• ホーム > 
  •  > タグ:
  • 補修
  • 最後まで手は抜きません!寺西先生の塗装講座~タッチアップ偏~!!
    1. 最後まで手は抜きません!寺西先生の塗装講座~タッチアップ偏~!!

      「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の動画から「タッチアップ」の動画をご紹介です!

      塗装を終えた後、お客様に引き渡す前の最終チェックがあるのをご存じですか~?

      管理が隅から隅まで検査をするので、その前に仕上げをしますよ。

      塗装班職長・寺西先生がタッチアップについて解説しています。

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      職人の最後のひと手間!細かな部分で差が出る職人のこだわり紹介

       

      塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!            

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      仕上げに差が出るタッチアップ

      今回の現場は会社ビルの塗装です。

      もう終わりが近い現場で、この時は台風シーズンだったため風の影響を受けないように養生をしていました。

      塗装が終わったらお客様に引き渡しますが、その前にあることをします。

      それは検査

      塗り終わったので「はいどうぞ!」と渡すわけではないのです。

      塗替え道場では施工が終わったら本社から管理担当者が来て、検査をします。

      検査をクリアするとようやくお客様にお渡しできる、というわけです。

      そこで、この検査が始まる前に職人がチェックをしてタッチアップをします。

      タッチアップとは傷、塗り残し、手直し・補修などをすること。

      これで最後の仕上げをします。

      寺西くんがタッチアップとチェックのコツを解説しますよ!

       

      ※途中、セミナーの告知が出ますが昨年の日程で既に終了しておりますのでご了承ください。

       

      直線はキレイに!紙テープの剥がし方

      さて、タッチアップする箇所は上塗りまで終わっている外壁。

      とてもキレイですよね。

      けれど管理は、姑のチェックみたいに見ます!

      隅から隅まで全部見ますので、少しでも塗り残しがあったら大変。

      例えばラインがガタついているところなどはキレイにしないといけません。

      そして、こういう所をこだわると仕上がりにが出ますよ。

      やっぱりビシッとラインが出ている方が格好良いですよね。

      直線はキレイな方が見て気持ちいいです。

      紙テープを貼って、ラインをしっかり出していきます。

      塗料を塗って、紙テープを剥がしますが水性塗料の場合は取り方にもコツがあるのです。

      真っすぐ90度で立てて取ると、乾燥した塗料まで剥がれてきちゃいます!

      なので、寝かして引っ張るようにして取ると、キレイに剥がせますよ。

      水性塗料のような厚みのつく塗料はこのようにして剥がすと上手くいきます。

      ラインがキレイにでましたね。

      もし自分でタッチアップする時があったら、このようにやってみてください。

      仕上がりが変わりますよ!

       

      職人だから分かる「しぶき」

      次、上にあがります。

      ここでもタッチアップ箇所を発見!

      それは「しぶき」です。

      これ、動画でよ~く見て欲しいのですが本当に分からないくらいの点々が付いています。

      違う色の塗料がしぶいて飛んできているものが「しぶき」です。

      ちょんちょん、と3カ所くらい付いているのが分かりますか~?

      これ、職人なら分かるそうです。

      見逃せないチェックポイントなのですよ。

      管理が見に来た時、「ここ!」という場所に紙テープを貼って残していきます。

      その量が多いとモチベーションがダダ下がり。

      確かに直しが多いとガックリしますよね。

      塗装班の中でも検査後に今日の成果を話すそうです。

      どのぐらい紙テープが貼られていたかを言い合って、まるでテストが返ってきた時みたいですね。

      なので、抜かりなくタッチアップしていきます。

      塗替え道場のイムラ部長は昔、管理をやっていたことがありました。

      かなり厳しい管理者で、テープが5個以上になると「検査できる状態じゃねぇ!」と帰ってしまっていたそうです。

      いや~厳しいです!

      怖い、いえ職人思いの方ですね!!

