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    1. 中塗りの色を変えるのはなぜ?~寺西くんの塗装講座~

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回も塗装班・寺西くんの解説動画です。

      3回塗りをする時に中塗り材の色を変えるのはなぜなのでしょうか?

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      鉄部塗装!!下塗り材と中塗り材の色が違うそのワケとは?

       

       

      ★塗替え道場TV★はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      3回塗りとは?

      今回の現場は三重県桑名市・二階建てのアパートです。

      出演は社長と塗装班・職長・寺西くんの2人でお送りします。

      ちょうど鉄部塗装をしているということで早速、行ってみましょう!

      社長が寺西くんのところに行くと、ローラーで塗装をしているところでした。

      鉄部塗装の上塗りをしていきます」とのことなので見てみましょう。

      鉄部というのは、手摺・フェンス・シャッター・トタンなどの鉄でできた部分を指します。

      汚れ、サビなどを落とすケレン作業をしっかり行ってから錆止めを塗るのが一般的です。

      寺西くんが材料を持っていたのですが、なんだか中塗りの色と違うように見えますね…?

      オーナーさんの要望で中塗りと上塗りの色を変えています」との事でした!

      中塗り材の色も上塗り材の色も、全部オーナーさんの指定色だそうです。

      塗装をする際は3回塗りといって、①下塗り・②中塗り・③上塗りと行います。

      ①下塗りに錆止めを塗り、上に2回塗るのですが、ちゃんと3回塗っているのか分からないから、見て分かるように②と③の色を変えるのだそうです!

      なるほど、確かにそれなら見た目で分かりますね!

      このような要望は珍しいことではないそうですが、社長はあまりおすすめしないそうです…。

      グッドアイディアな気がしますよね。

      なぜなのでしょうか?

       

      中塗り材の色を変えるのはあまりおすすめしない

      お客様から社長も「中塗り材の色を変えて欲しい」と言われたことがありました。

      しかし、その時はお断りしていたそうです。

      なぜかというと、「透け」がでてしまうから。

      透けというのは、下塗り材の色が中塗り材の下から透けて見えてしまうことです。

      あまりよくない施工なので仕上がりもいまいち。

      だいたいは「本当に3回塗っているの~?」と疑われて、言われることだそうです。

      確かに中塗り、上塗りの2回塗るところを1回だけで3回塗りの請求をされたら、騙されていますよね。

      材料が半分しか使われていないのに、その分の請求をしてくるなんて悪質です。

      この材料を誤魔化すやり方は悪徳業者の定番手口ともいえるやり方。

      これではお客様が疑うのも、無理はないと思います。

      色を変えるというのは仕上がりとしては良くないので、おすすめはしません。

      けれど、実は2回塗っているのか、3回塗っているのかはツヤも違い、仕上がり方も違うので見れば分かるそうですよ。

      とはいえ、お客様はプロではないので、そこまで分かっている方もそんなにいないと思います。

      こういった時はやはり施工写真で確認をしてもらいたいです。

      塗り替え道場では「中塗り完了」といったプレートと共に施工写真を撮って、お客様に確認をしてもらいます。

       

      この場所しか塗ってないんじゃない?

       

      こういう指摘も実はあります。

      騙されたくありませんから疑う気持ちも、もちろん分かります!

      ご安心ください、一箇所だけではなく、何箇所か写真を撮って確認をしてもらっていますよ。

      鉄部も何箇所かあればそれぞれ、樋や外壁など、いろんな面を写真に撮っています。

      あとは…信頼ですよね!

      心を込めて、施工にあたっていますので何でも質問していただければと思います。

      もちろん、今回のような中塗り材の色を変えたい、ということであればご要望にお応えいたしますので、ぜひご相談ください!

       

      鉄部を塗る時のワンポイントアドバイス!

      さて、鉄部ということですが、外壁を塗る時などと違う点はあるのでしょうか?

      ここで寺西くんのワンポイントアドバイス!

      鉄部塗装(リフォーム)のアドバイスをしてもらいましょう。

       

      3回塗りをきちんとすること

       

      下塗りの錆止めをする際、薄くすると透けてしまうのでしっかり塗る。

      透けている状態は塗膜が薄い。せっかく錆止めを塗っても薄いと錆止め効果がないので、透けないようにしっかり塗りましょう。

      白だと透けやすいのですが、塗膜の厚みによるのでしっかり塗ってあれば透けずにできます。

      また、黒っぽい下地白の錆止めを塗ると透ける可能性が高くなるので、そういう時は色を変えるといいですよ。

      赤の錆止めを塗って対処したりします。

      透け防止のために色を変えていくのですね~。

      色が白でも赤でも錆止め効果は何も変わりませんので、透けがでないように色を使い分けましょう。

      例えば赤い錆止めの上に白い上塗り材を塗ると透けて見えるのはもちろんですが、日光による経年劣化で焼けてきた時、赤い色が出てくる可能性があるそうです。

      必ずそうなるとは限りませんが、薄い色の下には濃い色は使わない方が良いようですね。

      塗料の性能は年々良くはなってきていますが、そういったことが見られますので、色はちゃんと選びましょう。

       

      上塗り材の塗り方

      ここで、寺西くんが塗装の実演をしてくれています。

      塗るのは塗装動画で何度か出てきている、お馴染みの「ハイパーユメロック」です。

      この塗料は2液性のシリコンで油性の溶剤なのですが、ツヤがすごく出るおすすめ塗料。

      塗り方をレクチャーしてくれていますよ!

      まず、材料をローラーにたっぷり含ませましょう。

      伸ばせるだけ伸ばして、全体に配っていきます。

      ケチらず塗料をタップリ付けてに塗っていきましょう。

      表面に柄が出ている時はムラがあります。

      また、ゆず肌と呼ばれる状態が出ている時も塗料が多すぎになっているので、均していかないといけません。

      ちなみに、ゆず肌というのはその名の通り柚子の表面のような柄です。

      塗料が厚く凸凹している状態はムラになっていますので均しましょう。

      最初に縦にローラーを動かしていますので、次はに塗料を伸ばしていきます。

      均等に伸びますので、縦の次は横、と覚えておいてくださいね。

      これを「十字に切る」といいます。

      柄が大きいということは、塗料が多く乗っているということです。

      タップリ塗りたいから多くても良いのでは?」と思いがちですが、塗料が多いと重さに負けて下がってきてしまいます。

      ダラダラと垂れてきますので、要注意!

      夏場は気温が高いので、このまま乾くことが多いのですが冬場は気温が低く効果に時間がかかります。

      十字を切ってもまだ柄が大きいのであれば、もう一度に塗ってください。

      ちょっと手間がかかるな、と思ってもこれをきちんと行わないと塗料が垂れますのでしっかり塗りましょう。

      特に今回の現場は中塗り材と上塗り材の色が違いますので、あまり薄くなると透けてしまいます。

      こういった場合はよりしっかり塗らないといけません。

      ハイパーユメロックはツヤがしっかり出るので、反射して寺西くんが薄っすら見えますよ!

      動画でぜひ確認してみてくださいね。

      ギュッギュッとローラーが密着しているいい音も聞こえますよ。

      最後は寺西くんのヘルメットが反射で写っているのが確認できます。

      ツヤがあってキレイな仕上がりになりました!

       

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「2回塗りと3回塗りの見分け方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    2. 1液性と2液性塗料の作り方を実演&解説します!!

      今回の「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から、またまた塗装班・寺西くんの解説動画をご紹介!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      1液性と2液性塗料の作り方の違い!塗装職人が実演&解説!!

       

      前回、1液性と2液性の塗料の違いを解説した動画をご紹介しましたので、今回はその作り方を解説します!

       

      前回の動画はこちらです↓↓↓

      塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

       

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      1液性と2液性の違い

      今回は塗装班職長・寺西くんが実際に塗料を作っている動画をご紹介しますよ!

      前回、1液性2液性の違いをご紹介していますが、覚えていますか~?

       

      1液性…そのまま使える(希釈は必要)

      2液性…2つの液を混合して使用

       

      塗る前の準備だけでも1液性と2液性は違いがあるのですね。

      大きな一斗缶に塗料が入っているのですが、それぞれ開けて準備をしていきますよ。

      なぜ、そんな準備が必要なのか、どのぐらいの量を混ぜていくのかなど細かく寺西くんが教えてくれます!

