全体的に外壁を日塗工番号のN-77で塗装しました。N-77はパールグレイに近い色で明るい灰色です。ベランダ部は日塗工番号の19-40Bで塗装しました。こちらは茶色がかった暗い灰色です。
重厚感のあるスタイリッシュモダンなテイストの色となります。
庇のダークグリーンも差し色としてとても感じが良いです。
シーリングは、状況にもよりますが窓廻りは増し打ち、外壁目地は打ち替えます。工事の流れとしては打ち替えの場合は、古いシーリング材を撤去し、マスキングテープを貼った後プライマーを塗ります。その後シーリング材を充填しヘラで丁寧にならし、マスキングテープを取り外し完了となります。
シーリングの上から塗装することで、直射日光や紫外線から保護され劣化しにくくなります。
付帯部である樋も塗装します。付帯部の色を同じにすることで統一感が出て、またアクセントにもなっています。
破風板は屋根の先端部分に取り付けられているもので、屋根の内部に雨風などが入るのを防ぐものです。
破風板も外壁や屋根同様雨風の影響を受けやすく紫外線などにもさらされている場所ですので耐候性のある専用の塗料を使用して職人が丁寧に塗ります。
塗装と言うと外壁や屋根を思い浮かべるかと思いますが、付帯部も大事な役割を持つ所もあり、尚且つ美観のためにも一緒に塗装します。
屋根を見上げた時に見える裏側の部分を軒天といい、陽が当たりにくい場所なのでカビや苔が発生しやすい場所となります。白などの明るい色で塗装をすると明るい印象になり、濃い色で塗装をすると重厚感のある落ち着いた印象になるかと思います。
外壁はスーパーセラタイトFというフッ素の塗料を使用しています。
耐候性にも低汚染性にも優れており、汚れが付着しても親水性塗膜であるので雨水が塗膜となじみ汚れが落ちやすいです。
塗装する前には高圧洗浄で汚れや埃などを落していきます。
その後、下塗り・中塗り・上塗りとしていきます。
とても艶があり綺麗に仕上がりました。