       

      チェックのポイント

      お次は窓サッシを見てみましょう。

      良く見ると塗料が潜ってしまっています。

      これは養生や髪テープをしたところに塗料が入り込んでしまったため、はみ出ているのですね。

      あちこちに付いてしまった塗料は掃除をしないといけません。

      今、寺西くんはタッチアップ係なので、掃除係にやってもらいます。

      タッチアップと掃除と役割が分かれて効率よくチェックして回っているのです。

      なので、ここは掃除の人が見落とさないように紙テープを貼ってを付けておいてあげましょう!

      色んな人がたくさんの目で見ることが大事なのですね。

      ダブルチェックの要領で見ていきます。

      そして、見る人も癖があり、その癖が出てしまう!

      寺西くんは見て回る時、必ず右回りに行くそうですよ。

      前の職長に寺西くんが教えてもらったことだそうですが、

       

      右回りの人はたまに左回りに回ると良い。

       

      そうすると、タッチアップ箇所が出てくる…!

      逆の方角で見ると、見えていなかったものが見えるのです!

      いつもと違った角度から見ることで、気付かなかったものが見えるようになるのですね~。

      おもしろいですね。確かに癖が出るというのは、分かるような気がします。

      何ごとも、違った角度から見るのがいいのですね。

      では、窓サッシのラインを出していきましょう。

      髪テープを貼って、塗料を塗っていきます。

      このような濃い色味のサッシは透けやすいです。

      透けるというのは塗料の下から色が透けて見えることを言います。

      確かに見えていますね。

      なので、いっぱい塗ったらちょっと時間を置いて、もう一度塗ります。

      待っている間に、付近のタッチアップ箇所を見ておきましょう!

      効率よくチェックしていきます。

      お待たせしました!テープを剥がしますよ!

      ラインがビシッと出ていて、キレイですね。

      また移動します。今度は屋上

      今回のビルは面によって色を変えています。

      横と正面は色が違うオシャレな外壁です。

      日陰だから色が濃く見えるわけじゃないのですよ~。

      元から濃い目の色なのです。

      そして、この色替えした付近はタッチアップが出やすい!

      違う色が飛んでいることも多いのですよ。

      パッと見は全然分かりませんが、管理のチェックは何といっても姑レベル(笑)

      かなり接近して見ますので誤魔化しは効きません!

      よ~くチェックしておかないと紙テープいっぱい貼られちゃいますね。

      笠木の下、ラインを直します。

      髪テープを貼って、塗料を塗りなおしますよ。

      ちょっと、飽きてきました?

      職人の仕事は同じことの繰り返しで大変ですよね~。

      効率の良いテクニックがあれば教えて欲しいそうです。

      人それぞれやり方が違うそうなので、人のやり方にも興味がありますよね。

      ツィッターやYouTubeのコメントなどでぜひ教えて欲しいです!

      さて、ここから寺西くんの働く姿をたっぷりご覧いただきます!

      働く男は格好いいですね~!お楽しみくださ~い。

      編集、素晴らしいですね。恥ずかしそうな寺西くんも見られますよ。

      ここでは水性塗料を使用していますが塗ってる時になんだが色が違うな~って思いませんでしたか?

      塗るとより分かるのですが、色が薄いですよね。

      違う塗料を塗っているのでしょうか。

      実は水性塗料は色の「のぼり」が激しいものなのです。

      のぼりというのは、塗った時と乾いた時の色の違いが出る(濃くなる)ことをいいます。

      上塗りしてある所に塗ると、全然色が違いますよね。

      乾くと同じ色になります。

      これだけ色の違いがあるので、塗り残しも少なく済むというのが良いところですね。

      先ほど塗った笠木の下の紙テープを剥がしていきましょう。

      こちらもビシッとラインが出ています。キレイ

      今日中にタッチアップを済ませて、管理を待つのみです!

      紙テープの数少ないと良いですね!

      お疲れ様でした!

       

      次回は「塗料」についての動画紹介です!

      いろいろな塗料がありますが、何が違うのでしょうか?

      寺西くんの解説です。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

    2. 塗り替え道場は補修もできます!吹き付けタイルの模様を復元しました~!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」から、今回は「吹き付けタイル」についてご紹介していきます!

