• ホーム > 
  •  > タグ:
  • 塗装
  • 塗装ミスかも!サイディングの隙間が空いているけど埋める?埋めない?
    1. 塗装ミスかも!サイディングの隙間が空いているけど埋める?埋めない?

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回は「サイディングボードの隙間について」のご紹介です。

      サイディングボードの隙間は埋める?埋めない?

      きちんと結論が出ていますよ!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      【名古屋市港区】まさかの塗装ミス発覚!?サイディングボード繋ぎ目の塗膜に隙間アリ、これって大丈夫なの??お客様の疑問に塗装職人が現場からお答え!!【外壁塗装は塗替え道場】

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      お客様からのアンケートいただきました!

      今回の現場は愛知県名古屋市港区。

      本社からほど近い所なのですが、港区が現場の動画が多くなってきました!

      どうしても仕事の合間を縫って動画撮影にきていますので、会社から近いところに集中しています…。

      さて、今回はちょっと変わった出だしでお送りしますよ。

      出演はいつも通り、社長と塗装班職長・寺西くんのお二人です。

      塗り替え道場では施工が終わったお客様に毎回、アンケートのご記入をお願いしています。

      それが届きましたのでここでご紹介。

       

      「サイディングボードのつなぎ目のところが塗れていない。隙間が空いているので、隣の家のサイディングボードを確認したら、隙間が埋まっていた」

       

      なるほど~。うちのは空いていて、お隣さんは埋まっている。

      もしかして塗装ミスなんじゃないの?」と思われているわけですね。

      この辺り、詳しく寺西くんに解説してもらいましょう!

      その前にサイディングボードについてご説明します。

      サイディングボードとはパネル外壁材です。

      板状のパネルを組んで施工します。

      メリットとしては工期短縮が可能、低コスト、耐火性・耐久性に優れているなど。

      種類とデザインも豊富です。

      一般的なサイディングボードは窯業(ようぎょう)系と呼ばれているものが多く、セメント室と繊維質で形成されています。

      他にも銅板を使用した金属系、天然の木材を使用した木質系、樹脂でできた樹脂系などがあるのですよ。

      価格は高くなりますが、外観がとてもオシャレ!

      外壁にこだわりたい方におすすめです。

      木質系は木そのものなので、メンテナンスが必要になります。

      窯業系サイディングボードは表面の塗膜が劣化して、防水効果が薄くなってきますので塗装の塗り替えをメンテナンス時に行うといいですよ。

       

      サイディングボードの隙間は埋める?埋めない?

      さて、今回のアンケートにあった「サイディングボードの隙間」ですが、埋めてあるのがいいのでしょうか?

      それとも埋めないものなのでしょうか?

      寺西くんもお客さんによく言われることだそうです。

      「隙間を埋めてほしい」と言われたら埋めるが、基本は埋めない。

      なぜかというと、ボードとボードの隙間は空気が抜けるなのです。

      ここに塗膜を被せてしまうと、空気が抜けなくなってしまう!

      空気が抜けないと塗膜が膨れて割れてしまいます。

      こういう箇所は塗膜が薄いので割れやすい。

      なので、中から湿気や熱が抜けることを想定して、あえて塗らないのです。

      隙間を動画で確認してほしいのですが、塗装で自然に埋まってしまう箇所もあります。

      細い隙間などは特に埋まりやすいですね。

      この壁の中には防水紙が入っていて、水が家の中に入り込むことはありませんよ。

      雨漏りの原因となることもないので、ご安心ください。

       

      サイディングボードに最適な塗料

      サイディングボードに最適な塗料が、「SDサーフエポ」。

      この塗料の特徴は「シーラー」と「フィラー」の間ぐらいのもので、エポキシ系の塗料で浸透力があるものです。

      飲むヨーグルトのような液体だそうですよ。

       

      〈下塗り材の主な分類〉

      ・シーラー:水っぽい塗料で接着力が強い。シャバシャバの塗料。

             密着性を高める働きがある。

      ・フィラー:ヨーグルト状で接着力は弱い。トロミがある。

       

      よくサイディングボードにはクラック(ひび)が現われることがあります。

      ヘアクラック」と呼ばれる髪の毛一本程の非常に細かいひびがあるのですが、そういったクラックも消すことが可能。

      また、新築時にビスを打った後、パテを塗るのですがパテは硬いのでひび割れが起こります。

      そのまま塗装するとまたひび割れを起こしてしまいますので、そういった箇所に塗るとひびを消すことができるのです。

       

      結論!隙間は空いていて問題なし

      結論としては、隙間は空いていて問題なし!とういうことですね。

      建物の構造的に水が入らないようにできています。

      なので、あちこちと隙間は空いているもの。

      サイディングボードはただ貼られているわけでは無く、下から順番に重なってはめ込まれているのです。

      中に防水紙もあるので、水が入り込むことはありません。

      横の目地切りのところにも隙間はあります。

      そういう隙間から雨漏りするのでは、と心配される方が多いのですがそれもないですよ。

      雨漏りの原因となるものはほとんど、シーリングの不具合からだそうです。

      また、「水切り」という水が中にたまらないように水を逃す構造が中に入っています。

      この水切りは上から下に水が逃げるしくみになっていて、上から水が浸透した時に下から水が出てくるのです。

      中に隙間が最初からできています。

      社長は昔、この水切りをシーリングで埋めて欲しい、と発注があったそうです。

      でも、そんなことをしたら大変ですよね!

      中に水が溜まってしまいますので、埋めることはできません。

      水切りも見えている部分だけではなく奥まであります。

      かぶりがあるので水が出るように作られていますよ。

      構造上、水は下に下にと、出るように作られているので溜まらないようになっているわけです。

      お客様が一番、心配されることは「ここから雨漏りするのではないか?」・「中の木が腐ってしまうのではないか?」ということですが、それはありません。

      心配することはないです。大丈夫ですよ!

      隙間を全部埋めてしまうと、湿気や熱がこもってしまいます。

      塗装で埋まってしまったところも特に問題ありません。

      わざわざ、埋まったところをカッターで切る必要もありませんよ。

      そこまですることもないものです。

      隙間を美観的に、見た目の美しさで埋めたい、という方もいます。

      確かにアップで見れば目立つのですが、遠目で見たら全く気になりません。

      これも動画で確認してみてくださいね。

      よく見れば埋まっている、埋まってない、というのが分かるのですが離れて見ると、分かりませんよ!

      それに気づいたとしても、そういうものだということでお気になさらず。

      隙間は空いていて問題ありません!

      空いているのが自然ですので、覚えておいてくださいね。

       

      サイディングボードの隙間についてお送りしました。

      大変ためになる内容でした~。

      確かに隙間ってあると気になってしまいますよね。

      お隣と比べてしまうとなおさらだと思います。

      建物は呼吸をしていますので、「隙間はあちこちにある」と覚えておいてください。

      明らかな手抜き工事による隙間はダメですが、空気の通り道や水が逃げる道は塞いではいけないのですね。

      今回のような「もしかして手抜き?」と思ったことや心配事があればコメントをお願いします。

      また、寺西くんに「解説して欲しい!」・「聞いてみたい!」ことなどもありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いしま~す。

       

      次回のご紹介動画は「ウレタン防水」についてです!

      社長と寺西くんコンビでお送りします。

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

       

    2. 雨樋交換はどこに頼む?塗装班職長・寺西くんがしますよ!

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から今回は「雨樋交換」をご紹介。

      塗装と何も関係ないように思えますが、なんとあの寺西くんが雨樋交換をします!

      古い雨樋にお困りの方へ朗報!!塗替え道場の樋交換はここが違う、意外と知らない樋交換の流れをファン急増中の塗装班職長・寺西が施工しながらしっかりレクチャー!!

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

       

      塗装だけじゃない?!雨樋交換します!

      いつも塗装解説をする塗装班職長・寺西くんが今回は雨樋交換の解説をします。

      今回は、社長は出演せず寺西くん一人で施工と解説をしてくれますよ。

      喋るのがすごく上手です!

      カメラを回しながら、喋って施工しています。

      塗装屋さんなのに雨樋交換?」と不思議に思いますよね~?

      塗り替え道場では塗装職人が樋交換や漆喰の工事を承ります!

