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    1. 誰でも分かるコーキング工事②!~雨漏れなどで大切なシーリング(コーキング)工事編~

      前回に引き続き、「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」のネタから、シーリング工事②をお送りします!

      気になるシーリング②動画はこちらです!

      ↓↓

      ☆プライマー徹底解説!雨漏れなどで大切なシーリング(コーキング)工事☆

       

      シーリング工事シリーズ①「養生テープで仕事が決まる!編」の動画は養生について紙テープの大切さをご紹介してきました。

      今回は②の「プライマーしなきゃダメよ!編」です。

      段取りについてとプライマーの大切さをご紹介!

      ためになるワンポイントアドバイスもありますよ~。

       

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      プライマーを塗っていこう!

      さて、本日の出演はシーリング班の職長・山口くんと我らが社長のお二人です!

      現場はALC外壁の三階建ての建物。

      今、職長が缶を持って、ハケで何やら壁に塗っています。

      塗料?シーリングではなさそう…?

      聞いてみましょう。

       

      これは何をしているのですか?

       

      「プライマーを塗っています」

       

      はて?プライマーとは?

      前回の①の動画にも出てきましたが、プライマーとは何でしょうか?

      プライマーとはシーリング材と躯体(建物を支えている構造部材のこと)をくっつける接着剤(ボンド)みたいなものです。

      シーリング材を直接、くっつけていくわけではないのですね!

      今回はALCの三階建ての建物でシーリング工事を行います。

      そのシーリング材を打つ前の準備をしているというわけです。

      ALCというのは、軽量気泡コンクリートのこと。

      「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字を取ってALCと呼びます。

      このALCというものは高温高圧で蒸気養生されていて内部は気泡で空いているそうです。

      なので、とても軽い

      通常のコンクリートに比べると1/4程の重さで、外壁として使う場合は金属網で補強されたパネルになっています。

      気泡が空いているので、夏は涼しく冬も一定の温度が保てるので温かい、というメリットがあるそうですよ。

      しかし、内部に気泡があるので防水性が弱い!

      防水性を持たせるため、シーリング材を利用するのだそうです。

       

      段取りの重要性!

      さて、三階建てのALCの建物を、職長一人で行います。

      だから段取りが何よりも大切なのです!

      先ほど説明したプライマーを塗っていくのですが、通常のシーリング工事の時とちょっと違うところがあるのをお気づきですか?

      よく見てくださーい。

      なんだか、壁がさっぱりしていませんか?

      紙テープを張っていないのです。

      「ちゃんと養生しないとダメでしょ!」って、思いますよね?

      このALCの場合は紙テープはいらない

      表面がツルツルしていないので張っても取れてしまい、ズレたりしてシーリング材を打ってもガタガタになってしまったりするので、張らない方がキレイに仕上がるのだそうです。

      新築の場合は張るそうですが、今回は改修工事なので張りません。

      シーリングを打ったあとはきちんと慣らして、終了になります。

      窓枠や冊子などは、紙テープを張って養生、その後に同じように全部プライマーを塗っていきますよ。

      張らないのはALCの外壁だけです。

      この紙テープも①の動画で説明しましたが、ちゃんと張る順番がありますね。

      覚えていますか~?

      紙テープを撤去する順番に張っていくのですよ。

      今回もちゃんとその順番に張られていて、段取りを考えて行われています。

      ALCの外壁に紙テープを張る場合と、張らない場合では仕上がりは変わりなく一緒です。

      でも、紙テープを張った場合は剥がす手間がありますので、時間がかかりますね。

      もちろん、張るのでテープ代やその人件費もかかってくるので、コストが増えます。

      ちなみに段取り良く行い、早く仕上げられるのは会社の中では職長が一番だそうですよ!

      爆速の男です。

      見ていても、「言うほど速くないじゃん!」って思いました?

      手元が速い・動きが速い、といったことではなく段取りよく行って、現場を早く終わらせられるというところが爆速たる所以です。

       

      ALC外壁の注意

      動画を見ていると晴れてとても暑い日なのですが、昨日は雨が降っていたそうです。

      ここで素朴な疑問。

       

      雨が降っていた日は気にしなくてよいのか?

       

      実は壁が濡れているとシーリングはできません!

      なぜかというと、プライマーの原材料は油分なので、濡れていると付かないのです。

      もし壁が濡れていたら、拭いたりすることもあるそうですよ。

      天候が悪い雨の日は施工自体を中止にすることも。

      雨上がりの場合は、日が当たっているところから始めたり、午後に回したりと段取りを変えて行なっていきます。

      特に冬は大変!

      結露がひどいので湿潤状態になっています。

      本当は上から行うところを、半分やって上行って、また下がって…というように段取りを変えていかないといけないので時間がかかるのです。

      もちろん、職人は経験と知識できちんと分かっていますので、天候や気候に合わせて段取りを組んでいますよ。

      と、ここで2面終わりました!

      喋っていても仕事をおろそかにしません。

      ちゃんと段取り通りに進行していますよ。

      さすがですね!職長!

       

      ワンポイント・アドバイス

      ではここで、職長・山口くんのワンポイント・アドバイス~

      今、一段降りたところにいます。

      プライマーの塗り方を教えてくれるそうですよ。

      まず、大事なことはプライマーは「しっかり塗らないといけない」ということ。

      なぜなら接着剤の役割をしているので、塗りが甘いとシーリング材がくっつかないのですね。

      なので、塗りムラがないようによく塗りましょう。

      どのぐらい塗ればよいかというと、ハケにタプタプに付けてたっぷり塗っていってください。

      多すぎても大丈夫。

      量が多くても困ることはないそうです。

      乾くので不便はないとのことなので、思い切ってたくさん塗ってみましょう!

      塗るポイントとしては、隙間にサッーと塗るのではなく、周りにも付けるようにしっかり塗ってください。

      真ん中だけ塗ってあっても隙間は三面になっているので、両脇にも塗らないとシーリング材が付きません。

      取れてきてしまうので、よく塗ることが最大ポイントです。

      では、ここで社長がチャレンジ

      素人が塗るとどうなるか、山口職長が塗ったところと比べて見てみましょう。

       

      …グチャグチャ!

       

      はみ出過ぎです…。

      こぼれるほど塗るのはNGですよ!

      見た目が汚いですね!

      ここで素人と職人の差が出ます。

      さすが職長。さりげなくやっていますが、かなりテクニックが必要な作業ですね。

      このプライマーの質感ですが結構、固めとのこと。

      においがあるそうですが、それは動画では伝わりませんね~。

      色は飴色で、こってりした感じ。

      1缶で何m塗れる、というのがちゃんと決まっているそうですよ。

      職人はそういったことも考えて段取りを組んでいるのですね。

      養生してプライマー塗って、それからシーリング材を打っていきます。

       

      ここでお知らせです!

      シーリング工事のことで疑問に思ったこと、わからないこと、その他気になることがあったら動画にコメントを残してください!

      そのコメントを見て動画を作っていきます。

      思ったこと、どんどん入れてくださいね。

      でも職人さん、ナイーブですぐ凹んじゃうので、ネガティブコメントはなるべく無しの方向でお願いしますね(^-^;

       

       

      動画はここで終了になり、シーリング工事は③に続きます。

      次回は「誰でも分かるコーキング工事③改修と新築、全然やることが違います!編」でお送りしますよ!

       

      では、また見てね~。

    2. 誰でも分かるコーキング工事①紙テープで仕事が決まる?!~分かりにくいところ解説します!~

      塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の内容をご紹介していますが、今回はコーキングです!

      コーキング動画はこちら!

      ↓↓

      ☆一般の方にとって分かりずらいシーリング(コーキング)工事を徹底解説!Part1☆

       

      実はこのコーキング解説動画は現在①~③まであります。

      今回は①の「紙テープで仕事が決まる!編」をご紹介。

      順番に②と③も今後紹介していきますよ~。

       

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      コーキングは紙テープで仕事が決まる!

