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    1. チョーキングを抑える?!聞いたことがないラジカル制御型塗料を解説します

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から「ラジカル制御型」という水性塗料の解説動画です!

      聞きなれないものですが、一体どのような塗料なのでしょうか?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      水性塗料でも高耐久!ラジカル制御型塗料?外壁塗装は基本的に塗り替え道場では油性を使用しますが、アパートやマンションの塗装で匂いが出ない水性を使用するときがあります。

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

       

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      水性と油性の違い

      さて、現場はアパートで出演は塗装班職長・寺西くんです。

      寺西先生の塗装講座、はじまりはじまり~。

      今までいろいろな塗料をご紹介していますが、覚えていますでしょうか?

      油性の2液性のものが大半で、クリーンマイルドシリコンやクリーンマイルドフッ素といったものがよく登場していました。

      今回はアパートということもあり、水性塗料で塗装を行っています。

      水性塗料って、塗替え道場で出てくるのって珍しくないですか?

      あまり、話の中でも登場していないですよね。

      なぜアパートだから水性塗料を使用しているかというと、住人の方が匂いを気にされるのでその辺りを考慮してのことだそうです。

       

      普段、「油性油性」っていっているのに急に水性塗料?

      油性と比べて性能が落ちるんじゃないの?

       

      マジックでも水性より油性の方がなんだか強いイメージがあるかと思います。

      本当に水性は油性より性能が落ちるのでしょうか?

      確かに昔の水性塗料は劣化が激しく持ちが良くありませんでした。

      一番よくある劣化症状は、ツヤが急に落ちることです。

      そして油性に比べて持ちが悪くて、チョーキングが出やすい。

      チョーキングというのは白い粉が発生してくる劣化症状です。

      この白い粉が発生すると塗膜劣化のサインですので、メンテナンスのタイミングですよ。

      今、この壁は塗ったばかりでまだ1回目なのですが、ピカピカでツヤツヤじゃないですか~?

      いつも使用している油性に見劣りしないくらいキレイですね。

      どのような塗料を使用しているのでしょうか?

       

      チョーキングを起こすラジカルとは?

      今回使用している水性塗料は「エスケープレミアムシリコン」です。

      ハイブリッドシリコン樹脂塗料というもので、ラジカル制御型塗料になっています。

      ラジカルというものを制御する機能、性能がついた塗料なのです!

       

      はて?ラジカルとは?

       

      実はこのラジカルというものがチョーキングを起こす原因。

      つまり悪いものなのですが、これを抑えてくれる性能がこの塗料には付いているのです!

      塗料の中に白の顔料として酸化チタンが使われています。

      紫外線を浴びるとラジカルという物質を出し、塗膜の劣化を促進させるのです。

      これによってチョーキングが起こるという仕組み。

      ラジカルにより塗料の寿命も短くなりますので、ラジカル制御型を使用することで油性と同じくらいツヤも出て長持ちします。

      素晴らしい塗料ですね!

      しかし特別な性能があるということは、扱いは変わるのでしょうか?

      基本、油性も水性も塗り方自体はさほど変わりはありません。

      ただ、水性には油性に無い特徴があり、そのあたりが難しいようです。

      ます、水性の特徴は塗っている時ではなく塗った後に色味が出ます。

      塗っている最中は色味が薄く出るのです。

      確かに、寺西くんが塗った箇所、薄いですよね

      色の上りが後から来るので、塗っている時は明るく見えます。

      そして後からだんだんと濃くなってくるのです。

      これはおもしろいですね!

      油性にはない現象です。

      乾くと色が濃くなりますので、2回目の上塗りの時に差が出ます。

      塗っている時に色の違いが、目で見られるという訳。

      乾くとちゃんと同じ色になりますよ。

      本当に色が違うのでびっくりですね。

      これなら塗り残しなく完ぺきに塗れますね!

       

      乾きが早い!水性塗料の特徴

      ラジカルについては分かりましたね!

      水性塗料には他にも乾きが早いという特徴があります。

      特に夏場は乾燥時間がかなり短くなり、とっても早い!

      指で触れるくらいの指触乾燥(表面の乾燥)は炎天下で直射日光が当たっていればなんと20分ほどで乾くそうです。

      これはすごい!

      けれど、塗っている時からどんどん乾いていくので、ムラが出やすいというデメリットが。

      今回のこの現場は、そういったことも踏まえて複数人で作業しているそうです。

      上下作業にする、なるべくつないで塗る、といった工夫をして行うそうですよ。

      また、塗料によって乾くスピードも違います。

      それぞれ塗料の説明書きにちゃんと乾燥時間が載っていますので、塗る時はよく読みましょう!

      早く乾く水性塗料ですが、湿度が高い時は乾きづらくなります。

      水で希釈する塗料なので、空気中に水分が多いと薄くなったりすることも。

      塗る際も早くつなげないと毛羽立ちという状態になり、ツヤが引いてしまうのです。

      それが水性塗料の難しいところですね。

      なので、半乾きの時はあまり触らないようにした方が良いですよ。

      でも、滑りが良いのでスッーと塗れます。

      もし、DIYで塗装をするならば水性の方が扱いやすいですよ。

      油性は準備ももちろんですが、終わった後の処分も大変!

      匂いもきつく、汚れもシンナーでないと落ちません。

      火事の元にもなりやすいのでかなり気を使いますね。

      その点、水性塗料は簡単に落ちます。

      肌に付いてもお風呂で擦れば落とせますので、DIYには水性塗料がおすすめです!

       

      プロはハケも使い分ける

      水性塗料と油性塗料の違いは結構ありましたね。

      使用している道具は何か違いがあるのでしょうか。

      ここからは寺西くんがハケに付いて熱く語ってくれます。

      まず、水性塗料のハケはナイロン製です。

      いわゆる化学繊維で作られた人口毛でフワフワとしています。

      対して油性塗料用は獣毛で、ヤギの毛が多いそうです。

      他にもタヌキ、馬、ブタ毛などがありますよ。

      またどこの毛なのかにもよって、値段が変わります。

      ヤギですと、腕の毛、顎の毛、しっぽなど。

      そういえばヘアブラシや歯ブラシなんかも毛の種類があるのをご存じですか~?

      使用感の違いや、値段も差がありますよね。

      塗る対象物でハケの毛の種類が変わるそうです。

      例えばブタの毛ならば、硬いのでリシン仕上げなどにGood!

      リシン仕上げというのは外壁の種類で骨材が入っている表面がザラザラ・ボコボコしている壁です。

      そういったザラザラには柔らかい毛では負けてしまうので、硬いブタ毛がいいそうですよ。

      塗る物の種類によってハケも使い分けているなんて、さすがプロですね!

      メーカーによっても違いはあるそうで、適した使用法などはちゃんとハケの説明書きに記載されています。

      購入する際はよく読んで参考にしてくださいね。

      また、毛の長さも種類があるそうですよ。

      好みもあり、短い方が使いやすい人もいれば、長い方が上手く塗れる、という人も。

      寺西くん愛用のハケはGPフレッシュというものです。

      2,000円ぐらいでちょっとお高め…?

      けれど使い捨てではないので、洗って手入れをして大事に使用しています。

      1本で半年ぐらいは使用したいので丁寧に扱うようにしているそうです。

      雑に扱うと固まってしまい使えなくなってしまうので、手入れは大切ですね!

      このGPフレッシュは毛先が細いので線が細くキレイに塗れるそうですよ。

      お高めではありますが、やはり道具にはこだわるのがプロですね。

      寺西先生、解説をありがとうございました~。

       

      次回は「錆止め」についての解説です。

      台風が落ち着きましたが、大雨もまだありますね。

      鉄部塗装についてお話しま~す。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

       

    2. 外壁をムラなく塗る!塗装の2回・3回塗りの色の違いや直し方も分かります!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「ムラなく塗る」についての動画をご紹介です。

      キレイに塗るのって本当に難しいですよね。

      その職人技をお見せします!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      外壁塗装のボスが語る!壁をムラなく塗る「技」

       

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      塗料は何を選ぶ?