       

      1液性はすぐ使える!

      現場材料置き場で早速始めますよ!

      広げられたシートの上に一斗缶が置かれています。

      1つは小さい缶と一斗缶のセットでこちらは「ハイポン20デクロン」という塗料です。

      2つを混ぜ合わせて作るので2液性といいます。

      もう1つは「エスケープレミアムシリコン」という塗料で、このまま混ぜなくて使えるので1液性というのですね。

       おや?隣にもう1つ一斗缶がありますね?

      こちらは希釈用のシンナー、「エポキシシンナー」です。

      1液性は混ぜなくても良いのですが、希釈するものは必要となります。

      シンナーを混ぜて少し薄めた状態にすると使いやすくなるそうですよ。

      水性塗料の場合はを入れます。

      では1液性の方から作っていきましょう!

      まずは缶を大きく開きます。

      実はこのままでも、水やシンナーを入れずに1液性はすぐ使えるのですが、固くて塗りにくい!

      なので、ちょっと薄めますがどのぐらい薄めるのでしょうか?

      適当に薄めていいわけではありませんよ。

      入れすぎても少なすぎてもダメです。

      標準化水量というものが決まっています。

      このエスケープレミアムシリコンは0~0.8%となっていますので、1割ないくらいの量で薄めるのですね。

      塗り替え道場では5%で希釈して使用しています。

      エスケープレミアムシリコンは一斗缶に15kg入っているので

       

      15kg×0.05%=750g

       

      750gの水を一斗缶に入れま~す。

      ここで、かくはん(混ぜる)しますよ~!

      電動ミキサーでかき混ぜます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      キレイに混ざりましたので、これで完成です。簡単ですね!

      このまますぐ塗れるそうですよ~。

      1液性は楽ちんですね。

      使いきれなくても密封しておけば、また使用可だそうです。

       

      2液性は使う分だけ

      次は混ぜて使う2液性です。

      一斗缶と別にもう1つの小さい缶があります。

      こちらの缶の中身は硬化剤が入っているので、2つを混ぜ合わせますよ。

      それぞれ、量って混ぜますが、これも適当にやってはいけません。

      決められた量を量り、混ぜ合わせないとダメですよ。

      では量りましょう。

      今回使う塗料、ハイポン20デクロンは錆止めなのですが、ちょっと強い方

      いつも使っているのは弱い方で弱溶剤といいます。

       

      これは普段使わない弱溶じゃい

       

      え?弱溶じゃいなんて?

       

      寺西くん、噛みました!いいところで…!

      本当は強溶剤です。

      はい、気を取り直して!続きです! 

      量を量っていきましょう。

      缶を開けて、注ぎますが、ここで寺西くんからアドバイスです。

      このままそそぐと、缶の口がドロドロになって汚れてしまいます。

      なので、口を上にしてそそぎます。

       

      塗料缶の口は上に!

       

      お忘れなく~。

      2液性は全部混ぜてしまうのではなくて、使う分だけ作ります。

      1割作ってみましょう。

      塗料の缶は17kgなので

       

      17kg×0.1=1.7kg

       

      1.7kg量ります。

      缶の口を上にしてドボドボ…。

      次に硬化剤です。

      塗料を1割量りましたので、こちらの硬化剤も1割量ります。

      3kg入っているので

       

      3kg×0.1=0.3kg

       

      同じように硬化剤の缶も口を上にして、今塗料を入れた入れ物に0.3kgそそぎましょう。

      ドボドボ…。

      そして、シンナーも入れます。

      エポキシシンナーを今そそいだ塗料1.7kg+硬化剤0.3kg=2kgに対しての1割を入れるので、

       

      2kg×0.1=0.2kg

       

      シンナーを1割分入れると固さがちょうどよく使いやすく、薄すぎないです。

      混ぜましょう!

      これは電動ミキサーではなく、量が少ないので手動でかき混ぜていきます。

       

      かくはん中~かくはん中~かくはん中~!

       

      2液性は作ったら今日中に使いきります。

      固まってしまって使えなくなってしまうので、必ず必要な分だけ作って、足りなくなったらまた作って、と作業中は何度も作って塗っています。

      硬化剤と化学反応を起こして固まるようにできているので、1液性より強く長持ちする塗料です。

       

      希釈で耐久年数が変わる?!

      塗料でよく使われるものが3つあります。

      上から順番に以下のグレードです。

       

      ①フッ素・②シリコン・③ウレタン

       

      それぞれ耐久年数が変わってきます。

      ①フッ素は15~20年ぐらい

      光沢感があり、丈夫で防汚性が高いです。

      一番ツヤがあって、とてもキレイな仕上がりになりますよ。

      ②シリコンは10~15年ぐらい

      最も多く使われている人気の材料で、汚れや色落ちに強いです。

      防カビなどの性能があるものも、あります。

      ③ウレタンは5~10年ぐらい

      こちらが、一番グレードが低いです。

      コストを押さえたいのであればウレタンが一番安いのですが、耐久性が他の材料と比べるとあまりないので、業者に相談するといいですね。

       

      また、塗り回数でも耐久年数は変わってきます。

      ①下塗り・②中塗り・③上塗りの3回塗りをするかどうかでも差が出てくるそうですよ。

      それと大事なのが、希釈用のシンナーの量

      耐久年数は塗料を作る時点で決まってきます。

      規定量を守って、きっちり量ることが大切なのですね。

      薄かったりすると持ちも悪くなるので、適当でやってはいけません!

      希釈用のシンナーで薄めるので、薄めすぎると塗料の寿命を縮めることになるのです。

       

      シンナーで薄めすぎると塗料の寿命も薄めることになる

       

      完璧です!

      皆さんも覚えてくださいね!

      2液性はとても手間がかかって大変ですが、耐久年数も仕上がりも全然、違うので塗り替え道場では2液性を使用して作業をしています。

      寺西くんの実演、お見事でした!

       

      いつもこのようにして、塗料を作っているのですね。

      何度も量って、塗って、無くなったらまた作って塗ってを、繰り返すのはかなりの手間ですよね。

      足場から降りてきて、作ってまた持って上る…。

      2液性は固まってしまうので、作り置きはできません。

      なので、これは欠かせない準備工程なのですね。

      前回の1液と2液の違いの動画でも言っていましたが、寺西くんはフッ素などのツヤが素晴らしい塗料を塗るのはあまり苦ではないそうですよ。

      手間はかかりますが、仕上がりがとにかくキレイなので、塗っていて楽しいとのことです。

      確かに、塗るたびツヤツヤしてくるのを見るのは楽しそうですよね!

       

      今回のような寺西くんに解説して欲しい!聞いてみたい!ことなどありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      よろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「下塗り・中塗り材の色が違うわけ!」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    3. 塗料の1液性と2液性の違いを解説!~寺西くんの塗装講座~

      今回の「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画からは、塗装班・寺西くんの「塗料の1液・2液」の違いです!

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      外壁塗装工事、塗料の1液と2液の違いについて塗装職人がお話します!

       

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      耐久性のフッ素!

      今回の現場は愛知県稲沢市の戸建てのお宅で、本社から40分ぐらいかかるところだそうです。

      出演は社長と塗装班職長・寺西くん

      そろそろ工事も終わる現場で、台風も近づいてくる天候だったのでメッシュシートをはがしているところでした。

      仕上がりが見られるグッドタイミングですねー。

      滅多に動画に出ない片づけなども見られますよ。

      職人さんがベトコンを片していました。

      余談ですが、このシートを見たことはありますか?

      ベトコンシートとかベトナムシートとか、いろいろ呼び名があるのですが、なんでこんな名前なのでしょうね?

      もしかしてベトナム製?ベトコンとは?