      吹付タイルってどんな工事?

      塗装と関係あるの?

      塗るだけじゃない塗装の技術をお見せします!

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

      塗装職人が本領発揮!職人技が光る!外壁の復元!補修工事お見せします!

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      吹付タイルってタイル工事?

      今回はいつもの塗装解説動画とちょっと違います!

      ただ塗るだけじゃない塗装の奥深さをお見せしますよ~。

      現場は戸建て、外壁の塗装です。

      出演は小林社長と塗装班職長・寺西くん。

      壁一面に養生がたくさんしてありますね。

      この壁をよく見て欲しいのですが、ぽつぽつしているのが分かりますか?

      これ、「吹き付けタイル」っていうものです。

       

      え?タイル工事?

       

      ハズレ!塗装工事です!

      タイルと名前が付いていますが、塗料を塗って模様を作る塗装技術になります。

      どうやって作っていくのでしょうか…・

      一緒箇所だけ空いていて、白くなっていますがここはパテがしてあり、この上にぽつぽつの模様を作っていきます。

      今回は材料の解説から、仕上げまでをお見せします!

      職人技をとくとご覧ください!

       

      えい!

       

      ここで魔法登場!

      とは、しませんのでご安心を~(笑)

      では材料の紹介です。

      吹付タイル専用の塗料「レナラック」。

      これをまず、撹拌していきます。

      よ~く混ぜますが、長いのでここは魔法で!

      パッ!終わりました。

      これを吹付用の「ガン」に詰めますがスミマセン、ここもでいきます!

      パッ!詰めました。

      魔法が何度も登場しますが、施工部分は魔法なしでちゃんとお見せします!

      詰め終わった段階で早速、拭き付けていきますよ。

      ガンの先にチップというものがあり、口径がいろいろあります。

      このチップを変えることで、模様の大きさを変えることができるのです。

      同じ模様を作るために、この口径で大きさが合うかどうか試し吹きをします。

      そのために毎回、このような大き目の養生をするそうです。

      拭き付けてから「大きさが違った!」なんてことになったら大変ですものね!

      では吹いてみましょう!

       

      シュバババーーー!

       

      結構、音がしますねー。

      ちょっと小さかったようです。

      大きい口径に交換するので魔法をかけます!

      はい!戻ってきました。

      もう一度吹きましょう!

       

      シュドドドドドーーー!

       

      音もなんだか違う気がします。

      大きさ、全然違いますよ。

      口径を変えただけで、こんなに模様に違いがでるのですね。

      本番、いってみましょう!

      ここで社長が念押しです。

       

      これを吹くと、この壁の模様と同じになり全然分からなくなるということ?

       

      なります!(キッパリ)

       

      本当に~?

      見せてもらいましょう!

       

      シュドドドドドーーー!

       

      終わりました!

      白いままなので、まだ分からないですね~。

      粒上のものがたくさん、飛んでいますが本当に同じになるの~?

      最後は壁と同じ緑にちゃんと塗ったら完成ですよ。

      次の工程にいきます。

      ジャンプ~~~!

       

      模様もいろいろ、拭き付けの種類

      さて、ここで拭き付けに関してご説明しますね。

      拭き付けと呼んでいるこの塗装技術ですが、種類がいくつありますのでご紹介!

      今、寺西くんが行った拭き付けタイルの他に、スタッコリシン仕上げと呼ばれるものがあります。

      まず、拭き付けタイルですが、タイルと呼ばれていますがもちろんタイル工事ではないですよ。

      ガンと呼ばれるスプレーを使用し、塗料を噴射させて模様を作る施工です。

      凡タイル、玉吹き塗装とも呼ばれます。

      なぜ、タイル工事でもないのに拭き付けタイルと呼ばれるかというと、「硬化するとタイルのように硬くなる」、「タイルに代わる材料としてよく使用されるから」だそうです。

      諸説あり、みたいですが「なるほど~」と思いますよね。

      この拭き付けタイルの美しさは職人の腕によって変わってきます。

      つまり、腕の良い職人に仕上げてもらわないと、今回のような補修は上手くできない、ということです。

      寺西くんはもちろん、腕の良い職人ですので同じに施工しますよ!