      出演は塗り替え道場・小林社長と毎度おなじみ塗装班職長・寺西くんの2人です。

      のっけから社長が謝罪する事態となっていますが、誠に申し訳ありません

      社長はいつものあれ、忘れてしまいました。

      もちろん、動画を見ればすぐ分かりますが、何だと思いますか…?

      ピコハン!ではないのです~。

      なんと衣装です!

      なので、寺西くんの隣には親方みたいな方がいますが、社長ですよ!

      若干、面白みにかけますがいつも通りスタートです。

      寺西くん、よろしく~。

      では、真面目な話をしていきましょう!

      今回はムラなく塗る方法としまして、塗料のお話から。

      外壁を今、塗装中ですがALCの壁になります。

      ALCというのは、以前他の動画でも説明していますが軽量気泡コンクリートのことです。

      「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字を取ってALC

      高温高圧で蒸気養生されていて内部は気泡で空いています。

      なので、とても軽いのが特徴。

      通常のコンクリートに比べると1/4程の重さなので、外壁として使う場合は金属網で補強されたパネル状になったものを使用します。

      気泡が空いているので、夏は涼しく冬も一定の温度が保てるので温かい、というのがメリットです。

      このALCの外壁を下塗り材で塗っています。

      ちなみに寺西くんが真面目に解説している横で、社長の顔芸が拝めますよ!

      存分に笑ってくださいねー。

      このまま続きますが、寺西くんは何を話すのか忘れてしまいます…。

      気を取り直していきましょう!

      下塗り材ですが、「SDサーフエポ」というエポキシ系のものと「ソフトサーフSG」というのを使用しています。

      SDサーフエポはサイディングボードに適したもので、フィラーとシーラーの間ぐらいの物。

       

      ・フィラーは粘土質でヨーグルト状、クラック(ひび割れ)を消す効果があり、層を厚くする時などに使用。

      ・シーラーは密着性があり、接着剤のような役割や吸い込みムラを無くす時に使用。

       

      その両方をとったものがSDサーフエポで、サイディングボードに使用します。

      SDとはサイディングボードのことなのですね~。

      そしてソフトサーフSGはALC・モルタルに適していて、クラックに対する追従が強い!

      なので、今回はソフトサーフSG使用します。

      …って、社長が寺西くんのセリフ取って全部説明しちゃいました!

      もう一度、寺西くんからの解説、必要ですか…?

      いいですよね!社長の解説バッチリです!

      寺西動画に「寺西全然ダメじゃん」みたいなネガティブコメント入ると、泣きながら削除しているそうなので、元気になるようなコメントくださーい!

      ガラスのハートなもので、ご飯食べられなくなっちゃうみたいです(笑)

      職人目線の内容が濃い動画をこれからも、どんどん増えていきますので応援よろしくお願いいたします。

       

      外壁をムラなく塗装しよう!

      では、塗装に戻りましょう!

      中塗りをしていきますが、使用材料は「クリーンマイルドシリコン」です。

      2液性(主剤・硬化剤が別でシンナーなどで希釈して混ぜて使うタイプ)の塗料。

      色は薄いクリーム系で明るい色です。

      外壁の元の色は実は茶色。かなり濃い色でした。

      なので、元の色が透けてしまうので下塗り材もを使用しています。

      今回の中塗り材ですが、実はシンナー少なめにして濃く作って、ドロッとさせているそうです。

      このドロッとしたもの、硬くて腕も疲れる、平米伸びない、ハケも進まないと良いことありません!

      なぜこんな使いにくい状態にしたのか、というとドロドロしているということは色の止まりが良い、厚みがつく、というメリットがあるのです。

      この様に、規定の範囲で色を見ながら調整を行っています。

      濃い色の上に薄い色を重ねるために、きちんと色が乗るように工夫をしているのですね!

      どのように塗っていくのかというと、まずは左側に材料を置きます。

      縦にサッサッと簡単そうに塗っていますね~。

      これが上手に塗られているのかどうか、社長にはよく分からないそうです~。

      なので、カメラ寄ってみましょう!

      最初に材料を置いた場所と最後に置いた箇所、良く見るとが違います。

      材料が薄いと、均等に伸びるのですが、濃ければ濃いほど均等にするのが難しいのです。

      ここで、次は横に動かしていきます。

      これが、「十字に切る」という塗り方です!

      中塗りをムラなく塗らないと上塗りをした時に目立ってしまいます。

      均等に伸ばすためにもこの中塗りをムラなく塗ることが大切なのですね。

      しっかり十字切っていきましょう!

       

      ローラーでの塗り方・直し方

      実はガ↑イヘキ…。

       

      ガ↑イヘキ???

       

      イントネーション可笑しすぎます(笑)

      社長にピコハン貰いましょう!

       

      戻ります。

      実は外壁の側面というのは山形になっているそうです。

      ∧∧∧∧∧∧←分かりやすく図解するとこんな感じ!

      なので、この山形の隙間に塗料を入れないといけません。

      片方だけにローラーを動かすとその面しか塗られなく、隙間に入らないので左右上下に動かして十字を切るという訳です。

      左右、上下で2回塗るから2回塗りなのですね!

       

      寺西くん「そうです…。」

       

      ブー!違いますよ!

      寺西くん、肯定しちゃダメ!

       

      中塗り・上塗りで2回です!

      下塗りと合わせると3回塗りですよ!

      乾いてからもう一回塗ります。お間違えの無いように

       

      塗料が濃いととにかく伸びない!

      この山形の隙間に入らないので、色が乗らないのですね。

      左右上下ともに往復して塗らないと、定着しないのでしっかり、塗りましょう。

      ここで手を抜くとムラになってしまいます。

      薄いところ、濃いところがないように塗るのがムラを無くすことになりますので、中塗りはきちんとやらないといけなのですね。

      乾く前によく材料を伸ばしていけば、ムラを無くすことができます。

      山形に定着するよう十字を切って塗っていってくださいね。

       

      色を見れば2回塗り・3回塗りは分かる

      しかし、これだけ濃い材料で塗っているのですが、時間が経ってくると透けてくるのです!

      特に凸凹した外壁は尖っている先端には塗料が乗らず、どうしても少なめに付きますので透けてしまうのですね。

      凹んでいるところは塗料が溜まりますのでいいのですが、先は時間が経つと透けていくというわけです。

      かなりカメラ寄って、近くで撮影していますので動画で確認を。

      よく見ると透けてきているのが見えますよ。

      そしてこれは2回塗り(上塗り)をするとバッチリ良くなります!

      中塗りと上塗りがピッタリくっ付くので、塗料がきちんと乗るのです。

       

      「本当に2回塗っている?」

       

      お客様からもよく聞かれますが、中塗り・上塗りは見れば分かります!

      中塗り1回しか塗っていないと、絶対に分かる!

      上手い人が塗れば分からないぐらいにはなるかもしれませんが、基本的に見れば分かるのです。

      足場のある状態で塗る時はどうしても上から順番に塗っていくので、ローラーが重なる部分が出ます。

      乾燥時間に差が出てしまい、重なっている部分は2回塗りになってしまうのですが、もうそれだけでも1回なのか2回なのかが、分かりますよ!

      職人じゃないと分からない、というわけでわありません。

      素人でも見ればはっきり分かりますので「塗ってないんじゃない?」という心配はご無用です!

      見方さえ知っておけば、塗ったか塗ってないかも分かります。

      ムラは中塗りの時にしっかり無くしておけば上塗りの仕上がりがよくなりますので、十字を切って塗料を伸ばしていきましょう!

       

      次回は「雨漏り」シリーズでサッシについてお送りします。

      台風シーズンですから、雨漏り心配ですよね!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    3. 塗装の錆止めは下塗りでしっかり!塗料の塗り方と色を解説します~寺西先生の塗装講座・バルコニー丸ごと錆止め偏~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「錆止め」についての動画をご紹介!