      このシートの正式名は「布シート」というそうです。

      ホームセンターでも取り扱っているようですよ。

      塗料がこぼれても汚れないように敷く養生シートなのですが、丈夫で濡れても水を弾く素材でできています。

      完全防水、とは言い切れませんが浸透することはあまりないそうです。

      名前の由来はベトナム戦争の時に兵士が着ていた戦闘服の生地、という噂です…。

      あくまで程度の話なのですが、はっきりとしたことは不明なのです。

      地域によって呼び方が違ったりもするので、よく分からないですね~。

       

      閑話休題

       

      では現場に戻りましょう。

      動画で良く見て欲しいのがツヤツヤの壁です!

      フッ素で塗ってあるそうですよ!

      キレイですね~

      こちらは「クリーンマイルドフッソ」という塗料で下塗り入れて3回塗っています。

      凸凹した壁もきちんと塗られていて、ツヤが本当に美しいです。

      陽が当たると更にキレイですね。

      樋もツヤツヤしていますが、ここはフッ素ではなくシリコンだそうです。

      ここ、本当にキレイなので、動画を良く見て欲しい!

      社長の影が入っちゃってますけど…!

      ちょうど足場がないところも映しているので、ツヤ感を見てみてくださいね!

      フッ素は耐熱性、耐摩耗性がありとても丈夫、そしてシリコンも耐久性があり、光沢がよく出ます。

      では、詳しい解説を寺西くんにお願いしましょう。

       

      1液性と2液性の違いはリンスインシャンプー?!

      外壁はフッ素で、樋はシリコンを塗りました。

      シリコンよりもフッ素の方がツヤは出やすいのですが、樋は表面がツルツルした物なので、塗料を「ハイパーユメロック」を使用しています。

      この塗料は2液性のシリコン塗料です。

      クリーンマイルドシリコン」よりも実はツヤが出やすい!

      付帯部(雨樋や雨戸、破風などのこと)関係とツルツルしたものに関しては「ハイパーユメロック」で2回塗りしています。

      何度も出てきていますが1液性と2液性、いったい何が違うのでしょうか。

      その名の通り、1つだけで使える塗料と、2つ混ぜて使う塗料です。

      1つだけの1液の方が簡単ですぐ使えて良さそうに思えますね。

      なぜ、あえて2液性を使用しているのでしょうか?

      まず2液ですが量を量ってシンナーと硬化剤を一緒に入れて混ぜていきます。

      割合が細かく決められているので、きちんと量って混ぜないといけません

      もし、分量が間違っていたら固まらない(硬化不良)という事態にも!

      固まらないと塗膜が作れないので、外壁に塗っても密着しません。

      これでは塗装ができたはいえませんので、量るだけでも一仕事ですね!

      面倒だからたくさん作っておけばいい、ということもできません。

      硬化剤が入っているので、化学反応を起こして固まってしまうので作り過ぎると捨てるしかないのだそうです。

      反応硬化型といい、これは2液性のデメリット

      また今度使おう、ということができないのです。

      一方、1液性の方はシンナーを入れて混ぜたら、すぐに使えます

      入れ物を密封しておけばまた使用できるもので、こちらは空気乾燥型。

      この2つの塗料をとても面白い例えで寺西くんが解説してくれています!

       

      1液性はリンスインシャンプー

      2液性はシャンプーとリンス

       

      リンスインシャンプーってご存じですか?

      シャンプーとリンスが1つになったもので、確かにこれを使うとなんか泡立ちがいまいちだな、髪がきしんでリンスの効き目が感じられないな、と思いますよね。

      手軽でいいけど、効果が薄いと感じます。

      でも、シャンプーとリンスで別々に使うと効果が高くなる

      コストは2つ買わないといけないので上りますが、その分の効果はアップしますよね。

      なるほど、分かりやすいです!

      2液性はとにかく持ちがよく、1液性と全然違います!

      なので、塗り替え道場では全て2液性を使用しているのです。

      屋根のシーラー(下塗り材)も2液性.

      樋や雨戸、破風などの付帯部のシリコン塗料ももちろん2液性。

      なんど、錆止め材も2液性です!

      仕上がりが全然違うので、そこはこだわって施工していますよ。

      その分コストも上がりますけど…ね!

      良いものを使うことを心がけています。

       

      手間がかかるけど持ちがいい2液性

      どれぐらい1液性と2液性は違いがあるのかというと、見た目のツヤももちろんですがなんといっても持ちが違う

      日当たりの具合などでも変わってきますが、1液性のウレタンなどは3年ぐらいでツヤが失われていってしまいます。

      でも2液性は5~10年ぐらいはツヤが出るのです。

      素晴らしい!

      塗り替え道場では保証を10年で出しているのですが、出した保証の10年だけ持つのでは意味がないと考えています。

      なので、15年ぐらいは持たせられるように2液性をあえて使用して施工をしているのです。

      2液性ならば15年ぐらい持つこともあるそうですよ。

      すごいですね。

      本当にツヤが違うので、動画で良く見て欲しいです!

      ツヤツヤできれいですよ~。

      4~5日経つと更にツヤ感アップするそうです。

      樋なども同じようにツヤがあり、外壁と同じ耐久性を持たせています。

      それはやはり2液性ならではですね。

      そして、2液性は塗るのも本当に手間がかかって大変!

      見た目だけの違いではなく、手間がとにかくかかるのです。

      1液性ならば、材料持って足場に上がったらすぐ塗ることができるのですが、2液性はそういうわけにはいかない!

      ある程度量を作って足場に上がって塗って、無くなったらまた下に降りて混ぜ合わせて作って、また上に…。

      この作業をひたすら繰り返さないといけないのですね~!

      これは大変ですね。

      固まってしまうので、作り置きができず使うたびに作らないといけません。

      使っているローラーもダメになってくるそうですよ。

      洗ってはいますが、バサバサになって固まってしまいます。

      4時間ぐらい塗っているので、使えなくなってしまうのです。

      とにかく手間がかかります。

      工事代金の中身は人件費ですね…。

      それだけ大変でも、2液性は良いものなのでお客様に満足していただくために使用しているのです。

      大変ですが、「塗っていて楽しい」そうですよ!

      ツヤが出るので達成感抜群です!

      寺西くん、笑顔が眩しい!

       

       

      動画はここまでですが、寺西くんに聞いてみたいことや「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたらコメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は「1液性と2液性の塗料の作り方」についてです!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

       

       

    4. 塗装女子シリーズ③拭き付けしてみた!偏

      新シリーズの動画順番にご紹介しています!

      塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ」ですが、①ローラー偏と②養生偏を前々回と前回ご紹介済みです。

       激かわ塗装女子ペコちゃんデビュー!!女性が塗装職人にチャレンジ!

      美人塗装職人!人気シリーズ第2段!1級塗装技能士から養生指導!

       

      今回の動画はこちら!

      ↓↓↓

      女の子が塗装に挑戦!雨戸の吹きつけしてみました!女性塗装職人必見!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

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      屋内での作業です!

      今回は屋内での撮影です。

      ペコちゃんがいつものピンクの作業服で拭き付け体験しますよ!

      雨が降っているということで現場は会社近くの材料置き場

      社長と塗装職人さんとペコちゃんの3人が出演です。

      小さいコンプレッサーを使用するので、屋内でもOKとのことで体験スタート!

      コンプレッサー(空気圧縮機)は空気を出す機械のことで、それにスプレーガンを付けて拭き付けていきます。

      音が結構出ますが、今回は小さいので動画の妨げにはならないですね。

      養生済み(紙テープ)の雨戸が用意されていて、ペコちゃんはいきなりスプレーガンを渡されます。

      なんだこれ?急に渡されても…?

      そりゃあそうですよね~。

      案ずるより産むがやすし、です!やってみましょう!

      まず、雨戸の端から拭き付けしていきますが、横から斜め、下から斜めに行います。

      これは雨戸の隙間に塗料を入れるためだそうです。

      雨戸って1枚でできているわけでは無く、段があるのでこのような吹き付けをおこないます。

      スプレーガンのノズルは向きが変えられ、今は横に広がるように出てきていますね。

      ちょっと雨戸から遠のくと塗料が付きません。

      なかなか難しいかも…!

      縦に上下しながら吹き付けていきます。

      でも、上手くできているのではないですか?初めてにしては上手ですよ~。

      今度は横に吹き付けていきますので、ノズルの向きを変えましょう。

      レバーを握って横に滑らせますが、おや?社長がちょっとストップかけました。

      出始めがダマになっていますね!