      現場のあるお宅は愛知県可児市。

      社長の実家から自転車で10分くらいのところだそうです。

      こちらの戸建ての現場からコーキング工事をご紹介。

      では職人さんのお仕事を見ていきましょう!

      今日は職人さんが3人で当たっています。

      手順は、既存の撤去→養生→シーリングを打つ箇所にプライマー(接着剤)を塗る→材料を充填→ならし作業、です。

      このぐらいの規模だと3人で2日間はかかります。

      コーキング(シーリング)とは隙間やつなぎ目にシーリング材を入れて埋めていく工事。

      ところでシーリングとか、シール工事、コーキングだとか聞いたことがあると思いますが、これ全部同じものだということをご存じですか?

      いろいろな言い方があるのですが、全部同じ物を指します。

      なぜ統一していないのでしょうか?

      もともと、シーリング材と油性コーキング材という2つの材料がありました。

      ざっくりいうと油性コーキング材以外の材料を全てシーリング材と分類されています。

      シーリング材を使用した場合はシーリング、油性コーキングを使用した場合はコーキングと呼んでいたのですね。

      しかし、今は油性コーキングをほとんど使用しないのです。

      名前だけ残っていて、シーリングもコーキングもどちらの呼び名も使用しています。

      同じ工事で同じ材料を使用するので、施工費用ももちろん同じです。

      どちらの言い方でもちゃんと伝わりますよ。

      さて、シーリング工事のことが分かった上で、職人さんの手元を見ていきましょう。

      今回は養生をしているところを撮っていますよ。

      紙テープでシーリングを打つ箇所を養生していくわけですね。

      養生というのは他の部分が傷んだり汚れたりしないように、カバーをかけて保護することです。

      この場合はシーリング材が他の場所にくっつかないようにするため、シーリング材を打つ箇所の周りに紙テープを張っていますね。

      青いテープなのですが、強粘着のものだそうです。

      色で粘着力が分けられていて、ホームセンターなどでも販売されているものだそうですよ。

      興味のある方はホームセンターに行ったら、見てみてくださいね。

      この粘着力の強いテープを使う理由は、ずばり良く付くから。

      壁が汚れていると弱い粘着テープは付きが悪く、すぐ剥がれてしまうのだそうです。

      弱い粘着テープの方がよい箇所もあるそうですが、きっちり付いて最後まで工事できる方が効率が上がります。

      シーリングを打っている最中に剥がれてきては工事が中断してしまい、失敗してはみ出る、貼り直しなどになっては時間ばかりかかってしまいますよね。

      そして紙テープを取る時も一気にサッと剥がせる方がいいので、あえて強粘着を使用したりするそうです。

      2秒かかるところを1秒で済むように、と考えられているのです。

      たかだか1秒ぐらいで何が変わるのか」と思いますがその箇所に関しては1秒でも、全体で考えると大きな時間になります。

      秒単位が作業効率を上げる」と信念をもって仕事に取り組んでいる姿勢がとても格好いいですね!

      さて、作業に戻りましょう。

      窓枠に紙テープを2本張っていますよ。

      枠の方には2枚重ねて、くっ付かないようにしています。

      張った間には既存のシーリング材が残っているのですが、今回は撤去はなし。

      段になっているところは基本的には撤去はしないのだそうです。

      肉厚になるようにシーリングを打つので、このままでいいとのこと。

      なるほど~。

      その窓のすぐ下に化粧帯があるのですが、ここも撤去せずに増し打ちです。

      帯の下にはサイディングボードがあり、目地があります。

      この目地の底面は撤去してありますよ。

      そして、くっつかないように養生してあるのですがわかりますか?

      水色のものが上から下まで張ってありますね。

      これはボンドブレーカーと呼ばれるもので、絶縁テープともいいます。

      三面接着になるのを防ぐために張るのですが、なぜ三面接着にしてはいけないのでしょうか。

      社長が説明してくれていますよ!

      壁と壁の間にシーリングをしますが、奥にくっついてしまうとシールが伸びなくなってしまいます。

      建物は動くので、奥がくっ付いていると左右の引っ張りで割れてしまうそうです。

      それを避けるためにも三面接着はしてはいけない!

      壁と壁の間は三面接着はダメ!」覚えておきましょう!

       

      シーリングはどこまでする?

      次はサイディングボードの上の帯ですが、帯下にシーリングします。

      これは最初からシーリングされていたので、同じようにシーリングするそうです。

      同じ帯が上の壁にもあるのですが、その帯下はシーリングされていませんね…?

      なぜでしょうか?

      社長、解説お願いします!

       

      上の帯下は、元々シーリングが打たれてないので打たない

      シーリングをして欲しい、とお客さんに言われることもあるそうなのですが、明らかに手抜き工事だな、という時以外は打たない!

      いろいろな建物の仕組みがあるので、新築時に合わせるのが鉄則だそうです。

      この上にある帯は化粧(デザイン)として付いているので、雨水が上から入ってきた場合、下に逃げれるようにわざとシーリングを打ってないそうです。

      下のサイディングボードの帯は水が入っては困るので、上下ともきっちりシーリングされているわけです。

       

      紙テープの貼り方のコツ

      職人さんが紙テープを簡単そうに張っていますが、コツはあるのでしょうか?

      実は慣れだそうです。

      しかし、張る順番があります。

      重ね方にも順番があり、同じように撤去しやすいように張っていくのです。

      社長も何回かトライしたことがあるそうなのですが、職人さんのスピードは3倍くらい早いそうですよ!

      おかしな順番で張ってしまうと、撤去の時にシールが剥がれてしまったりするので、とても大事なことなのです。

      コーナー部分などはテープを切らず、1枚で張ります。

      2枚で張ると2回剥がさなければなりませんが、1枚ならば一気に全部剥がせますからね!

      今回は帯のところにクラック(ひび割れ)があったので、見積りには入っていませんが補修をしてくれます。

      職人が現場判断で、見積りになくてもきちんと行いますよ。

       

      雨漏りしたら末期?!

      ここで、外壁に穴を発見しました。

      これは雨漏りが原因だそうです。

      シールから雨漏りした場合は、ひび割れてバキバキの状態になっているそうで分かりやすいそうですがこの時、家の中はどうなっているのでしょうか。

      実は家の中は分からないのだそうです。

      壁の中は断熱材などがあるので、なかなか雨漏りがすぐには染み出してこないのですね。

      もし、家の中に雨漏りがあったらそれは病気で言うなら末期がんの状態!

      すぐに工事しないと手遅れになりますよ!

      早期発見はとにかく外から見るしかないので、業者を呼んでしっかり点検してもらいましょう!

      メンテナンスが大事ですよ!

      コーキング(シーリング)についてお分かりになりましたか?

      紙テープが仕事を左右するとは驚きでした。

      動画はここまでで終わりですので、コーキング工事はに続きます!

       

       

      次回は「誰でも分かるコーキング工事②プライマー解説」でお送りします!

      では、また見てね~。

       

    3. 外壁塗装の疑問〜そもそも何で必要なの?〜

      こんにちは!

