紫外線に晒されていても、何年も劣化せずに保てる、という訳です。

      きちんと施工が行われていれば劣化することはあまり、ありません。

      しかし、これが手抜き工事で施工されていれば何らかの形で劣化が現われますよ!

      年数が経っていないのに目視で確認できるほど「劣化が目立つ」・「雨漏りしてきた」ということがあれば手抜きであった、と判断できます。

      繰り返しになりますが、手抜き工事で無い限りは平場からの漏水は、ほぼ起こらないと思っていてください。

      また、漏水の原因は別な場所にあるはずにもかかわらず、調査もせずに平場の再施工を提案する業者がいたら、騙されているかもしれませんよ!

      防水を全てやり直しした方がいい、と言われたら怪しいです。

      劣化が見られず、漏水もしていない。

      それなのに再施工を勧めてきたら「もしかして…?」と疑ってみるべきです。

      手抜き工事の1つの目安にもなりますので、平場からの雨漏り起こりにくいとぜひ、覚えておきましょう。

       

      以上、漏水ポイントのご紹介でした!

      セルフチェックもできますので、ぜひ覚えて最適な施工を依頼しましょう!

      次回は「工事時期」をお伝えしていきます☆

    2. 施工材料がごまかされてるかも?!すぐ分かる手抜きチェックポイント

      防水施工方法手抜きのチェック方法

      なんだかベランダの床に穴が空いている…。

      端っこがめくれている…

      これって、もしかしたら防水工事をしないといけない?!

      こんな症状を見つけたら、防水リフォームを考えましょう!

      もちろん、水が垂れてきているような雨漏りがあれば、すぐに対処しないといけませんよ。

      雨漏りは放置することが一番、ダメージを増幅させてしまうので見つけたらすぐに対策を!

      今回は、手抜き工事で行われる、ごまかしを見抜くポイントをお伝えしていきま~す!

      絶縁工法と密着工法の違いで値段が違う?!

      FRP防水やウレタン防水のような塗膜防水とシート防水の施工方法には、絶縁工法と密着工法の2つがあります。

      覚えていますでしょうか…?

      防水の種類を前回3回に渡って、シリーズでお伝えしています。

      人の手で塗っていく塗膜防水とシートを貼っていくシート防水。

      そして、施工方法が2つありましたね。

      この2つの工法は施工場所によって、できる所とできない所があります。

      そして、かかる費用にも差があるのですよ。

       

      ・絶縁工法(通気緩衝工法):下地に防水層を密着させず浮かせる工法

      ・密着工法:下地に防水層を密着させる工法

       

      絶縁工法は防水層と下地の間が空いているので水分を逃がすことができます。

      膨れの心配がある場所に適している工法。

      密着工法は下地に直接、防水材を塗ったり、シートを貼ったりするので水分の多い場所にはできないのです。

      もし密着工法で行ってしまうと…?

      膨れがでてきてしまうのです。

      そして、何よりも密着しない!ということがよくあります。

      この密着工法は絶縁工法に比べると低コスト。

      工期も短期間で行えて、既存の防水層の上からも施工が可能ですが、どちらの施工も5年置きぐらいでトップコートの塗り替えは必要です。

      初期費用は違いがあるのですが、メンテナンスの頻度や工程は同じなのですね。

      対して絶縁工法は、軽歩行は可能で、重歩行は出来ません。

      どこにでも施工できるわけではないので、注意が必要。

      防水工事を行いたい場所が、どちらの施工に適しているのかも考えてみましょう。

      間違った工法で施工されて「雨漏りが直らない」・「再施工が必要」なんてことに、ならないようにしたいですね!

       

      手抜きの一番は材料費

      そして、やはり手抜き工事の一番のやり口は材料ごまかすこと。

      ごまかされていても分からないのが、材料です。

      特に塗膜防水は防水層を何度塗っているかは、見た目で判断することができません。

      業者が用意した材料を見ても多いのか少ないのかなんて、分からないですよね~。

      「この場所にこの量が適正である」というのは素人が判断するのは難しいこと。

      つまり、「いくらでもごまかせる!」ということなのですよー。

      では、見極めはどうしたらよいか。

      それは、工程表を見ることです。

      工事が始まる前に、業者から工程表を貰えることをご存じですか?