      樋交換をお考えだった方は、ぜひ見積りを取ってみてくださ~い。

      ちなみに「樋」とは軒下に付けられていて、屋根面を流れる雨水を集めて下水に流す装置です。

      「漆喰」とは消石灰を主原料とした塗り壁材で、糊や水を加えて練って使います。

      どちらの工事も塗装職人がやりますよ。

      さて、本日の現場は戸建ての雨樋交換です。

      ちょうど樋を解体したところで、軒下の雨樋が外れていて、これから集水器を付けて竪樋につなげていくそうです。

      竪樋は活かす予定なので、交換しません。

      この竪樋を通って水が流れていきます。

      集水器」というのは雨樋に集まった雨水を竪樋に流すためのジョウゴです。

      樋の端っこに付いている物で、流れてきた雨水が集水器を通り竪樋に流れていく仕組みになっています。

      ここに元々付いていた雨樋は勾配が取れていなくてかなり曲がっていました。

      勾配というのは傾きの度合いのことをいいます。

      水の流れる高さの調整をしないといけないのですが、付いていた樋は取れていなかったのです。

      軒樋は真ん中が一番高くて、端の集水器の部分が一番低くならないといけません。

      極端に言うと、山のような形になっています。

      しかし、付いていた樋は真ん中が低くて水が溜まっていました。

      つまりになっていたのですね!

      谷ができている、とでも言いましょうか、それでは水が流れませんね。

      水が流れない状態だったので、常に樋に水がある状態でした。

      これでは樋の役割を果たしていません!

      では雨樋を水が流れないとどうなるのでしょうか?

       

      樋の命!勾配を付ける

      なぜ勾配が取れないといけないのか、なぜ集水器の部分が低くならないといけないのでしょうか?

      水が溜まると重さに樋が耐えられなくなって、樋が曲がってしまいます。

      樋を支えているのは「樋受け」という金具です。

      以前付いていた樋受けは、ちょっと細目の物でした。

      サビているので、かなり劣化しています。

      このような細いものは重さに弱いので、曲がりやすい。

      冬の気温が低い時期は水が凍って更に重さが増して、それが溶けずに重いままだと金属疲労で樋受けが曲がり勾配が狂ってしまうという訳です。

      そして樋受けを留めていたものがだったのですが、これもかなり細く短いものでした。

      余計に重さに耐えられず、外れやすくて弱い状態だったのです。

      今回の改修工事ではビスで留めてあります。

      長めの太いものを使用しましたので、かなり頑丈ですよ。

      勾配を取るためには水糸を使用します。

      水糸というのは水平を取るための糸で、端に下げ振りと呼ばれる重しを下げて勾配を取って、真ん中が高く、集水器の部分が低くなるようにするのです。

      今、黄色い糸が軒下に張られています。

      これで勾配を取っているという訳ですね。

       

      樋と樋を繋ぐ「継手」

      一本の樋では一面には足りませんので、樋同士をつないでいきます。

      どの様につなぐかというと、「繋手(つぎて)」という部品を使用するのです。

      繋ぎ手というのは樋と樋を合わせて繋ぐものを指します。

      樋同士の繋ぎ目にボンドを塗って、樋の下からガッチリと繋ぎ手ではめて支えるのが従来の樋です。

      これは金属ではない素材でできています。

      これで完成なのですが、今回使用している樋はPanasonic製の、ちょっとグレードの上のもの。なんと内側にも繋ぎ手がある製品なのです!

      樋の繋ぎ目のところは切れ目があるので、重みがかかるとたわんでしまうのですが、この内側の繋ぎ手があるおかげでそれが解消されます。

      内側にあるということはその分、補強されますのですごく丈夫。

      これを入れるのと入れないのでは全然、違いますよ!

      寺西くんも力説していました!

      切れ目のところは弱いので、内側繋ぎ手を入れることで「曲がり」に非常に強くなります。

      なので、Panasonic製の樋は本当におすすめ。

      少々、お値段が高くなりますが丈夫で長持ちするので、おすすめします。

      特に気候が寒い地方では樋の水も凍りやすので、こうのような製品がよろしいかと思いますよ!

      ぜひご検討くださーい。

       

      今回の雨樋をご紹介!

      これで樋を付け終わりました!

      完了です。

      今回は竪樋をそのまま活かすということで、ジョイントで繋げてあるのですが分かりますか。

      集水器も付けて、樋がキレイに仕上がっていますよ。

      塗装屋さんが付けたなんて、なんだかビックリですね。

      でも、良い仕事しています!

      さて、今回使用した材料の紹介をしてもらいましょう。

      まずは樋。Panasonic製のアイアンという商品です。

      これは何が違うかというと、なんと樋の中にスチール芯が入っています。

      その名の通り「アイアン」、つまりが入っているので丈夫で長持ち。

      補強されていますので、強いというわけですね。

      紫外線などの劣化にも強いそうですよ。

      退色・変色も紫外線によって起きますので、そういったことも抑えられます。

      積雪によるたわみにも強い!

      その他、耐熱・伸縮性・耐衝撃性なども高いレベルでクリアされているので、かなり頼りがいのある樋です。

      すごいですね!

      何度もおすすめしていますが、本当に内側継手がるのとないのでは大違いなので、これは本当にいいですよ!

      樋にもいろいろな種類があるのでぜひ、ご相談ください。

      樋受けも、もちろん交換済みです。

      以前のものは細くてすぐしなる、弱いものだったので今回はステンレスで錆にくいものに変更しました。

      錆も曲がりの原因ですので、よくありません。

      なので、ステンレス

      これならば、錆びることはほぼありません!

      しかも太目のものになっていますので、ちゃんと樋を支えられます。

      この樋受けを太目のビスでしっかり打ち込みました。

      ビスも太目のものにしましたので樋が取れてしまうこともないはすですよ。

       

      塗装以外の施工もできる塗装職人、カッコいいですね!

      寺西くん、何でもできます。

      しかも喋るのも上手で、分かりやすい解説だとご好評いただいていますよ!

      樋のこともよく知っているなんて、また人気が爆上がりしますね。

      他にも塗装以外の動画がありますので、そちらも今後ご紹介していきたいと思います。

      寺西ファンの皆様、ぜひお楽しみに!

      また、今回のような寺西くんに「解説して欲しい!」・「聞いてみたい!」ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いしま~す。

       

      次回のご紹介動画は「サイディングボードの隙間」についてです!

      社長も出演しますよ~。

      やっぱりいないと寂しいので…。

      サイディングボードのことをたっぷり解説してくれます。

      建物には隙間が必要?!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

       

    3. 手抜き工事かも?2回塗りと3回塗りの見分け方!~寺西先生の塗装講座~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から大好評の「寺西先生の塗装講座」です。

      今回は手抜き工事でよくある2回塗り・3回塗りの見分け方を解説!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      手抜き工事!2回塗りと3回塗りの見分け方!一般の方でもわかる!塗替え道場の職長が解説します  

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      2回塗り・3回塗りの見分け方

      大人気の塗装班・職長の寺西くんがお送りする「寺西先生の塗装講座」から今回は2回塗り・3回塗りの見分け方です。

      現場は屋上の鉄骨でもともと看板が付いていたものです。

      サビがすごかったそうですよ!

      まっ茶々の鉄骨をに変えて欲しいとのオーナーさんのご要望です。

      寺西くんの本音は、「まっ茶色だから茶色の塗り替えにしてほしい…!

      これ、正直な感想だそうですよ。

      なぜなら、暗い色から白に変えるのは結構大変なのです。

      白だといろいろ透けてしまいますからね。

      下塗りが大事になってきます。

      前回、鉄部塗装の中塗りの色を変える動画をご紹介していますが、白の場合は下地が濃いとダメなのです。

       

      気になる方はこちらの動画もぜひチェック

      ↓↓↓↓↓

      鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

       

      ちょうど今、上塗りをしているところですね。

      画面中央の柱を挟んで左側が中塗り(2回塗り)したところで右側が上塗り(3回塗り)したところ。

       

      ←中塗り段階(2回塗り)→┃柱┃←上塗り段階(3回塗り)→

       

      鉄部なので下地のシーラーとかサーフではなく錆止めを1回目に入れています。

      フェンスやシャッター、トタンなど鉄でできている部分を鉄部といい、汚れやサビなどを落としてからサビ止めを塗って、上塗りで仕上げます。

      ここでカメラマンから質問です。

      ニスを塗るみたいな感じですか~?