      これまで大規模修繕における費用や仕組みについてご紹介をしてきました。

      大規模修繕の中でも特に大事な工程である外壁塗装ですが

      そもそも一体何のためにおこなうのだろう?と思う方も多いのではないでしょうか。

      見た目的には少し古くなってきた感じがするだけだし・・・ヒビとか見当たらないし・・・

      まだ外壁塗装はいいか(゜▽゜)

      なんて思って後回しにしていると・・・

      住民の生活環境が悪くなるだけでなく、建物自体の老朽化を早めてしまい

      気がついた時には多大な修復費用が(T▽T)なんてことになりかねません。

      だからこそ、定期的なチェックや見直しが大切なんですね。

      今回は、外壁塗装が必要である理由、そして普段から気にすべきチェックポイントをご紹介いたします。

      外壁塗装が必要な3つの理由

      1、見た目の美しさ:美観

      美観のために外壁塗装を考えはじめる方も多いもの。

      やはり、自分が毎日生活する建物はボロボロな見た目よりも綺麗な方が気持ちがいいですよね。

      外壁塗装をすることによって艶やかな外観に変身。

      カラーバリエーションも豊富です(。´∀`)ノ

      美しい家を保つことで、生涯の財産にしていきたいものですね。

       

      2、住宅としての機能を守る:保護

      なによりも一番大切なのは住宅としての機能を保つこと。

      塗装によって紫外線や雨風等を防ぎ、建物が老朽化してしまう原因をつくらないようにしていくのです。

      まずはシーリング材を用いて建物の隙間を防いだり、クラックという外壁にできるヒビ割れを補修したりすることで、外壁塗装前に建物自体の劣化を修復します。

      その後、さまざなま塗料を用いて外壁塗装がはじまります。強度や耐久性によって塗料の値段は高くなり、とくにフッ素塗料などは15~20年の耐久性だけでなく、耐熱性や防水性も兼ね備えている塗料です。

      少し値段が高くついても、今後何十年と家の機能を保つためだと思えば必要な投資かもしれませんね。

      外壁塗装を依頼すべきチェックポイント

      一体どのようなときに依頼を検討すればいいの?

      ここまで、外壁塗装がいかに大事な工事であるかということがお分かりになったかと思います。

      次に、実際に依頼を検討すべきポイントをご紹介いたします。

      何年経っているか?で考える

      前回の塗装工事から何年経っているでしょうか?

      また、新築の場合は築年数はどれくらいでしょうか?

      一般的に、8年〜10年を目安に外壁塗装工事を検討すべきだとされています。

      というのも、外壁のクラック(ヒビ割れ)は大体8年目までで発生しなくなるという性質があるため、そのタイミングでメンテナンスをおこなうことが望ましいのです。

      もちろん、それぞれの家の環境によって状態は異なりますから、8年を過ぎたあたりから

      日頃のセルフチェックを欠かさないようにしましょう。

      セルフチェックの仕方

      見るポイントはココ!

      ◆外壁の色は変わっていませんか?

      ある程度の年数が経過すると、どうしても外壁の色の変化は見られるもの。

      「なんだか最近くすんで見える」

      「汚れがなかなか落ちない」

      そんな風に感じるのであれば、塗り替えのサイン。単なる汚れの蓄積ではなく、塗膜自体が傷みだしている状態なのです。

       

      ◆外壁にカビやコケ、藻が発生していませんか?

      これは外壁がダメージを受けてしまう直前のサイン。

      カビやコケ、藻は水分を好むため、防水機能が低下していると考えられるのです。

      そのため、外壁全体がダメージを受けてしまうのも時間の問題。

      できるだけ早めに依頼を検討するべきといえるでしょう。

       

      外壁を触ると白い粉が付いてしまいませんか?

      これはチョーキングという現象。

      塗膜の機能を失ってしまっているので、補修が必要な状態です。

      ◆外壁にクラック(ヒビ)はありませんか?

      幅0.3mm以下の髪の毛のような細いクラック(ヘアークラック)や、幅0.3mm以上で深さが4mm以上といった大きなクラック(構造クラック)などは決して見逃すことのできない修復サインです。

      クラックを放置しておくことは、建物自体の老朽化を早めてしまいます。

      もちろん、そのような場合は外壁塗装の前に修復工事から入らなくてはいけません。

      気がついたら、できるだけ早くに!

      もし生活をしている中で何か異変を感じたり、セルフチェックで怪しい箇所が見つかったりした場合は、まずは塗装会社に問い合わせてみましょう。

      処置が遅くなればなるほど、後に払う金額も多大なものとなってしまうかもしれません。

      定期的に外壁を整えることで、いつまでも住みやすい住宅環境の維持をしていきましょう!

    4. 足場ってどうなっているの?イケメン職人が解説!

      足場を30分で組みます!

      前回から「塗替え道場」が配信している「塗替えTV」の内容をご紹介しています!

      今回は「足場」について。

      防水や塗装工事をする際に壁・屋根などに高い場所の施工をするので、足場を組んでいますね。

      この足場をどのように組んでいるのか、どのぐらいの時間でできるのか?

      足場を組む鳶職人のお仕事を詳しくお伝えしている動画があります。

      その足場についてご紹介している動画はこちら!

      ↓↓

      ☆足場組立て完全密着!足場鳶の仕事ってどんな仕事?イケメン職人が解説!☆

       

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      30分で組めたら社長自ら罰ゲームを受ける?!

      足場鳶職人ってご存じですか?

      現場で足場を設置する職人ことで、高所作業を行います。

      解体時の効率なんかも考えながら組み立てているので、かなり頭脳派なのですね!

      足場鳶の仕事紹介動画で出演しているのは、イケメン職人のお二人と小林社長

      足場職人はイケメンが多いそうですよ!

      そしてYouTubeの視聴率も高いとのこと。

      今回は「30分で本当に足場が組めるのか?」という企画でチャレンジスタートです。

      さて現場は、とある戸建てのお宅。

      左側面、一面の足場を30分以内で組めたら成功ですよ!

      できなかったら罰ゲームがあります。

      「30分あれば楽勝っす!」

      とのことなので、チャレンジしていただきましょう!

      30分以内で組めたら、社長がこの後の作業を手伝ってくれるそうですよ。

      張り切っていきましょ~!

      ご安全に~!

       

      足場を最初に立てる時の注意

      さて、30分チャレンジ始まりました。

      急いで作業を行いますが、手抜きをするようなことは絶対にありませんよ

      正確に丁寧にかつ迅速に。

      安全に作業を進めていきます。

      組ながら解説いれてもらいたいところですが、上にいるので声が全然届きません!

      何言っているか聞こえなーい!カメラマンも必死ですね。

      そして、組みながら喋れないようでちょいちょい黙ってしまう!

      なので、こちらから質問していきましょう。

      まずは立てる時の注意はなんでしょうか?

       

      「離れすぎず近すぎず」

       

      壁との距離を20~30㎝ぐらい取ります。

      塗装をする際に届かなかったり、隙間が空き過ぎてしまうと塗装職人が恐怖を感じるそうです。

      なんといっても高所ですので、危険が伴いますからね。

      ならば近づけばいいのでは、と思いますが近すぎると逆にやりにくい!

      塗りにくかったり、ローラーが入らなかったりと支障があるので近すぎてもダメなのです。

      足場鳶職人はちょうどよい距離で足場を組んで、塗装職人が仕事をしやすいよう考えているのですね。

       

      足場に使用するものはジャッキベース、支柱、手摺、踏板、ブラケットが代表的な物。

      まず、ベースを置いてその上に支柱を立てるのが最初に行うことです。

      2本立てて、その間に手摺を渡して、ブラケットを取り付けた上に踏板をかけて作ります。

      動画では軽そうに受け取っていますが、何㎏もあり決して軽い物ではありません!

       

      怒涛の組み立て

      ここで3分半!!

      早い早い!あっという間にできていきます。

      屋根までスルスルっと上っていきますが、怖くはないのでしょうか…。

      今回は2人で行いますので、通常とは組み方が違うようですよ。

      下から順番に組んでいくのかと思ったら、端から組んでいっています。

      材料を渡す際に投げながら渡すのですが、狭いところからだと投げられない!

      なので、長い距離を組んでしまうと材料を渡すところが間の隙間になってしまい渡せなくなるのですね。

      2人で行っているので、このやり方がいいようです。考えていますね~。

      屋根塗装があるのでの位置に手すりを入れて上れるようにしています。

      現場毎に組み方が違いますが図面などは見ずに行っているのですよ~。

      経験と事前に行っている足場現調(現地調査)で計って材料を持ってきているのです。

       

      ここで10分経過~。

      2/3ぐらいは終わっているでしょうか…?

      お二人はかなりガチでやっています。社長を働かせたいですからね!