      模様を付けた後には、仕上げ材を被せて仕上げます。

      次はスタッコです。

      仕上げ材(セメント・塗料・骨材)を吹き付けますので、塗装は被せません。

      吹き付けタイルとの違いはここですね。

      吹き付け後にそのまま乾燥して仕上げる「吹き出し仕上げ」と吹き付け後にローラーで押さえる「凸部処理仕上げ」の2種類の施工法があります。

      スタッコのデメリットは凹凸がかなりありますので、この凹凸部に汚れが溜まりやすい!

      しかし、厚みがかなりありますので耐久性がありますよ。

      低コストでもありますので、このスタッコはおすすめです。

      もう1つの工法は、スタッコに似ているのですがリシン仕上げといいます。

      こちらも仕上げ材(塗料に砂壁状の骨材)を吹き付ける施工。

      施工も早く低コストなのはスタッコと同じですが、塗膜はスタッコより薄いです。

      クラック(ひび)が発生しやすいというデメリットがあるのですが、クラックに強い製品も登場していますので、こちらもおすすめですよ。

      壁に模様を付けたいと思ったら、こちらの吹き付けを思い出してみてくださいね。

       

      吹き付けたらローラーで仕上げ

      さぁ、次の工程ですよ!

      吹き付けた玉のサイズが大きくて、団子状なのでこれをつぶしていきます。

      まさか、一つ一つ潰していくの?

      いえいえ、使う道具はこれ!

       

      ヘッドカットローラ~~~!

       

      吹き付けなどで作られた凹凸模様を抑える他のローラーです。

      これにシンナーを付けてローラーでつぶしていきます。

      なぜシンナーを付けるのかというと、ローラーに塗装がくっ付いてしまわないようにするためです。

      シンナーは弾くので、ローラーをかける前によく付けましょう。

      では、つぶしていきます。

      ちょっと固まってきてしまいました?

      でも、これの上に塗料を塗るのでその仕上がりも計算に入れてやらないといけないのですね。

      できました!

      どうでしょうか…目地のテープを外します。

      この後は乾燥待ちをして、塗料を塗っていきますよ!

      壁の色と同じ、緑色の塗料をローラーで塗ると…。

      境が消えて…壁と同じになっていきます!

      動画で確認してみてください。

      分からないぐらいになっていますよ~。

      社長も乗り出して見ています!

       

      社長社長社長!

       

      カメラの前です!邪魔!

      せっかくの壁、見せてください…!

      そんなこんなで、塗り終わりましたので近づいて見てみましょう。

      どこからでしょうか?境が分からないですよね。

      キレイにできました。

      すごいですね!

      いかがでしょうか、合格ラインじゃないですか?

      お客様からもOKいただきました!

       

      補修も塗り替え道場に!

      このように、壁の模様を合わせる補修もきっちり行います。

      しかし、いろいろな技術があるのですね。

      塗るだけじゃない塗装の奥深さ、お分かりいただけましたか?

      動画でこの仕上がり、よく確認してみてくださいね。

      本当に分からないくらい、キレイに仕上がっていますよ。

      素晴らしい!

      塗装や他の技術など、見たい、聞きたいとありましたらぜひコメントをお願いします。

      寺西くんが解説しますよ!

      また、見積りもお待ちしておりますので、ぜひ資料請求もしてみてくださいね。

       

       

      次回は「雨漏り」シリーズでお送りします。

      もしかして雨漏りは自分で直せるかも?

      自分でDIYするのと、プロに頼むのとではどれぐらい違いがあるのでしょうか。

      費用は?期間は?ちゃんと直せるの?

      その疑問にお答えします。

      お楽しみに~☆

       

      また見てね~。

    3. ボートにも使用されるFRP防水ってなに?塗装職人が解説します!