      ん~~、ちょっと違います…。

      上塗りは仕上げ材なのでこの色に合わせた色を下塗りで使わないと、どれだけ材料を濃くしても劣化した時に赤色が出てしまいます。

      今回は上塗りが白なので、下塗りも白を使用しているのですよ。

      錆止めはサビに対してはとても強いけれど、紫外線には弱く、コーティングをしないといけません。

      サビには強いけど太陽光が直接当たると劣化が早くなりますので、上塗りでフッ素やシリコン、ウレタンなどの樹脂塗料をコーティングに塗っているというわけです。

      ここの鉄骨は中塗りが終わっているのですが、ツヤが素晴らしいお馴染み塗料「ハイパーユメロック」が下塗りのサビ止めの上に一回塗ってあります。

      なので、ツヤが出ていますね。

      けれど、ツヤが出てない部分もあるのですが、画面で分かりますでしょうか?

      ザラザラの部分はツヤが出ません。

      元々サビていた部分はザラザラしていて、塗料を吸い込みやすいのでツヤが出ないのです。

      動画で確認してみてほしいのですが、反射しているように見えているところが塗装のツヤですよ!

      なんだか水分のように見えますが、雨水などが溜まっているわけではなくツヤなのです。

      ツルツルしているところと、ザラザラの部分がありまだらになっていますね。

      塗料を吸い込むところと吸い込まないところの差が出ているのです。

      では、3回塗りした方を見てみましょう。

      画面の右側です。

      3回目の上塗りをしたところはツヤツヤですよ!

      全部ツヤッ!としています。

      ザラザラの部分もツヤが出ていますね。

      これが2回塗りと3回塗りの違いです!

      ぜひ、動画で確認してみてくださいね。

       

      上塗りの塗り方実演

      では、寺西くんが上塗り実演してくれます。

      まず塗料の状態ですが、シンナーを入れれば入れるほど塗膜が薄くなるので、濃いもので塗りましょう。

      ドロドロのもので厚く塗っていきます。

      ザラザラの部分が分からなくなるぐらい、タップリと濃いものを塗ってください。

      では塗りましょう。

      ぬりぬり…。

      ローラーで塗ったところのザラザラがあっという間に分からなくなりましたよ!

      これも動画で見てくださいね!

      多少はザラザラが残りますが、かなり分からなくなっています!

      すごいです!

      反射してツヤツヤですよ~。

      ここの鉄骨、看板が元々付いていたのですが、看板があると内側が塗れなく大変。

      針金が付いていて曲げることができる隙間専用のハケもあるそうですよ。

      塗るのにも時間がかかって大変で、確認も見えないので鏡を使って見たりするそうです。

      場所によって、塗装テクニックがあるのですね。

      いろいろな道具を駆使して日頃、頑張っています!

      このように上塗りをするとツヤが違うので、2回塗りと3回塗りは見分けがつきます。

      下地処理は化粧のようで、「化粧水などが下塗りならば、上塗りは日焼け止め

      なるほど、言い得て妙ですね!

      女性にも優しい解説ができるなんて、さすが寺西先生!

      と、思ったら、寺西くんの昔の親方が言っていたそうです。

      上手な例えですよね。

      確かに塗るのと塗らないのでは大違いです。

      しっかり、上塗りしないと紫外線も防げませんからね。

       

      寺西先生のお悩み相談

      以前、コメントで質問がありましたので、寺西くんからアドバイスです。

      ちょうど鉄部の塗装をしているので、ぜひともこの動画を見て欲しいですね!

       

      コメントにお悩みを入れてくれたのはHN「溶接絶対上手くなりたいぞ」さんです。

      「工場の鉄部を自分で塗りたいのですが、どうやればいいですか?」

       

      はい、お答えします!

      まずはケレン作業をしっかりして、サビなどをきちんと落としましょう!

      カワスキ」という刃物や「マッジクロン」というタワシで削ったりしてその後、錆止めを下塗りとして入れます。

      カワスキは塗膜はがしの専用道具でサビをかき落とせますよ。

      大きいものから小さいものまでホームセンターでも購入できますので探してみてください。

      マジックロンもホームセンターで購入可能。

      サビ落としにはこれですよ!

      溶接絶対上手くなりたいぞ」さんは乾燥時間を気にしていたそうなのですが、乾燥はメーカーのカタログを調べると乾燥期間が載っているのでそれを参考にしてください。

      例えば23度で何時間、というように決まった乾燥時間があります。

      ネットでも調べることができ、何時間でOKなどが分かりますよ。

      表面が乾いていても上塗りをした時にくっ付いてきてしまうとまだ早いので、しっかり乾燥してから2回、3回と重ねていけばバッチリです!

      キレイな仕上がりにするためには乾燥をきっちりさせて、3回塗りをしてくださいね。

      ツヤが美しいハイパーユメロック、おすすめです!

       お悩み相談までできるなんて寺西くんはさすがですね。

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      わからないこと、知りたいこと、寺西先生がお答えしていきます。

      なんでもお答えしますよ、分かる範囲で!

      よろしくお願いしま~す。

       

      2回塗りと3回塗りは見た目で分かりますので、よく見てみてください。

      特に鉄部は今回のようにサビの部分で差が分かります。

      外壁などもツヤ感が違いますので、素人でもよく見れば見分けられますよ。

      悪質な業者に騙されないようにしましょうね。

      ケレンなどもしっかり行っていなければ、塗った時の表面が美しくありません。

      きちんとケレンが行われていればツヤの出かたにも違いが現れるはずです。

      このキレイな仕上がりを覚えて、見比べてみてくださいね。

       

      次回のご紹介動画は「雨樋の交換」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    4. 中塗りの色を変えるのはなぜ?~寺西くんの塗装講座~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回も塗装班・寺西くんの解説動画です。

      3回塗りをする時に中塗り材の色を変えるのはなぜなのでしょうか?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

       

       

      ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      3回塗りとは?

      今回の現場は三重県桑名市・二階建てのアパートです。

      出演は社長と塗装班・職長・寺西くんの2人でお送りします。

      ちょうど鉄部塗装をしているということで早速、行ってみましょう!

      社長が寺西くんのところに行くと、ローラーで塗装をしているところでした。

      鉄部塗装の上塗りをしていきます」とのことなので見てみましょう。

      鉄部というのは、手摺・フェンス・シャッター・トタンなどの鉄でできた部分を指します。

      汚れ、サビなどを落とすケレン作業をしっかり行ってから錆止めを塗るのが一般的です。

      寺西くんが材料を持っていたのですが、なんだか中塗りの色と違うように見えますね…?

      オーナーさんの要望で中塗りと上塗りの色を変えています」との事でした!

      中塗り材の色も上塗り材の色も、全部オーナーさんの指定色だそうです。

      塗装をする際は3回塗りといって、①下塗り・②中塗り・③上塗りと行います。

      ①下塗りに錆止めを塗り、上に2回塗るのですが、ちゃんと3回塗っているのか分からないから、見て分かるように②と③の色を変えるのだそうです!

      なるほど、確かにそれなら見た目で分かりますね!

      このような要望は珍しいことではないそうですが、社長はあまりおすすめしないそうです…。

      グッドアイディアな気がしますよね。

      なぜなのでしょうか?

       

      中塗り材の色を変えるのはあまりおすすめしない

      お客様から社長も「中塗り材の色を変えて欲しい」と言われたことがありました。

      しかし、その時はお断りしていたそうです。

      なぜかというと、「透け」がでてしまうから。

      透けというのは、下塗り材の色が中塗り材の下から透けて見えてしまうことです。

      あまりよくない施工なので仕上がりもいまいち。

      だいたいは「本当に3回塗っているの~?」と疑われて、言われることだそうです。

      確かに中塗り、上塗りの2回塗るところを1回だけで3回塗りの請求をされたら、騙されていますよね。

      材料が半分しか使われていないのに、その分の請求をしてくるなんて悪質です。

      この材料を誤魔化すやり方は悪徳業者の定番手口ともいえるやり方。

      これではお客様が疑うのも、無理はないと思います。

      色を変えるというのは仕上がりとしては良くないので、おすすめはしません。

      けれど、実は2回塗っているのか、3回塗っているのかはツヤも違い、仕上がり方も違うので見れば分かるそうですよ。

      とはいえ、お客様はプロではないので、そこまで分かっている方もそんなにいないと思います。

      こういった時はやはり施工写真で確認をしてもらいたいです。

      塗り替え道場では「中塗り完了」といったプレートと共に施工写真を撮って、お客様に確認をしてもらいます。

       

      この場所しか塗ってないんじゃない?