      錆止めってした方がいいの?どのタイミングでするの?

      塗料の色や塗り方などを解説していきます!

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      鉄骨塗装を錆びないコツ公開!プロの職人がたっぷり解説!さび止めをしっかり塗りましょう!

       

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      塗料の色はどう決める?~作り方偏~

      今回は「錆止め」についてです。

      お馴染みの塗装班・職長の寺西くんが解説してくれますよ!

      社長ぬきですが、解説たっぷりの濃い内容になっていますので、じっくりご覧ください!

      さて、材料置き場からスタートですが、まずは塗料の作り方から始めましょう。

      今から行うのはもともと赤く塗ってあったバルコニーをに塗り替えです!

      白に塗りますので、錆止めもを使用。

      赤から白に塗り替えるのはなかなか大変な作業だそうですよ。

      濃い色の上から薄い色を塗ると、どうしても透けて下の色が見えてきてしまうのだそうです。

      なので、赤色が出ないように下塗りで白色の錆止めを使用していきます。

      塗る順番は、①下塗り(錆止め)②中塗り③上塗り3回塗りです。

      この下塗りをしっかり塗らなければ、現状の赤を隠すことはできません。

      なので、下塗りはとても大事です。

      それでは塗料を作っていきましょう!

      使用するのは「SKマイルドボーセイ」というもので2液性の材料です。

      缶から出してすぐに使えるのが1液性、主剤と硬化剤を混ぜて作るのが2液性。

      塗り替え道場では塗料は「錆止め」も2液性を使用しています。

      この2液性の良い所はとにかく持ちが良い。

      使う分だけ毎回混ぜて作らないといけないので手間がかかりますが、2液性の方が仕上がりもキレイで持ちが違います!

      SKマイルドボーセイは主剤が12.8kg、硬化剤が3.2kgです。

      1割の量を作っていきます。

      主剤1.28kg+硬化剤0.32kgを注ぎますよ。

      この時、缶の口はにしてくださいね。

      上にすると口が汚れてしまうのを防げます。

      2つを入れたら混ぜる前に、本来はこの時にシンナーを入れていますが今回は濃い目の塗料を作りたいのでシンナー無しでいきますよ。

      現状、赤なのでそれを白に変えるためには濃い材料でしっかり塗らなければ隠せません。

      シンナーを入れてしまうと薄まってしまうので、このような時は入れずに使用してくださいね。

      混ぜ合わせていきま~す。

       

      かくはん中~。

       

      この塗料はシンナーを入れなくてもかなり水っぽくてシャバシャバなので~す。

      入れなくても大丈夫なくらい緩めですね。

      これにシンナーを入れると薄まって透けますので、「吸い込ませたい」などの役割があるのであれば入れて使用するといいですよ!

       

      バルコニーとベランダは何が違う?

      塗り替えする場所がバルコニーなのですが、バルコニーとベランダって何が違うのでしょうか?

      そういえばテラスなんていうのもありますね~。

      この違い、分かりますか?

      実は明確な違いがあるのですよ!

      今回の現場でもあるバルコニーは、人が1~2ぐらいしか入れないちょっと狭い所です。

       

      もしかして狭いとバルコニーっていうの?

      広い所はベランダ? 

       

      いいえ、広さは関係ないのです。

      正解は屋根があるかどうかで決まります。

       

      ・バルコニー:2階以上で屋根のない手摺付きの場所

      ・ベランダ:屋根付きの場所

      ・テラス:建物1階で屋根がなく、突き出している場所

      ・ルーフバルコニー:下階の屋根部分で屋根なしの場所

       

      このようにそれぞれ明確な違いがみられますね!

      ポイントは屋根です。

      バルコニーは屋根がなく、ベランダには屋根がある、ということ。

      テラスは1階のみを指すようですね。

      対してルーフバルコニーは上階の下の階の屋根部分を使用した屋根なしの場所です。

      マンションなどの最上階によく見られます。

      ベランダには屋根があるので洗濯ものを干すことができますよ。

      うちはどっちかな~、と思ったら屋根があるかどうか見てくださいね。

       

      塗装の錆止めは必要?

      それでは、実践しますよ!

      バルコニーに到着です。

      ここで作った塗料をすぐ塗るのではなく、最初にすべきことがあります。

      鉄骨塗装をする時に必ずすべき作業があるのですが、分かりますか~?

      それはケレン作業です。

      ケレンとは塗料を塗りやすくするために錆を取ったり、ゴミを取り除いたりする掃除のこと。

      これをしっかり行わないと塗装をしても上手く塗れません。

      必要な道具は革漉き、ワイヤーブラシ、そしてスポンジにサンドペーパーが付いた便利なものを使用しますよ。

      これで表面を削れるところまで削っていきます!

      擦っていくと錆の色が薄くなってくるので、それぐらいまで削ればOK。

      では錆止めを塗っていきましょう!

      バルコニーの中(内側)に寺西くんが入ります。

      なぜ中から塗るのかというと、外を先に塗ってしまうと中に入れなくなってしまうからです!

      乾くまで触れなくなってしまいますからね。

      小さいミニローラーを使って、手摺の隙間など隈なく塗りますよ。

      最初は手摺の上からです。

      ん~~。シンナーを入れていないのにかなり薄めですね~。

      赤色が透けて見えます…。

      ひたすら塗っていきましょう。

      画的にかなり地味ですねー!

      塗装はやはり地味な作業のようで、足場のような派手なアクションはありません。

      コツコツやる作業ですね。

      地味~な感じなので、もう生着替えとかしてみますか(笑)

      カメラの前で言ったことは本当になりがちなので要注意ですね!

      生着替え、見てみたいですが塗装を続けますよ。

      何度も塗り重ねて透けを無くしていきましょう。

      これは下塗りなので乾いたら上に2回重ねて全部で3回塗りますよ。

      なかなか時間がかかる作業です。

      ここで、ハケの登場!

      ローラーが入らない狭い隙間などはハケで丁寧に塗っていきます。

      このような細かい仕事をきちんとすることで仕上がりが違うのですね!

       

      錆止め(下塗り)の塗り方

      寺西くんはスーッと動かして、手摺をローラーで塗っていますが、何かコツはあるのでしょうか?

      ローラーはとても簡単に見えますよね~。

      塗り方で大事なのは「滑らないようにすること」だそうです。

      滑るというのはローラーが滑らないように、という意味。

       

      動かした時にローラーの回転と距離が一緒になるようにする

       

      分かりづらいのですが、ローラーが滑ると回転より進んでしまいます。

      塗料が塗られず透けてしまうということに。

      これは動画でよく見てみてください。

      確かに、滑ってしまうと全然、塗料が付かずスカスカな感じになっています。

      拭きとっているような状態になるそうです。

      なるほど、これでは動かすたびに拭き取られていつまでたっても塗れませんね!

      ちゃんとローラーを動かした時に回転しているかどうか見て、塗りましょう。

      寺西くんは、すごくキレイに塗っていますね!

      さすが職長!仕事が丁寧です。

      同じように他の部分も塗りましょう。

      下の土台もしっかり塗っていきますが、裏側などは忘れがちなので、よく見て塗り残しがないように。

      ここで、寺西くんが素朴な疑問を口にしました。

       

      自分で塗装をする人は多いですか~?

       

      DIYをする方、結構いそうですよね。

      この動画を見て、「こういうの塗りたい」などありましたらコメントくださ~い。

      塗り方のアドバイスを寺西くんがしてくれますよ。

      ぜひ、お待ちしていまーす。

       

      塗料でどんどん塗られていくのを見るのって気持ちいですね!