      「塗替え同場」が配信している「塗替えTV」の動画から、今回は「FRP防水」のご紹介をします。

       

      気になる動画はこちら!

      ↓↓↓

       

      【名古屋市港区】外壁塗装だけじゃない!ベランダ防水もおまかせの塗替え道場からFRP防水について解説☆しっかり塗装でばっちり防水!!

       

      ★塗替え道場TVはこのHPの左側にあります!

      毎日、配信していますので、ぜひチャンネル登録よろしく~!

       

      塗装職人の防水施工

      FRP防水について塗装班職長・寺西くんが解説していきます!

      防水施工なのになぜ塗装職人が解説するのでしょうか?

      塗装と防水、全然違う仕事のように思えますが、実は似ている作業があるのです。

      それは塗膜防水の密着工法

      密着工法とはウレタン防水やFRP防水を塗って防水層を作る施工方法です。

      塗る工程が塗装の技術と同じなのですね。

      前回、ウレタン防水の「材料の作り方」と「施工方法」の動画をご紹介しました~。

      ↓↓↓

      ウレタン防水工事は塗装職人でもできる!密着工法と絶縁工法で職人が違う!

      ↓↓↓

      DIY?本気出したら自分できる!ベランダ防水は絶対もっと安くなる! 

       

      こちらの動画でもあるように塗膜防水は塗る作業なので、塗り替え道場では塗装職人が施工を受け持っています。

      複雑な防水施工は専門の防水職人が施工しますよ。

      お客様から塗装のご依頼を受けた時に「せっかく足場を組むのだから、防水などの施工も一緒にいかがでしょうか?」とご提案しているそうです。

      足場を組むのも見積もりに入っていますし、別な機会に防水の依頼をした際にもまた足場を組めばそれだけ費用がかかります。

      費用のことなども考えて、「足場を組むついでに他の補修などもやるといいですよ」とお勧めしているわけなのです。

      さて、現場は名古屋市港区、戸建てのお宅。

      出演は社長と寺西くんでお送りします。

      ベランダのFRP防水の施工なのですが、こちらのお宅は現状がそんない悪くなっていませんでした。

      悪い所がないのであれば、防水層の再施工はする必要がありません。

      悪質な悪徳業者は、「すぐ直した方がいい!」と再施工を持ちかけてきたり、余計なところまで工事をしたり、と金額を釣り上げてくる可能性があります。

      もし、そういう話が業者から出たら、「本当に再施工した方がよいのか」・「この工事は必要なのか」、と疑ってみてくださいね。

      今回の施工は現状が「悪くない」ということなので、トップコートで対応することなになりました。

      そちらのトップコートについても一緒に解説していきます。

       

      FRP防水について

      まず、基本情報として「FRP防水とは何か」をご説明します。

      FRPいうのは、「繊維強化プラスチック」のことで、「Fiberglass Reinforced Plastics」が正式名称。

      なにやら小難しくて分かりにくいのですが、強化材・補強材(ガラス繊維など)で補強されているプラスチックのことです。

      強度・耐水性にとても優れているのですよ。

      FRPとポリエステル樹脂に硬化剤を加えたものを混合して、塗って防水層を形成します。

      主に浴槽や船などに使用されていて、特徴としては水回りに使用されるほど継ぎ目なし(シームレス)に施工できることと車両が乗っても耐えうる耐久性があることです。

      軽量で耐熱性・耐食性もあるので、屋上駐車場やプールなどにも使用されています。

      バルコニーやベランダにもうってつけの工法です。

      耐久性があって、歩行が可能、シームレスに施工ができる、そして施工期間が短いというのが最大のメリット。

      紫外線に弱い、伸縮性がない、施工できる職人が少ないなどがデメリットになります。

      原料がプラスチックなので、紫外線に弱い!