       

      こういう指摘も実はあります。

      騙されたくありませんから疑う気持ちも、もちろん分かります!

      ご安心ください、一箇所だけではなく、何箇所か写真を撮って確認をしてもらっていますよ。

      鉄部も何箇所かあればそれぞれ、樋や外壁など、いろんな面を写真に撮っています。

      あとは…信頼ですよね!

      心を込めて、施工にあたっていますので何でも質問していただければと思います。

      もちろん、今回のような中塗り材の色を変えたい、ということであればご要望にお応えいたしますので、ぜひご相談ください!

       

      鉄部を塗る時のワンポイントアドバイス!

      さて、鉄部ということですが、外壁を塗る時などと違う点はあるのでしょうか?

      ここで寺西くんのワンポイントアドバイス!

      鉄部塗装(リフォーム)のアドバイスをしてもらいましょう。

       

      3回塗りをきちんとすること

       

      下塗りの錆止めをする際、薄くすると透けてしまうのでしっかり塗る。

      透けている状態は塗膜が薄い。せっかく錆止めを塗っても薄いと錆止め効果がないので、透けないようにしっかり塗りましょう。

      白だと透けやすいのですが、塗膜の厚みによるのでしっかり塗ってあれば透けずにできます。

      また、黒っぽい下地白の錆止めを塗ると透ける可能性が高くなるので、そういう時は色を変えるといいですよ。

      赤の錆止めを塗って対処したりします。

      透け防止のために色を変えていくのですね~。

      色が白でも赤でも錆止め効果は何も変わりませんので、透けがでないように色を使い分けましょう。

      例えば赤い錆止めの上に白い上塗り材を塗ると透けて見えるのはもちろんですが、日光による経年劣化で焼けてきた時、赤い色が出てくる可能性があるそうです。

      必ずそうなるとは限りませんが、薄い色の下には濃い色は使わない方が良いようですね。

      塗料の性能は年々良くはなってきていますが、そういったことが見られますので、色はちゃんと選びましょう。

       

      上塗り材の塗り方

      ここで、寺西くんが塗装の実演をしてくれています。

      塗るのは塗装動画で何度か出てきている、お馴染みの「ハイパーユメロック」です。

      この塗料は2液性のシリコンで油性の溶剤なのですが、ツヤがすごく出るおすすめ塗料。

      塗り方をレクチャーしてくれていますよ!

      まず、材料をローラーにたっぷり含ませましょう。

      伸ばせるだけ伸ばして、全体に配っていきます。

      ケチらず塗料をタップリ付けてに塗っていきましょう。

      表面に柄が出ている時はムラがあります。

      また、ゆず肌と呼ばれる状態が出ている時も塗料が多すぎになっているので、均していかないといけません。

      ちなみに、ゆず肌というのはその名の通り柚子の表面のような柄です。

      塗料が厚く凸凹している状態はムラになっていますので均しましょう。

      最初に縦にローラーを動かしていますので、次はに塗料を伸ばしていきます。

      均等に伸びますので、縦の次は横、と覚えておいてくださいね。

      これを「十字に切る」といいます。

      柄が大きいということは、塗料が多く乗っているということです。

      タップリ塗りたいから多くても良いのでは?」と思いがちですが、塗料が多いと重さに負けて下がってきてしまいます。

      ダラダラと垂れてきますので、要注意!

      夏場は気温が高いので、このまま乾くことが多いのですが冬場は気温が低く効果に時間がかかります。

      十字を切ってもまだ柄が大きいのであれば、もう一度に塗ってください。

      ちょっと手間がかかるな、と思ってもこれをきちんと行わないと塗料が垂れますのでしっかり塗りましょう。

      特に今回の現場は中塗り材と上塗り材の色が違いますので、あまり薄くなると透けてしまいます。

      こういった場合はよりしっかり塗らないといけません。

      ハイパーユメロックはツヤがしっかり出るので、反射して寺西くんが薄っすら見えますよ!

      動画でぜひ確認してみてくださいね。

      ギュッギュッとローラーが密着しているいい音も聞こえますよ。

      最後は寺西くんのヘルメットが反射で写っているのが確認できます。

      ツヤがあってキレイな仕上がりになりました!

       

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「2回塗りと3回塗りの見分け方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    5. 1液性と2液性塗料の作り方を実演&解説します!!

      今回の「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から、またまた塗装班・寺西くんの解説動画をご紹介!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      1液性と2液性塗料の作り方の違い!塗装職人が実演&解説!!

       

      前回、1液性と2液性の塗料の違いを解説した動画をご紹介しましたので、今回はその作り方を解説します!

       

      前回の動画はこちらです↓↓↓

      塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

       

      ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      1液性と2液性の違い

      今回は塗装班職長・寺西くんが実際に塗料を作っている動画をご紹介しますよ!

      前回、1液性2液性の違いをご紹介していますが、覚えていますか~?

       

      1液性…そのまま使える(希釈は必要)

      2液性…2つの液を混合して使用

       

      塗る前の準備だけでも1液性と2液性は違いがあるのですね。

      大きな一斗缶に塗料が入っているのですが、それぞれ開けて準備をしていきますよ。

      なぜ、そんな準備が必要なのか、どのぐらいの量を混ぜていくのかなど細かく寺西くんが教えてくれます!

       

      1液性はすぐ使える!

      現場材料置き場で早速始めますよ!

      広げられたシートの上に一斗缶が置かれています。

      1つは小さい缶と一斗缶のセットでこちらは「ハイポン20デクロン」という塗料です。

      2つを混ぜ合わせて作るので2液性といいます。

      もう1つは「エスケープレミアムシリコン」という塗料で、このまま混ぜなくて使えるので1液性というのですね。

       おや?隣にもう1つ一斗缶がありますね?

      こちらは希釈用のシンナー、「エポキシシンナー」です。

      1液性は混ぜなくても良いのですが、希釈するものは必要となります。

      シンナーを混ぜて少し薄めた状態にすると使いやすくなるそうですよ。

      水性塗料の場合はを入れます。

      では1液性の方から作っていきましょう!

      まずは缶を大きく開きます。

      実はこのままでも、水やシンナーを入れずに1液性はすぐ使えるのですが、固くて塗りにくい!

      なので、ちょっと薄めますがどのぐらい薄めるのでしょうか?

      適当に薄めていいわけではありませんよ。

      入れすぎても少なすぎてもダメです。

      標準化水量というものが決まっています。

      このエスケープレミアムシリコンは0~0.8%となっていますので、1割ないくらいの量で薄めるのですね。

      塗り替え道場では5%で希釈して使用しています。

      エスケープレミアムシリコンは一斗缶に15kg入っているので

       

      15kg×0.05%=750g

       

      750gの水を一斗缶に入れま~す。

      ここで、かくはん(混ぜる)しますよ~!

      電動ミキサーでかき混ぜます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      キレイに混ざりましたので、これで完成です。簡単ですね!

      このまますぐ塗れるそうですよ~。

      1液性は楽ちんですね。

      使いきれなくても密封しておけば、また使用可だそうです。

       

      2液性は使う分だけ

      次は混ぜて使う2液性です。

      一斗缶と別にもう1つの小さい缶があります。

      こちらの缶の中身は硬化剤が入っているので、2つを混ぜ合わせますよ。

      それぞれ、量って混ぜますが、これも適当にやってはいけません。

      決められた量を量り、混ぜ合わせないとダメですよ。

      では量りましょう。

      今回使う塗料、ハイポン20デクロンは錆止めなのですが、ちょっと強い方

      いつも使っているのは弱い方で弱溶剤といいます。

       

      これは普段使わない弱溶じゃい

       

      え?弱溶じゃいなんて?

       

      寺西くん、噛みました!いいところで…!

      本当は強溶剤です。

      はい、気を取り直して!続きです! 

      量を量っていきましょう。

      缶を開けて、注ぎますが、ここで寺西くんからアドバイスです。

      このままそそぐと、缶の口がドロドロになって汚れてしまいます。

      なので、口を上にしてそそぎます。

       

      塗料缶の口は上に!