      見ていて楽しい動画でした。

      次回のご紹介動画は「塗装剤の耐用年数」について。

      動画シリーズではなく、雨漏りシリーズでお送りします。

      台風シーズンに突入してきましたから、雨漏りなど気になることをお伝えしていきますよ!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~

       

    4. 手抜き工事かも?2回塗りと3回塗りの見分け方!~寺西先生の塗装講座~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から大好評の「寺西先生の塗装講座」です。

      今回は手抜き工事でよくある2回塗り・3回塗りの見分け方を解説!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      手抜き工事!2回塗りと3回塗りの見分け方!一般の方でもわかる!塗替え道場の職長が解説します  

       

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      2回塗り・3回塗りの見分け方

      大人気の塗装班・職長の寺西くんがお送りする「寺西先生の塗装講座」から今回は2回塗り・3回塗りの見分け方です。

      現場は屋上の鉄骨でもともと看板が付いていたものです。

      サビがすごかったそうですよ!

      まっ茶々の鉄骨をに変えて欲しいとのオーナーさんのご要望です。

      寺西くんの本音は、「まっ茶色だから茶色の塗り替えにしてほしい…!

      これ、正直な感想だそうですよ。

      なぜなら、暗い色から白に変えるのは結構大変なのです。

      白だといろいろ透けてしまいますからね。

      下塗りが大事になってきます。

      前回、鉄部塗装の中塗りの色を変える動画をご紹介していますが、白の場合は下地が濃いとダメなのです。

       

      気になる方はこちらの動画もぜひチェック

      ↓↓↓↓↓

      鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

       

      ちょうど今、上塗りをしているところですね。

      画面中央の柱を挟んで左側が中塗り(2回塗り)したところで右側が上塗り(3回塗り)したところ。

       

      ←中塗り段階(2回塗り)→┃柱┃←上塗り段階(3回塗り)→

       

      鉄部なので下地のシーラーとかサーフではなく錆止めを1回目に入れています。

      フェンスやシャッター、トタンなど鉄でできている部分を鉄部といい、汚れやサビなどを落としてからサビ止めを塗って、上塗りで仕上げます。

      ここでカメラマンから質問です。

      ニスを塗るみたいな感じですか~?

      ん~~、ちょっと違います…。

      上塗りは仕上げ材なのでこの色に合わせた色を下塗りで使わないと、どれだけ材料を濃くしても劣化した時に赤色が出てしまいます。

      今回は上塗りが白なので、下塗りも白を使用しているのですよ。

      錆止めはサビに対してはとても強いけれど、紫外線には弱く、コーティングをしないといけません。

      サビには強いけど太陽光が直接当たると劣化が早くなりますので、上塗りでフッ素やシリコン、ウレタンなどの樹脂塗料をコーティングに塗っているというわけです。

      ここの鉄骨は中塗りが終わっているのですが、ツヤが素晴らしいお馴染み塗料「ハイパーユメロック」が下塗りのサビ止めの上に一回塗ってあります。

      なので、ツヤが出ていますね。

      けれど、ツヤが出てない部分もあるのですが、画面で分かりますでしょうか?

      ザラザラの部分はツヤが出ません。

      元々サビていた部分はザラザラしていて、塗料を吸い込みやすいのでツヤが出ないのです。

      動画で確認してみてほしいのですが、反射しているように見えているところが塗装のツヤですよ!

      なんだか水分のように見えますが、雨水などが溜まっているわけではなくツヤなのです。

      ツルツルしているところと、ザラザラの部分がありまだらになっていますね。

      塗料を吸い込むところと吸い込まないところの差が出ているのです。

      では、3回塗りした方を見てみましょう。

      画面の右側です。

      3回目の上塗りをしたところはツヤツヤですよ!

      全部ツヤッ!としています。

      ザラザラの部分もツヤが出ていますね。

      これが2回塗りと3回塗りの違いです!

      ぜひ、動画で確認してみてくださいね。

       

      上塗りの塗り方実演

      では、寺西くんが上塗り実演してくれます。

      まず塗料の状態ですが、シンナーを入れれば入れるほど塗膜が薄くなるので、濃いもので塗りましょう。

      ドロドロのもので厚く塗っていきます。

      ザラザラの部分が分からなくなるぐらい、タップリと濃いものを塗ってください。

      では塗りましょう。

      ぬりぬり…。

      ローラーで塗ったところのザラザラがあっという間に分からなくなりましたよ!

      これも動画で見てくださいね!

      多少はザラザラが残りますが、かなり分からなくなっています!

      すごいです!

      反射してツヤツヤですよ~。

      ここの鉄骨、看板が元々付いていたのですが、看板があると内側が塗れなく大変。

      針金が付いていて曲げることができる隙間専用のハケもあるそうですよ。

      塗るのにも時間がかかって大変で、確認も見えないので鏡を使って見たりするそうです。

      場所によって、塗装テクニックがあるのですね。

      いろいろな道具を駆使して日頃、頑張っています!

      このように上塗りをするとツヤが違うので、2回塗りと3回塗りは見分けがつきます。

      下地処理は化粧のようで、「化粧水などが下塗りならば、上塗りは日焼け止め

      なるほど、言い得て妙ですね!

      女性にも優しい解説ができるなんて、さすが寺西先生!

      と、思ったら、寺西くんの昔の親方が言っていたそうです。

      上手な例えですよね。

      確かに塗るのと塗らないのでは大違いです。

      しっかり、上塗りしないと紫外線も防げませんからね。

       

      寺西先生のお悩み相談

      以前、コメントで質問がありましたので、寺西くんからアドバイスです。

      ちょうど鉄部の塗装をしているので、ぜひともこの動画を見て欲しいですね!

       

      コメントにお悩みを入れてくれたのはHN「溶接絶対上手くなりたいぞ」さんです。

      「工場の鉄部を自分で塗りたいのですが、どうやればいいですか?」

       

      はい、お答えします!

      まずはケレン作業をしっかりして、サビなどをきちんと落としましょう!

      カワスキ」という刃物や「マッジクロン」というタワシで削ったりしてその後、錆止めを下塗りとして入れます。

      カワスキは塗膜はがしの専用道具でサビをかき落とせますよ。

      大きいものから小さいものまでホームセンターでも購入できますので探してみてください。

      マジックロンもホームセンターで購入可能。

      サビ落としにはこれですよ!

      溶接絶対上手くなりたいぞ」さんは乾燥時間を気にしていたそうなのですが、乾燥はメーカーのカタログを調べると乾燥期間が載っているのでそれを参考にしてください。

      例えば23度で何時間、というように決まった乾燥時間があります。

      ネットでも調べることができ、何時間でOKなどが分かりますよ。

      表面が乾いていても上塗りをした時にくっ付いてきてしまうとまだ早いので、しっかり乾燥してから2回、3回と重ねていけばバッチリです!

      キレイな仕上がりにするためには乾燥をきっちりさせて、3回塗りをしてくださいね。

      ツヤが美しいハイパーユメロック、おすすめです!

       お悩み相談までできるなんて寺西くんはさすがですね。

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      わからないこと、知りたいこと、寺西先生がお答えしていきます。

      なんでもお答えしますよ、分かる範囲で!

      よろしくお願いしま~す。

       

      2回塗りと3回塗りは見た目で分かりますので、よく見てみてください。

      特に鉄部は今回のようにサビの部分で差が分かります。

      外壁などもツヤ感が違いますので、素人でもよく見れば見分けられますよ。

      悪質な業者に騙されないようにしましょうね。

      ケレンなどもしっかり行っていなければ、塗った時の表面が美しくありません。

      きちんとケレンが行われていればツヤの出かたにも違いが現れるはずです。

      このキレイな仕上がりを覚えて、見比べてみてくださいね。

       

      次回のご紹介動画は「雨樋の交換」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    5. 中塗りの色を変えるのはなぜ?~寺西くんの塗装講座~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回も塗装班・寺西くんの解説動画です。

      3回塗りをする時に中塗り材の色を変えるのはなぜなのでしょうか?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

       

       

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      3回塗りとは?

      今回の現場は三重県桑名市・二階建てのアパートです。

      出演は社長と塗装班・職長・寺西くんの2人でお送りします。

      ちょうど鉄部塗装をしているということで早速、行ってみましょう!