      紫外線に長時間さらされると劣化し、ひび割れが起こります。

      他の材料でも紫外線には弱いので、FRPだけが特別ではないのですが、とにかく紫外線には弱いです。

      劣化を早めますので、そこで登場するのが、トップコート

      上から保護目的のトップコートをかけて、防水層をまもります。

      しかし、トップコートも5年に一度ぐらいの頻度で塗り替えが必要です。

      美しさや耐久性を保つためには定期的に塗り替えをお勧めします。

      再施工になる場合は、目視で分かりますよ。

      表面が色褪せたり、クラックと呼ばれるひび割れが起きたり、ガラス繊維が見えたりと、明らかな異常が出てきた時。

      そのような場合はトップコートだけでは補いきれないので再施工となるのです。

      見た目で分かるのならば、メンテナンスのタイミングも逃すことなくできます。

      うちもそろそろ…と思ったら、まずは現状を確かめて業者に相談してみてくださいね。

       

      トップコートをしよう!

      今回のお宅は現状が悪くないのでトップコートのみの施工となりました。

      材料は「タフシール」というFRP専用のトップコートです。

      とにかくツヤッツヤ!!

      とてもキレイですよ!ぜひ動画でお確かめを!

      あまりにツルツルして水などで滑りやすくなることもあるので、その場合は「滑り止め」として「骨材」を混ぜたりするそうです。

       

      骨材…。

      骨…??

       

      本当にが入っているわけではありませんよ!

      珪砂(石英を成分とする砂)・寒水石(石灰岩の石材)・パーライト(球形の小さな砂利)・セラミック・貝殻などが混ざったものです。

      一緒に混ぜるとザラザラするので滑り止め効果がある、というわけですね。

      ガラス繊維でできたシートを敷いて、その上からFRPの樹脂を流し込んで施工します。

      そしてトップコートをすればOK!

      このトップコートは5年に一回ぐらいで塗り替えをするのがベストです。

      屋上防水なども5年に一度のトップコートでメンテナンスをすれば、打ち換える必要はほぼないそうですよ。

      耐久性のあるFRP防水が簡単にダメになることはないので、トップコートをきちんと塗っておけば長く持たすことができます。

      どのような症状が再施工サインかというと、下に敷いているガラスマットが出てきた時が再施工の目安です。

      他はめくれや膨れ、クラック(ひび割れ)も判断基準の1つ。

      トップコートは紫外線で焼けて白くなってくることがあるのですが、表面がちょっとめくれているぐらいならばセーフです。

      早期対応で劣化を見つけられればトップコートで十分対応可能ですので、定期的なメンテナンスは大事ですよ!

      ガラス繊維自体が傷んでいる場合は再施工した方が良くなりますので、そうなる前に劣化を見つけましょう。

      我が塗り替え道場では知識と技術を備えた職人をたくさん抱えています。

      なんといっても、その職人たちが自慢ですのでご相談・お見積りを是非、していただきたいです。

      10年以上のベテラン職人もたくさんいて、社長もよく相談するそうですよ。

      頼りになる専門家が揃っているのが、会社の強みですね!

       

      寺西くんの魅力をたっぷりお届けします!

      FRP防水の解説はここまでとなりますが、ここからサービスタイム!

      全国の寺西ファンに送ります!魅力をたっぷりお届けですよ!

      動画の冒頭から気になることありませんでした?

      良く見たら、寺西くんの顔に「黒子がある?」と思った方もいるのでは?

      左目の下、鼻の脇に黒い塗料が…!

      真面目な顔で格好いいこと話していますが、黒い塗料が!

      全く気付いていないですね!

      可愛い寺西くんの一面が見られました。

      だから、ファンが多いのでしょうね~。

      これからもお茶目な職長、寺西くんの応援よろしくお願いしま~す。

       

      次回のご紹介動画は「内部足場」についてです!

      足場なのになぜ内部?外じゃない足場をじっくり解説します!

      お楽しみに~☆

       

      では、また見てね~。

       

    4. 雨漏りしやすい場所がある?!~セルフチェックもできる確認ポイント~

      一番雨漏りするのはどこ?

      どの防水工事もきちんと施工されていれば雨漏りを防げますが、経年劣化などで雨漏りしてくるのは仕方のないこと。

      漏水している以上は原因を突き止めて補修をしなければなりませんね。

      放置していても被害はひどくなる一方!