      ノズルに塗料が垂れてきているからみたいです。

      こういう時は拭きとりましょう。

      では再開です。

      ペコちゃんの動かし方は、レバーを握って塗料が出てから動かしています。

      これを同時に行うと上手く拭き付けられるようですよ。

      社長からのアドバイスを聞いてだんだん手つきがよくなるペコちゃん。

      さすがですね。センスあります!

       

      刷毛やローラーとも違う拭き付けとは

      ここで、拭き付けのことをちょっとご紹介。

      刷毛やローラーのように直塗りするものと違って、スプレーガンを使用して塗るのが拭き付けなのですが、加減が難しそうですね。

      エアーコンプレッサーで空気を送り、霧状になった塗料を壁などに拭き付けます。

      短時間で施工ができて、凹凸があっても大丈夫。施工可能なのですよ。

      狭い場所もOKです。

      かなり飛び散りますので、養生はしっかりしないといけません。

      屋外での作業の場合は飛散するので、強風の日などは施工しないこともあるそうです。

      確かに関係ないところまで飛び散って、汚れてしまったら大変ですよね。

      いくら養生をしていても、間に合いません。

      今回は小さいエアーコンプレッサーを使用しているので、そんなにうるさいは感じませんが、大きい機械ですと騒音が心配されます。

      施工時には近隣への配慮が必要な時もあるので、注意が必要です。

      DIYでもできるみたいなので、その辺りをよく考えて作業にあたってくださいね。

      拭き付けは、ただ塗るだけではないのですよ。

      いろいろな仕上げ方があり、外壁を素敵に塗装できます。

       

      ・拭き付けタイル仕上げ

      ・スタッコ仕上げ

      ・リシン仕上げ

       

      よく耳にする、この3つの仕上げをご紹介しますね。

      吹き付けタイル仕上げ」というのはタイル工事ではありませんよ。

      玉吹き塗装と呼ばれることもあります。

      玉状の模様を作る仕上げ方で、塗膜が厚いのでクラック(ひび割れ)が目立ちにくいというメリットがあるのですよ。

      凹凸がキレイにできるかは職人の腕次第です。

      次は「スタッコ仕上げ」です。

      セメント・塗料・骨材を混ぜた仕上げ材を拭き付けるのですが、厚く拭き付けていきます。

      リシン仕上げ」はスタッコによく似ていて、塗膜が薄いのが特徴。

      表面がザラザラしています。

      とても一般的な仕上げなので、ご自宅の外壁などこの仕上げをされているところがありませんか?

      比較的に低コストで施工可能で、早く施工できます。

      マンションのベランダ外壁や外階段などでこの仕上げをよく見ますよ。

      割と見かける工法なので、こういった壁を見たら「これはリシン仕上げかな?スタッコかな?」と気にしてみてくださいね。

      分かってくるととても面白いですよ!

       

      拭き付けの難しさ

      では、ペコちゃんに戻ります!

      口数が少なくなるほど集中して作業していますね。

      どうやらレバーの握り加減が分からないようです。

      レバーをどれぐらいの力で握ると塗料がどれぐらいででるのか、いまいちつかめないようですね。

      確かに拭き付けた所を見ると、ホラーハウスみたい!

      色の薄い箇所と濃い箇所があって、まだら…。

      ホラーです!

      スプレーガンと雨戸の間に距離があり過ぎるのでしょうか?

      遠いと薄くなる?

      ここで、社長から指摘です。

       

      もっと早く動かす。2回に分けて拭き付けているけど、1回で行う!

       

      このアドレスを聞いて、1段を1回で拭き付けていくと…。

      かなりキレイにできました!

      社長のアドバイス、適格です。さすが!

      ペコちゃん、上手にできましたよ!聞いてすぐできるのもすごいですね!

      センス抜群。

      けれど、まだ納得いく仕上りではないようです。

      横に進むスピードを均等にしないと、塗料のノリが違ってしまうそうですよ。

      打ってしまうので、更に集中していきます。

      では、ここで先生に変わりましょう。

      素人とプロの違いを見せてください!

       

      早い!キレイ!

       

      手元が安定していてブレません。滑らかな動きですね!

      ここは動画でよく見て欲しいところ!

      本当に動きが早くて仕上げがキレイなのです!

      濃さも均等で比べると全然違いますね。

      ペコちゃんのところは…とにかく…ホラーです!

      ビビッていたのが丸わかりですよ~。

      上から順に見ていくと分かりますね。

      だんだん慣れてきて、中間部分は結構キレイ?

       

      初めての割には上手にできていると先生からもお褒めの言葉いただきました。

      なんやかんやでペコちゃんは上手にできますよね。

      今までのローラーや養生も、上手に作業していました。

      ペコちゃんは本社のプランナー(施工管理)さんで、社長がお願いして今回のような塗装女子シリーズの企画に出演してもらっています。

      とりあえず10本、約束だそうです。

      いいね」もしていただくと、これからもペコちゃんが登場の動画増えていきますよ。

      いいね増えたら、10本以上も出てくれるはず?!

      この塗装女子シリーズを見て「塗装っておもしろい!」と職人目指す女性が増えるといいですね!

      塗装女子第3弾拭き付け偏はいかがでした?

      ペコちゃんはだんだん、いろいろなことができるようになってきましたね。

      動画を見て、「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたら是非コメントを入れてくださ~い!

      ぜひよろしくお願いします。

       

      次回のご紹介動画は…大人気の塗装班職長・寺西くんの登場です!

      塗料についての解説動画ですよ。

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    5. 外壁塗装の不安は事前に解消!

      こんにちは!

      とうとう本格的に梅雨入りしてしまいましたね。

      外壁塗装の現場でも、降り続く雨によって作業がなかなか進まない時期になってまいりました。

      さて、今回は外壁塗装の不安要素にまつわる解決法をご紹介していきたいと思います。

      費用について

      まずは費用面

      特に初めて外壁塗装をする方にとって

      費用の不安は大きいかと思われます。

      特に、一般的な相場を知らなければ

      提示された見積もりが適切な価格なのかどうかも分かりませんよね。

      本当にこのまま契約をしていいのだろうか?と少しでも思っている方は、

      後悔しないためにも一度立ち止まってみてください。

      特に飛び込み営業で「今日契約したらこれだけ安くする」と言われるようなことがあれば要注意です。

      まずは相場を知ろう!

      一般的には、25坪の一軒家で約100万程度ということを頭に入れておくといいでしょう。

      提示された見積もりからあまりにもかけ離れている場合は、塗料や工程で何が手を抜いているか、はたまた過剰に上乗せしている場合があります。

      もちろん、一軒一軒の外壁状態によって値段は異なるので一概には言えません

      しかし、大事なのは、その金額にたいしてきちんと納得のできる説明をしてくれたのかということ。

      こちら側の質問にもしっかり答えてくれる、そんな業者さんなら安心ですね。

      コンシェルジュの利用もあり

      医療のみならず、外壁塗装においてもセカンドオピニオンは大切です。

      提示された見積もりをそのまま受け入れるのではなく、

      少しでも、あれ?と思う部分があるのであれば、第三者に見てもらい比較検討するべきです。

       

      そこでおすすめなのは、コンシェルジュを利用するということ。

      外壁塗装におけるコンシェルジュは、希望条件を伝えることでおすすめ業者をいくつか紹介してくれます。

      さまざまな塗装会社との比較ができますし、見るべきポイント等も真摯になってアドバイスしてくれることでしょう。

      職人について

      続いての不安ポイントは職人さんについて。

      「実際にどのような方がやってくるのかわからない」

      「なんだかちょっと怖いイメージがある・・・」

      という方もいるかもしれません。

      では、作業をしてくれる職人さんはどのような方なのでしょうか?