      社長が寺西くんのところに行くと、ローラーで塗装をしているところでした。

      鉄部塗装の上塗りをしていきます」とのことなので見てみましょう。

      鉄部というのは、手摺・フェンス・シャッター・トタンなどの鉄でできた部分を指します。

      汚れ、サビなどを落とすケレン作業をしっかり行ってから錆止めを塗るのが一般的です。

      寺西くんが材料を持っていたのですが、なんだか中塗りの色と違うように見えますね…?

      オーナーさんの要望で中塗りと上塗りの色を変えています」との事でした!

      中塗り材の色も上塗り材の色も、全部オーナーさんの指定色だそうです。

      塗装をする際は3回塗りといって、①下塗り・②中塗り・③上塗りと行います。

      ①下塗りに錆止めを塗り、上に2回塗るのですが、ちゃんと3回塗っているのか分からないから、見て分かるように②と③の色を変えるのだそうです!

      なるほど、確かにそれなら見た目で分かりますね!

      このような要望は珍しいことではないそうですが、社長はあまりおすすめしないそうです…。

      グッドアイディアな気がしますよね。

      なぜなのでしょうか?

       

      中塗り材の色を変えるのはあまりおすすめしない

      お客様から社長も「中塗り材の色を変えて欲しい」と言われたことがありました。

      しかし、その時はお断りしていたそうです。

      なぜかというと、「透け」がでてしまうから。

      透けというのは、下塗り材の色が中塗り材の下から透けて見えてしまうことです。

      あまりよくない施工なので仕上がりもいまいち。

      だいたいは「本当に3回塗っているの~?」と疑われて、言われることだそうです。

      確かに中塗り、上塗りの2回塗るところを1回だけで3回塗りの請求をされたら、騙されていますよね。

      材料が半分しか使われていないのに、その分の請求をしてくるなんて悪質です。

      この材料を誤魔化すやり方は悪徳業者の定番手口ともいえるやり方。

      これではお客様が疑うのも、無理はないと思います。

      色を変えるというのは仕上がりとしては良くないので、おすすめはしません。

      けれど、実は2回塗っているのか、3回塗っているのかはツヤも違い、仕上がり方も違うので見れば分かるそうですよ。

      とはいえ、お客様はプロではないので、そこまで分かっている方もそんなにいないと思います。

      こういった時はやはり施工写真で確認をしてもらいたいです。

      塗り替え道場では「中塗り完了」といったプレートと共に施工写真を撮って、お客様に確認をしてもらいます。

       

      この場所しか塗ってないんじゃない?

       

      こういう指摘も実はあります。

      騙されたくありませんから疑う気持ちも、もちろん分かります!

      ご安心ください、一箇所だけではなく、何箇所か写真を撮って確認をしてもらっていますよ。

      鉄部も何箇所かあればそれぞれ、樋や外壁など、いろんな面を写真に撮っています。

      あとは…信頼ですよね!

      心を込めて、施工にあたっていますので何でも質問していただければと思います。

      もちろん、今回のような中塗り材の色を変えたい、ということであればご要望にお応えいたしますので、ぜひご相談ください!

       

      鉄部を塗る時のワンポイントアドバイス!

      さて、鉄部ということですが、外壁を塗る時などと違う点はあるのでしょうか?

      ここで寺西くんのワンポイントアドバイス!

      鉄部塗装(リフォーム)のアドバイスをしてもらいましょう。

       

      3回塗りをきちんとすること

       

      下塗りの錆止めをする際、薄くすると透けてしまうのでしっかり塗る。

      透けている状態は塗膜が薄い。せっかく錆止めを塗っても薄いと錆止め効果がないので、透けないようにしっかり塗りましょう。

      白だと透けやすいのですが、塗膜の厚みによるのでしっかり塗ってあれば透けずにできます。

      また、黒っぽい下地白の錆止めを塗ると透ける可能性が高くなるので、そういう時は色を変えるといいですよ。

      赤の錆止めを塗って対処したりします。

      透け防止のために色を変えていくのですね~。

      色が白でも赤でも錆止め効果は何も変わりませんので、透けがでないように色を使い分けましょう。

      例えば赤い錆止めの上に白い上塗り材を塗ると透けて見えるのはもちろんですが、日光による経年劣化で焼けてきた時、赤い色が出てくる可能性があるそうです。

      必ずそうなるとは限りませんが、薄い色の下には濃い色は使わない方が良いようですね。

      塗料の性能は年々良くはなってきていますが、そういったことが見られますので、色はちゃんと選びましょう。

       

      上塗り材の塗り方

      ここで、寺西くんが塗装の実演をしてくれています。

      塗るのは塗装動画で何度か出てきている、お馴染みの「ハイパーユメロック」です。

      この塗料は2液性のシリコンで油性の溶剤なのですが、ツヤがすごく出るおすすめ塗料。

      塗り方をレクチャーしてくれていますよ!

      まず、材料をローラーにたっぷり含ませましょう。

      伸ばせるだけ伸ばして、全体に配っていきます。

      ケチらず塗料をタップリ付けてに塗っていきましょう。

      表面に柄が出ている時はムラがあります。

      また、ゆず肌と呼ばれる状態が出ている時も塗料が多すぎになっているので、均していかないといけません。

      ちなみに、ゆず肌というのはその名の通り柚子の表面のような柄です。

      塗料が厚く凸凹している状態はムラになっていますので均しましょう。

      最初に縦にローラーを動かしていますので、次はに塗料を伸ばしていきます。

      均等に伸びますので、縦の次は横、と覚えておいてくださいね。

      これを「十字に切る」といいます。

      柄が大きいということは、塗料が多く乗っているということです。

      タップリ塗りたいから多くても良いのでは?」と思いがちですが、塗料が多いと重さに負けて下がってきてしまいます。

      ダラダラと垂れてきますので、要注意!

      夏場は気温が高いので、このまま乾くことが多いのですが冬場は気温が低く効果に時間がかかります。

      十字を切ってもまだ柄が大きいのであれば、もう一度に塗ってください。

      ちょっと手間がかかるな、と思ってもこれをきちんと行わないと塗料が垂れますのでしっかり塗りましょう。

      特に今回の現場は中塗り材と上塗り材の色が違いますので、あまり薄くなると透けてしまいます。

      こういった場合はよりしっかり塗らないといけません。

      ハイパーユメロックはツヤがしっかり出るので、反射して寺西くんが薄っすら見えますよ!

      動画でぜひ確認してみてくださいね。

      ギュッギュッとローラーが密着しているいい音も聞こえますよ。

      最後は寺西くんのヘルメットが反射で写っているのが確認できます。

      ツヤがあってキレイな仕上がりになりました!

       

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「2回塗りと3回塗りの見分け方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    6. 1液性と2液性塗料の作り方を実演&解説します!!

      今回の「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から、またまた塗装班・寺西くんの解説動画をご紹介!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      1液性と2液性塗料の作り方の違い!塗装職人が実演&解説!!

       

      前回、1液性と2液性の塗料の違いを解説した動画をご紹介しましたので、今回はその作り方を解説します!

       

      前回の動画はこちらです↓↓↓

      塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

       

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      1液性と2液性の違い

      今回は塗装班職長・寺西くんが実際に塗料を作っている動画をご紹介しますよ!

      前回、1液性2液性の違いをご紹介していますが、覚えていますか~?

       

      1液性…そのまま使える(希釈は必要)

      2液性…2つの液を混合して使用

       

      塗る前の準備だけでも1液性と2液性は違いがあるのですね。

      大きな一斗缶に塗料が入っているのですが、それぞれ開けて準備をしていきますよ。

      なぜ、そんな準備が必要なのか、どのぐらいの量を混ぜていくのかなど細かく寺西くんが教えてくれます!

       

      1液性はすぐ使える!

      現場材料置き場で早速始めますよ!