      そのままにしていても、直ることはありませんので無かったことにはできませんよ。

      見つけたら、速やかに処置をしなければ大切な家屋が傷む一方です。

      では、どのような場所から雨漏りはしていくのでしょうか。

      実は、雨漏りしやすい場所というのがあります。

      その場所を最初に疑うことで早期発見ができて、大規模な補修になる前に着工することができるのです。

      定期的な点検を行うこと、劣化の進行具合をストップさせることができますよ。

      早めに劣化を把握して、補修費用を抑えましょう。

      しかし、いきなり点検となっても素人には判断しかねますよねー?

      「どこを見ればいいか分からない」

      「劣化しているのかどうか見ても分からない」

      そんな時に役立つポイントをご紹介します!

      目安になるポイントを押さえてさっそく確認してみましょう。

       

      最初のポイント:ドレン周り

      確認ポイントとして最初に見てほしいのが「ドレン周り」。

      この「ドレン」を知っているでしょうか?

      あまり聞きなれない言葉かな、と思います。

      「ドレン」いうのは排水溝のことです。

      そして「ドレン周り」になると、も含まれます。

      樋は上から流れてきた雨水を下水に導くもの。

      なので、ゴミなどで流れが妨げられると行き場を失った水が樋から溢れ出てしまいます。

      排水溝もゴミが溜まっていると流れなくなりますよね?

      こちらも樋同様、雨水が流れないと溢れてしまいます。

      特に台風のような大雨の時に水が溜まってしまうと、この雨水が室内に侵入する…なんて恐ろしいことにもなりかねません!

      また、水が常に溜まっている状態ですと防水層を傷めてしまいますので、ひび割れなどを起こして、雨漏りの原因を作ることもあるのです。

      知らない間に枯れ葉や洗濯バサミなどの異物、子どもの玩具などが入っていて詰まりを起こしている場合もよくあります。

      定期的に確認をしてみましょう。

      手が届く範囲であればゴミを取り除き、詰まりを解消させてください。

      ベランダの排水溝は見えるので、掃除がしやすい場所なのですが、樋は上の高い所を通っているので手が届かないところです。

      手が届かない、と思ったら無理に作業をしていけませんよ!

      二階などからうっかり落ちる、なんて事故につながりかねません。

      くれぐれも気を付けて行いましょう。

      もしできないようであれば業者を頼ることをおすすめします。

       

      見た目も良い:笠木

      また、知らないワードが出てきましたね!

      笠木」と言う部分をご存じでしょうか。

      読み方は「かさぎ」です。

      聞きなれないとは思いますが、もともとは冠木(かぶき)と呼ばれていました。

      神社などにある鳥居や門の「上縁の横に渡す木」を意味するものだそうです。

      この冠木が住宅の手すりなどの頂部に用いられるようになました。

      そして、用途は躯体を腐食から保護する為の物に変化していったのです。

      室内にも使用されているので見たことがあると思いますよ。

      対面キッチン腰壁・階段の手すりなどの仕上げ材などこれら全て、総称として笠木と呼ばれているのです。

      そして、この笠木ですが、ベランダ・バルコニーの手すり上部に使用されています。

      つなぎ目もありますので、そこに隙間ができたりしてしまうのです。

      劣化による隙間ができることもあります。

      そこから、雨水が入り込んで腐食を起こす、ということがよくあるケースです。

      しかし、屋外にある物ですから気を付けていても、劣化していくのは仕方ないですよね~。

      実は、材質により耐久性と防水性に差が出て、劣化年数にも違いが出ます。

      木製・金属・セメント製など色々とあるのです。

      この劣化具合は目視で確認できますよ。

      塗装の剥がれや錆びなどが現われたら要注意!

      また、ベランダの手すりがぐらついているといった場合は、ビス部分の劣化です!

