塗替え道場の小林です。
私のブログ更新定着してきましたが、今日は外壁塗装の落とし穴について書かせていただこうと思います。
外壁塗装をみなさんされる方されない方いますが、本当に外壁塗装は必要なのでしょうか??
正解は必要です!
塗装屋だから書くわけではありませんが、外壁塗装は本当に必要です。
外壁塗装をしないお客様というか戸建もたくさんありますが、正直に書くと絶対に塗装しなければいけないということではありません。
私自身が外壁塗装を商売としていうのでなかなかはっきりと書きずらいですが、事実はそうなのです。
外壁塗装しなければ絶対に雨漏れするや外壁が落ちてくる、などは幻想のまた幻想です。
し・か・し!!!
外壁塗装をしないと外壁は必ず劣化します。詳しく書くと外壁が劣化するのではなく外壁の表面に付いている塗料が劣化します。
そして必ず惨めな外観になります。
だだ外壁が惨めな感じになるだけなら外壁塗装なんかしないっという方もいます。
しかしそれではせっかく数千万円で建てた家も悲しい状態になってしまうでしょう。
また!!
だだ惨めな外壁になるだけではなく、外壁の躯体部分、素地に必ず悪影響を与えます。
サイディングの外壁でよくビスの部分にヒビが入っているのは外壁の塗料の劣化かシーリング部分の劣化により外壁材素地部分に水が回っているからです。
しかし!こうなっても外壁から雨漏れするとは限らないのが建物です!!
あくまでも雨漏れする可能性が上がっているだけであって必ず雨漏れする状態とは言えません。
正直外壁塗装の必要性よりも絶対的に必要な対策は何と言っても
- シーリング(コーキング)工事
- スレート屋根(カラーベスト)の塗装工事です。
シーリング(コーキング)の必要性については正直何度も書いているのでしつこいと思われますが、屋根について
スレート屋根(カラーベスト)については一度水を吸ってしまう状態になったらもう終わりです!
先ほども書きましたが外壁の塗料の劣化くらいではすぐに雨漏れの可能性は低いでしょう。水は上から下へ流れる性質上、外壁に少しくらいの劣化が現れてもそれほど危険ではありません。
外壁自体、何重にも雨漏れしないような対策が施してあります。
もちろんスレート屋根(カラーベスト)についても何重にも雨漏れ対策はしてあります。なので屋根の塗料が劣化して素地が現れたくらいですぐに雨漏れするわけではありません。
しかし!
しかしです!!
屋根のスレート材(カラーベスト)が一度水を吸って劣化してしまうと、雨漏れしなくても素地が反ってしまったり、割れたり、またスレート材(カラーベスト)の下にある防水紙自体がダメになったりします。
もちろん一度ダメになった屋根の素地は私たちの塗装ではもうダメです。
私たちも何度か見積りの状態で塗装ではダメで屋根を葺き替えたり、カバー工法で工事をしたりと大変な状態になってしまいます。
屋根塗装では30万円で収まる工事も100万円を超えてしまいます。
しっかりと10数年に一度屋根の塗装をして入れば屋根のスレート材(カラーベスト)は50年でも持ちますが、このような状態になってしまったらただの金食い虫に成り代わってしまいます。
あまり危機感を煽るとほれみろ塗装屋と言われそうですが、上記の内容は事実です。
それでは屋根だけ塗装します。という方もたくさんいますが、正直足場を組んで屋根だけ塗装するというのもなんか私たちも申し訳ないのが事実です。
みなさん今日はこれくらいでまた次回、塗装のお話お楽しみにしておいてください。
塗装屋の社長でした!!!