      ◆外壁塗装の職人

      特別な資格を持たずとも働くことができるので、10代のうちから職人を目指す方や土木関係や建築関係の仕事を経て塗装職人なる方も多くいます。

      もちろん、中には塗装技能士や有機溶剤作業主任者などさまざまな資格保有者も。

      そういった方の技術レベルは高いといえますし、ひとつの基準にしてもいいでしょう。

      また、施工は何週間にも及ぶため、きちんと近隣住民への配慮や挨拶をしているかどうかというところもチェックしておきたいポイント。その職人の人間性も重視したいところです。

      手抜き工事について

      実際に作業をしてもらううえで、決してあってはいけない手抜き工事。

      施工から数年後の不具合などで発覚してしまうケースが多く、素人の目では手抜き工事なのかがなかなかわかりません。

      たとえば外壁塗装は3回塗りが基本ですが、その2回目の中塗りを省いてしまう手抜き工事があります。これは完成後の見た目ではまったく判断がつきません。

      では、手抜き工事をされないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?

      ◆資格保有者がいるかどうか

      塗装1級技能士が1人以上いる業者であるかどうかは大きなポイントです。

      この資格の保有者であれば、塗装の技術は言うまでもなく、知識も豊富。いわばプロ級ですね!

      たくさんの経験も積んでいるはずなので、段取りなどもスムーズにおこなってくれることでしょう。

      ◆第三者機関を利用する

      手抜き工事のことを考えると、業者の言葉だけを信じてしまうのは少し危険かもしれません。

      そこで第三者の目線から工事を見てくれる、第三者機関の利用もおすすめです。

      建築のプロが検査した結果を直接教えてくれる点にメリットがあります。

      完成後に検査をするタイプもありますが、重要なのは工程途中での手抜き工事。

      費用はかかるものの、何年、何十年と安心して住み続けるうえではとっても大切なことといえるでしょう。

      まとめ

      いかがでしたか?

      今回の記事を読んで、これから塗装工事を検討されている方の不安が少しでも和らいでいたら幸いです。

      外壁塗装前にさまざまなポイントを知っておくことで、より良い外壁塗装を実現させましょう!

       

    6. 塗装女子シリーズ②養生してみた!偏

      今回は新シリーズの動画2作目のご紹介!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ養生偏」です。

      その気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      美人塗装職人!人気シリーズ第2段!1級塗装技能士から養生指導!

      塗替え道場の社員でプランナー(施工管理)であるペコちゃんが養生に挑戦です!

       

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      土間を養生しよう!

      さ、今回も張り切っていきますよ!

      出演は前回と同じく社長・塗装技能士のハマノさん・プランナーのペコちゃん(仮名)の3人です。

      塗装女子シリーズ1作目ではローラーで外壁を塗るのを体験しました。

      今回は養生です!

      養生の動画は人気があり、何本かあるのですがご覧いただいていますか~?

      以前も塗装班・職長の寺西くんの養生講座をご紹介していますので、そちらの記事も見てみてくださいね☆

      2本目ということで、ペコちゃんに意気込みを聞いてみましょうか。

      養生は難しい」と思っている!とのこと。

      前回、ローラーで手首を痛めてしまったペコちゃん。

      今日は腰をやられそう…と不安そうですが、ハマノさんがきっちり教えてくれますから大丈夫ですよ!

      養生体験、頑張ってくださいね。

      さて、今回養生チャレンジする場所なのですが戸建ての「土間」になります。

      「土間」ってどの部分かご存じですか?

      最近はあまり見かけないですかね?

      玄関を入ってすぐ、家に上がる前に広い場所があるのを見たことないでしょうか?

      もしくは建物の出入りするところの足元で、コンクリートなどで仕上げてある場所。

      こういったところを「土間」と呼びます。

      時代劇で見るようなお家や古民家などで、玄関入って台所に続いている土足で入る場所も土間です。

      昔は農作業をするための場所だったそうですよ。

      現代はなかなか住居に土間を作っているお宅はないかもしれませんね。

      現場の土間は掃き出し窓(出入りができる窓)の前の部分です。

      ここを養生していきますよ。

      おっーと、その前に養生の説明。

      作業をする前に周辺を汚れや傷などから護るために手を打つこと」です。

      塗料とかシーリング材とかで汚れないようにビニールシートなどで保護をしていきます。

      これ、作業前の大切な仕事なのですよ。

      適当にはできない大事な段取りです。

      では場所移動します。

       

      ジャンプ~~!

       

      細かいテクニックで丁寧に

      それでは早速始めましょう!

      まず使用するものは緑色の養生シート

      ロール状になっていて長さもあるのでちょっと扱いにくそうですね。

      これはノンスリップシートというもので、滑り止め加工がしてあるシートです。

      通常の養生シートに比べると、強度があり歩いていても滑りにくい

      そして破れにくくなっている優れものなので、床面に最適なシートなのですよ。

      用途によってシートも使い分けていきます。

      では、土間にシートを広げましょう。

      端の壁際にピッタリ合わせてテープを貼ろうとペコちゃんがしゃがみますが、ハマノさんが何やら手渡します。

      それは…小さい刷毛です!

      この刷毛で貼る面の砂ぼこりを掃います。

      キレイにしないとテープがくっ付かず、剥がれてしまうのですね!

      これは大事な作業ですよ。

      これハマノさんいつもやってる~~!

      ペコちゃんも現場で何度も見ている作業なのですね。

      そしてテープの向きを間違える可愛いペコちゃん…。

      横向きに貼ってください!

      間隔を空けながら離して貼っていきますよ。

      シートの手前は土間の側面にテープを半分にして貼ります。

      上からシートを被せてズレないように貼るのですが、分かりづらいと思うのでここは動画をチェックしてください!

      なるほど~と思いますよ!

      この貼り方は風で捲れないようにするためです。

      シートの間に風が入り込むと膨らんでしまうので、ピッタリ貼ります。

      風で飛ばないようにいろいろ工夫をしているのですね。

      壁にもテープを貼って固定させますよ。

      横に移動しま~す。

      ロールシートを先に出してどんどん伸ばしましょう。

      やりながら伸ばすわけではないのですね。

      伸ばした状態のものを足場と建物の狭い隙間に通します。

      足場の足元があるので裏側を通すのです。

      ちゃんと全てに意味があるのですね!

      見よう見まねでやってもできることではない職人技です。

      ここで、ハマノさんからお褒めの言葉が!

      「やっぱりこういう作業は女性が上手」とのことです。

      確かに、ペコちゃんとてもソツなく熟してとても上手ですよ!

      壁などと違い足場のある所は時間がかかります。

      丁寧にペコちゃんはシートを貼っていきますね。

      養生は女性向きだそうですよ。

      たまにご夫婦でされている職人さんがいるそうなのですが、奥様の方が丁寧で器用に作業していくそうです。

      ペコちゃんも手先が器用なのでしょうね。

      キレイにできていますよ。

       

      しっかり組まれている足場は崩れない

      ここで難関にぶつかります。

      足場の足がありますがどうしましょう…。

      こういう箇所はジャッキを上げてベースの下にシートを潜らせます!

       

      え!そんなことしたら足場が崩れちゃう!

       

      いいえ、足場は1本上げたぐらいでは崩れないのです。

      これ、ビックリじゃないですか?

      想像より足場はしっかりと組まれているものなので、倒れることはないのです。

      全体が繋がっているので倒れないのですよ。

      でも、組んでいる最中は倒れてしまうので、気を付けてください。

      動かせる足場と違って、固定されている樋などはシートに切り込みを入れて敷きます。

      周りにテープを貼って養生しますよ。

      手慣れた手つきでペコちゃんがジャッキを回していきます。

      プランナーとして現場を見に行く時は「養生やってるな~」ぐらいにしか思わなかったけど、こんなにいろいろやっているとは知らなかったそうです。

      こういった細かいところまでは見ませんからね~。

      この動画を見て、「職人」になりたいと思ってくれる女性が増えるといいですね!

      知れば面白くなりますよね。

       

      プロは無駄な動きがない!

      さて、ここら辺でプロの仕事を見てみたくないですか?

      ハマノさんの養生スピード、ぜひご覧ください!

      セカセカしているわけでも、急いでいるわけでもないのに早いのです。

      無駄な動きがなく、合理的なのですね。

      ここからペコちゃんも手伝いますよ。

      ジャッキが硬くて回らないところがありますね。

      ペコちゃんの力では回らないのでしょうか?

      社長が手伝います。

      と、思ったら反対側のジャッキを回していますね。

      そっちじゃないですよ!