      見つけたら、腐朽する前にメンテナンスを行ってください。

      腐朽が進むと笠木そのものを交換しなければならなくなります。

      早めに対応ができればコスト削減にもなりますので、全交換にならないよう普段から目を配っておきましょう。

       

      角を覆う:コーナー部分

      コーナー部分というのは」の部分です。

      ベランダの手すり上の笠木の角もそうですし、ドレン周りの一段下がった溝にも角があるのですよ。

      特に笠木の角というのは、左右から合わせているので一枚で加工することができません。

      どうしてもつなぎ目ができるものなので、そのつなぎ目から雨水が染み込んでしまうのですね。

      それが漏水の原因になっていきます。

      隙間から雨水が知らない間に入っていて、そのまま部屋にポタポタと雨漏りしてくる、なんてこともありますよ!

      腐朽した箇所からの雨漏りの場合は、見た目で原因が分かるので対処しやすいのです。

      しかし、このコーナー部分からの漏水は分かりづらいので要注意ポイント

      また、ウレタン防水などを施すドレン周りのコーナー部分は、他の場所に比べると塗膜が薄くなってしまうという欠点があるのです!

      角に防水塗膜を重ね塗りしても、やはり薄くなるものなので、ここから劣化していくパターンが最も多く見られます。

      メンテナンス時には確認すべき最大ポイントですので、忘れずチェックしてみましょう。

      シート防水も、やはりコーナー部分は収まりが悪いものなので、浮きが目立ってくることが多くあります。

      浮いたシートの間に雨水が入り、溜まって雨漏りしてしまう!

      これはよくあるパターン。

      防水施工をする際には、このコーナー部分が一番の難所になります。

      メンテナンス時には「角を見る」というのが大事なポイントですよ!

      セルフチェックでも見つけやすいので、「雨漏りしてるかも」と思ったら、まずは角を確認してみてくださいね。

       

      漏水はほとんど無し:平場

      コーナー部分やドレン周りは漏水が見つかりやすい場所。

       

      「ベランダは雨漏りしないの?」

      「屋上は?」

       

      雨漏りの心配をする時に思い浮かぶのは平場ではないですか?

      平場とは平らな所で、ベランダや屋上などをそう呼びます。

      実は、平場からの漏水というのは、あまりありません

      平面であるベランダなどは塗膜防水も重ね塗りしやすく、シートも貼りやすい!

      なので、コーナー部分のような劣化が出にくい箇所なのです。

      シート防水の場合はピッタリと貼りますので、穴が空く、「浮きが出る」というような、明らかな劣化が無い限りは漏水しにくいものなのです。

      何も無いところから漏れているとは考えにくいですよね?

       

      「紫外線が当たる場所は劣化しやすいのでは?」

       

      確かに屋上やベランダは紫外線に晒されているので、劣化の進み具合も他の部分と比べると早い!

      そうならないためにはどうすればいいのか?

      それはトップコートです!

      しっかりとトップコートで保護されていますので紫外線に晒されていても、何年も劣化せずに保てる、という訳です。

      きちんと施工が行われていれば劣化することはあまり、ありません。

      しかし、これが手抜き工事で施工されていれば何らかの形で劣化が現われますよ!

      年数が経っていないのに目視で確認できるほど「劣化が目立つ」・「雨漏りしてきた」ということがあれば手抜きであった、と判断できます。

      繰り返しになりますが、手抜き工事で無い限りは平場からの漏水は、ほぼ起こらないと思っていてください。

      また、漏水の原因は別な場所にあるはずにもかかわらず、調査もせずに平場の再施工を提案する業者がいたら、騙されているかもしれませんよ!

      防水を全てやり直しした方がいい、と言われたら怪しいです。

      劣化が見られず、漏水もしていない。

      それなのに再施工を勧めてきたら「もしかして…?」と疑ってみるべきです。

      手抜き工事の1つの目安にもなりますので、平場からの雨漏り起こりにくいとぜひ、覚えておきましょう。

       

      以上、漏水ポイントのご紹介でした!

      セルフチェックもできますので、ぜひ覚えて最適な施工を依頼しましょう!

      次回は「工事時期」をお伝えしていきます☆

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

    ガイドブック請求
    お見積もり
    お問い合わせ