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    中塗りの色を変えるのはなぜ?~寺西くんの塗装講座~

    「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回も塗装班・寺西くんの解説動画です。

    3回塗りをする時に中塗り材の色を変えるのはなぜなのでしょうか?

     

    気になる動画はこちら!

    ↓↓↓

    鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

     

     

    ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にあります!

    毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

     

    3回塗りとは?

    今回の現場は三重県桑名市・二階建てのアパートです。

    出演は社長と塗装班・職長・寺西くんの2人でお送りします。

    ちょうど鉄部塗装をしているということで早速、行ってみましょう!

    社長が寺西くんのところに行くと、ローラーで塗装をしているところでした。

    鉄部塗装の上塗りをしていきます」とのことなので見てみましょう。

    鉄部というのは、手摺・フェンス・シャッター・トタンなどの鉄でできた部分を指します。

    汚れ、サビなどを落とすケレン作業をしっかり行ってから錆止めを塗るのが一般的です。

    寺西くんが材料を持っていたのですが、なんだか中塗りの色と違うように見えますね…?

    オーナーさんの要望で中塗りと上塗りの色を変えています」との事でした!

    中塗り材の色も上塗り材の色も、全部オーナーさんの指定色だそうです。

    塗装をする際は3回塗りといって、①下塗り・②中塗り・③上塗りと行います。

    ①下塗りに錆止めを塗り、上に2回塗るのですが、ちゃんと3回塗っているのか分からないから、見て分かるように②と③の色を変えるのだそうです!

    なるほど、確かにそれなら見た目で分かりますね!

    このような要望は珍しいことではないそうですが、社長はあまりおすすめしないそうです…。

    グッドアイディアな気がしますよね。

    なぜなのでしょうか?

     

    中塗り材の色を変えるのはあまりおすすめしない

    お客様から社長も「中塗り材の色を変えて欲しい」と言われたことがありました。

    しかし、その時はお断りしていたそうです。

    なぜかというと、「透け」がでてしまうから。

    透けというのは、下塗り材の色が中塗り材の下から透けて見えてしまうことです。

    あまりよくない施工なので仕上がりもいまいち。

    だいたいは「本当に3回塗っているの~?」と疑われて、言われることだそうです。

    確かに中塗り、上塗りの2回塗るところを1回だけで3回塗りの請求をされたら、騙されていますよね。

    材料が半分しか使われていないのに、その分の請求をしてくるなんて悪質です。

    この材料を誤魔化すやり方は悪徳業者の定番手口ともいえるやり方。

    これではお客様が疑うのも、無理はないと思います。

    色を変えるというのは仕上がりとしては良くないので、おすすめはしません。

    けれど、実は2回塗っているのか、3回塗っているのかはツヤも違い、仕上がり方も違うので見れば分かるそうですよ。

    とはいえ、お客様はプロではないので、そこまで分かっている方もそんなにいないと思います。

    こういった時はやはり施工写真で確認をしてもらいたいです。

    塗り替え道場では「中塗り完了」といったプレートと共に施工写真を撮って、お客様に確認をしてもらいます。

     

    この場所しか塗ってないんじゃない?

     

    こういう指摘も実はあります。

    騙されたくありませんから疑う気持ちも、もちろん分かります!

    ご安心ください、一箇所だけではなく、何箇所か写真を撮って確認をしてもらっていますよ。

    鉄部も何箇所かあればそれぞれ、樋や外壁など、いろんな面を写真に撮っています。

    あとは…信頼ですよね!

    心を込めて、施工にあたっていますので何でも質問していただければと思います。

    もちろん、今回のような中塗り材の色を変えたい、ということであればご要望にお応えいたしますので、ぜひご相談ください!

     

    鉄部を塗る時のワンポイントアドバイス!

    さて、鉄部ということですが、外壁を塗る時などと違う点はあるのでしょうか?

    ここで寺西くんのワンポイントアドバイス!

    鉄部塗装(リフォーム)のアドバイスをしてもらいましょう。

     

    3回塗りをきちんとすること

     

    下塗りの錆止めをする際、薄くすると透けてしまうのでしっかり塗る。

    透けている状態は塗膜が薄い。せっかく錆止めを塗っても薄いと錆止め効果がないので、透けないようにしっかり塗りましょう。

    白だと透けやすいのですが、塗膜の厚みによるのでしっかり塗ってあれば透けずにできます。

    また、黒っぽい下地白の錆止めを塗ると透ける可能性が高くなるので、そういう時は色を変えるといいですよ。

    赤の錆止めを塗って対処したりします。

    透け防止のために色を変えていくのですね~。

    色が白でも赤でも錆止め効果は何も変わりませんので、透けがでないように色を使い分けましょう。

    例えば赤い錆止めの上に白い上塗り材を塗ると透けて見えるのはもちろんですが、日光による経年劣化で焼けてきた時、赤い色が出てくる可能性があるそうです。

    必ずそうなるとは限りませんが、薄い色の下には濃い色は使わない方が良いようですね。

    塗料の性能は年々良くはなってきていますが、そういったことが見られますので、色はちゃんと選びましょう。

     

    上塗り材の塗り方

    ここで、寺西くんが塗装の実演をしてくれています。

    塗るのは塗装動画で何度か出てきている、お馴染みの「ハイパーユメロック」です。

    この塗料は2液性のシリコンで油性の溶剤なのですが、ツヤがすごく出るおすすめ塗料。

    塗り方をレクチャーしてくれていますよ!

    まず、材料をローラーにたっぷり含ませましょう。

    伸ばせるだけ伸ばして、全体に配っていきます。

    ケチらず塗料をタップリ付けてに塗っていきましょう。

    表面に柄が出ている時はムラがあります。

    また、ゆず肌と呼ばれる状態が出ている時も塗料が多すぎになっているので、均していかないといけません。

    ちなみに、ゆず肌というのはその名の通り柚子の表面のような柄です。

    塗料が厚く凸凹している状態はムラになっていますので均しましょう。

    最初に縦にローラーを動かしていますので、次はに塗料を伸ばしていきます。

    均等に伸びますので、縦の次は横、と覚えておいてくださいね。

    これを「十字に切る」といいます。

    柄が大きいということは、塗料が多く乗っているということです。

    タップリ塗りたいから多くても良いのでは?」と思いがちですが、塗料が多いと重さに負けて下がってきてしまいます。

    ダラダラと垂れてきますので、要注意!

    夏場は気温が高いので、このまま乾くことが多いのですが冬場は気温が低く効果に時間がかかります。

    十字を切ってもまだ柄が大きいのであれば、もう一度に塗ってください。

    ちょっと手間がかかるな、と思ってもこれをきちんと行わないと塗料が垂れますのでしっかり塗りましょう。

    特に今回の現場は中塗り材と上塗り材の色が違いますので、あまり薄くなると透けてしまいます。

    こういった場合はよりしっかり塗らないといけません。

    ハイパーユメロックはツヤがしっかり出るので、反射して寺西くんが薄っすら見えますよ!

    動画でぜひ確認してみてくださいね。

    ギュッギュッとローラーが密着しているいい音も聞こえますよ。

    最後は寺西くんのヘルメットが反射で写っているのが確認できます。

    ツヤがあってキレイな仕上がりになりました!

     

     

    今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

    よろしくお願いします。

     

    次回のご紹介動画は「2回塗りと3回塗りの見分け方」についてです!

    お楽しみに~☆

     

    では、また見てね~。

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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