      広げられたシートの上に一斗缶が置かれています。

      1つは小さい缶と一斗缶のセットでこちらは「ハイポン20デクロン」という塗料です。

      2つを混ぜ合わせて作るので2液性といいます。

      もう1つは「エスケープレミアムシリコン」という塗料で、このまま混ぜなくて使えるので1液性というのですね。

       おや?隣にもう1つ一斗缶がありますね?

      こちらは希釈用のシンナー、「エポキシシンナー」です。

      1液性は混ぜなくても良いのですが、希釈するものは必要となります。

      シンナーを混ぜて少し薄めた状態にすると使いやすくなるそうですよ。

      水性塗料の場合はを入れます。

      では1液性の方から作っていきましょう!

      まずは缶を大きく開きます。

      実はこのままでも、水やシンナーを入れずに1液性はすぐ使えるのですが、固くて塗りにくい!

      なので、ちょっと薄めますがどのぐらい薄めるのでしょうか?

      適当に薄めていいわけではありませんよ。

      入れすぎても少なすぎてもダメです。

      標準化水量というものが決まっています。

      このエスケープレミアムシリコンは0~0.8%となっていますので、1割ないくらいの量で薄めるのですね。

      塗り替え道場では5%で希釈して使用しています。

      エスケープレミアムシリコンは一斗缶に15kg入っているので

       

      15kg×0.05%=750g

       

      750gの水を一斗缶に入れま~す。

      ここで、かくはん(混ぜる)しますよ~!

      電動ミキサーでかき混ぜます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      キレイに混ざりましたので、これで完成です。簡単ですね!

      このまますぐ塗れるそうですよ~。

      1液性は楽ちんですね。

      使いきれなくても密封しておけば、また使用可だそうです。

       

      2液性は使う分だけ

      次は混ぜて使う2液性です。

      一斗缶と別にもう1つの小さい缶があります。

      こちらの缶の中身は硬化剤が入っているので、2つを混ぜ合わせますよ。

      それぞれ、量って混ぜますが、これも適当にやってはいけません。

      決められた量を量り、混ぜ合わせないとダメですよ。

      では量りましょう。

      今回使う塗料、ハイポン20デクロンは錆止めなのですが、ちょっと強い方

      いつも使っているのは弱い方で弱溶剤といいます。

       

      これは普段使わない弱溶じゃい

       

      え?弱溶じゃいなんて?

       

      寺西くん、噛みました!いいところで…!

      本当は強溶剤です。

      はい、気を取り直して!続きです! 

      量を量っていきましょう。

      缶を開けて、注ぎますが、ここで寺西くんからアドバイスです。

      このままそそぐと、缶の口がドロドロになって汚れてしまいます。

      なので、口を上にしてそそぎます。

       

      塗料缶の口は上に!

       

      お忘れなく~。

      2液性は全部混ぜてしまうのではなくて、使う分だけ作ります。

      1割作ってみましょう。

      塗料の缶は17kgなので

       

      17kg×0.1=1.7kg

       

      1.7kg量ります。

      缶の口を上にしてドボドボ…。

      次に硬化剤です。

      塗料を1割量りましたので、こちらの硬化剤も1割量ります。

      3kg入っているので

       

      3kg×0.1=0.3kg

       

      同じように硬化剤の缶も口を上にして、今塗料を入れた入れ物に0.3kgそそぎましょう。

      ドボドボ…。

      そして、シンナーも入れます。

      エポキシシンナーを今そそいだ塗料1.7kg+硬化剤0.3kg=2kgに対しての1割を入れるので、

       

      2kg×0.1=0.2kg

       

      シンナーを1割分入れると固さがちょうどよく使いやすく、薄すぎないです。

      混ぜましょう!

      これは電動ミキサーではなく、量が少ないので手動でかき混ぜていきます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      2液性は作ったら今日中に使いきります。

      固まってしまって使えなくなってしまうので、必ず必要な分だけ作って、足りなくなったらまた作って、と作業中は何度も作って塗っています。

      硬化剤と化学反応を起こして固まるようにできているので、1液性より強く長持ちする塗料です。

       

      希釈で耐久年数が変わる?!

      塗料でよく使われるものが3つあります。

      上から順番に以下のグレードです。

       

      ①フッ素・②シリコン・③ウレタン

       

      それぞれ耐久年数が変わってきます。

      ①フッ素は15~20年ぐらい

      光沢感があり、丈夫で防汚性が高いです。

      一番ツヤがあって、とてもキレイな仕上がりになりますよ。

      ②シリコンは10~15年ぐらい

      最も多く使われている人気の材料で、汚れや色落ちに強いです。

      防カビなどの性能があるものも、あります。

      ③ウレタンは5~10年ぐらい

      こちらが、一番グレードが低いです。

      コストを押さえたいのであればウレタンが一番安いのですが、耐久性が他の材料と比べるとあまりないので、業者に相談するといいですね。

       

      また、塗り回数でも耐久年数は変わってきます。

      ①下塗り・②中塗り・③上塗りの3回塗りをするかどうかでも差が出てくるそうですよ。

      それと大事なのが、希釈用のシンナーの量

      耐久年数は塗料を作る時点で決まってきます。

      規定量を守って、きっちり量ることが大切なのですね。

      薄かったりすると持ちも悪くなるので、適当でやってはいけません!

      希釈用のシンナーで薄めるので、薄めすぎると塗料の寿命を縮めることになるのです。

       

      シンナーで薄めすぎると塗料の寿命も薄めることになる

       

      完璧です!

      皆さんも覚えてくださいね!

      2液性はとても手間がかかって大変ですが、耐久年数も仕上がりも全然、違うので塗り替え道場では2液性を使用して作業をしています。

      寺西くんの実演、お見事でした!

       

      いつもこのようにして、塗料を作っているのですね。

      何度も量って、塗って、無くなったらまた作って塗ってを、繰り返すのはかなりの手間ですよね。

      足場から降りてきて、作ってまた持って上る…。

      2液性は固まってしまうので、作り置きはできません。

      なので、これは欠かせない準備工程なのですね。

      前回の1液と2液の違いの動画でも言っていましたが、寺西くんはフッ素などのツヤが素晴らしい塗料を塗るのはあまり苦ではないそうですよ。

      手間はかかりますが、仕上がりがとにかくキレイなので、塗っていて楽しいとのことです。

      確かに、塗るたびツヤツヤしてくるのを見るのは楽しそうですよね!

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「下塗り・中塗り材の色が違うわけ!」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    7. 塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

      今回の「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画からは、塗装班・寺西くんの「塗料の1液・2液」の違いです!

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      外壁塗装工事、塗料の1液と2液の違いについて塗装職人がお話します!

       

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      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

      耐久性のフッ素!

      今回の現場は愛知県稲沢市の戸建てのお宅で、本社から40分ぐらいかかるところだそうです。

      出演は社長と塗装班職長・寺西くん

      そろそろ工事も終わる現場で、台風も近づいてくる天候だったのでメッシュシートをはがしているところでした。

      仕上がりが見られるグッドタイミングですねー。

      滅多に動画に出ない片づけなども見られますよ。

      職人さんがベトコンを片していました。

      余談ですが、このシートを見たことはありますか?

      ベトコンシートとかベトナムシートとか、いろいろ呼び名があるのですが、なんでこんな名前なのでしょうね?

      もしかしてベトナム製?ベトコンとは?

      このシートの正式名は「布シート」というそうです。

      ホームセンターでも取り扱っているようですよ。

      塗料がこぼれても汚れないように敷く養生シートなのですが、丈夫で濡れても水を弾く素材でできています。

      完全防水、とは言い切れませんが浸透することはあまりないそうです。

      名前の由来はベトナム戦争の時に兵士が着ていた戦闘服の生地、という噂です…。

      あくまで程度の話なのですが、はっきりとしたことは不明なのです。

      地域によって呼び方が違ったりもするので、よく分からないですね~。

       

      閑話休題

       

      では現場に戻りましょう。

      動画で良く見て欲しいのがツヤツヤの壁です!