       

      お忘れなく~。

      2液性は全部混ぜてしまうのではなくて、使う分だけ作ります。

      1割作ってみましょう。

      塗料の缶は17kgなので

       

      17kg×0.1=1.7kg

       

      1.7kg量ります。

      缶の口を上にしてドボドボ…。

      次に硬化剤です。

      塗料を1割量りましたので、こちらの硬化剤も1割量ります。

      3kg入っているので

       

      3kg×0.1=0.3kg

       

      同じように硬化剤の缶も口を上にして、今塗料を入れた入れ物に0.3kgそそぎましょう。

      ドボドボ…。

      そして、シンナーも入れます。

      エポキシシンナーを今そそいだ塗料1.7kg+硬化剤0.3kg=2kgに対しての1割を入れるので、

       

      2kg×0.1=0.2kg

       

      シンナーを1割分入れると固さがちょうどよく使いやすく、薄すぎないです。

      混ぜましょう!

      これは電動ミキサーではなく、量が少ないので手動でかき混ぜていきます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      2液性は作ったら今日中に使いきります。

      固まってしまって使えなくなってしまうので、必ず必要な分だけ作って、足りなくなったらまた作って、と作業中は何度も作って塗っています。

      硬化剤と化学反応を起こして固まるようにできているので、1液性より強く長持ちする塗料です。

       

      希釈で耐久年数が変わる?!

      塗料でよく使われるものが3つあります。

      上から順番に以下のグレードです。

       

      ①フッ素・②シリコン・③ウレタン

       

      それぞれ耐久年数が変わってきます。

      ①フッ素は15~20年ぐらい

      光沢感があり、丈夫で防汚性が高いです。

      一番ツヤがあって、とてもキレイな仕上がりになりますよ。

      ②シリコンは10~15年ぐらい

      最も多く使われている人気の材料で、汚れや色落ちに強いです。

      防カビなどの性能があるものも、あります。

      ③ウレタンは5~10年ぐらい

      こちらが、一番グレードが低いです。

      コストを押さえたいのであればウレタンが一番安いのですが、耐久性が他の材料と比べるとあまりないので、業者に相談するといいですね。

       

      また、塗り回数でも耐久年数は変わってきます。

      ①下塗り・②中塗り・③上塗りの3回塗りをするかどうかでも差が出てくるそうですよ。

      それと大事なのが、希釈用のシンナーの量

      耐久年数は塗料を作る時点で決まってきます。

      規定量を守って、きっちり量ることが大切なのですね。

      薄かったりすると持ちも悪くなるので、適当でやってはいけません!

      希釈用のシンナーで薄めるので、薄めすぎると塗料の寿命を縮めることになるのです。

       

      シンナーで薄めすぎると塗料の寿命も薄めることになる

       

      完璧です!

      皆さんも覚えてくださいね!

      2液性はとても手間がかかって大変ですが、耐久年数も仕上がりも全然、違うので塗り替え道場では2液性を使用して作業をしています。

      寺西くんの実演、お見事でした!

       

      いつもこのようにして、塗料を作っているのですね。

      何度も量って、塗って、無くなったらまた作って塗ってを、繰り返すのはかなりの手間ですよね。

      足場から降りてきて、作ってまた持って上る…。

      2液性は固まってしまうので、作り置きはできません。

      なので、これは欠かせない準備工程なのですね。

      前回の1液と2液の違いの動画でも言っていましたが、寺西くんはフッ素などのツヤが素晴らしい塗料を塗るのはあまり苦ではないそうですよ。

      手間はかかりますが、仕上がりがとにかくキレイなので、塗っていて楽しいとのことです。

      確かに、塗るたびツヤツヤしてくるのを見るのは楽しそうですよね!

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「下塗り・中塗り材の色が違うわけ!」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    6. 塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

      今回の「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画からは、塗装班・寺西くんの「塗料の1液・2液」の違いです!

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      外壁塗装工事、塗料の1液と2液の違いについて塗装職人がお話します!

       

      ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

      耐久性のフッ素!

      今回の現場は愛知県稲沢市の戸建てのお宅で、本社から40分ぐらいかかるところだそうです。

      出演は社長と塗装班職長・寺西くん

      そろそろ工事も終わる現場で、台風も近づいてくる天候だったのでメッシュシートをはがしているところでした。

      仕上がりが見られるグッドタイミングですねー。

      滅多に動画に出ない片づけなども見られますよ。

      職人さんがベトコンを片していました。

      余談ですが、このシートを見たことはありますか?

      ベトコンシートとかベトナムシートとか、いろいろ呼び名があるのですが、なんでこんな名前なのでしょうね?

      もしかしてベトナム製?ベトコンとは?

      このシートの正式名は「布シート」というそうです。

      ホームセンターでも取り扱っているようですよ。

      塗料がこぼれても汚れないように敷く養生シートなのですが、丈夫で濡れても水を弾く素材でできています。

      完全防水、とは言い切れませんが浸透することはあまりないそうです。

      名前の由来はベトナム戦争の時に兵士が着ていた戦闘服の生地、という噂です…。

      あくまで程度の話なのですが、はっきりとしたことは不明なのです。

      地域によって呼び方が違ったりもするので、よく分からないですね~。

       

      閑話休題

       

      では現場に戻りましょう。

      動画で良く見て欲しいのがツヤツヤの壁です!

      フッ素で塗ってあるそうですよ!

      キレイですね~

      こちらは「クリーンマイルドフッソ」という塗料で下塗り入れて3回塗っています。

      凸凹した壁もきちんと塗られていて、ツヤが本当に美しいです。

      陽が当たると更にキレイですね。

      樋もツヤツヤしていますが、ここはフッ素ではなくシリコンだそうです。

      ここ、本当にキレイなので、動画を良く見て欲しい!

      社長の影が入っちゃってますけど…!

      ちょうど足場がないところも映しているので、ツヤ感を見てみてくださいね!

      フッ素は耐熱性、耐摩耗性がありとても丈夫、そしてシリコンも耐久性があり、光沢がよく出ます。

      では、詳しい解説を寺西くんにお願いしましょう。

       

      1液性と2液性の違いはリンスインシャンプー?!

      外壁はフッ素で、樋はシリコンを塗りました。

      シリコンよりもフッ素の方がツヤは出やすいのですが、樋は表面がツルツルした物なので、塗料を「ハイパーユメロック」を使用しています。

      この塗料は2液性のシリコン塗料です。

      クリーンマイルドシリコン」よりも実はツヤが出やすい!

      付帯部(雨樋や雨戸、破風などのこと)関係とツルツルしたものに関しては「ハイパーユメロック」で2回塗りしています。

      何度も出てきていますが1液性と2液性、いったい何が違うのでしょうか。

      その名の通り、1つだけで使える塗料と、2つ混ぜて使う塗料です。

      1つだけの1液の方が簡単ですぐ使えて良さそうに思えますね。

      なぜ、あえて2液性を使用しているのでしょうか?

      まず2液ですが量を量ってシンナーと硬化剤を一緒に入れて混ぜていきます。

      割合が細かく決められているので、きちんと量って混ぜないといけません

      もし、分量が間違っていたら固まらない(硬化不良)という事態にも!

      固まらないと塗膜が作れないので、外壁に塗っても密着しません。

      これでは塗装ができたはいえませんので、量るだけでも一仕事ですね!

      面倒だからたくさん作っておけばいい、ということもできません。

      硬化剤が入っているので、化学反応を起こして固まってしまうので作り過ぎると捨てるしかないのだそうです。

      反応硬化型といい、これは2液性のデメリット

      また今度使おう、ということができないのです。

      一方、1液性の方はシンナーを入れて混ぜたら、すぐに使えます

      入れ物を密封しておけばまた使用できるもので、こちらは空気乾燥型。

      この2つの塗料をとても面白い例えで寺西くんが解説してくれています!

       

      1液性はリンスインシャンプー

      2液性はシャンプーとリンス

       

      リンスインシャンプーってご存じですか?

      シャンプーとリンスが1つになったもので、確かにこれを使うとなんか泡立ちがいまいちだな、髪がきしんでリンスの効き目が感じられないな、と思いますよね。

      手軽でいいけど、効果が薄いと感じます。

      でも、シャンプーとリンスで別々に使うと効果が高くなる

      コストは2つ買わないといけないので上りますが、その分の効果はアップしますよね。

      なるほど、分かりやすいです!

      2液性はとにかく持ちがよく、1液性と全然違います!

      なので、塗り替え道場では全て2液性を使用しているのです。

      屋根のシーラー(下塗り材)も2液性.

      樋や雨戸、破風などの付帯部のシリコン塗料ももちろん2液性。

      なんど、錆止め材も2液性です!

      仕上がりが全然違うので、そこはこだわって施工していますよ。

      その分コストも上がりますけど…ね!

