塗り道場の小林です。
今日は外壁塗装の適正金額について書きたいと思います。
以前も書かせていただきましたが、外壁塗装とは言っても外壁塗装以外に多くの工事があります。
- 外壁塗装工事
- 付帯部塗装(トイ・軒天・水切り・帯・雨戸など)
- シーリング(コーキング)
- 足場
などです。
以前、外壁塗装やトイ、足場など細かい金額を書かせていただきましたが、今回は会社によって金額が違うお話を書こうと思います。
外壁塗装や防水工事を扱う会社は大きく分けると4つになります。
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外壁塗装専門店
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リフォーム会社
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住宅メーカー
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建設会社(ゼネコンや工務店)
今はアマゾンでも外壁塗装を販売するようになりました。
また比較サイトのような紹介サイトもたくさん増えてきました。
私たちも一時期比較サイトには登録していましたが、正直比較サイトは中間マージンを取るのに工事の責任は取らない。
また比較サイトような所に登録されている会社さんはほとんど審査もない状態なので、全部の会社さんが悪いとは思いませんが値段を下げて品質の低い工事をされる会社さんもあるので正直、価格一辺倒になりやすい傾向にあります。
その価格がお客様の喜びにつながればもちろんいいと思いますが、外壁塗装のような労働集約型ビジネスは塗装の知識のないお客様ほど失敗してしまうと思います。
話を戻して4つの業態を簡単に説明すると
リフォーム会社
たくさんのリフォーム会社さんが塗装をしています。下請け会社に仕事を振るから全て悪い訳ではありませんが、基本的に下請け会社に丸投げのことが多いのでどうしても工事代金が高くなる。もしくわ、安い値段で工事をしてくれたとしても中間マージンが発生するので工事に当てられる金額が安くなってしまいます。
しかし私が思うに一番の心配はリフォームの営業マンが塗装の知識が不足することだと思います。基本的にリフォームの営業マンはすべてのことを覚えなければいけません。
もちろん素晴らしい塗装の知識を持った営業マンさんもたくさんいると思いますが、リフォームの営業マンはキッチン、お風呂、トイレ、増改築など細かいところでいうと窓や扉、洗面など多くのことを覚えなければいけません。
それでは本当に良いものを提案できるかは正直疑問ですし、仕事の管理もできるのか不安が出ます。
今ではリフォームも水回り専門店、エクステア専門店など専門性の高い会社が増えてきたように思います。
どんな仕事でも専門性は不可欠な時代になったのではないかと思います。
住宅メーカー
建ててもらった住宅メーカーで塗装される方は本当に多いですが、正直これが一番疑問です。私たちの金額の2倍近い金額で工事をされるのにブランド?と称して依頼している方が大変たくさんいます。
みなさんに聞くと
- 保証が延長されるから
- 大手だから安心
- 建ててもらった会社だから建ててもらった建物のことに詳しい
などです。
しかし本当にそうでしょうか???正直工事をするのは職人です。私も何社か住宅メーカーの仕事をされてる会社さんを知っていますが、素晴らしい会社ばかりではありません。
素晴らしい塗装店さんも、もちろんたくさんいますが、やはり営業マンの塗装の知識不足が原因の工事依頼書のせいで施工業社も泣かされているケースがたくさんあると思います。
建設会社(ゼネコンや工務店)
建設会社さんの中には本気で外壁塗装をしてる会社さんもたくさんあります。
しかしマンションやアパートなどを専門としてる会社さんが多く、なかなか戸建の塗装までやっていないのではないでしょうか?
工務店さんなどは昔から地域の中で昔からの塗装職人を外注として扱っている会社さんもたくさんあるので、いい仕事をするとこもたくさんあると思います。
外壁塗装専門店
やっとここまできました。書き出したら結構長くなってしまいまいましたがみなさんも読みだれしちゃうかもしれませんが最後までお読みください。
外壁塗装専門店は私たちのような会社ですが、やはり餅は餅屋だと思います。
私たちの会社はまだまだ歴史も浅い会社なのですべてが良いとはもちろんかけませんが、毎日毎日塗装ばかりやっている会社です。
またお客様と直接の取引に慣れている会社さんは色々な問題も起こして成長していると思います。
私たちの会社も毎年毎年、多くの問題が起きます。
近隣とのトラブル、工事の不良、保証期間中の問題など、また管理体制の問題もたくさん起こります。
しかし、やはり塗装専門店は多かれ少なかれ、年間に工事をする数ずば抜けて多いと思います。
色々な不具合に遭遇して対処法を学ぶ中会社の基礎力がどんどんあがっていきます。
私たちの完全に宣伝になりますが私たちの会社も外壁塗装工事や防水工事を年間に600棟以上こなします。
その中では多くの問題も発生します。
外壁の塗料が剥がれた。
- 足場の組み立て時に物損した。(電柱を倒したこともあります・・・)
- シーリング(コーキング)が切れた(剥がれた)
- 外壁の色を決めたのに思った色と違った
- お客様の思った品質と違った
など書き出したら切りがありません。しかし一つ一つ解決というか、改善をして仕事の品質を上げ、お客様とのギャップを埋めここまでやってきました。
外壁塗装専門店の特徴なので私たちの会社のことばかり書いてもいけませんが、どんな会社でも日々努力をしていると思います。ネットや口コミが広がる今の時代、正直一生懸命企業努力をしていない会社はすぐに潰れてしまうと思います。
だからこそ外壁塗装に集中して努力、改善をしている会社に他の企業が勝てないのではないかと思います。
先ほどリフォーム会社のところにも書きましたが今は水回りなど専門店がどんどんできてきました。
それだけ一つの職種に集中して企業努力をしていかなければ生き残れない時代になったのだと思います。
話は長くなりましたが・・・
外壁塗装の見積りはぜひ私たちにやらせてください。楽しみにしています!
追伸、「タイトルの外壁塗装の適正金額」についてですが、金額が出る前に長文になりすぎました。
また次回金額について詳しく書かせていただきます。楽しみにしておいてください。