       

      開かない時は反対側を開けると回る!

       

      おお~!本当だ~!凄いです、社長

      これで、養生は完成。お疲れ様です!

      では戻りましょう。

      ジャンプ~!

       

      簡単そうに見える養生

      はい戻りました。また恥ずかしいです…。

      慣れましょう!

      今日の感想をペコちゃんに聞いてみましょうね。

       

      いつも現場で見ていて、養生は簡単だと思ってました~。

      窓の養生とはまた違って、床はシート敷いてテープ貼っているぐらいの感覚だったけど、塗装より大変かもと思いました~。

       

      ハマノさん曰く、塗装より手間がかかるとのことなので、やはり作業時の大切なポイントなのですね!

      ペコちゃん、筋がいいと褒められていますよ。

      丁寧にキレイに作業していましたから、この働きならハマノさんの下でもやっていけるかもね!

       

       

      塗装女子第2弾でしたが、ペコちゃんの働きは中々さまになっていました。

      全国の塗装女子の皆さん、目指したい女子の皆さん、「ここが知りたい」・「ここが分からない」などありましたら是非コメントを入れてくださいね。

      ペコちゃんファンの方もぜひ、いいねお願いしま~す。

       

      次回のご紹介は塗装女子シリーズ③「拭き付け」です!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

    7. 塗装女子シリーズ①ローラー転がしてみた!デビュー偏

      今回は新シリーズの動画をご紹介します。

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から「塗装女子シリーズ」です。

      その気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      激かわ塗装女子ペコちゃんデビュー!!女性が塗装職人にチャレンジ!

      プランナー(施工管理)である塗替え道場の社員・ペコちゃんが塗装にチャレンジします!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      素人目線で分かりやすく

      動画を見たお客様や視聴者の方から、

      職人さんが話しているだけで分からない

      と、お声をいただきました。

      専門的なことが多いので一般の方が分かりづらい

      社長と職人は分かっているから専門的な話の内容になってしまい、「なぜこれをするのか」・「それはなんなのか」、ということが分からないまま進んでしまうのですね。

      確かにこれでは見ている人は置いてきぼりになってしまいます…。

      もっと素人にも分かるような動画を作って欲しい!」との要望に応えます!

      専門職な人ばかりの出演ではなく、素人が体験してみて疑問を持つところをご紹介していく内容にするために考えたのが、女子の出演です。

      塗装職人にも女性はいますが、やはりまだ少ないのでこれを見て塗装職人を目指してくれる女性が増えてくれると嬉しいです!

      では今回の現場ですが、愛知県あま市。

      出演は小林社長と塗装職人のハマノさん

      そして今回の主役がプランナーペコちゃん(仮名)です!

      なんと可愛い女の子!絵面が一気に華やぎましたね!

      ピンクのツナギ、とてもよく似合っています。

      実はペコちゃんは普段は本社にてプランナー(施工管理)の仕事をしている塗替え道場の社員です。

      本社での動画に何度か登場しているのでご存じの方もいるかもしれませんね!

      さて、ペコちゃんはおじさんたちに挟まれて、恥ずかしそうですね。

      大丈夫。よく映っていますよ!

      意気込みを聞いてみましょう。

      分かりやすいことより、素人目線で見ていく。塗装の勉強はしているが技能はしたことがないので、一般のお客さんが疑問に思っている事を探って、なるほど~!と思ってほしい

      いいですね~。

      ぜひ疑問をぶつけてリポートしてください!

      ペコちゃんを指導してくれるのは塗装職人・ハマノさん

      この方は一級塗装技能士のベテラン職人さん!

      一級塗装技能士は実務経験7年以上でないと受験できない国家資格です。

      すごく難しい試験なのですよ。

      ハマノさんの元で記念すべき第1回目はローラーに挑戦!

      早速、始めましょう!

      恒例のジャンプで移動ですよ。

      ジャンプ~~~!

       

      転がして塗装するローラーに挑戦!

      上ってきました!

      今、錆止めが入っている外壁をこれからローラーで中塗りしていきます。

      ローラーとは広範囲を塗装する時に転がして使う道具で、スポンジの部分に塗料を含ませ壁などを塗っていくものです。

      難しいところは刷毛でハマノさんが作業していきますよ。

      ペコちゃんはローラーで広い所を塗っていきましょう!

      塗料の入った一斗缶の中でローラーに塗料を付けたら、しごくようにして、まんべんなく馴染ませます。

      ポタポタと塗料が垂れるのはNG!

      垂れないように含ませるのは中々至難の業ですね。

      では、第1投

      壁に滑らせるようにしてローラーを動かしていきます。

      良い手つきじゃないですか~。上手ですよね。

      塗り方のコツは均等に材料を付けて「手首のスナップを利かせて塗る!

      押すように力を込めて塗るのがポイントです。

      だんだんペコちゃんは手首が痛くなってきました。

      スナップを利かせ過ぎたのでしょうか…。

      実は、ローラーは意外と重いのです。

      ハマノさんはスッースッーと楽そうに作業していますが、材料がタップリ付いていますから重たいのですね。

      横に移動しながら缶の中で材料を付けなおします。

      ちょっとペコちゃん苦戦中?

      どのぐらい付ければいいのかが分からない…。

      付けすぎもダメだし付いていなのも、もちろんダメなので加減が難しい!

      でも、最初に比べると自然にできるようになりましたね~。

      塗った時のローラーのが違います。

      しゃがんで足場の手すりをしっかり掴んで、職人のようですよ!

      なかなか様になっていますね。

      途中でローラーを切ってまた塗って…。

      ここで、ハマノさんから指摘が入りました。

      力加減が違うので、所々ムラになってしまっています。

       

      ポイントは

      ムラにならないようにするためにローラーは1回で広範囲に塗る!

       

      ちなみに修正は、乾く前に塗りなおせばムラをなくすことができるそうです。

      これが乾いてから塗ってしまうと色が違ってしまう!

      急がないと大変

      ペコちゃんが焦り始めましたよ。

      色が変わらないように早く塗らないと~。

      ハマノさんの指示を受けて、色ムラがある箇所に均等に材料を伸ばしていきます。

      キレイです!上手ですよ!

      手早く行うことが大事ですね。

       

      実は足場が大事

      ここまで順調に進んできましたが、ペコちゃんに感想を聞いてみましょう。

      塗ってみて思うことは…。

       

      足場が大事だそうです。

       

      これは意外な答え!

      ペコちゃんはプランナー(施工管理)なので現場に赴いて現場チェックをするのが仕事です。

      見やすくて歩きやすければいいので、チェックしやすければ足場であれば良い。

      それで何も困ることはなかったそうです。

      しかし、実際体験してみて「塗りにくい足場の現場もあるのでは」、と思ったそうですよ。

      全ての現場が同じ足場ではありませんからね。

      狭かったり何かに邪魔されたり、いろいろあると思います。

      やはり現場の気持ちにならないと分かりませんよね。

       

      職人にも管理者にも足場は大事

       

      体験してみて初めて分かることではないでしょうか。

      なるほど~!いいこと言いますね。

       

      なるほどなるほど…。

      おや?喋っていたらムラが!

       

      大変~!乾く前に塗らないといけませんよ!

      見かねたハマノさんが代わることに。

      ここからは一級塗装技能士であるハマノさんの作業をお届けしま~す。

      プロの仕事をご覧ください。

      見てください、ローラーさばきが何と言っても早くて、キレイ

      動かすたびに鳴る音がペコちゃんと全然違うそうですよ。

      動画では音が拾えてなくて、聞こえていないのです…残念!

      すごく密着している~!と感じる音がするそうです。

      そして塗り方にも違いがあります。

      まずしゃがんで、一気に上から下まで塗ります。

      プロはやっぱり違う!と見せつけてくれました。

      外壁に溝があるのですが、平らな所で塗るのを切ってしまうと色のつなぎ目が目立ってしまいます。

      塗り重ねた所が濃くなってしまうのですね。

      なので、出っ張っているところで切れば目立たずにキレイに濡れます。

      ハマノさん、お見事です!

      塗装という作業は筋力が必要なようでペコちゃんは少々お疲れでしょうか。

      ではまた、下に戻ります。

      ジャンプ~~!