      フッ素で塗ってあるそうですよ!

      キレイですね~

      こちらは「クリーンマイルドフッソ」という塗料で下塗り入れて3回塗っています。

      凸凹した壁もきちんと塗られていて、ツヤが本当に美しいです。

      陽が当たると更にキレイですね。

      樋もツヤツヤしていますが、ここはフッ素ではなくシリコンだそうです。

      ここ、本当にキレイなので、動画を良く見て欲しい!

      社長の影が入っちゃってますけど…!

      ちょうど足場がないところも映しているので、ツヤ感を見てみてくださいね!

      フッ素は耐熱性、耐摩耗性がありとても丈夫、そしてシリコンも耐久性があり、光沢がよく出ます。

      では、詳しい解説を寺西くんにお願いしましょう。

       

      1液性と2液性の違いはリンスインシャンプー?!

      外壁はフッ素で、樋はシリコンを塗りました。

      シリコンよりもフッ素の方がツヤは出やすいのですが、樋は表面がツルツルした物なので、塗料を「ハイパーユメロック」を使用しています。

      この塗料は2液性のシリコン塗料です。

      クリーンマイルドシリコン」よりも実はツヤが出やすい!

      付帯部(雨樋や雨戸、破風などのこと)関係とツルツルしたものに関しては「ハイパーユメロック」で2回塗りしています。

      何度も出てきていますが1液性と2液性、いったい何が違うのでしょうか。

      その名の通り、1つだけで使える塗料と、2つ混ぜて使う塗料です。

      1つだけの1液の方が簡単ですぐ使えて良さそうに思えますね。

      なぜ、あえて2液性を使用しているのでしょうか?

      まず2液ですが量を量ってシンナーと硬化剤を一緒に入れて混ぜていきます。

      割合が細かく決められているので、きちんと量って混ぜないといけません

      もし、分量が間違っていたら固まらない(硬化不良)という事態にも!

      固まらないと塗膜が作れないので、外壁に塗っても密着しません。

      これでは塗装ができたはいえませんので、量るだけでも一仕事ですね!

      面倒だからたくさん作っておけばいい、ということもできません。

      硬化剤が入っているので、化学反応を起こして固まってしまうので作り過ぎると捨てるしかないのだそうです。

      反応硬化型といい、これは2液性のデメリット

      また今度使おう、ということができないのです。

      一方、1液性の方はシンナーを入れて混ぜたら、すぐに使えます

      入れ物を密封しておけばまた使用できるもので、こちらは空気乾燥型。

      この2つの塗料をとても面白い例えで寺西くんが解説してくれています!

       

      1液性はリンスインシャンプー

      2液性はシャンプーとリンス

       

      リンスインシャンプーってご存じですか?

      シャンプーとリンスが1つになったもので、確かにこれを使うとなんか泡立ちがいまいちだな、髪がきしんでリンスの効き目が感じられないな、と思いますよね。

      手軽でいいけど、効果が薄いと感じます。

      でも、シャンプーとリンスで別々に使うと効果が高くなる

      コストは2つ買わないといけないので上りますが、その分の効果はアップしますよね。

      なるほど、分かりやすいです!

      2液性はとにかく持ちがよく、1液性と全然違います!

      なので、塗り替え道場では全て2液性を使用しているのです。

      屋根のシーラー(下塗り材)も2液性.

      樋や雨戸、破風などの付帯部のシリコン塗料ももちろん2液性。

      なんど、錆止め材も2液性です!

      仕上がりが全然違うので、そこはこだわって施工していますよ。

      その分コストも上がりますけど…ね!

      良いものを使うことを心がけています。

       

      手間がかかるけど持ちがいい2液性

      どれぐらい1液性と2液性は違いがあるのかというと、見た目のツヤももちろんですがなんといっても持ちが違う

      日当たりの具合などでも変わってきますが、1液性のウレタンなどは3年ぐらいでツヤが失われていってしまいます。

      でも2液性は5~10年ぐらいはツヤが出るのです。

      素晴らしい!

      塗り替え道場では保証を10年で出しているのですが、出した保証の10年だけ持つのでは意味がないと考えています。

      なので、15年ぐらいは持たせられるように2液性をあえて使用して施工をしているのです。

      2液性ならば15年ぐらい持つこともあるそうですよ。

      すごいですね。

      本当にツヤが違うので、動画で良く見て欲しいです!

      ツヤツヤできれいですよ~。

      4~5日経つと更にツヤ感アップするそうです。

      樋なども同じようにツヤがあり、外壁と同じ耐久性を持たせています。

      それはやはり2液性ならではですね。

      そして、2液性は塗るのも本当に手間がかかって大変!

      見た目だけの違いではなく、手間がとにかくかかるのです。

      1液性ならば、材料持って足場に上がったらすぐ塗ることができるのですが、2液性はそういうわけにはいかない!

      ある程度量を作って足場に上がって塗って、無くなったらまた下に降りて混ぜ合わせて作って、また上に…。

      この作業をひたすら繰り返さないといけないのですね~!

      これは大変ですね。

      固まってしまうので、作り置きができず使うたびに作らないといけません。

      使っているローラーもダメになってくるそうですよ。

      洗ってはいますが、バサバサになって固まってしまいます。

      4時間ぐらい塗っているので、使えなくなってしまうのです。

      とにかく手間がかかります。

      工事代金の中身は人件費ですね…。

      それだけ大変でも、2液性は良いものなのでお客様に満足していただくために使用しているのです。

      大変ですが、「塗っていて楽しい」そうですよ!

      ツヤが出るので達成感抜群です!

      寺西くん、笑顔が眩しい!

       

       

      動画はここまでですが、寺西くんに聞いてみたいことや「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたらコメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「1液性と2液性の塗料の作り方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

       

       

    8. 塗装女子シリーズ③拭き付けしてみた!偏

      新シリーズの動画順番にご紹介しています!

      塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ」ですが、①ローラー偏と②養生偏を前々回と前回ご紹介済みです。

       激かわ塗装女子ペコちゃんデビュー!!女性が塗装職人にチャレンジ!

      美人塗装職人!人気シリーズ第2段!1級塗装技能士から養生指導!

       

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      女の子が塗装に挑戦!雨戸の吹きつけしてみました!女性塗装職人必見!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      屋内での作業です!

      今回は屋内での撮影です。

      ペコちゃんがいつものピンクの作業服で拭き付け体験しますよ!

      雨が降っているということで現場は会社近くの材料置き場

      社長と塗装職人さんとペコちゃんの3人が出演です。

      小さいコンプレッサーを使用するので、屋内でもOKとのことで体験スタート!

      コンプレッサー(空気圧縮機)は空気を出す機械のことで、それにスプレーガンを付けて拭き付けていきます。

      音が結構出ますが、今回は小さいので動画の妨げにはならないですね。

      養生済み(紙テープ)の雨戸が用意されていて、ペコちゃんはいきなりスプレーガンを渡されます。

      なんだこれ?急に渡されても…?

      そりゃあそうですよね~。

      案ずるより産むがやすし、です!やってみましょう!

      まず、雨戸の端から拭き付けしていきますが、横から斜め、下から斜めに行います。

      これは雨戸の隙間に塗料を入れるためだそうです。

      雨戸って1枚でできているわけでは無く、段があるのでこのような吹き付けをおこないます。

      スプレーガンのノズルは向きが変えられ、今は横に広がるように出てきていますね。

      ちょっと雨戸から遠のくと塗料が付きません。

      なかなか難しいかも…!

      縦に上下しながら吹き付けていきます。

      でも、上手くできているのではないですか?初めてにしては上手ですよ~。

      今度は横に吹き付けていきますので、ノズルの向きを変えましょう。

      レバーを握って横に滑らせますが、おや?社長がちょっとストップかけました。

      出始めがダマになっていますね!