      組み立ては解体よりもやはり時間がかかります。

      水平を見ながら、最後に上手くつながるように考えて行っていますからね。

      さすが職人です。

       

      ここでちょっと早送り~。

      さて、時間は15分過ぎました。

      最後にYouTube用に内柱を作って終わる予定だそうです。

      正面に玄関があるのでその前まで組み、玄関なので人の出入りを考えて1段上げて組んでいきますよ。

      そして最後に根がらみ(横に走っている管)を取ります。

      玄関ですので、人が出入りするための配慮です。

      足場はもの凄~く頭働かせて組んでいるのですよ~。

       

      ここでまたまた早送り~。

       

      22分経過!

      ちょっと終わりが見え始めました。

      動画を見ていると、とても簡単そうに迷いなく組んでいるのですが、とにかく頭を使う作業です。

      これを何も見ずにできるなんて本当に職人さんはすごいですね!

      さてラストスパートですので、ブレ止めを付けていきます。

      筋交(すじかい)とも呼ばれ、横の揺れをある程度軽減してくれる優れもの。

      ユラユラするのを無くしてくれるそうです。

      確かに付けただけで揺れが止まっている!

      これ、ぜひ動画で確認してくださ~い。

      本当に軽減されていますよ。

      そしてスルスルと、また屋根に上がっていきます。

      本当にびっくりするくらい簡単に上っているのですが、これ絶対素人にはできませんよ!

      職人だからできるワザだと思います。

      ブレ止めも付けて、さぁ仕上げです。

       

      ここで26分経過!

      ちょっと焦ってきました~。

      手摺を一本受け取って、屋根を歩いて奥へ進みます。

      もしかしたら、これ付けたら終わりなんじゃないですか?

      慎重にいきましょう。斜めに手摺を置いて…。

       

      「終了です!」

       

      終了宣言でました~!終わりで~~~~す。

      そして気になるタイムは?

       

      27分27秒!

       

      チャレンジ成功!完璧に終わりましたよ!

      見事30分以内に足場を組むことができました!

       

      さぁ、社長登場です!

      タイムを伝えましょう。反応が楽しみです。

      「時計を止めてるだろ?」

       

      ちょっと~社長~!それはないですよ~!

      材料渡しをしていた下にいた職人さん、いい汗かいてます。

      組んでいた職人さんは涼しい感じで仕事を終えて、さすがプロです。

      「上で偉そうにしてただろ?」

      なんて、社長おっしゃってますけど…。

      ちゃんと罰ゲーム受けてくださいね!

       

      では、チャレンジ成功していますので、罰ゲームの労働をしていただきましょう。

      残りの一面を手伝うと、おっしゃっています。さすが、社長!男前です!

       

      動画はここで一旦終わりですが、社長が手伝うレア動画がその後続きます。

      自ら材料を運ぶ社長、なかなか様になっていますよ。

      なかなかお目にかかれない足場を手伝う社長が見られます。

      さて、社長のお手伝いはいかがでしたでしょうか?

      良い働きっぷりに見えましたが、職人さん曰く

      「扱いづらいっすね…」とのことでした~!

       

      そうですよね~。心中お察しいたします…!

      お疲れ様でした!

       

      足場鳶のお仕事、お分かりになりましたでしょうか?

      本当に30分で組めましたね。素晴らしいです!

      よどみなくサクサク組める秘密は、やはり足場現調(現地調査)にあるそうですよ。

      しっかり事前に現場を確認して、どのように組めばよいか、材料はどれぐらい必要かなどきっちり決めて、作業にあたるそうです。

      職人魂が見えましたね。

       

      次回のご紹介は「シーリング工事」についてです。

      これから梅雨時に雨もたくさん降りますからね。

      気になる工事の紹介動画を見ていきます!

       

      では、また見てね~。

    5. ガイドブックを請求してみよう!その気になる中身は?

      塗替え道場ってどんな会社?

      今まで防水の内容をかいつまんでお伝えしてきましたが、今回からは趣向を変えていきますよ!

      YouTubeシリーズと題して毎回、この「塗替え道場」が配信している「塗替え道場TV」の内容を一挙、ご紹介!

      このHPの左側にある「塗替え道場TV」はご覧になったことはありますか~?

      実は毎日、配信されているのですよ!

      たくさん内容がありますが記念すべき第1回目は、ためになるガイドブックについての動画を見てみたいと思います。

      ガイドブックの中身をご紹介している動画がこちら!

      ↓↓

      ★累計5000部以上!脅威の塗替え道場ガイドブックがついに登場!★

      こちらの動画の内容をご紹介していきま~す。

       

      資料請求すると何がもらえるの?

      まずは中身をご紹介していきますね!

      資料請求をすると、「塗替え道場ガイドブック」がご自宅に送られてきます。

      見積もり依頼でも同じ物を差し上げていますよ。

      そして、その中身はというと…。

      ①小冊子「業者選びの秘訣」

      ②虎の巻「塗装の基礎知識」

      ③施工事例集

      ④会社案内「外壁塗装専門店・塗替え道場」

      ⑤ミニレター「塗替え道場新聞」

       

      以上の5点が黄色い大きな封筒にセットされていて、とてもボリューム満点。

      これ、全部無料!

      大事なことなのでもう一度言います。

       

      無料でもらえま~す!

       

      とってもためになるものが入っていますよ。

      では、1つずつ説明していきますね。

       

      ①小冊子

      著者は我らが社長、小林勝庸

      この動画に出演して話している男性が小林社長です。

      よどみなくスラスラ喋っている様に見えますが、緊張しているそうですよ。

      職人している頃は全然、喋れなかったので喋り慣れてきたら本を書こうと思ってあたためてきた内容ですので、ぜひお手に取って欲しい!

      実は読む順番があるのですが、まずはこの「小冊子」を先に読んでください。

      小冊子の表紙にもそう書いてあります。

      これを読んでから②虎の巻を読んでいただきたいです。

      第一章~第五章までの構成になっていて読み応えたっぷり。

      外壁塗装の工事は塗料によっては100万円ぐらいかかることがよくあるのですが、決して安い買い物じゃないですよね?

      「しっかり勉強してから工事依頼をするべき」、と作られたガイドブックになっているので、悪徳業者に騙されないように基礎知識を入れていただければと思っています!

       

      第一章・本当の職人魂とは

      最近は本当の職人さんが少ないな、感じるのでそういったことをまとめてあります。

      職人とはこういうもの」ということが書いてあるので、じっくり読んでみてください。

       

      第二章・こんな悪質業者はやめておけ

      ここが、結構ためになるところ!

      業者選びをする時にぜひ参考にしてほしいことが書いてありますよ。

      まずは「訪問業者って本当に大丈夫?」というところ。

      10年ぐらい前は訪問販売業者が多くて、ひどい業者も多かったそうです。

      今はそんなに見かけなくなりましたが、騙されたりすることはまだありますので、注意ですよ。

      次は「工程表を出さない業者は要注意」ということですね。

      工程通りに進めていない可能性があるということは、手抜きをしているかもしれません。

      それを見破るためにも工程表は必ずもらった方がいいですよ。

      それを渋るような業者はおすすめしません。

      そして最後は「専門の技能者が在籍する業者を選ぼう」です。

      やっぱり専門職ですので、技能者に施工してもらいたいですよね。

      技能者がいるかどうか先に聞いておくのがベストです。

       

      第三章・値段について

      ここが一番、聞きたいポイントではないですか?

      まずは「一式でいくらなのか」を確認しましょう。

      プランが選べない」といったことがあると後々、追加工事費がかかる場合があります。

      また、「諸費用の内容確認を怠るな」というのも大事なところですよ。

      特に「追加工事の可能性は最初に必ず確認!」です。

      例えば、元々塗ってあった塗料が悪くて、下塗りを剥がさなければならない場合。

      その下塗り剥がす工程を見積もりに入っていないからと追加料金を請求する業者もいたりします。

      でも、塗替え道場は違いますよ!

      そういった追加は請求しません

      足場を架けて、しっかり点検して、不具合のある場所は事前にきっちり相談する。

      そういう風に施工をしています。

       

      第四章・優良企業

      最優良企業はここで決まる、ということを紹介しています。

      施工中の写真はしっかり撮ってくれるか?