       

      一日体験のまとめです

      はい、戻ってきました!

      このジャンプ後、いつもこんな気恥ずかしい感じになっていますが、大人がやると恥ずかしいですよね…気持ちは分かります…

      ペコちゃんはだいぶ手首が痛くなってしまいましたね…。

      力いっぱい塗らないといけないので、塗装職人はすごく頑張っているのだということが分かりました。

      そんなにいっぱいペコちゃん作業したの?塗ったの?

      2平米

       

      少なっ!

      平米で言うと少ないですね…。

      でも、ペコちゃんすごく頑張っていましたね

       

      ここで、1つお願いです。

      このペコちゃんは施工管理が仕事なので足場に上ることは仕事の一環で普段から行っています。

      足場に上がることに関してはプロなので、「女の子が簡単に登れる」と思うのは間違いですよ!

      素人でも作業ができると真似しないでくださいね。

      高所作業はとても危険を伴うことなので足場には関係者以外上らないようお願いします。

      では本日の作業は終了です。

      お疲れ様でした~。

       

      次回は塗装女子シリーズ②「養生してみた!」の動画をご紹介です!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    8. 人気急上昇の寺西職長による養生解説!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から今回は「養生」の動画をご紹介します。

      その気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      初心者必見!寺西職長によるガチ養生講座!プロの手さばきにカメラマンメロメロ!?

      塗装班・職長の寺西くんによる養生講座ですよ!

       

      塗替え道場TV」はこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      テープの種類を変えてしっかり貼る!

      人気急上昇の塗装班職長・寺西くんが養生講座をします!

      笑顔が爽やかなイケメン塗装職人なのですが、職長を務めるやり手です。

      寺西くんが出演する動画はどれも良い仕上がり!

      今回はがっつり真面目に養生講座をしてくれています。

      社長の出演は残念ながらありませんが、見ごたえタップリな動画です。

      では、早速ですが現場は戸建てで、ちょっと特殊な変わった窓があるお宅。

      この窓はすごく変わっているわけではないのですが、あまり見かけないタイプのようです。

      何軒かに1個くらいはありますとのこと。

      そういえば、見たことない感じですね~。

      見かけることが少ないタイプなので、どのように養生していくといいのかを教えてくれます。

      それでは、養生用に貼っていくテープをご紹介。

      養生と紙テープの大事さはシーリング動画の時にちょっとご紹介しています。

      お客様の大切なお宅を汚さないためにも養生するのは工事を行う上で最重要工程です。

      使うテープにより厚みが違い、厚いのと薄いのでは塗料の潜り方が違ってきます。

      潜る」というのは塗った時にテープの隙間に塗料が入り込んでしまうことですね。

      当然、入り込んでしまうと汚れてしまうので、ガッチリ養生していくわけです。

      今回使う厚みがあるテープは接着面が粗いので、塗料が潜ってしまうそうです。

      そして、粘着が強いので夏場の暑い時にはテープの糊が移ってしまうという困ったデメリットが!

      確かに暑いとシールやセロテープなども貼ったところがネチョネチョになりますよね~。

      そうならないように、紙テープをまず下に貼ってから上にこの厚みのあるテープを貼っていきます。

      なるほど、下準備というわけですね。

      2度も貼るのはちょっと面倒くさいな、と思いませんか?

      しかし、汚さないようにするめにはこの手間は大切なことなのです。

      きちんと行って汚れからしっかり守ります。

      そしてこの紙テープには、とても優れたメリットがあるのです!

       

      貼ったところが見える!

       

      どういうことかというと…。

      貼ったところと貼れていないところでは色が違う

      ぴったりくっ付いているとこは色味が暗く、濃く見えるのです。

      反対に貼れていなくて浮いているところの色味は明るく、薄く見えます。

      目視で貼れているかどうかが確認できる、という訳ですね。

      どんな良いテープを使っても、しっかり貼られていないと塗料が潜ってしまうので、貼ったら指でしっかり押さえて浮いているところも確認していきます。

      これはすごいですね!

      この要領で全部紙テープを貼っていきましょう!

      さて、次は窓の下を貼りますが、この裏側が見えなくて難しい!

      寺西くん、下に潜って貼っていますが外壁とサッシの境目に貼っていませんね…?

      実は、サッシの一部にまで塗装がされている窓があったので、それに全部合わせているそうです。

      前回塗装を手掛けた業者さんがそこまで塗ったようなので、他の窓に合わせて同じように揃えて塗装をするのです。

      仕事が丁寧ですね!

      かなり真面目に解説しています。

      社長がいない方が真面目ですね…。

       

      広げて使うマスカーとは?

      紙テープが貼り終わりましたので、ここで秘密兵器~。

      マスカーの登場です!

      あまり聞きなれない言葉かと思いますが、マスカーというものをご存じでしょうか?

      とっても便利な養生資材ですよ。

      ガムテープと養生シート(ポリシート)が一体化しているもので、貼れば一緒にビニールも貼れちゃうのです!

      使用するものは3種類あり、シートの幅がそれぞれ違います。

      まず1つ目、300mm。30cmのシートが付いているもの。

      2つ目は550mmで50cmシートが付いていて、「55」と呼んでいるそうです。

      3つ目は一番大きいサイズで1100mm。110cmのシート。

      メーター」と呼ぶ人が多いそうですよ。

      それぞれ、窓の大きさによって使い分けていきます。

      しかし、使い慣れないとすごく失敗してしまう!

      ガムテープを貼っていくときに、ひっくり返ってビニールがテープにくっ付いてしまうことがあるのです。

      そうなった場合は…最初からやり直しです…。

      やり直しだなんて、ショックですね!

      そうならないためにもここで、寺西くんからワンポイントアドバイス

      基本的にマスカーは「貼り付けたらたるませない!

      テンションかけてビシッと貼るとひっくり返りづらくなるので、上手くいきますよ。

      窓枠の裏にもきっちり貼っていきましょう。

      下から見ながら行うといいですね。

      角は端まで行ったら、ライン上にいったん戻す。

      そして折り重ねて丁寧に貼ります。

      文章の説明ですと、分かりづらいと思うのでこれはぜひ動画でチェックしてください。

      手元アップが見られますので分かると思いますよ!

      少しでも隙間があると塗料が潜ってしまうので奥までしっかり貼っていきます。

      全部ぐるりと貼れたら、ビニールを広げていきますよ。

      ビニールの広げ方は下が最初で、上が最後!

      下が上のビニールに乗っていると隙間に塗料が入ってしまうので、上からかぶせるようにするのがポイントです。

       

      やり方は1つじゃない!

      サッシは紙テープでガードしないといけないので、全部貼っていきます。

      テープさばきも鮮やかでお見事ですよ。

      スッーと真っすぐキレイに貼っていきます。

      紙テープを貼る時ははみ出たり、曲がったりしないように真っすぐ貼っていきましょう。

      持った時に爪をかける位置も端だと曲がってしまう!

      なるべく真ん中に指を置いて、引っ張っていくと真っすぐに貼れるそうです。

      真ん中に指かけるといいって誰かが言っていました…。

      って、寺西くんが言っています。

       

      誰かって?誰ですか?

       

      何かで見たんですよ~。僕もYouTube見るんですよ~」って言っているのですが、職人さんもいろいろ見て、勉強されるのですね~。

      さすが、職長です!

      今回のような寺西くんの動画を見て「やり方を学びました」って言ってくれる人が今後出てくるかもしれませんね!

      寺西くん曰く、「やり方は1つじゃない」そうですよ!

      やり方は色々あって、塗装班も人数多いので、それぞれの違うやり方をしているとのこと。

       

      自分に合うやり方が見つかるので、今回のやり方も参考程度に見て自分流にアレンジをしてみるといいのではないでしょうか。

       

      まるで先生みたい!

      格好いい感じで寺西くん、決まりましたね!

      高感度爆上がりですよ!

      とても丁寧で分かりやすい解説でした。

      簡単そうにやっていることも、様々なテクニックを駆使して行っているのですね~。

       

      「寺西くんにもっと説明してほしい!」

      「こういうの解説してほしい!」

      などなど、ありましたらコメントを入れてくださ~い。

      社長がそれを見て、新しい動画を作っていきますよ!