      ノズルに塗料が垂れてきているからみたいです。

      こういう時は拭きとりましょう。

      では再開です。

      ペコちゃんの動かし方は、レバーを握って塗料が出てから動かしています。

      これを同時に行うと上手く拭き付けられるようですよ。

      社長からのアドバイスを聞いてだんだん手つきがよくなるペコちゃん。

      さすがですね。センスあります!

       

      刷毛やローラーとも違う拭き付けとは

      ここで、拭き付けのことをちょっとご紹介。

      刷毛やローラーのように直塗りするものと違って、スプレーガンを使用して塗るのが拭き付けなのですが、加減が難しそうですね。

      エアーコンプレッサーで空気を送り、霧状になった塗料を壁などに拭き付けます。

      短時間で施工ができて、凹凸があっても大丈夫。施工可能なのですよ。

      狭い場所もOKです。

      かなり飛び散りますので、養生はしっかりしないといけません。

      屋外での作業の場合は飛散するので、強風の日などは施工しないこともあるそうです。

      確かに関係ないところまで飛び散って、汚れてしまったら大変ですよね。

      いくら養生をしていても、間に合いません。

      今回は小さいエアーコンプレッサーを使用しているので、そんなにうるさいは感じませんが、大きい機械ですと騒音が心配されます。

      施工時には近隣への配慮が必要な時もあるので、注意が必要です。

      DIYでもできるみたいなので、その辺りをよく考えて作業にあたってくださいね。

      拭き付けは、ただ塗るだけではないのですよ。

      いろいろな仕上げ方があり、外壁を素敵に塗装できます。

       

      ・拭き付けタイル仕上げ

      ・スタッコ仕上げ

      ・リシン仕上げ

       

      よく耳にする、この3つの仕上げをご紹介しますね。

      吹き付けタイル仕上げ」というのはタイル工事ではありませんよ。

      玉吹き塗装と呼ばれることもあります。

      玉状の模様を作る仕上げ方で、塗膜が厚いのでクラック(ひび割れ)が目立ちにくいというメリットがあるのですよ。

      凹凸がキレイにできるかは職人の腕次第です。

      次は「スタッコ仕上げ」です。

      セメント・塗料・骨材を混ぜた仕上げ材を拭き付けるのですが、厚く拭き付けていきます。

      リシン仕上げ」はスタッコによく似ていて、塗膜が薄いのが特徴。

      表面がザラザラしています。

      とても一般的な仕上げなので、ご自宅の外壁などこの仕上げをされているところがありませんか?

      比較的に低コストで施工可能で、早く施工できます。

      マンションのベランダ外壁や外階段などでこの仕上げをよく見ますよ。

      割と見かける工法なので、こういった壁を見たら「これはリシン仕上げかな?スタッコかな?」と気にしてみてくださいね。

      分かってくるととても面白いですよ!

       

      拭き付けの難しさ

      では、ペコちゃんに戻ります!

      口数が少なくなるほど集中して作業していますね。

      どうやらレバーの握り加減が分からないようです。

      レバーをどれぐらいの力で握ると塗料がどれぐらいででるのか、いまいちつかめないようですね。

      確かに拭き付けた所を見ると、ホラーハウスみたい!

      色の薄い箇所と濃い箇所があって、まだら…。

      ホラーです!

      スプレーガンと雨戸の間に距離があり過ぎるのでしょうか?

      遠いと薄くなる?

      ここで、社長から指摘です。

       

      もっと早く動かす。2回に分けて拭き付けているけど、1回で行う!

       

      このアドレスを聞いて、1段を1回で拭き付けていくと…。

      かなりキレイにできました!

      社長のアドバイス、適格です。さすが!

      ペコちゃん、上手にできましたよ!聞いてすぐできるのもすごいですね!

      センス抜群。

      けれど、まだ納得いく仕上りではないようです。

      横に進むスピードを均等にしないと、塗料のノリが違ってしまうそうですよ。

      打ってしまうので、更に集中していきます。

      では、ここで先生に変わりましょう。

      素人とプロの違いを見せてください!

       

      早い!キレイ!

       

      手元が安定していてブレません。滑らかな動きですね!

      ここは動画でよく見て欲しいところ!

      本当に動きが早くて仕上げがキレイなのです!

      濃さも均等で比べると全然違いますね。

      ペコちゃんのところは…とにかく…ホラーです!

      ビビッていたのが丸わかりですよ~。

      上から順に見ていくと分かりますね。

      だんだん慣れてきて、中間部分は結構キレイ?

       

      初めての割には上手にできていると先生からもお褒めの言葉いただきました。

      なんやかんやでペコちゃんは上手にできますよね。

      今までのローラーや養生も、上手に作業していました。

      ペコちゃんは本社のプランナー(施工管理)さんで、社長がお願いして今回のような塗装女子シリーズの企画に出演してもらっています。

      とりあえず10本、約束だそうです。

      いいね」もしていただくと、これからもペコちゃんが登場の動画増えていきますよ。

      いいね増えたら、10本以上も出てくれるはず?!

      この塗装女子シリーズを見て「塗装っておもしろい!」と職人目指す女性が増えるといいですね!

      塗装女子第3弾拭き付け偏はいかがでした?

      ペコちゃんはだんだん、いろいろなことができるようになってきましたね。

      動画を見て、「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は…大人気の塗装班職長・寺西くんの登場です!

      塗料についての解説動画ですよ。

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    9. 塗料の耐久年数とは?

      愛知 岐阜 三重 塗り替え専門店
      塗り替え道場 本社営業部の桝内です!!

      最近は雨が本当に多いですね、、、

      なかなか工事の進行状況が思わしくありません、、、

      今回のブログのテーマは樹脂の違いについてです。

      まずそもそも樹脂ってなに?って所かとおもいますが、樹脂とは

      簡単に言うと塗料の塗膜になる主成分であり、耐久性の決め手となる部分です。

      よく塗装でシリコンやフッソ等耳にする機会が多いかと思いますが、それらが

      樹脂と言われるものとなります。

      樹脂の違いによる耐久年数の違いについて~

      ※各メーカーによって耐久年数は様々です。

       

      アクリル樹脂:5~7年

      現在、塗替え工事の際に使われることはほとんどありません。

      しかし、最近ではピュアアクリルと言われるものもでてきています。

      ピュアアクリル樹脂の物に関しては15年以上耐久があると言われております。

      ※新築時の塗料として採用されるケースが多いです。

       

      ウレタン樹脂:8~10年

      現在アクリル塗料同様にほとんど外壁の塗装に使われることはありません。

      しかし、伸縮性に優れているといった面から付帯部などの塗料として

      塗替え工事で使用される機会が多い塗料です。

      ※シリコン塗料と値段の差があまりない点も使用されにくい背景です。

       

      シリコン樹脂:10~15年

      現在、主流と言われている樹脂となります。

      需要が高まり値段がお手頃な金額となったこともあり、今日多くの塗り替えの

      現場で採用されていると言われています。

       

      フッ素樹脂:15~20年

      高級塗料と言われる位置づけの塗料となります。まだまだ採用される機会は

      シリコンに比べてしまうと一般住宅では珍しいですが、以前よりもフッソで塗替えをされる方が

      増えたイメージがある塗料です。

      現在、大型物件等簡単には塗替えが出来ないような物件に使用されることが多いのが現状です。

      ※耐久年数には信頼がある塗料と言えます。

      是非塗料を選ぶ際の参考にして頂けると嬉しいです。

      その他にも塗料の大きな違いとして、①油性か水性かの違い

      ②1液タイプか2液タイプなのかの違いがあります。

      ①、②の内容につきましては、今後のブログに記入をしていきたいと

      思っています。

       

       

      話は変わりますが、弊社では塗替えに関する相談会を行っております。近日の日程ですと、

      7月9日(月)に 中川郵便局にて相談会を行ないます。

      時間は9:00~15:00

      までの6時間となります。お気軽に相談をしていただけると幸いです。

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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