      施工現場でのお客様の声は公開されているか?

      このHPにも施工事例を載せていますので、たくさんの方に見てもらえていますよ!

      そして「さまざまなトラブルに迅速に対応してもらえるか?

      塗替え道場では見積もりスタッフと現場管理をするスタッフを分けています。

      やはりアドバイザー(営業)が現場を管理するのは限界があるので、アドバイザーとプランナーの2人で管理をしているのです。

      細かいご要望にも応えられるよう、ニーズに迅速に対応できるようにしています。

       

      第五章・保証書の有無

      確認してほしいところは「保証書はしっかり発行されているか?」です。

      もし、「保証年数を増やしますよ~」という業者がいたら、保証プランがどこまでしっかりしているかを見てください。

      ただ年数が長くても、細かく保証されていなければ意味がありません。

      例えば、塗替え道場では雨漏りは何年、シーリングの切れには何年、外壁のめくれには何年、というように細かく設定してあります。

      他の業者さんの保証とぜひ比べてみてくださいね。

       

      ②虎の巻

      次、虎の巻のご紹介。

      これには一般の方に向けて、分かりやすく、塗装の基礎知識をこの一冊にまとまたものです。

      内容はというと、「塗料の水性・油性の本当の違い」や「設計単価表について」などです。

      この「設計単価表」というのは、メーカーが出しているもので、塗料がこれぐらいでいくらと決まっています。

      これは半分や1/3の量で施工する業者がいるのですが、「下塗りをどこまでやっているのか」、「上塗りの主剤をちゃんと入れているのか」と心配です。

      そういったことを、他社の単価表と比べてみてください。

      もし、大幅に違っていたら、「おかしい」と疑っていいと思いますよ。

      他には「メーカー・塗料の紹介」をしています。

      こちらは年に一回ぐらい更新しているので、最新のものを見られますよ!

       

      ③施工事例集

      ④会社案内

      ⑤ミニレター「塗替え道場新聞」

      この3つは会社と現場の宣伝です。

      塗替え道場はこんな会社、というのが分かるものになっていますので、読んでみてくださいね!

      今までの施工数は4000件ぐらいありますので、経験豊富です。

      施工事例集にはもちろん、そんなに載っていませんが工事で伺ったお宅のビフォーアフターを載せていますので分かりやすくなっていますよ。

      そして、塗替え道場新聞は年に数回発行しているものなので、最新情報満載!

      カラーで、施工事例や現場写真なども載っていてカッコいい作りになっています。

      社内の様子なども載せていますよ。

      毎回自信作なので、ぜひご覧くださ~い。

       

      でも、資料請求なんてしたら営業電話がいっぱいかかってきそう

       

      しつこく連絡が来るんじゃないかと、思っている方たくさんいますよね。

      ご心配なく!

      そういった営業電話は致しません!

      しつこく勧めたりしません!

      年に一回くらい、ハガキを差し上げていますが、それ以外の営業連絡はしません!

      なので、安心してこのガイドブック請求してください。

       

      駆け足でガイドブックについてご紹介しましたが、詳しい内容は動画をチェックしてみてください。

      資料請求はHPの右側のバナーをクリック!

      ぜひご利用くださいね。

       

      次回もYouTubeシリーズでお送りします(^_-)-☆

       

    6. 防水施工の劣化はどこから?

      劣化には種類がある!

      防水施工には被膜防水のウレタン防水・FRP防水、そしてシートを貼っていくシート防水がメジャーなもの。

      今まで、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどをお伝えしていますね!

      施工するのに最適な時期や、トップコートの種類などでよく登場していた再施工をする際の大きなトラブル、「劣化」を今回は取り上げてみたいと思います。

      目に見える劣化が現われたらメンテナンスや再施工のサイン、と言われていますが、実際はどんな状態を劣化とみなすのでしょうか?

      それぞれ劣化には種類・特徴があるのですが、トップコートの塗り直しで済むぐらいの劣化や、完全に「アウト!」なものも…!

      この状態が出たらメンテナンス、と思えるものをご紹介していきます。

      早く見つけて、最適なメンテナンスを行いましょう♪

       

      膨れ・浮き

      目で見て分かる劣化といえば、膨れ浮き剥がれ、そしてクラックと呼ばれる「ひび割れ」があります。

      まず膨れですが、ウレタン・FRP防水などの被膜防水の素地と被膜の間に水が溜まってしまう、というものです。

      どこから水が入ったのか、と気になるところですが膨れている物は撤去して補修しないといけません。

      全体的に膨れがあるようなひどいものは大規模修繕となりますので再施工となるケースが多くみられますが、小さいものは撤去後にその部分だけ補修をすれば大丈夫なケースがあります。

      雨水の侵入口があっての漏水ならば塞がないといけませんが、建物の湿気や水分が出てくる下地の場合は特に起こりやすい劣化なのですよ。

      気温が上がった時にあって、下がると無くなるような場合と、常に膨れている場合があるのですが、どちらも下地と密着していないことで起こります。

      膨れ部分を剥がして、下地をきちんと不陸調整して施工すれば補修完了です。

      この膨れ、密着工法でよく起こる劣化ですので何度も出てくるようならば、絶縁工法がおすすめ!

      きちんと再施工しなおせば今後は起こりにくくなりますよ。

      絶縁工法は下地の状態を気にせず施工が可能ですので、建物の湿気で膨れが起こる時などにとても有効なのです。

       

      「被膜防水だけの話?」

      「うちはシート防水だから関係ない?」

       

      いいえ、シート防水にも「浮き」と呼ばれる劣化現象が起こります!

      やはり密着工法で起こるものなのですが、シートの間に水分が入って膨れてきたり、浮きあがってきたりするのです。

      これが出てきたら、メンテナンスを考えた方がいいですよ。

      部分的に補修もできますが何度も繰り返し出るいくつも出てくる、とういうような時は絶縁工法での再施工をおすすめします!

       

      クラック・剥がれ

      次に多い劣化は「クラック」と「剥がれ」です。

      クラックとは「ひび割れ」のこと。

      表面にひびが広がり、そして剥がれてくることがあります。

      その隙間から雨水が侵入して雨漏りに繋がるのです。

      トップコートの表面だけがひび割れているのなら、トップコートの塗り替えで済むのですが、防水層までひび割れている場合は再施工になってしまいます!

      被膜防水に多い、劣化なのです。

      ひび割れは放置しておくとどんどん広がり、やがて防水層まで傷めてしまいます。

      もちろん、工事代も高額になりますよ!

      メンテナンスをかかさず、早期発見で適切な処置をしましょう!

      このひび割れはシート防水にもあります。

      材料の塩ビシートは「可塑剤(かそざい)」というものが添加されているのですが、この可塑剤は経年により失われていくのです。

      可塑剤は柔軟性を持たせるためのもので、ホースや輪ゴムといったものにも使用されています。

      この可塑剤のおかげで柔らかく曲がるのですね~!

      輪ゴムを引っ張った時にブチッと切れたことはありませんか?

      これは可塑剤が失われたことで起こるのです。

      塩ビシートもこの可塑剤が経年で徐々に失われていくことで、ひび割れを発生させるのですね。

      なので、シートに寿命があるというわけです。

      そして剥がれは、シート防水に多く起こる劣化。

      被膜防水にもトップコートの剥がれるという劣化があります。

      剥がれが現われたら、トップコートの塗り替え時期と思ってください。

      そのままにしておくと紫外線でどんどん傷み、防水層までダメになってしまいますからね。

      シート防水の場合は、シートが破れたり、剥がれたりしたことで雨水が侵入して雨漏りしてしまうのです。

      また、破れなどがなくてもシート防水はつなぎ目が劣化して、そこから雨水が侵入するケースも多く見られます。

      何枚もつなぎながら施工しているので、どうしてもつなぎ目は劣化が出てしまうのです。

      シート防水のデメリットともいえる場所ですね。

      暑い時は伸びて、寒い時は伸縮するシートの塩ビシートの特性上、避けられない劣化ではあります。

      経年と共にどうしても起こる劣化ですので、このような状態が現われたらメンテナンス時期ですよ!