      他にも寺西くんが解説している動画がありますので、そちらもどんどん紹介していく予定です。 

      今回の動画も6分ぐらいの短めでしたが、かなり濃い内容でしたね。

      社長が出演していませんでしたが、真面目に解説の分かりやすい動画になっています!

      でもやっぱり社長がいないとさみしいですよね…?

      次回は新シリーズ「女性プランナー塗装職人に挑戦!」の動画をご紹介します!

      いつもは会社にいるプランナーさんが登場です。

      もちろん、社長も出演ですよ!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

    9. 誰でも分かるコーキング工事③!~改修と新築、やる事が全然違います!編~

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から前回・前々回と同シリーズのシーリング工事動画をご紹介します。

      今回はシーリング工事③・「改修と新築、やる事が全然違います!編」ですよ!

      気になるシーリング③動画はこちら!

      ↓↓↓

      ☆案外知らない?新築と改修で全然違う!シーリング(コーキング)の仕事内容!☆

       

      前回前々回でご紹介済みの①と②の動画はこちら↓↓↓

      ①「養生テープで仕事が決まる!編」

      ★一般の方にとって分かりずらいシーリング(コーキング)工事を徹底解説!Part1★

       

      ②の「プライマーしなきゃダメだよ!編」

      ★プライマー徹底解説!雨漏れなどで大切なシーリング(コーキング)工事★ 

       

      シーリング工事シリーズ①の動画は養生、②は段取りとプライマーでした。

      ③はプライマーと改修・新築時の仕事の違いについてご紹介していきます。

       

      塗替え道場TVはこのHPの左側にありますよ!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      やっぱり大事なのはプライマー

      人気のシーリング工事シリーズから今回は第3弾!

      改修時と新築時の仕事の違いを紹介です。

      まずは、最初にやることはいつも通りのプライマー

      これは②で詳しく解説していましたが、必ずやる大事な作業ですよ。

      現場は名古屋市港区で、会社本社からほどよく近いところ。

      出演はというと、毎度おなじみ小林社長と塗替え道場TVで最近人気のYouTube・やから先生!

      そしてベトナム人の職人さんの3人で~す。

      まだ1年3ヵ月ぐらいしか経っていないので「日本語は少ししか話せない」と恥ずかしそうに話してくれます。

      ここから、恒例のジャンプで一階から上の階へ移動しますよ!

      忍!で行きましょう!

       

      ジャンプ!

      忍!!

       

      はい、では上の階にやってきました~!

      早速プライマーを塗っていきましょう。

      と、その前におさらいです。

      シーリングコーキング、シール工事ともいいますが、これは何が違うのでしょうか?

      の動画で説明をしていますが、これ全部同じもの。

      いろいろな言い方があるのは材料の違いからきていて、もともとシーリング材と油性コーキング材という2つの材料があったのです。

      油性コーキング材以外の材料を全てシーリング材と分類されており、シーリング材を使用した場合はシーリング、油性コーキングを使用した場合はコーキングと呼んでいました。

      現在は油性コーキングをほとんど使用していません。

      名前だけ残っているのですが、シーリングもコーキングもどちらの呼び方をしても、ちゃんと伝わるのでご安心を。

      同じ工事ですから、施工費用が変わるなんてこともありませんよ。

      では、現場にもどりましょ~。

      まずここでご説明したいのが、改修の際に大変なポイント・雨樋です。

      雨樋というのは、屋根面から流れてくる雨水を地上や下水に流すためのもの。

      上の階から1階まで途切れることなく長い樋が続いています。

      この雨樋の裏側に外壁の隙間があり、ここにシーリングを打つのですね。

      シーリングをするところには全てプライマーを塗っていきますよ!

      プライマーというのは接着剤です。

      覚えていますでしょうか?

      これはの動画で解説済みですが、シーリング材を密着させるためにこの接着剤の役割をするプライマーを、まんべんなく塗って準備するのですね。

      新築工事の時は雨樋などがまだ設置されていない時にシーリングを打ちます。

      改修工事の時はでき上った建物の補修が必要な個所を工事していくので、今回のように雨樋の裏側などにシーリングをしないといけないのです。

      壁と雨樋の間は指2本分ぐらいしか空いていません。

      この様な場所にシーリングを打つにはどうしたらいいでしょうか?

      雨樋はきちんと建物に固定されていて、バンドで止まっています。

      この止めているバンドを全部外します。

      そして、雨樋を引っ張り横にずらす。

      これだけでもかなり空くのですが、一番上と一番下は建物につながっているので外せない!

      多少、空くいたその隙間をから作業するしかないのです。

      かなり難しいのですが、間からカッターナイフを入れて撤去したり、コーキングガンを入れて作業をしていきますよ。

      裏ワザとしては通常のコーキングガン(シーリングを打つ道具)は口が真っすぐなので、口先を少し曲げて行ったりするそうです。

      なるほど~!

      撤去が終わったらプライマーです。

      プライマー№30というものを塗るのですが、これが意外と固め。

      塗るポイントはサッーと素早くなのですが、きちんと塗っていかないとシーリング材がくっ付きません。

      かと言ってボタボタになるほど大量に付けてこぼれては台無しです。

      タップリに塗るけど、こぼれないように軽く塗る。

      なんとも難しい!

      ②の動画で社長がチャレンジしたのですが、ビチャビチャになってしまっていました。

      職人さんは簡単そうに塗っていますが、実はテクニックが必要な難しい作業なのですね!

       

      しっかり養生しましょう

      ボタボタ垂れてしまったらあちこちについてしまうし、汚れてしまい落すのも大変。

      なので、養生はとても大切です。

      養生とは、「先に完成した部分や作業の対象物の周辺を汚れや傷から護って、順調に望みの状態になるように予め手を打っておくこと」です。

      難しい言い方でちょっと意味が分からないかもしれませんが、ようするにキレイな状態を保てるようにビニールなどで保護することです。

      傷や汚れから護って、原状復帰ができるようにしています。

      きちんと養生をしておけば、万が一の時も安心ですし、職人さんも汚れることを気にせず作業ができるので、養生は絶対に省けない工程なのです。

      もし、自宅をDIYで塗装やシーリングをする際も、必ず養生をした方がいいですよ!

      うっかり塗りたくない所に塗ってしまったり、こぼしたり、汚してしまったりということがあるかもしれません。

      見様見真似でも養生をしておけば安心して作業ができますね。

      もちろん、現場はきっちり養生してありますよ!

       

      シーリングはどこに打ってもいいの?

      社長曰く、空いているからと言って、何でもかんでも隙間を埋めてはいけないそうです。

      よくお客さんに、「ここも埋めて」・「ここも打って」と頼まれるそうですが、やはり打つべき箇所とそうでないところがあります。

      外壁は呼吸しているそうですよ!

      窓周りなどは雨水が入り込んできては困るので、シーリングします。

      肉厚が取れるのでそのままで作業で、撤去もしなくていいのですよ。

      その他の場所は新築に合わせる!

      最初からしていないところはしない。

      明らかに手抜きでシーリングされていない所にはするけど、それ以外は基本新築に合わせるものだそうです。

      これもの動画で解説していました。

      そして壁と壁の間は3面接着しちゃダメ

      建物は動くので、両脇の2面はシーリングするけど、奥の躯体はしません。

      ちゃんと紙テープやボンドブレーカーで養生してシーリングが付かないようにします。

      ①のおさらいですが、シーリング工事の重要ポイントなので、覚えておきましょう。

       

      今回の動画は7分ぐらいの短めでしたが、プライマーと改修・新築についてお伝えしてきました~。

      動画はここで終了ですが、シーリング動画はとても人気があってコメントもたくさんいただいています。

      「こういうの見たい!」・「こういうの解説してほしい!」などありましたらぜひコメントくださいね。

      社長がそれを見て、新しい動画を考えていくのでぜひお願いします!

      他にもシーリング動画がありますので、これからもどんどんご紹介していきますよ。

      次回は「養生」の動画をご紹介!

      人気右肩上がりの塗装班職長・寺西くんの養生講座です!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

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    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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