      工程表には、工事の内容が載っています。

      そこには、防水塗料の塗る回数も載っているのです。

      なので、ぜひそこをチェックしてみてください。

      一般的には、3回の塗装(下塗り・中塗り・上塗り)をすると記載されているはずです。

      この回数を減らすのは、よくある手口。

      材料を3缶使うところを2缶で済ます、ということをする業者もいます。

      完成後を見ても、何度塗ったのかは分かりませんよね。

      明らかに薄いとか、雑に塗られているとかならば見て分かりますが、均等に塗られた物の厚みまでは分からないと思います。

      騙す方も、そんな明らかに分かるようなヘマはしません。

      「何回塗っているかそばで見てればいい!」

      そうは思っても、これはちょっと現実的には無理がありますね。

      だって、そんなに暇じゃありませんよね?

      自宅にいる奥様は家事や育児で忙しかったり、食事をしたりトイレに行くこともあります。

      だからと言って、お子さまに見張らせる訳にもいきません。

      ご主人がお仕事を休んでまで家にいなければいけない、なんてことも実際はできるとは思えません。

      じゃあ、いったいどうすればいいの?

      そこで工程表です。

      先ほども説明しましたが、工程表には工事内容が記載されていますので、進捗状況を説明と写真付きで提出させて報告をしてもらいましょう。

      「でも、くれなかったら?」

      「嫌だと言われたら?」

      これは、ごく一般的に行われていることなので、信頼できる施工業者であれば拒むことはないはずです。

      もしダメだと言われたら、「もしかしたら騙されている?」と疑ってもいいかもしれません。

      その時点で、不信感を持ちますよね。

      この報告書には「今何をしている」・「これから何をする」と工程表に沿った施工状況が載っているはずです!

      素人でもある程度は、見て分かると思います。

      もちろん、分からないことや疑問に思ったことはドンドン質問をして、説明を受けてください。

      ここが大事ですよ!

      その際に少しでも、曖昧な答えが返ってきたり、料金の上乗せを匂わせてきた場合は、ごまかしがあるかも!

      素人だから、と説明を省かれたりしないように注意することが大事です。

      最初の見積もりより高額になっていたり、追加で請求されたり、また雨漏りしてしまったり、ということがないように、しっかりチェックして手抜き工事を見抜きましょう!

       

      こんな防水ではすぐ雨漏りしてしまう!

      せっかく防水工事をしたのに、手抜き工事で雨漏りをしてしまったら意味がありません!

      疑わしいポイントを把握しておきましょう。

      ポイントを押さえておけば、騙される前に気づくことができますよ。

      すぐに分かるポイントは以下の3つです。

      ・膨れや亀裂がある

      ・金額がとても安い

      ・工期がとても早い

      まず、見た目で分かる状態は「膨れや亀裂」。

      施工してから何年も経っている場合に劣化症状として現れるもので膨れや亀裂があります。

      これは数日で出てくるようなものではありません。

      例えば、FRP防水を施工したベランダが「ボコボコとしている」場合。

      明らかに施工不良ですよ!

      手で剥がせるような状態も同じく施工不良です。

      このまま放置してしまうと、防水層を傷めてしまい、やがて雨漏りをしてしまいます!

      今は雨漏りが無くても、紫外線に長い間、晒された状態が続くと更に劣化がひどくなり防水層からの再施工になることも。

      「手抜き工事だった!」と後から気づくのでは遅いですね。

      そして2番目のポイント、とても「金額が安い」場合も要注意!

      「安い方ところを探していた」

      「安い方がいい!」

      飛びついて依頼した結果、材料を半分の量で施工されては意味がありませんね。

      すぐに剥げてしまったりするので、雨漏りの原因となります。

      また、シート防水のシートをきっちり貼っていない・シートを貼る前の工程を省いているなど、手抜きがよくあります。

      最後の3つ目は「工期が異常に早い」ということです。

      「早く終わるのは助かる」

      「仕事が早いのはいいことでは?」

      こう思いますよね。

      しかし、一日に何件も工事予定のある業者は決められた工程をこなしていないのではないでしょうか。

      材料をごまかしている時と同じになりますが、防水材を3回塗らなければいけないところを1回で済ます、塗る前の工程を行っていない、などが考えられます。

      3回のところが1回ならばかなり時短はできますよね。

      でも当然、規定の基準を満たしていないので、劣化が早まり雨漏りの原因になっていきます。

      しかもこれで請求は3回分の材料費が載っているかもしれませんよ!

      このような施工を行っている業者の場合は、手抜き工事をしている可能性がありますので、騙されないよう見極める必要があります。

       

      ポイントを押さえておけば、ごまかしに気づくことができますね!

      騙す方が悪いのは当然ですが、騙されないように気を付けることも大事です。

      悪徳業者に騙されないよう、しっかり見極めて信用のおける業者に依頼をしてくださいね。

      次回は「水漏れ箇所」についてお話しま~す(^_-)-☆

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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