      放置はしないように、雨漏りする前に対処しましょう。

      そして、つなぎ目以外で劣化が目立つのは、ドレン周りやパラペット(低い塀壁)の立ち上がりの部分。

      端っこというのはどうしても処理が難しく、劣化につながりやすいのです。

      腕の良い職人に施工をしてもらいたい場所ナンバーワンですよ!

      末端処理がきちんとできる職人を抱えている業者にぜひ依頼してほしいです。

      メンテナンス時には、こういった場所から確認して劣化を見つけてください。

       

      草木の成長

      久しぶりに屋上を見に行ったら、なんだか見慣れない物が…。

      端っこのパラペットの付近に緑色のものが揺れている?

       

      「もしかして草が生えている~~~!?」

       

      種も土も無いのになぜ生えているのでしょうか?

      こういった屋上を見たことありませんか。

      風で種が飛ばされて屋上に着地するのは分かるのですが、土など栄養も何もないのになぜ生えてくるのか、不思議ではないですか~?

      それはなぜかというと…があるからなのです!

       

      水がある=雨水が溜まっている

       

      もしかして、シート防水のシートの剥がれた所や、ドレン周りの隙間などにが溜まっていませんか?

      緑色のが生い茂ったりしていませんか?

      植物が生えているということは、そこに水分があるということなのです。

      そういった水分が雨漏りの原因となります。

      草が生えていたらメンテナンスを考えてみてください。

      今、なんともなくても水分があるということは分かっているので、そのままにしておくといずれ雨漏りしてきてしまいますよ!

       

       

      衝撃によるダメージと鳥害

      「穴が空いている!」

      「シートが破けている!」

       

      このようなシート防水のシートの穴や、破れを見つけたらすぐメンテナンスですが、これらの穴や破けは、なぜできるのでしょうか?

      何もないところに穴が空くわけはないですよね…?

       

      「屋上に滅多に行かないのになんで?」

      「誰も歩いたりしていないのに」

       

      この穴を空けている犯人はちゃんといます!

      それは…!

       

      風などで飛ばされてきた石やゴミ、そしてです!

       

      台風の時のような強風で石やゴミが飛ばされて当たったことで穴が空く・破れる、ということがよくあります。

      シート防水で使用されるゴムシートは1.2~2mm、塩ビシートでは1.5~2.5mmぐらいのとても薄いシートなのです。

      衝撃に弱いため、石などが当たると破れることがよくあります。

      また、鳥のくちばしでついばまれたことで穴が!

      鋭いくちばしで突くので、穴が空いて破けてしまうのです。

      鳥害の被害はよく目撃されていますので、知らない間に穴が空いていたらのせいかもしれませんね~。

      定期的に確認をして穴や破れを見つけましょう。

      被害を最小限にするためには劣化をいち早く見つけることが大事です。

       

      次回からはYouTubeシリーズと題しまして、「塗替え道場TV」の内容をご紹介していきます!

      ためになる情報や思わず笑ってしまうことまで、さまざまな内容をお伝えしてきますのでお楽しみに~☆

    7. 見た目も美しい!トップコートの役割とは?

      最後の仕上げはトップコート

      防水工事に欠かせないトップコート」。

      メンテナンス時などにもトップコートの塗り替えなのか、再施工なのか、と度々登場しますよね?

      見積もりにも防水施工にセットになって、載っているかと思います。

      このトップコートは思っている以上に大切な物で、するのとしないのでは雲泥の差があります!

      雨漏りをさせないためにもトップコートをきちんと施工しておくことがとても大事になってくるのですよ~。

      今回は「トップコート」について詳しくお伝えしていきます。

      この知識があれば、次のメンテナンス時に役立つこと間違いなしです!

      ぜひ、覚えておいてくださいね

       

      そもそもトップコートってなに?

      トップコートそのものには防水性能がないことをご存じでしたか?

      上から塗ればそれで「雨漏りが止まる」というものではないのですね~。

       

      「何のために塗るの?」

       

      実は防水層を守る「保護」の目的でするものなのです。

      防水層は雨水の侵入を防ぐために塗っていますよね。

      その上にトップコートを塗るので、何重にもなっているのです。

      ベランダなどに防水層を何度も塗って作っていき、その上からまたトップコートを塗って仕上げます。

       

      「塗らないとどうなるの?」

      「その分、お金がかかるでしょ?」

       

      防水工事をする際にトップコートだけを塗るという工事も確かに存在しているので、別料金なイメージがあるかもしれないですね。

      しかし、新規で防水工事をする時や防水層の再施工の場合はトップコートを塗るまでが、工事にセットされています。

      それだけ、「トップコートを塗る」ということは大事な工程で、省くことはできないのです。

      ベランダなどの屋外は、常に直射日光に晒されていてダメージを受けやすい場所。

      紫外線によるダメージが何よりも強いのです。

      そこに雨風によるダメージも加わりますので、防水層に劣化が生じてきます。

      ダメージが進むと当然、雨漏りしやすくなりますので気がついたら「家の中に雨水が侵入していた!」となるのです。

      雨漏りのような気づきやすい症状ならばいいのですが、内部に染み込み腐敗の原因になっていたら大変!

      大切な家屋がどんどん傷み、住めなくなってしまいますね。

      そうならないためにも、防水層を「守る」ということが必要になるのです。

      しかし「トップコートさえしておけば劣化がでなくて安心」ということではありません。

      防水性能はトップコートにはありませんよ。

      トップコート自体にも寿命があり、塗り替えが必要なのです。

      毎年やらなければならない、というほど軟なものではないのでご安心ください!

      メンテナンスが大変なものではないですよ~。

      だいたいの寿命は5年ほど。

      防水層自体の寿命は10年ぐらいなので、途中でトップコートの塗り替えが出てきます。

      5年ぐらいのスパンならば、そんなに面倒と感じるほどではないですよね。

      もちろん、雨漏りなどのトラブル発生時はすぐ対処しないといけませんよ。

      まだ、そんなに年数経ってないから~」と放置してしまうのが一番、良くありません。

      何も無くても、5年ぐらいでメンテナンスをして家屋を守りましょう!

       

      被膜防水には絶対必要!

      防水工事にはウレタン防水・FRP防水といった、塗り重ねて施工する被膜防水が主として行われていますね。

      防水層を塗って作るので、手間も時間もかかり、施工する職人も熟練度が求められます。

      特にFRP防水は「防水施工技師」でないと施工が行えません。

      施工が難しく、キレイに仕上げるのが大変なのです。

      これだけ大変な施工ですから、その状態をキープしたいですよね!

      なので、トップコートは必ずしないといけません。

      紫外線が防水層をダメにしてしまうので、ベランダなどは特に気を付けなければならないのです。

      FRP防水は主材料がプラスチックのため、紫外線にはめっぽう弱いですよ!

      トップコートで保護をしておかないと、あっという間に劣化してしまいます。

      防水層がダメになってしまうと、再施工になりますので工事費用も桁違いに…。

      まして、雨漏りまでしてしまったら損害は大変な物です。

      そんなことにならないように、トップコートはケチらず必ずしましょう。

      実はこれ、DIYでも可能です。

      たったこれだけの劣化で業者に頼むのも面倒だな…」と思ったならば、劣化している部分だけトップコートをして、しのぐことできますよ。

      節目のメンテナンス時期の前に、劣化を見つけた時ならば「とりあえず」で行うことをおすすめします。

      もしかしたら、防水層が劣化しているかもしれません!