      良いものを使うことを心がけています。

       

      手間がかかるけど持ちがいい2液性

      どれぐらい1液性と2液性は違いがあるのかというと、見た目のツヤももちろんですがなんといっても持ちが違う

      日当たりの具合などでも変わってきますが、1液性のウレタンなどは3年ぐらいでツヤが失われていってしまいます。

      でも2液性は5~10年ぐらいはツヤが出るのです。

      素晴らしい!

      塗り替え道場では保証を10年で出しているのですが、出した保証の10年だけ持つのでは意味がないと考えています。

      なので、15年ぐらいは持たせられるように2液性をあえて使用して施工をしているのです。

      2液性ならば15年ぐらい持つこともあるそうですよ。

      すごいですね。

      本当にツヤが違うので、動画で良く見て欲しいです!

      ツヤツヤできれいですよ~。

      4~5日経つと更にツヤ感アップするそうです。

      樋なども同じようにツヤがあり、外壁と同じ耐久性を持たせています。

      それはやはり2液性ならではですね。

      そして、2液性は塗るのも本当に手間がかかって大変!

      見た目だけの違いではなく、手間がとにかくかかるのです。

      1液性ならば、材料持って足場に上がったらすぐ塗ることができるのですが、2液性はそういうわけにはいかない!

      ある程度量を作って足場に上がって塗って、無くなったらまた下に降りて混ぜ合わせて作って、また上に…。

      この作業をひたすら繰り返さないといけないのですね~!

      これは大変ですね。

      固まってしまうので、作り置きができず使うたびに作らないといけません。

      使っているローラーもダメになってくるそうですよ。

      洗ってはいますが、バサバサになって固まってしまいます。

      4時間ぐらい塗っているので、使えなくなってしまうのです。

      とにかく手間がかかります。

      工事代金の中身は人件費ですね…。

      それだけ大変でも、2液性は良いものなのでお客様に満足していただくために使用しているのです。

      大変ですが、「塗っていて楽しい」そうですよ!

      ツヤが出るので達成感抜群です!

      寺西くん、笑顔が眩しい!

       

       

      動画はここまでですが、寺西くんに聞いてみたいことや「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたらコメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「1液性と2液性の塗料の作り方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

       

       

    7. 塗装女子シリーズ③拭き付けしてみた!偏

      新シリーズの動画順番にご紹介しています!

      塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ」ですが、①ローラー偏と②養生偏を前々回と前回ご紹介済みです。

       激かわ塗装女子ペコちゃんデビュー!!女性が塗装職人にチャレンジ!

      美人塗装職人!人気シリーズ第2段!1級塗装技能士から養生指導!

       

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      女の子が塗装に挑戦!雨戸の吹きつけしてみました!女性塗装職人必見!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      屋内での作業です!

      今回は屋内での撮影です。

      ペコちゃんがいつものピンクの作業服で拭き付け体験しますよ!

      雨が降っているということで現場は会社近くの材料置き場

      社長と塗装職人さんとペコちゃんの3人が出演です。

      小さいコンプレッサーを使用するので、屋内でもOKとのことで体験スタート!

      コンプレッサー(空気圧縮機)は空気を出す機械のことで、それにスプレーガンを付けて拭き付けていきます。

      音が結構出ますが、今回は小さいので動画の妨げにはならないですね。

      養生済み(紙テープ)の雨戸が用意されていて、ペコちゃんはいきなりスプレーガンを渡されます。

      なんだこれ?急に渡されても…?

      そりゃあそうですよね~。

      案ずるより産むがやすし、です!やってみましょう!

      まず、雨戸の端から拭き付けしていきますが、横から斜め、下から斜めに行います。

      これは雨戸の隙間に塗料を入れるためだそうです。

      雨戸って1枚でできているわけでは無く、段があるのでこのような吹き付けをおこないます。

      スプレーガンのノズルは向きが変えられ、今は横に広がるように出てきていますね。

      ちょっと雨戸から遠のくと塗料が付きません。

      なかなか難しいかも…!

      縦に上下しながら吹き付けていきます。

      でも、上手くできているのではないですか?初めてにしては上手ですよ~。

      今度は横に吹き付けていきますので、ノズルの向きを変えましょう。

      レバーを握って横に滑らせますが、おや?社長がちょっとストップかけました。

      出始めがダマになっていますね!

      ノズルに塗料が垂れてきているからみたいです。

      こういう時は拭きとりましょう。

      では再開です。

      ペコちゃんの動かし方は、レバーを握って塗料が出てから動かしています。

      これを同時に行うと上手く拭き付けられるようですよ。

      社長からのアドバイスを聞いてだんだん手つきがよくなるペコちゃん。

      さすがですね。センスあります!

       

      刷毛やローラーとも違う拭き付けとは

      ここで、拭き付けのことをちょっとご紹介。

      刷毛やローラーのように直塗りするものと違って、スプレーガンを使用して塗るのが拭き付けなのですが、加減が難しそうですね。

      エアーコンプレッサーで空気を送り、霧状になった塗料を壁などに拭き付けます。

      短時間で施工ができて、凹凸があっても大丈夫。施工可能なのですよ。

      狭い場所もOKです。

      かなり飛び散りますので、養生はしっかりしないといけません。

      屋外での作業の場合は飛散するので、強風の日などは施工しないこともあるそうです。

      確かに関係ないところまで飛び散って、汚れてしまったら大変ですよね。

      いくら養生をしていても、間に合いません。

      今回は小さいエアーコンプレッサーを使用しているので、そんなにうるさいは感じませんが、大きい機械ですと騒音が心配されます。

      施工時には近隣への配慮が必要な時もあるので、注意が必要です。

      DIYでもできるみたいなので、その辺りをよく考えて作業にあたってくださいね。

      拭き付けは、ただ塗るだけではないのですよ。

      いろいろな仕上げ方があり、外壁を素敵に塗装できます。

       

      ・拭き付けタイル仕上げ

      ・スタッコ仕上げ

      ・リシン仕上げ

       

      よく耳にする、この3つの仕上げをご紹介しますね。

      吹き付けタイル仕上げ」というのはタイル工事ではありませんよ。

      玉吹き塗装と呼ばれることもあります。

      玉状の模様を作る仕上げ方で、塗膜が厚いのでクラック(ひび割れ)が目立ちにくいというメリットがあるのですよ。

      凹凸がキレイにできるかは職人の腕次第です。

      次は「スタッコ仕上げ」です。

      セメント・塗料・骨材を混ぜた仕上げ材を拭き付けるのですが、厚く拭き付けていきます。

      リシン仕上げ」はスタッコによく似ていて、塗膜が薄いのが特徴。

      表面がザラザラしています。

      とても一般的な仕上げなので、ご自宅の外壁などこの仕上げをされているところがありませんか?

      比較的に低コストで施工可能で、早く施工できます。

      マンションのベランダ外壁や外階段などでこの仕上げをよく見ますよ。

      割と見かける工法なので、こういった壁を見たら「これはリシン仕上げかな?スタッコかな?」と気にしてみてくださいね。

      分かってくるととても面白いですよ!

       

      拭き付けの難しさ

      では、ペコちゃんに戻ります!

      口数が少なくなるほど集中して作業していますね。

      どうやらレバーの握り加減が分からないようです。

      レバーをどれぐらいの力で握ると塗料がどれぐらいででるのか、いまいちつかめないようですね。

      確かに拭き付けた所を見ると、ホラーハウスみたい!

      色の薄い箇所と濃い箇所があって、まだら…。

      ホラーです!

      スプレーガンと雨戸の間に距離があり過ぎるのでしょうか?

      遠いと薄くなる?

      ここで、社長から指摘です。

       

      もっと早く動かす。2回に分けて拭き付けているけど、1回で行う!

       

      このアドレスを聞いて、1段を1回で拭き付けていくと…。

      かなりキレイにできました!

      社長のアドバイス、適格です。さすが!

      ペコちゃん、上手にできましたよ!聞いてすぐできるのもすごいですね!

      センス抜群。

      けれど、まだ納得いく仕上りではないようです。

      横に進むスピードを均等にしないと、塗料のノリが違ってしまうそうですよ。

      打ってしまうので、更に集中していきます。

      では、ここで先生に変わりましょう。

      素人とプロの違いを見せてください!

       

      早い!キレイ!

       

      手元が安定していてブレません。滑らかな動きですね!

      ここは動画でよく見て欲しいところ!

      本当に動きが早くて仕上げがキレイなのです!