      見ただけでは分からない不具合が生じている可能性がありますので、必ず業者にメンテナンスを依頼して、きちんと見てもらってくださいね。

      さて、トップコートですが、いろいろなメーカーが作っていて材料の違いで値段も変わってきます。

      ウレタン防水で一般的に広く使用されているのが「アクリルウレタン系」です。

      使用寿命は5年ほど。

      そして「フッ素系」のトップコートもあります。

      耐用年数はなんと10年

      フッ素はとても高性能なので、長持ちしますよ。

      しかし、高額なのであまり一般化していません。

      業者に頼む際もどちらがいいか、よく相談してみてください。

      メンテナンスを10年しなくてもよいのはとても魅力的ではありますがその分、高額。

      業者にも勧められることもあるかと思います。

      日当たりがよく、紫外線の劣化が心配であるならば、この丈夫なフッ素はかなりお勧めです。

      しかし、本当にこの場所に必要なのかどうか、よく考えてみてくださいね。

      FRP防水の場合は「ポリエステル系」と「アクリルウレタン系」の2種類あります。

      ポリエステル系は新築工事によく使用され、割れやすいので再塗装ではあまり使用されません。

      主にアクリルウレタン系をメンテナンス時には使用されます。

      伸縮性に優れているので、割れにくい性質があるのでほとんど、塗り直しにはこちらが使われていますよ。

      どちらも5年ほどで塗り直しが必要なものなので、劣化を見つけたら「そろそろかな」と検討してみましょう。

      トップコートを塗布しても、10~12年ぐらいがFRP防水の寿命になります。

      その間に5年スパンでメンテナンスがあると思ってください。

      これを怠ると、防水層まで傷める結果になってしまいますから要注意です。

       

      シート防水にも大活躍

      「うちの屋上はシート防水だから関係ない」

      「被膜防水でないなら必要ない?」

       

      いいえ、そんなことはありませんよ!

      シート防水もトップコートをすることで、寿命をグン!と伸ばすことができるのです!

      合成ゴムや塩ビを主材料とするシート防水ですが、高度な技術で施工をします。

      このシートをきちんと保護して状態をキープできるようにするためにはトップコートが不可欠。

      水性タイプのトップコートを使用します。

      こちらも5年ほどで塗り替えが必要となりますが、他の防水工事と同じスパンでのメンテナンスなので、「扱いが面倒」といったこともないのでご安心を。

      トップコートを塗らない場合もあるのですが、日当たりが良い場所は紫外線で劣化が進みますので塗った方が長持ちします。

      紫外線はどの材料にも損傷を与えますので、屋上などは特にチェックしていかないといけませんね!

      遮熱効果もあるので、ぜひ点検して塗り替えをしてください。

       

      トップコートにスポットを当ててお伝えしてきました!

      するのとしないのでは、明らかに差が出ますので家屋を守るためにもぜひメンテナンス時にはトップコートの塗り替えをしましょう。

      塗り替えをするだけで、防水層を守れるのでメンテナンスにかかるお金も安く済みますよ。

      再施工にならないように、業者にきちんと見てもらってくださいね。

      次回は「劣化の種類」についてご紹介です☆

    8. 防水はどんな会社に頼むといい?~建設会社~

      建物を建てるプロは雨漏りを直してくれる?

      建物を建設するのが建設会社でゼネコンという呼び名もありますね。

      ゼネコンとは建設会社のことでGeneral Contractor(ゼネラル・コントラクター)からきています。

      総合建設業者のことを差し、建設の全てを請け負います。

      ビルや商業施設、その他公共工事など何でも手掛けている建設会社ですが、もちろん住宅も手掛けていますよ。

      大きいところから小さいところまで会社の規模は様々ですが、分譲マンションや建売住宅などの物件を手掛けており、デベロッパー(売主の不動産会社など)の下で、建築を行います。

      スーパーゼネコンなどと呼ばれる、大手の建設会社もありますね。

      CMなども良く流れていますので、きっと名前もご存じだと思いますよ!

       

      「でも、うちはそんな超有名なスーパーゼネコンの施工じゃないな…」

       

      小規模の建設会社でも大丈夫!

      きちんと施工した建物に対して、責任もってトラブルに対処してくれますよ。

      なので、マンションなどの集合住宅の場合は特に、建設を手掛けた建設会社に連絡をとるとスムーズなのです。

      戸建ての場合も同じです。

      まずは施工した会社に連絡しましょう。

      物件を購入して売買契約を交わした後に、取扱説明書などの書類と一緒にアフターサービスについての書類も手渡されます。

      困った時はここに連絡」となっているのが一般的で、管理会社に連絡の場合も。

      管理会社に連絡した場合でも、そこから建設会社に連絡がいくのできちんと対処してくれるはずですよ。

      なので、全く自宅の建設に関わっていない建設会社に依頼をするのではなく、まずアフターサービスの窓口に連絡をするといいのです。

       

      「それで肝心の雨漏りは直してくれるの?」

       

      対処はもちろんしてくれます。

      防水専門店や塗装専門店に依頼した場合と何が違ってくるのでしょうか?

      どういう風に進んでいくのか、お伝えしていきま~す。

       

      1.そもそも現場の品質をわからない監督が多い

      アフターサービスの連絡先が分からない

      どこの建設会社なのかが分からない

       

      こういった場合でも、ともかく雨漏りを止めたいので施工ができる業者に依頼しないといけませんね。

      では一般の建設会社に直接依頼はできるのでしょうか?

      修理依頼すること自体は可能です。

      しかし、建設に携わっていないので分からない、というのが本音でしょう。

       

      「建物の作りなんて全部同じでしょう?」

       

      「マンションの作りなんて違いがない」

       

      そう思いますよね~?

      実際はそれぞれ違い、設計図を見ないとどのように作られているか分からないのも事実。

      だいたいの構造は同じように決まった手順で行われますが、設計図・施工計画書に沿って行われるものなので、その設計図がなければ細かい部分は分かりません。

      見ただけでは予想はできますが、内部までは分からないので設計図が必要になります。

      たぶんこうであろう」とあくまで、予想で修理計画をたてなければなりませんので、荷が重いかもしれませんね。

      当然、修理をしてもらうこちらとしても、そんなあやふやな感じで担当されるのは、不安です。

      そして、それを担当する現場で指揮をとる監督が、頼りない人物であったら、どう思いますか?

      建設会社では、現場経験が少ない担当者がリニューアル工事や、リフォーム工事を担当することがよくあります。

      新築物件の担当ばかり務めてきた現場監督がリニューアルやリフォーム部門に移動することが建設会社ではよくあることなのです。

      実際の現場監督としての経験が少なかったり、部下に任せっきりであったりと品質を理解していない監督も少なくありません。

      もちろん、全ての建設会社がこのような体制を取っているわけではありませんし、担当者が現場を理解していない人ばかりではありませんよ!

      しかし、こういう頼りない監督が担当をすることもよくあること。

      そのような監督が防水屋さんを連れて、雨漏り現場を見に来ても原因を突き止めるのは難しい、というわけです。

      元受けである建設会社が下請け業者の防水屋さんを連れて雨漏り現場を見に来ます。

      防水屋さんは監督に従い、言われた通りの施工をするのですが、指示をするのは監督ですので、この指示が的確でないと、漏水を止めることができませんね。

      これは当然の結果

      建設を携わっていないので分からない、というのは仕方がないことではありますが、それなりにキャリアもあるのに、分かっていない監督も結構いるものなのですよ。

      防水施工そのものをきちんと把握していて、経験も豊富な現場のことを分かっている監督に見て欲しい、と思いますよね~?

      このようなことを避けるためにもまず、アフターサービスの利用を考えてみてください。

      また、デベロッパー(売主)に確認をとることも可能ですよ。

      自宅を購入した時に戸建ての建売やマンションの売買契約書に、必ずデベロッパーの会社名と施工会社が記載されているはずです。

      書類の見直しをして、どこに依頼すべきか確認をしてみてください。

      施工会社、管理会社、デベロッパー、この三社のどこかしらで必ず対応してくれるはずです。

      管理会社でもデベロッパーでも、担当した建設会社に連絡をしてくれるので関係のない別な建設会社が見に来ることはありません。

      図面を見ながら、当たってくれますので安心ですよ。

      また、金額もアフターサービスとして扱ってくれることがほとんどなので、無料であることもあります。

      これはとても嬉しいですね!

      もし費用がかかったとしても、安い料金で施工してくれます。

      ごまかされて騙される、なんてこともありません。

      それだけでもかなり安心ですよね。

      なので、関係のない建設会社に依頼をする前に確認をすることをおすすめします。

       

      2.金額が高くなることが多い

      「書類も手元に無くて、施工会社が分からない!」

       

      その場合はとにかくどこかに依頼して、工事をしてもらわなければいけません。

      では、建設会社に依頼をした場合、金額はどのくらいなのでしょうか。

       

      安いのでしょうか?高いのでしょうか?

       

      金額は高くなることが多い」と言わざるを得ません。

      なぜかというと、建設会社に依頼をするとその内容にあった業者を手配し、その業者と一緒に建設会社の監督が現場確認にきます。

      つまり、下請け業者に頼むわけですね。

      そこで監督と防水業者が施工計画を立てて、それに見合った見積もりを防水業者が建設会社に出し、建設会社が顧客に出す、という流れになります。

       

      元請け(建設会社)→下請け(防水業者)→孫請け(職人)

       

      このように下請けがたくさん続き、中間マージンがかさむ仕組み。

      直接、防水業者とやり取りを進めるわけでは無いので、金額が高くなるのですね。

      時間もかかります。

      下請けに聞いてから、返事をするわけですからすぐに回答がきません。

      間に建設会社が入る以上、仕方のないことではあります。

      しかし、建設会社に依頼したからと言って悪いことばかりではありませんよ。

      雨漏りの場所が複数である」、「特定できない」といった時など、あらゆる業者に見てもらえます。

      サッシから雨漏りしている時ならばサッシ屋、屋根は屋根職人、外壁ならば塗装業者とそれぞれに合った施工業者があてがわれるのです。

      いっぺんに複数の修理ができるのならば、新たに別業者を探す必要がないので負担が減りますね。

      もちろん、それぞれに見積もりが出るので金額が高くなりますが今回、本当に必要な工事なのかよく見極めることが大事です。

      分からない監督に現場を見てもらっても、漏水の穴を塞ぐ程度の施工しかしないようでは根本的な解決とは言えませんよ!

      原因を探って完全に修理をしてもらうようにしましょう。

       

      建設会社といっても、いろいろな会社があります。

      規模も実績も違いますので、信用できる建設会社に見てもらいましょう。

      次回は「トップコート」についてお伝えします♪

    9. マンション大規模修繕 外壁塗装前にしっかり修復!

      こんにちは!

      ここ最近は真夏のような日差しになることも・・・(^▽^;)

      大規模修繕における現場では、水分補給がとても大事な季節となってきました。

      今回のブログでは、外壁塗装前に欠かせない修復のお話をしたいと思います!

      クラックをそのままにしてはいけない

      外壁にできるヒビ割れのことをクラックといいます。

      クラックを放置しておくことは建物に悪影響を及ぼし、老朽化を早めてしまう原因につながり兼ねません。いくらそのあとの塗装に力を入れても、基礎ができていないと品質は低いままになってしまいます。

      そんなクラックにも種類はさまざま。

      まずは特に業者に頼むべきとされている、危険なクラックの種類をみていきましょう。

       

      ■構造クラック

      地震などによる揺れによって外壁材に影響を及ぼし、建物の構造的な欠陥となってしまうもの。基本的に、幅0.3mm、深さ4mmの以上のクラックは、基礎の補修が必要です。

      これは表面だけでなく内部の鉄筋にまで届いてしまっている危険な状態なので、できるだけ早く業者さんにみてもらうようにしましょう。

      ■乾燥クラック

      外壁工事の際、塗料の乾燥過程で発生する幅の狭いひび割れのことです。

      ■ヘアークラック

      幅0.3mm以下の髪の毛のように細いひび割れのこと。塗膜の劣化や塗料の乾燥時間が足りなかったことが原因で起こりやすいクラックです。

      Uカット補修のおこない方

      このようなクラックの補修に利用されるのがUカット補修です。適用されるのは0.3mm以上のクラックがある場合。0.3mm以下の場合は、シール工法というものでおこなうのが一般的です。Uカット補修は、クラックに沿ってU字のように溝を掘り、そこにエポキシ樹脂を投入していく方法です。

      1、フィラー処理

      その他、フィラー処理という補修方法も有効的です。フィラーとは、超微粒子セメントであり流動性も抜群な優れもの。クラック部分を水で濡らしてから、フィラーを少し盛り上げるように仕上げていきます。硬化後はその盛り上がりを削り、綺麗に仕上げて補修が完了。Uカット補修より手間がかからず、比較的短時間でおこなる補修方法です。

      2、 エポキシ注入

      Uカット補修やシール工法に比べて、クラックの深層部まで補修できるのがエポキシ樹脂の注入です。構造上主要な壁や壁面を貫通している大きなクラックの場合に有効です。

      ただし、この補修が直接耐震強度に影響するかどうかといったら、そうではありません。あくまで、保護剤の欠落防止につながる工事なので躯体とは別になってくることを忘れてはいけません。

      3、爆裂補修

      そもそも爆裂とは、クラックから雨水が侵入しコンクリートの建造物に錆が生じたことにより、コンクリートが膨張して押し出された状態になること。これを放置すると、建造物自体がもろくなってしまうので早急に補修が必要です。まずは発生してしまった錆を落とし、鉄筋を露出させてブラシなどで錆を落としていかなければなりません。原因は錆なので、錆止め塗料などを塗布し、防錆処理をおこなっていきます。防錆処理後は建築材料において仕上げの役割を担うモルタルを塗布し、綺麗に整えていきます。

      4、タイルの浮き修復

       大規模修繕がはじまり、建物全体の調査が行われたときに想定外の不具合が発見される場合があります。その中でも多いのが、タイル浮き・剥離です。外壁としてとても見栄えのいいタイルですが、剥離してしまうと、住人や通行人の方にケガをさせてしまうことも考えられ、大変危険です。タイルの浮きは特に手抜き工事によって施工された場合に多く見受けられます。

       

      ■修復は注入をおこなう!

      タイルの浮きが確認された場合は、目地(タイルとタイルの間の部分)の部分に穴をあけ、接着剤を注入するのが基本です。しかし、その浮きが広範囲に及ぶ場合はタイル全体を張り替えなくてはいけません。

       

      ■浮きやひび割れたタイルには新規張り替えを

      全体の張り替えを行う際でも、どの部分にどれくらいの量を注入するかという工法に気を遣うことが大切です。

      タイルは、綺麗な状態を保つことでその建物の安全性も確保しています。こまめに綺麗に修復していくことで、部分的な張り替えで済むこともあるので、本格的に劣化する前にしっかり補修をしていきましょう。

       

      ■同じ色・デザインのものを特注する

      張り替えるにしても、既存のタイルと同じものでないと美しくありません。タイルは1窯で大量生産が可能なので、今後のためにも多めに発注しておくと良いでしょう。

       

      つなぎ目の隙間を埋めるシーリング工事

      外壁塗装をするうえで、シーリング工事も欠かせません。

      建物の外装にできるちょっとしたつなぎ目の部分(目地)にシーリング材注入することで、雨水やほこりなどが入ってくることを防ぎます。

      1、外壁目地(打ち継ぎ目地・スリット目地等)

      打ち継目地とは、コンクリートの継ぎ目の部分のこと。シーリング材を充填するための目地は、打設時にあらかじめ作られるようになっています。それに対して構造スリットとは、コンクリート構造のフレームにしなやかさを持たせるために柱と壁、梁と壁の縁を切るために設けられるものです。

      2、タイル目地

      タイル目地とは、タイルを貼り付けたときにできる部材同士の隙間のこと。ここにもシーリングを充填することで、タイルの剥がれなどを防ぎ外壁を綺麗に保つことができます。

       

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    ご連絡お待ちしております。お電話でも承ります。塗替え道場フリーダイヤルCall:0120-168-373受付時間【月~土】9:00~19:00【日】9:00~18:00

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