      濃さも均等で比べると全然違いますね。

      ペコちゃんのところは…とにかく…ホラーです!

      ビビッていたのが丸わかりですよ~。

      上から順に見ていくと分かりますね。

      だんだん慣れてきて、中間部分は結構キレイ?

       

      初めての割には上手にできていると先生からもお褒めの言葉いただきました。

      なんやかんやでペコちゃんは上手にできますよね。

      今までのローラーや養生も、上手に作業していました。

      ペコちゃんは本社のプランナー(施工管理)さんで、社長がお願いして今回のような塗装女子シリーズの企画に出演してもらっています。

      とりあえず10本、約束だそうです。

      いいね」もしていただくと、これからもペコちゃんが登場の動画増えていきますよ。

      いいね増えたら、10本以上も出てくれるはず?!

      この塗装女子シリーズを見て「塗装っておもしろい!」と職人目指す女性が増えるといいですね!

      塗装女子第3弾拭き付け偏はいかがでした?

      ペコちゃんはだんだん、いろいろなことができるようになってきましたね。

      動画を見て、「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は…大人気の塗装班職長・寺西くんの登場です!

      塗料についての解説動画ですよ。

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    8. 塗装女子シリーズ②養生してみた!偏

      今回は新シリーズの動画2作目のご紹介!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ養生偏」です。

      その気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      美人塗装職人!人気シリーズ第2段!1級塗装技能士から養生指導!

      塗替え道場の社員でプランナー(施工管理)であるペコちゃんが養生に挑戦です!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      土間を養生しよう!

      さ、今回も張り切っていきますよ!

      出演は前回と同じく社長・塗装技能士のハマノさん・プランナーのペコちゃん(仮名)の3人です。

      塗装女子シリーズ1作目ではローラーで外壁を塗るのを体験しました。

      今回は養生です!

      養生の動画は人気があり、何本かあるのですがご覧いただいていますか~?

      以前も塗装班・職長の寺西くんの養生講座をご紹介していますので、そちらの記事も見てみてくださいね☆

      2本目ということで、ペコちゃんに意気込みを聞いてみましょうか。

      養生は難しい」と思っている!とのこと。

      前回、ローラーで手首を痛めてしまったペコちゃん。

      今日は腰をやられそう…と不安そうですが、ハマノさんがきっちり教えてくれますから大丈夫ですよ!

      養生体験、頑張ってくださいね。

      さて、今回養生チャレンジする場所なのですが戸建ての「土間」になります。

      「土間」ってどの部分かご存じですか?

      最近はあまり見かけないですかね?

      玄関を入ってすぐ、家に上がる前に広い場所があるのを見たことないでしょうか?

      もしくは建物の出入りするところの足元で、コンクリートなどで仕上げてある場所。

      こういったところを「土間」と呼びます。

      時代劇で見るようなお家や古民家などで、玄関入って台所に続いている土足で入る場所も土間です。

      昔は農作業をするための場所だったそうですよ。

      現代はなかなか住居に土間を作っているお宅はないかもしれませんね。

      現場の土間は掃き出し窓(出入りができる窓)の前の部分です。

      ここを養生していきますよ。

      おっーと、その前に養生の説明。

      作業をする前に周辺を汚れや傷などから護るために手を打つこと」です。

      塗料とかシーリング材とかで汚れないようにビニールシートなどで保護をしていきます。

      これ、作業前の大切な仕事なのですよ。

      適当にはできない大事な段取りです。

      では場所移動します。

       

      ジャンプ~~!

       

      細かいテクニックで丁寧に

      それでは早速始めましょう!

      まず使用するものは緑色の養生シート

      ロール状になっていて長さもあるのでちょっと扱いにくそうですね。

      これはノンスリップシートというもので、滑り止め加工がしてあるシートです。

      通常の養生シートに比べると、強度があり歩いていても滑りにくい

      そして破れにくくなっている優れものなので、床面に最適なシートなのですよ。

      用途によってシートも使い分けていきます。

      では、土間にシートを広げましょう。

      端の壁際にピッタリ合わせてテープを貼ろうとペコちゃんがしゃがみますが、ハマノさんが何やら手渡します。

      それは…小さい刷毛です!

      この刷毛で貼る面の砂ぼこりを掃います。

      キレイにしないとテープがくっ付かず、剥がれてしまうのですね!

      これは大事な作業ですよ。

      これハマノさんいつもやってる~~!

      ペコちゃんも現場で何度も見ている作業なのですね。

      そしてテープの向きを間違える可愛いペコちゃん…。

      横向きに貼ってください!

      間隔を空けながら離して貼っていきますよ。

      シートの手前は土間の側面にテープを半分にして貼ります。

      上からシートを被せてズレないように貼るのですが、分かりづらいと思うのでここは動画をチェックしてください!

      なるほど~と思いますよ!

      この貼り方は風で捲れないようにするためです。

      シートの間に風が入り込むと膨らんでしまうので、ピッタリ貼ります。

      風で飛ばないようにいろいろ工夫をしているのですね。

      壁にもテープを貼って固定させますよ。

      横に移動しま~す。

      ロールシートを先に出してどんどん伸ばしましょう。

      やりながら伸ばすわけではないのですね。

      伸ばした状態のものを足場と建物の狭い隙間に通します。

      足場の足元があるので裏側を通すのです。

      ちゃんと全てに意味があるのですね!

      見よう見まねでやってもできることではない職人技です。

      ここで、ハマノさんからお褒めの言葉が!

      「やっぱりこういう作業は女性が上手」とのことです。

      確かに、ペコちゃんとてもソツなく熟してとても上手ですよ!

      壁などと違い足場のある所は時間がかかります。

      丁寧にペコちゃんはシートを貼っていきますね。

      養生は女性向きだそうですよ。

      たまにご夫婦でされている職人さんがいるそうなのですが、奥様の方が丁寧で器用に作業していくそうです。

      ペコちゃんも手先が器用なのでしょうね。

      キレイにできていますよ。

       

      しっかり組まれている足場は崩れない

      ここで難関にぶつかります。

      足場の足がありますがどうしましょう…。

      こういう箇所はジャッキを上げてベースの下にシートを潜らせます!

       

      え!そんなことしたら足場が崩れちゃう!

       

      いいえ、足場は1本上げたぐらいでは崩れないのです。

      これ、ビックリじゃないですか?

      想像より足場はしっかりと組まれているものなので、倒れることはないのです。

      全体が繋がっているので倒れないのですよ。

      でも、組んでいる最中は倒れてしまうので、気を付けてください。

      動かせる足場と違って、固定されている樋などはシートに切り込みを入れて敷きます。

      周りにテープを貼って養生しますよ。

      手慣れた手つきでペコちゃんがジャッキを回していきます。

      プランナーとして現場を見に行く時は「養生やってるな~」ぐらいにしか思わなかったけど、こんなにいろいろやっているとは知らなかったそうです。

      こういった細かいところまでは見ませんからね~。

      この動画を見て、「職人」になりたいと思ってくれる女性が増えるといいですね!

      知れば面白くなりますよね。

       

      プロは無駄な動きがない!

      さて、ここら辺でプロの仕事を見てみたくないですか?

      ハマノさんの養生スピード、ぜひご覧ください!

      セカセカしているわけでも、急いでいるわけでもないのに早いのです。

      無駄な動きがなく、合理的なのですね。

      ここからペコちゃんも手伝いますよ。

      ジャッキが硬くて回らないところがありますね。

      ペコちゃんの力では回らないのでしょうか?

      社長が手伝います。

      と、思ったら反対側のジャッキを回していますね。

      そっちじゃないですよ!

       

      開かない時は反対側を開けると回る!

       

      おお~!本当だ~!凄いです、社長

      これで、養生は完成。お疲れ様です!

      では戻りましょう。

      ジャンプ~!

       

      簡単そうに見える養生

      はい戻りました。また恥ずかしいです…。

      慣れましょう!

      今日の感想をペコちゃんに聞いてみましょうね。

       

      いつも現場で見ていて、養生は簡単だと思ってました~。

      窓の養生とはまた違って、床はシート敷いてテープ貼っているぐらいの感覚だったけど、塗装より大変かもと思いました~。

       

      ハマノさん曰く、塗装より手間がかかるとのことなので、やはり作業時の大切なポイントなのですね!

      ペコちゃん、筋がいいと褒められていますよ。

      丁寧にキレイに作業していましたから、この働きならハマノさんの下でもやっていけるかもね!

       

       

      塗装女子第2弾でしたが、ペコちゃんの働きは中々さまになっていました。

      全国の塗装女子の皆さん、目指したい女子の皆さん、「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたら是非コメントを入れてくださいね。

      ペコちゃんファンの方もぜひ、いいねお願いしま~す。

       

      次回のご紹介は塗装女子シリーズ③「拭き付け」です!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

    9. 塗装女子シリーズ①ローラー転がしてみた!デビュー偏

      今回は新シリーズの動画をご紹介します。

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ」です。

      その気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      激かわ塗装女子ペコちゃんデビュー!!女性が塗装職人にチャレンジ!

      プランナー(施工管理)である塗替え道場の社員・ペコちゃんが塗装にチャレンジします!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      素人目線で分かりやすく

      動画を見たお客様や視聴者の方から、

      職人さんが話しているだけで分からない

      と、お声をいただきました。

      専門的なことが多いので一般の方が分かりづらい

      社長と職人は分かっているから専門的な話の内容になってしまい、「なぜこれをするのか」・「それはなんなのか」、ということが分からないまま進んでしまうのですね。

      確かにこれでは見ている人は置いてきぼりになってしまいます…。

      もっと素人にも分かるような動画を作って欲しい!」との要望に応えます!

      専門職な人ばかりの出演ではなく、素人が体験してみて疑問を持つところをご紹介していく内容にするために考えたのが、女子の出演です。

      塗装職人にも女性はいますが、やはりまだ少ないのでこれを見て塗装職人を目指してくれる女性が増えてくれると嬉しいです!

      では今回の現場ですが、愛知県あま市。

      出演は小林社長と塗装職人のハマノさん

      そして今回の主役がプランナーペコちゃん(仮名)です!

      なんと可愛い女の子!絵面が一気に華やぎましたね!

      ピンクのツナギ、とてもよく似合っています。

      実はペコちゃんは普段は本社にてプランナー(施工管理)の仕事をしている塗替え道場の社員です。

      本社での動画に何度か登場しているのでご存じの方もいるかもしれませんね!

      さて、ペコちゃんはおじさんたちに挟まれて、恥ずかしそうですね。

      大丈夫。よく映っていますよ!

      意気込みを聞いてみましょう。

      分かりやすいことより、素人目線で見ていく。塗装の勉強はしているが技能はしたことがないので、一般のお客さんが疑問に思っている事を探って、なるほど~!と思ってほしい

      いいですね~。

      ぜひ疑問をぶつけてリポートしてください!

      ペコちゃんを指導してくれるのは塗装職人・ハマノさん

      この方は一級塗装技能士のベテラン職人さん!

      一級塗装技能士は実務経験7年以上でないと受験できない国家資格です。

      すごく難しい試験なのですよ。

      ハマノさんの元で記念すべき第1回目はローラーに挑戦!

      早速、始めましょう!

      恒例のジャンプで移動ですよ。

      ジャンプ~~~!

       

      転がして塗装するローラーに挑戦!

      上ってきました!

      今、錆止めが入っている外壁をこれからローラーで中塗りしていきます。

      ローラーとは広範囲を塗装する時に転がして使う道具で、スポンジの部分に塗料を含ませ壁などを塗っていくものです。

      難しいところは刷毛でハマノさんが作業していきますよ。

      ペコちゃんはローラーで広い所を塗っていきましょう!

      塗料の入った一斗缶の中でローラーに塗料を付けたら、しごくようにして、まんべんなく馴染ませます。

      ポタポタと塗料が垂れるのはNG!

      垂れないように含ませるのは中々至難の業ですね。

      では、第1投

      壁に滑らせるようにしてローラーを動かしていきます。

      良い手つきじゃないですか~。上手ですよね。

      塗り方のコツは均等に材料を付けて「手首のスナップを利かせて塗る!

      押すように力を込めて塗るのがポイントです。

      だんだんペコちゃんは手首が痛くなってきました。

      スナップを利かせ過ぎたのでしょうか…。

      実は、ローラーは意外と重いのです。

      ハマノさんはスッースッーと楽そうに作業していますが、材料がタップリ付いていますから重たいのですね。

      横に移動しながら缶の中で材料を付けなおします。

      ちょっとペコちゃん苦戦中?

      どのぐらい付ければいいのかが分からない…。

      付けすぎもダメだし付いていなのも、もちろんダメなので加減が難しい!

      でも、最初に比べると自然にできるようになりましたね~。

      塗った時のローラーのが違います。

      しゃがんで足場の手すりをしっかり掴んで、職人のようですよ!

      なかなか様になっていますね。

      途中でローラーを切ってまた塗って…。

      ここで、ハマノさんから指摘が入りました。

      力加減が違うので、所々ムラになってしまっています。

       

      ポイントは

      ムラにならないようにするためにローラーは1回で広範囲に塗る!

       

      ちなみに修正は、乾く前に塗りなおせばムラをなくすことができるそうです。

      これが乾いてから塗ってしまうと色が違ってしまう!

      急がないと大変

      ペコちゃんが焦り始めましたよ。

      色が変わらないように早く塗らないと~。

      ハマノさんの指示を受けて、色ムラがある箇所に均等に材料を伸ばしていきます。

      キレイです!上手ですよ!

      手早く行うことが大事ですね。

       

      実は足場が大事

      ここまで順調に進んできましたが、ペコちゃんに感想を聞いてみましょう。

      塗ってみて思うことは…。

       

      足場が大事だそうです。

       

      これは意外な答え!

      ペコちゃんはプランナー(施工管理)なので現場に赴いて現場チェックをするのが仕事です。

      見やすくて歩きやすければいいので、チェックしやすければ足場であれば良い。

      それで何も困ることはなかったそうです。

      しかし、実際体験してみて「塗りにくい足場の現場もあるのでは」、と思ったそうですよ。

      全ての現場が同じ足場ではありませんからね。

      狭かったり何かに邪魔されたり、いろいろあると思います。

      やはり現場の気持ちにならないと分かりませんよね。

       

      職人にも管理者にも足場は大事

       

      体験してみて初めて分かることではないでしょうか。

      なるほど~!いいこと言いますね。

       

      なるほどなるほど…。

      おや?喋っていたらムラが!

       

      大変~!乾く前に塗らないといけませんよ!

      見かねたハマノさんが代わることに。

      ここからは一級塗装技能士であるハマノさんの作業をお届けしま~す。

      プロの仕事をご覧ください。

      見てください、ローラーさばきが何と言っても早くて、キレイ

      動かすたびに鳴る音がペコちゃんと全然違うそうですよ。

      動画では音が拾えてなくて、聞こえていないのです…残念!

      すごく密着している~!と感じる音がするそうです。

      そして塗り方にも違いがあります。

      まずしゃがんで、一気に上から下まで塗ります。

      プロはやっぱり違う!と見せつけてくれました。

      外壁に溝があるのですが、平らな所で塗るのを切ってしまうと色のつなぎ目が目立ってしまいます。

      塗り重ねた所が濃くなってしまうのですね。

      なので、出っ張っているところで切れば目立たずにキレイに濡れます。

      ハマノさん、お見事です!

      塗装という作業は筋力が必要なようでペコちゃんは少々お疲れでしょうか。

      ではまた、下に戻ります。

      ジャンプ~~!

       

      一日体験のまとめです

      はい、戻ってきました!

      このジャンプ後、いつもこんな気恥ずかしい感じになっていますが、大人がやると恥ずかしいですよね…気持ちは分かります…

      ペコちゃんはだいぶ手首が痛くなってしまいましたね…。

      力いっぱい塗らないといけないので、塗装職人はすごく頑張っているのだということが分かりました。

      そんなにいっぱいペコちゃん作業したの?塗ったの?

      2平米

       

      少なっ!

      平米で言うと少ないですね…。

      でも、ペコちゃんすごく頑張っていましたね

       

      ここで、1つお願いです。

      このペコちゃんは施工管理が仕事なので足場に上ることは仕事の一環で普段から行っています。

      足場に上がることに関してはプロなので、「女の子が簡単に登れる」と思うのは間違いですよ!

      素人でも作業ができると真似しないでくださいね。

      高所作業はとても危険を伴うことなので足場には関係者以外上らないようお願いします。

      では本日の作業は終了です。

      お疲れ様でした~。

       

      次回は塗装女子シリーズ②「養生してみた!」の動画をご紹介です!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

    ガイドブック請求
    お見積もり
    お問い合わせ